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宮廷女官 若曦 ハマり度☆面白かったしね
DVD-BOX1

DVD-BOX2
●2011年 中国  全35話
●演出:リー・クォックリー
●原作:トン・ホア「歩歩驚心」   
●脚本:ワン・リージー
●出演:リウ・シーシー(馬爾泰若曦)
ニッキー・ウー(第四皇子) ケビン・チェン(第八皇子)
アニー・リウ(若蘭)他
●視聴:2015.11.5-12.1  LalaTV 他

●Story
2011年、張暁は恋人との痴話げんかの最中に感電事故に遭い、
300年前の清朝康煕帝の時代にタイムスリップしていた。
西域の軍幕を仕切る馬爾泰家の次女若曦のとして目覚めた彼女は
第八皇子の側室としてあがっている姉若蘭の居室で
戻れる方法も分からず暮らさざるを得なくなった。
皇子たちの末路を知っているだけに、様々な思いがよぎるのだった。
レビュー
1-6話  7-12  13-18  19-24  25-30  31-35完
評判通りの面白さ
女子好みのツボをおさえたラブストーリーだった
華流は今のところ、サイトを始める前に見た作品を含め3作ほどしか
完走できてなかったんですが、本作は面白く見ました。

主人公はいきなり清朝康煕帝の時代にタイムスリップし、
馬爾泰家の若曦という令嬢として300年前の時代を生きます。

康煕帝の15人以上いる皇子たちのうち、歴史に名が残る皇子との親交を深め
恋人として、友人として愛され大事にされ、
生きざまや考えを受け入れてもらいながらなんと皇帝雍正帝から愛し愛され
思いあいながらも別れそうして清朝時代を去るのです。

身分の高い皇子からもれなく愛されるんだから乙女心は満足満足。
主人公の言動が理解できない事もあることはあるんだけど、
中国の感覚というか国民性なども加味されての脚本なんだろうということで
そこはスルー。

それでも次が気になる面白い作品でした。
あまりの人気で本国でシーズン2が作成され、
現代へと輪廻してきたあの時代の人々との物語が描かれたそうです。
S2の評判はいまいちなので、余裕があればちらっとでも見ようかなというくらい。
本作が面白かったから、どうしても比べちゃいますよね~。
複雑な婚姻関係や身分による力関係から生まれるドラマは現代では難しいものね^^

実はこの作品の前にみたドラマにハマり過ぎてほかの作品に食指が動かなくなる
いわゆる廃人状態だったのだけど本作のおかげでリカバリーできました。。
面白い作品でした。


2015.12.1
35(最終)話まで面白かった

八賢王と呼ばれた第八皇弟。
彼がいかに身をひそめようと、彼への追及の手は緩めない陛下を恨んで
正室の明慧が若曦に直談判。
その言葉がもとで若曦はショックのあまり流産し、もう子が産めない身体になりました。

その言葉とは、十三皇子が10年軟禁され、四皇子が政治から退いたあのきかっけを作った
皇太子醜聞流布は、第八皇子と恋仲だった時に”四皇子に注意しろ”と言った
若曦の言葉を重視しての策略だったこと。

流産で怒る陛下が第八皇弟に糟糠の妻明慧と離縁しろと命令を下し、
一族の命を救うために受け入れた夫人は、愛する夫と生きられない絶望から焼身自殺。
若曦は第八皇子よりも、自分が一番の原因だったと陛下に告白し、
前皇帝の詔だった第十四皇子との婚姻を受け入れ、紫禁城を出ることになりました。

若曦を手放したくないけれど、妃としても登録しておらず、前王の遺詔となれば覆せない。
十四皇弟は若曦の気持ちを理解して受け入れました。
若曦の身体は衰弱の一途を辿り、回復が見込めないほどに衰弱。

陛下を想い続け、会いたいと待ち続けた若曦だったけれど、すれ違い再会できないまま
十四皇弟に寄り添われて息を引き取りました。

自由な心を持つ若曦と立場ゆえに行動一つ一つが大きな意味をなす紫禁城の主。
結ばれなかったけれど、心は互いを求め続けました。

息を引き取った若曦は現世の病院のベットで目覚めました。
ネットで自分が去った後の彼らの様子をうかがう張暁。
そして清朝の文物を展示する博物館で、康煕帝の皇子たちが茶を飲みながら談笑する絵に
若曦の姿を見つけ、確実に自分が存在していたのだと確認しました。

