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アシュレイ・ジャド
MISSING
ハマり度☆母の物語
The Complete First Season
[Import]
*注:リージョン1 日本語字幕なし
●2012年 アメリカABC  全10話
●クリエイター:グレゴリー・ポイリアー
●出演:
アシュレイ・ジャド(ベッカ) 
クリフ・カーティス(ミラー) ショーン・ビーン(ポール)
キース・キャラダイン(マーティン)  
ニック・エバースマン(マイケル)
●視聴:2012.9.12-11.3  Dlife

●Story
パリへ留学した息子が消息を絶った。
ベッカは優秀な元CIAエージェント。
異変を感じて息子を救うべくパリへと急いだ。
十数年前、夫が無差別テロで殺害されて以来、必死で守り育ててきた息子。パリの息子の部屋で何者かに襲われたベッカは格闘の末侵入者を殺害。
この侵入者はフランス情報部のエージェントだったことから追われる身になったが昔の仕事仲間のつてを辿りながら何としてでも誘拐犯を突き止めるつもり。
レビュー
1-3話  4-5  6-7  8-10完
有能すぎる元スパイのベッカ
強烈な母の愛が複数の事件を解決したわ
誘拐された息子を助けるためだけに、ひたすら、あらゆる手を尽くすベッカの
愛と根性と、緩めぬ追跡の手に引っ張られて見た10話。

息子の誘拐を追えば、
芋づる式に夫の死の真相や信頼していた恩師の裏の顔、
ひいては現職のCIAが追っていて掴みきれなかった巨大組織壊滅への貴重な一手につながっていた
というストーリーでした。

息子を助けるためという
純粋かつ私情で各国の警察や情報機関をハラハラさせ、指名手配される迷惑なベッカ。
でも一方でそれ以外の思惑が一切ないというのがこのドラマのキモ。
見ている私たちは絶対的にベッカを信頼できるんですよね~。

ベッカのせいであちこちから「何とかしろ」とせっつかれ困らせられたCIAのミラーさんも
子を持つ親であり、家族を危険に巻き込むこの仕事の難しさを実感もしていて
ベッカをどこかで信じているその思いが垣間見えてありがたいんですよ。

この事件が見事解決したおかげで家族を取り戻す事ができたベッカ。
ただ、ベッカを愛し、所属するインターポールにも迷惑をかけつつも危険を顧みずに助けてくれたジャンカルロさん、ベッカの幸せを願ってくれているだろうけど、彼は一体どうなるのよ~
というあたりが今は気になりつつ、まぁハッピーエンドだったんで良しなんでしょうかね~

あ、このドラマの見所はやっぱり麗しいヨーロッパの風景
北欧から最後はアジアの玄関イスタンブールまで、異国情緒溢れるヨーロッパの国々が舞台でしたよ~


2012.11.3
10(最終)話まで結末は家族の再生に・・・

キーマンだったアシモフは「容疑者ゼロ」の傘下にいる男。
夫のポールはアシモフ側の人間かもしれないという疑念はここに来てなくなった。
それはポールが結婚した直後までアシモフ側に潜入していたが、このときに「容疑者ゼロ」の存在に気付き、潜入をおえた後に「容疑者ゼロ」への捜査を続け真相に近づきすぎたために死んだことにして姿を消すしかなかったとのこと。
それはつまり、家族を守るため、ただひたすら遠くから見守るだけの愛。

今回マイケルが誘拐されたのは、ポールが生きていると知った「容疑者ゼロ」側がポールをおびき出すために利用したもの。
核燃料の売買を控えていた「容疑者ゼロ」は一刻も早くポールを亡き者にしようと必死だったわけだ。

彼らを追い詰めたのは息子のためにガンガン進んでくるベッカ。

ベッカはアシモフの息子マキシムと再会。
あの時、父親側で生きることを選んだ自分に後悔を続けていた彼はベッカとポールを助けるために父を射殺。
自身も仲間割れを演出して撃たれてこの世を去りました。
マキシムから「容疑者ゼロ」は他でもないマーティンだと知らされたベッカ。
最後の対決は核燃料売買の現場となりました。

せっかく逃げ出し、ハンガリーの病院でオクサナを見てもらったマイケルは
迎えに来たマーティンに再び拘束されており、売買成立の暁には危うく邪魔者として殺害されそうになっていました。

