ドキュメンタリー

ドキュメンタリー「ピリオド~羽ばたく女性たち~」視聴感想

ピリオド

アカデミー賞を受賞したNetflixオリジナルドキュメンタリー映画「ピリオド~羽ばたく女性たち~」を見ました

受賞スピーチで「生理を扱った作品をアカデミーが評価してくれるなんて!」とおっしゃっていたのが印象的だったのですが、同じ女性として興味深い内容だったのでぜひ見ようと思っていました。

ドキュメンタリーということで、本作を見た感想をネタバレなどは気にせずに語っていこうと思います。ご了承下さい。

作品情報

配信:2018年 Netflix 本編26分

ジャンル:ドキュメンタリー

監督:ライカ・ゼタブチ

協力:ロサンゼルス オークウッドスクールの生徒たち

活動:The Pad Project

予告編

日本語字幕付きの予告編はNetflixにあります→Netflix「ピリオド~羽ばたく女性たち~」(誰でも無料で予告編はご覧になれます。)

ここでは、英語字幕付きの予告編を共有させていただきました。

生理はタブーというインドのある田舎で

この村の女性たちが女性であることを不自由に感じていること、そして今回のテーマである生理を“ないものと考えている”地域の様子がリアルに伝わってきました

男の子たちは“生理”自体知らない。

生理中はお寺で祈祷できない。

生理中は使い捨ての布をあてるだけ、交換が不自由で学校を諦めた女性もいた!

・・・当たり前の生理現象をなかったことにされてきた女性の不自由さがひしひしと感じられました。

格安ナプキン普及の道

本作はナプキンを普及させる活動を国際的に行っている「The Pad Project」や、ナプキン製造販売で村の女性たちが自立と収入の両立を手に入れられるようマシンの出資を手伝ったロサンゼルスの学生たちの活動があったようです。

格安ナプキンが作れるようマシンを開発した方にもインタビューしていて、現在のインドでのナプキン普及率は10%ほどとのことでした。

格安だと使いやすく普及しやすい。

普及すれば女性たちの生理中の活動が制限されることも減っていくのは明らか

これまでそれに向き合ってきづらかった土壌があったんですね。

自信と自立

製造販売を始めたことで村の女性たちの自立が加速し女性であることへの不自由さを減らしていくことができる様子が見えてきました。

ある女性は稼いで警察学校の学費にする夢を抱いていて、ある女性は弟にスーツを買ってあげたことをとてもうれしそうに語りました。

家事・育児・畑仕事すべて“働くこと”ではあったのだけれど、お金を稼ぐことで得られた男たちからの敬意や自信と喜びを彼女たちから感じました

さいごに

本編26分と短い作品時間の中で、タブーに触れることの勇気とそのことによって生き方が広がる人たちがいるということを改めて実感しました。

生理という言葉を口にすることすら恥ずかしがっていた女の子や、うすうす分かっていてもナプキンのことを女性用の生理の時に使うものだと言えない叔父さんなどの姿をみて、ここがスタート地点だったんだろうなと感じました

どの人もどんな人も、ありのままを受け入れて生きられる世界であってほしい、そう思うことは人権を守るということにつながっているんだなと感じています。

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