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HOUSE of CARDS
野望の階段

Note
配信:Netflix
シーズン1 2013年 全13話 / シーズン2 2014年 全13話
シーズン3 2015年 全13話 / シーズン4 2016年 全13話
シーズン5 2017年
レビュー
シーズン1


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HOUSE of CARDS
~野望の階段~
シーズン1
ハマり度☆なかなか^^
シーズン1Blu-rayBOX
●2013年 アメリカNetflix  全13話
●製作総指揮:デヴィッド・フィンチャー ケヴィン・スペイシー
●出演:
ケヴィン・スペイシー(フランシス・アンダーウッド)
ロビン・ライト(ケイト・アンダーウッド)

●視聴:2017.1-2.21 BSフジ

●Story
新大統領誕生、功臣ともいえる大きな役割を果たしたフランシス。
国務長官の座を約束されていたはずが、
いざふたを開けてみるとその約束はホゴにされていた。
憤慨しつつ、裏切りを許さないと復讐の手を打つフランシスは
着実に大統領に向けた復讐の階段を上り始めた。
野望の階段とはぴったりのサブタイトル
有能で野心家のフランシスの卑劣だけど憎めないキャラが良い
動画配信サービスが隆盛を誇り始めた昨今、
すでにアメリカではこの「ハウス・オブ・カード」のように、
オリジナルのドラマを制作、独占配信することで契約者を獲得してきた雄がNetflixでした。

独自の路線を持つオリジナル作で、しかも全13話を一気視聴でき、
おまけにあのケヴィン・スペイシーが主演かつ製作指揮もとっていた骨太作品ということで
評判を聞いては「なるほど」と感じていたものです。

BSフジでの放送でようやく視聴が叶いました。(Netflix契約すれば早いんですが^^:)

さて、主人公フランシス。
有能なんですよ~、奥さんもフランシスの野望の終点を分かっていてまさに同行者。
腹心の部下も阿吽の呼吸。
弁舌なめらかで物事の優先順位の決め方が抜群にうまい。

だけどもちろん人間的に弱さもあり、器の小さいところがあってときには感情的にもなるんだけど、
かなりきわどい手を使ったりしつつ、完全劣勢にならない見極めが優れていて
リカバリーができているという感じ。

せっかく尽力して新大統領を誕生させたのに、
約束されていた国務長官の座を反故にされたフランシス。

横取りしていった国務長官を法案がらみで失脚させ、
次にねらう副大統領の座を我が物にするために
動かせる駒をすべて使って”副大統領の席を空”にしていきます。

政治がらみのネタが欲しい新人記者のゾーイ・バーンズを釣って利用し、
依存症に苦しむ訳アリのスキャンダル議員ピーターを捨て駒に使います。

いよいよ副大統領の座ゲット、目前というところでシーズン1終了。
フランシスとの関係がこじれたゾーイは、”ピーターの自殺”のウラにフランシスの影を察知しています。
ピーターと接触した元娼婦の女性の存在、
その女性がフランシスの腹心ダグとつながっているところも掴みました。

ピーターがどうやってこの窮地を抜け出すのか、抜け出せないのか?
シーズン2へと続きます。

本作では、フランシスが重要な対談中優位に立っているときなど、
視聴者に向かって腹の内を吐露して来る演出があります。
これ、結構好きなんですよね~~^^
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