振り返ると、そこには陛下に瓜二つの男性が・・・。
涙があふれる張暁だけど、もちろん彼にはその意味が分からない。
もし彼に陛下の魂が宿っているなら現世で結ばれたいところです。

2015.11.30
30話まで権力の渦の中

病は悪化の一途を辿り陛下は危篤に。
陛下付きの護衛部隊の長であるロンコドによって、陛下の寝所は閉鎖され、
危篤の一報を聞いて寝所に入れたのは第四皇子。
陛下が息を引き取るや、ロンコドが
”陛下がこと切れる直前、次の王は第四皇子に任せる、
すぐにでも即位しろとのお言葉があった”と宣言しました。

陛下の崩御を見守った側仕えたちは一週間の監禁を受け、
その間第四皇子は王としての基盤を固めてしまいました。
ロンコドは第四皇子の人間、予めこの計画は立てられていたようです。
病床にある陛下から、次期王は十四皇子と決めたから力を貸してやれ
と言われていた第四皇子。皇位を狙う一大好機をもぎ取りました。

反発しようにももう手遅れの第八皇子たち。
十三皇子を軟禁へと追いやった罪を許さず、
また、裏切ろうとする者を誅殺する新陛下雍正帝は、
国の基礎を立てなおす激務をこなしつつ、反対勢力が育つ芽を摘む。

晴れて陛下と結ばれた若曦だけど、側室にはなるつもりはない様子。
今でも側仕えの宮女として常に一緒にいられる関係になっています。
だから幸せなはずの若曦なんだけど・・・

長年恩を受けた前陛下の宦官の李に陛下が毒を飲ませて自害させ
また、洗濯局の長だった張氏も残酷な目に遭って宮を追われたと聞き
自分に関わる人が不幸になったと悲しみます。

そしてさらに、実の妹のように十数年を過ごした女官玉檀が極刑を受け
その彼女が第九皇弟(ここからは王の兄弟という呼び方になります)
を愛するがゆえに密偵となって潜入していたと知りました。

早くから彼女が密偵であることを掴んでいた陛下。
度重なる警告を無視し、今回、陛下の息子第2皇子をそそのかして親子を不仲にし
また、第八皇弟と若曦の関係を利用していたことも陛下は知っていて
これ以上許さないという結論だったようです。

陛下の子を妊娠しているものの、虚弱体質の上にストレスの負荷が大きい若曦。
紫禁城の中に平穏は無いと再確認するばかりです。

2015.11.29
24話までやっぱり見ちゃうな~

皇太子の素行は良くなることはなく、その報告は陛下の耳に。
ただそれが第四皇子による風聞流布だと聞かされた陛下はお怒りに。
全く身に覚えのない第四皇子は否定するも証拠がない状況で
第十三皇子が濡れ衣を被って第四兄を守り抜きました。
歴史では第十三皇子が今後十年軟禁される事に。

十三皇子への罪悪感と、彼の思いを無にしないためにも政から身を引いた四皇子。
若曦との結婚の約束は保留とし、農耕への学びを深める生活に
周囲の第四皇子への疑念は払拭されました。

結局皇太子は廃位され、皇太子の位は空位のまま。
野心に焦りが見える第八皇子は、陛下への贈り物の失態を理由に
政務に関わるなとの勅命を受け、ついに俸禄も止められるなど、
皇位への希望は無くなったと内外に示されることになりました。

こうして陛下に重用されるようになったのは第十四皇子。
素直で明るい十四皇子は国境地帯の戦に将軍王として派遣されるなど
準皇太子の処遇で皇位が見えてきた。

陛下は寵愛する若曦を年も近く仲の良い十四皇子と結婚させようとしたのですが
若曦はそれを断ったため、勅命に背いたこととなり洗濯局へと下されました。
重労働の職場でも生き残る若曦。

十四皇子が戦場で戦績を上げる中、陛下は政務を四皇子と執り始めました。
王の仕事に対しての姿勢や方向性が合うというのが一番の理由。
体調が思わしくない陛下は、皇太子が行う祭祀を四皇子に任せました。

十四皇子も四皇子も同腹の兄弟。
お母さんである妃はどちらかというと愛嬌のある十四皇子を溺愛気味。
四皇子が皇位を継いだら親子間は穏やかではいられないだろうけど、
そこはうまくやってくれそうな、やっぱり風格のある四皇子。

