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幻の客室10号室にあったとされる約100のオブジェクト(物)たちは、 それぞれが不思議な力を持っていた。 ジョー・ミラー刑事がある事件の捜査過程で偶然手に入れたモーテルの鍵。 それは“オブジェクト”の一つで、ありとあらゆるドアを開けば、 謎の10号室と念じた場所に行けるというパワーをも持っていた。 (WOWOWプレミアより) |
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●放送:2006年 アメリカ 全6話(オリジナルは3夜SPだったもよう) ●キャスト:ピーター・クラウス(ジョ・ミラー刑事) ジュリアナ・マルグリース(ジェニファー・ブルーム) ●視聴:2009.1.23-24 WOWOW ●Story ジョーは捜査過程で手に入れた鍵が、どことは分からないがあるモーテルの10号室につながり、そこからまた鍵を使えば念じた場所へと移動できるものだと知る。 この鍵は”オブジェクト”と呼ばれ、元はこの10号室にあったという100以上の"オブジェクト”の一つだという。 それぞれの”オブジェクト”は何らかのパワーをもっており、それぞれの”オブジェクト”同士は引き合うという。 だがそれらの”便利”なパワーはそれなりの代価を払わせるものでもある。 ジョーはこの鍵を狙うイタチとよばれる男に娘をさらわる。 救出の際に鍵を使ってあけたドアに娘だけ逃げ込だところをイタチにドアを閉められ”リセット”されてしまう。 どこかで生きている娘を探すため、ジョーは10号室の謎にも向き合うことに。 |
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まさにRPGの面白さ 幻の10号室への鍵が織り成す不思議な冒険劇 |
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面白かったわーー! オブジェクトが持つパワーや組み合わせの面白さ。 それ自体が持つ謎。 それらを、娘を助けるという動機を抱えた正しく勇敢なジョーが一つ一つ解明しながら目的に到達するんだから面白くないはずないですね! ただ、でもでもそれってあれれ・・・???っていうような適当な設定もあったりはするんだよね~(笑) 保管庫へのヒントとなる「写真」。 あ保管庫って「所有者」の人が用意したものでもなさそうでしょ?オブジェクトにあらかじめ写真があるのっておかしくないかい? なんかその辺の説明あったかな? それとラスト、”もう誰も10号室のことで迷わないように”ってジョーが「鍵」を10号室に投げ、リセットさせちゃいました。 とてもきれいな終わらせ方をしたように見えるんだけど、その他のオブジェクトはこっちの世界に残り続け、その不思議な力を巡ってはやっぱり問題は起こり続けそうだし、 ジョーがオブジェクトとなり不死身の体になっちゃって、鍵がなかったら安息の場所すらなく、 今後誰かに代わってもらう可能性もなくなるわけで・・・ そういった今後は野となれ山となれーーみたいな行動を潔いと捉える国民性なのかな・・・ それとも、結局「鍵」は誰かに所有されるべく、部屋の中にリセットされちゃわないのかな? ラストドアが開いて鍵がちらっと映ってたよね~?(笑) 巧妙に組み立てられているように見える内容だけに、甘いところが気になったのは仕方ないけど、そんなこと度外視して、娘が無事帰ってきたかという結果だけを見れば、そりゃ面白い冒険ミステリーでした! |
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2009.1.24 6(最終)話まで④無事娘は戻ってきたわ~~! 入手した数枚の「写真」オブジェクトから、10号室には人がいたことが判明。 その男性は、オブジェクトの「所有者」と見られ、ジョーはこの人こそがプライムオブジェクトだと確信する。 すでに死亡しているならば、オブジェクトを収集している教団の保管庫にそれば安置されている可能性がある。 保管庫への行き方となるヒントがそれら数枚の写真に写っており、そこに到達するには数個のオブジェクトがいる。 その保管庫にあるとされる「義眼」が欲しいカールと利害が一致、共にそこに向かう。 見事保管庫に到達、しかしそこにはジョーの求める「所有者」はなく、カールは義眼と鍵を手に入れてしまった。 カールはオブジェクトが現れた初期の頃にモーテルで行われた実験の映像を持っており、 それと同じことをすることで死んだ息子をよみがえらせたかったのだ。それと引き換えに世界が滅んでもいいという。 ジョーはバスのチケットに記された発地を訪ね、その年にある女性に「夫だ」といって付きまとい逮捕されたという身元不明の男性を突き止めた。 写真は入手したものの、居場所が分からない。 ジョーはオブジェクトの仲買をしている男を訪ね、過去に鍵が使われた軌跡を追ったデータから、鍵が使われないある場所を突き止める。 そしてそこにはあの「所有者」が生きてそこにいた。 幻の10号室の外では決して壊れないオブジェクト。その男性も決して死ぬことはない。 しかしオブジェクト同士が共鳴し引き合う騒音がとても辛いという彼は、オブジェクトを避けてきたのだった。 人々の記憶からは消え、自分の存在意義が見出せない。でも決して神などではない・・・ しかし、娘を戻すには彼が行く必要があり、また、カールの所業をとめられるのは彼しかない。 モーテルに無事到着し、カールは再び扉の中でめぐり合えた息子と幸せの抱擁はできないまま、戻ることはなかった。 そしてジョーは「所有者」から10号室の中でなら死ねる、殺して僕の代わりになってほしいと頼まれる。 そうすればリセットされた部屋で娘と再会でき、部屋からも出られる。 事を終え、娘が無事に戻り、そしてオブジェクトとなったジョー。 最後の仕事は、10号室に入るための唯一のもの「鍵」を部屋におき、リセットすることだった。 |
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2009.1.23 3話まで④ロールプレイングゲームのようだわー! 序章は上記Storyのとおりとても不思議で、しかもそのオブジェクト達がそれぞれがどんなパワーを持っているのかなどなど興味深く、そしてそれに振り回されている人々の滑稽さもあわせて表現されていました! ジョーだけがそのミステリアスなオブジェクトのパワーに翻弄されず、娘を助けることだけを目的としている様が誇らしい。 彼ならこの謎そのものを明らかにしてくれるんじゃないかと期待しちゃいます。 第1のオブジェクトは「鍵」でした。 すべてのオブジェクトが置かれていたというサンシャインホテル10号室。 触れられると一瞬にして飛ばされるバスの「切符」の行き先ニューメキシコのギャラップにそれはありました。 第2のオブジェクトは「時計」。 オブジェクト同士は時に組み合わせによって相互作用をおこし、新たな別のパワーを生むことがあるという。 プライムオブジェクトとよばれる、他のオブジェクトとを結ぶまさに鍵となるオブジェクトを求めていたジョーはイタチの話から、それは置き時計なのではないかと推測、オブジェクト収集家のカールのもとへ行った。 その置き時計とジョーの持つ部屋の鍵では、娘の居所が分かる作用は何もなく、新たなヒントを求めていジョーに早くからオブジェクトを「神の業」として収集する過激な教団らが襲ってくる。 第3のオブジェクトは「くし」。 くしで髪をとかせば、10秒間自分以外を止め固まらせるというもの。これを今は亡き叔母さんからもらったという男性との交流から、そのおばさんが時が来るまで隠しておきなさいといっていた数枚の写真がジョーに手渡されました。 次第に10号室の秘密に近づきつつあると思われるジョー。 かれの娘をなんとしてでも見つけ出して欲しいし、謎を解いて欲しいと思わせる展開です! |