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ALMOST HUMAN ハマり度☆好きやったよ
DVD-BOX
●2013-14年 アメリカFOX  全13話
●クリエイター:J.H.ワイマン J.J.エイブラムス
●出演:
カール・アーバン(ジョン・ケネックス)
マイケル・イーリー(ドリアン)
リリ・テイラー(サンドラ・マルドナド警部)
ミンカ・ケリー(ヴァレリー・スタール)
マイケル・アービー(リチャード・ポール)
マッケンジー・クルック(ルディ・ロム)
●視聴:2016.10.17-10.24 AXN

●Story
2048年、テクノロジーは格段に発展し、
それに伴い犯罪もより悪質化、高度化してしまっていた。
警察ではアンドロイドを導入し、警官の安全を強化しようとしていた。
優秀な警官ジョンは検挙現場で爆発に巻き込まれ意識不明に。
2年後目覚め、奇跡的に現場に復帰したジョンは
高性能知能を持つ旧式アンドロイドドリアンと組むことになった。
S1 レビュー
1-3話  ~9  ~13  完
近未来、アンドロイドの警官が導入された世界
感情を理解するアンドロイドと激熱刑事のバディもの
結構楽しく見ました。好きやったなぁ~この二人。

人気クリエイター二人が組んだ本作は、設定がなかなか面白かった。
各話のエピソードも、今から32年後ならあるかも!というような程よい未来感で、
そこに、遺伝子操作で生まれたクロームの方たちや
マシンである高性能のアンドロイドが共存しているというSF感が加味されています。

凝ったSF設定で刑事もの、しかも人情あふれるバディの関係など
さらりと楽しみながらみるにはもってこいだったんだけど、
残念ながら、本作は1シーズンにて終了となってしまっています。

激戦のアメリカドラマ界ゆえに、評価・採算に対する判断はシビアなんでしょうね~。

ジョンが待ち伏せにより相棒を失い、自身も長い昏睡状態から目覚めて
事件解決のヒントを求め、記憶を取り戻そうとしていた事件の解決は見ることはできず、
舞台設定として広げられていたウォールの外の存在や
高性能の感情を持ったロボットを作る技術をさらに進めようとしている博士のその後
そんなあたりはもう描かれないままなのが残念かな。
続編があったら見たんだけど。

それでも、こんな日常を彼らはこれからも積み重ねていくんだろうな、
という温かいものを感じた最終話に満足。

ポール役で出演の「The UNIT」のグレイ役で愛着あったマイケル・アービーさんにも
レギュラーキャラで久しぶりに会えたしね。



2016.10.24
13(最終)話でいいコンビね

新種のドラッグによる副作用の死や
猟奇殺人に見せかけた有機物用3Dプリンターで作られた遺体など、
究明し、解決していくジョン達。

最終話は、汚職警官の濡れ衣を着せられたまま殉職したというジョンのお父さんの
名誉回復となる事件でした。
犯人に誘導された冤罪を生んだことで、真犯人を追っている最中、
犯人とつながっていた警察内の証拠保管員による物品横流しにたどり着き
罪を着せられていたことが判明しました。

正義に対する揺るぎない信念と強い行動力、精神力で生きてきたジョン。
ドリアンがいたからこそ、病み上がりの体でここまでこれた。

チームから信頼を得てきたドリアンは上層部からの面接で任期更新を受けうれしそう。
相棒としての評価を示してくれたジョンときっとこれからも
いい仕事をしていくでしょうね。

2016.10.19
9話まで面白く見てるよ

凝った設定を肩ひじ張らず見られるエンタメ。楽しく見てます。
ジョンとドリアンのペアはかなりしっくり来ていて、
結果を出している部分は否めないから、同僚たちからも認められ始めてます。

過去に暴走したことがあるからとお払い箱になった形式のアンドロイドのドリアンより
ジョンのほうがキレやすくて要注意(笑)

そんな彼らは、ドリアンの生みの親である天才博士と組むことになった事件が発生。
博士はドリアン型がお払い箱になった後、巨額の負債を背負い、
一念発起して世に出した軍事向けアンドロイドのお披露目式でアンドロイドによる大虐殺が発生し
以来表舞台からは姿を消していた人でした。

証拠保管室に収められた戦闘型アンドロイドの頭部が盗まれ、
回収のために博士と組んだジョン達。
だけど、実際のところ、すべての騒ぎは博士が仕組んだことで、
博士は当局に没収されていた研究の”核”であり結晶ともいえる
ロボットに心を持たせ個性を育てることができる「シンセティック・ソウル」を
回収することが目的だったようです。

近未来に起こり得そうなリアルな設定や犯罪の数々が毎話描かれてます。

2016.10.17
3話までバディものやね

2016年の今から計算して32年後の近未来が舞台。
ロボットテクノロジーが飛躍的に進歩した時代の警察での様子を描くアクションもの。
能力は高いが無茶をするせいで周囲を振り回す警官ジョンと
その相棒となったマシーンのドリアン。

より人間らしい感情や行動を行う学習能力を備えたドリアン型は一度は警察に投入されたものの、
相棒となった警官が扱い切れない場合は危険が伴うとして、
今ではプログラミングしたことだけを遂行するMXと呼ばれるロボに切り替わっています。

そのドリアンはジョンとはベストマッチな相性。
二人の会話は対等なベテラン刑事同士を思わせる雰囲気で、
現場での判断や状況に合わせてジョンの必要な情報をすぐさま引き出し、
行動に移すときは並外れた機動力と判断力を阿吽の呼吸で発揮します。

1話1事件を描く完結型でとても見やすいので、
引き続き見たいと思います。