歴史上では陛下康煕帝はこの秋崩御すると知っている若曦。
食欲の落ちた陛下が欲したのは若曦の茶菓子。
若曦は陛下のそばへと戻ってきました。

十三皇子が軟禁されて早や10年、
いよいよ、時代が変わるときが近づいてきました。

2015.11.17
18話まで面白く見てます

なんだかんだと面白い本作、
折り返し地点に来ていよいよ歴史動く渦中へと若曦は突入しそうです。

第八皇子と両思いを確認し、行幸から宮へと帰ってきたら、
そこにはリアルな現実が・・・。
いづれ失脚してこの世を去ると分かっている第八皇子といえども、
愛しているなら16年ほどの時間を大切にすることはできたはず、
でも若曦は第八皇子との決別を決意してしまいました。

3度目の行幸で蒙古王から、敏敏姫の亡き双子の姉に作った
という飾り宝石を受け取った若曦。
蒙古王のの後ろ盾や陛下の覚えめでたき若曦の存在を見て
皇太子が娶りたいと言いだし状況は一変。
失脚の時が近いと知っている若曦は時間を稼いで凌ぎました。

ただ、このままでは意に沿わない縁談を命じられる可能性があると実感した若曦。
彼女が自分を受け止めてほしいのはなんと第四皇子でした。

第八皇子の求婚を断った理由として、複数の夫人の間で夫を取り合うのはいや、
などと理由をあげているものの第八皇子より年長の第四皇子に
夫人がいないとは考えられない。
若曦としては、いづれ皇位を得る第四皇子の将来性だけでなく、
彼独特の若曦の心の底まで見抜くような目に畏敬と安心感を無意識に抱いていたようです。

第四皇子の若曦への好意は間違いないので、
この後どうやって結ばれていくのか、興味あります。

2015.11.12
12話まで魅力ある物語

王様つきのお茶係として手腕を認められ、人柄も気に入られた若曦は
茶房の主任に昇進し安泰の毎日。
城外への行幸にも同行するほど信頼されています。

宮内では皇太子の節操のない言動が度重なって廃位の危機が訪れ、
八賢王と呼ばれ臣下や皇子たちから慕われる第八皇子を皇太子に推す
という動きも活発化し緊迫の局面も迎えました。

歴史上、第八皇子は政争に負け失脚、非業の死を遂げ、
第四皇子がのちの雍正帝として即位することを知っている若曦。
自分が何をしても歴史が変わることはないとも分かっています。

第四皇子は冷静沈着で表情にあまり感情を表さないものの、
愛情は深い、そんな第四皇子は若曦を思い始めたようです。
行幸の際、若曦に乗馬を教えていた最中あの第四皇子が
キスをして気持ちを表すという情熱的な一面もみせています。

ただ、若曦は最初から印象が良かった第八皇子への恋心が数年経っても消えず、
とうとう第二回目の行幸に同行した際、
第八皇子の思いを受け止めることにきめました。

若曦に幸せをもらう第八皇子。
こののち廃位が撤回された皇太子が改めて廃位され、
次期皇太子に誰を立てるかの政争がこれから渦巻くことを知っている若曦は
今を大切にしようと決めたようです。

2015.11.9
6話までどんどん見ちゃうね

あちこちで評判がいいと聞いていた本作、タイミングが合ってみてみました。
1話が日本ドラマくらいの尺で
しかも展開もテンポも早いためか次次と見てしまいたくなる作品です。

第一話、あっという間にタイムスリップするところからスタート。
登場人物が多いけれどキャラクター設定がはっきりしていてすぐに覚えられ、
ストーリーにすんなり入れています。

さて、第八皇子の側室若蘭の妹若曦として目覚めた張暁。
宮内を歩いていると、第八皇子の正室の妹明玉に権勢を笠にいびられたり、
末路を歴史で知っている有名な皇子たちと出会ったりと、
こっちの世界に順応するしかなくなりました。

300年後の現代の風を持つ自由な若曦の行動は無謀に見える一方で、
機転も効き、もとは26歳の彼女には分別もあり、
皇子たちと友達になれたりもでき、評判は上々。

そんななか、王の後宮入り選抜がいよいよ始まり、若曦もリストいり。
けれど、若曦を思い始めていた第八皇子や、
彼女の気風を理解している第十三皇子などのヘルプもあり
一旦宮女として王のお茶係に落ち着きました。

惚れぬいて側室に取った若蘭の愛は得られないまま、
妹の若曦に特別な思いを抱く第八皇子の寵愛を得ようと
正室の明彗も動きます。今後彼女がどうなっていくのかも気になるところ。