マーティンと対決したベッカ。決着は自分の手でつけた。
マイケルと抱擁。そして生きていた父に驚き喜びに涙するマイケル。
恐ろしすぎる事件が解決した今、親子が再会し、共に暮らせる日がやってきた。

協力したCIAのミラーさんは追い続けた「容疑者ゼロ」の逮捕と核燃料奪還に成功。
ただし、色々やったベッカの逮捕をもみ消すために核燃料奪還のお手柄は現地警察に譲ったわ。
これから業績を上げてさらに出世しそうなミラーさんです。

2012.10.15
7話まで夫を巡る疑惑は・・・

息子マイケルは本当に勇敢で優しい。オクサナと共に決死の脱走を試みて何とか逃げました。
でもマイケルにとっては初めて人を殺めてしまった経験になってしまったわ。
正当防衛ではあるけど気持ちはそう割り切れないかもね。
マイケルが囚われていたのはロシアの元KGB所属員だったアシモフという男の所有する建物。
ポールはアシモフと組んでいる可能性もある。

ベッカが最初からアシモフらとグルだという筋書きを固めようとするCIA。
その発端はベッカがポールと結婚後に組んで任務に就いたソングバード作戦。
息子を夫の元から連れて来る事を条件として夫の罪を証言する女性のために動いていたのに
その息子が冷酷にも証言者となりうる母を銃殺して逃走され、任務が失敗した作戦・・・。
この息子というのが偽名で通っていたアシモフの息子だったことが今になって分かり愕然とするベッカ。

CIAは長年にわたり、引退したエージェントを裏社会で活躍させる組織を運営しているある「容疑者ゼロ」を追っているんだけどこれはどうやらベッカの恩師である、今は作家のあのマーティンが怪しいような???

2012.9.30
5話までまさかの真相が明かされる

舞台はドイツやクロアチア、そしてまたパリへと移動、すごく風景が綺麗です、(←これが見どころ(爆))

正式な任務でもなく、ベッカを信用もしきれないCIAとしてはベッカが時に敵となるんだけど
個人で無茶に動くベッカがゲットしてくる情報はかなり有用なため、CIAもそれを分けてもらえるから結果オーライ。
ただひたすらに息子探索に動くベッカは、ある意味うまくCIAも利用しちゃってます。

さて、夫が十年前にテロ爆破に遭ったときの監視カメラ映像からオリという殺し屋が浮かびました。
ベッカと長年組んだ師匠ともいえるマーティンから、夫ポールは当時ロシアとつながり国を裏切っていたことを聞かされます。
オリがポールの死に何かつながりがあるとわかって接触を試みたけれどオリは殺害され、
逃げた犯人を追ったベッカは愕然! そうその犯人はポール。
夫は生きていたんだ。

ポールがある銀行に口座と貸し金庫を持っていることが分かり中のものを巧妙に強奪したベッカ。
最終的な目的は不明ながら、ポールが息子マイケルの拉致の何かを知っていることは確か。

その頃マイケルは古城に軟禁中。建築家を目指す優秀なマイケルは城の構造から出口を発見。
病気を抱え薬の供給を制限され逃げ出せないオクサナと共に脱出する方法を練っています。良い子や~。

2012.9.15
3話までスパイアクションだね

舞台がヨーロッパだよ。
パリ、ローマ、そして北欧方面という風に、風景が綺麗~~

夫が謀殺されてCIAを引退して以来必死で静かに息子マイケルを育ててきたベッカ。
なのにやっと一人前になった息子マイケルの留学と同時に息子に危機が。

昔の仲間だったジャンカルロの手を借りつつ、元敏腕エージェントだったベッカは手がかりを見つけて行きます。
ベッカに激しい追っ手の手を向けるのはフランス情報部の副長官(副局長だったかな?)。
汚職に手を染めている副長官と息子の情報を取引しようとしたベッカだったけどそれは失敗。
とうとう飛行機で連れ去られるマイケルを見るハメに。

マイケルはロシア?と思しきお城のような建物に軟禁されています。
マイケルより前に拉致されたまま人質の世話係をさせられている女の子オクサナと信頼関係を築いた優しいマイケル。
マイケル拉致の目的は全くの謎のままです。

ベッカのために、CIAフランス支局のミラーさんが手を貸してくれそう。
引退したエージェントにかき回されたくない上層部の思いも知っているけど、
母として息子を助けたいベッカの気持ちが分かるみたい。