HOME>韓国ドラマのあしあと>38師機動隊~元カレは天才詐欺師 | ||
ハマり度☆③痛快系やね | DVD-BOX 1 DVD-BOX 2 |
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●2016年 韓国OCN 全16話 ●演出:ハン・ドンファ ●脚本:ハン・ジョンフン ●出演:マ・ドンソク(ペク・ソンイル) ソ・イングク(ヤン・ジョンド) スヨン(チョン・ソンヒ) ●視聴:2017.5.11-6.4 |
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●Story 税金徴収課課長ソンイルは真面目に働いてきたが、高額未納税者からの徴収は難しい という現実に頭を悩ませていた。 そんな時、ソンイルは詐欺に遭い、逮捕された詐欺師から悪質な未納税者から税金を徴収してやる と持ち掛けられ背に腹は代えられないと詐欺チームを組むのだった。 |
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レビュー 1-5話 6-8 9-12 13-16完 |
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義務を果たさず権利だけを語る巨額税滞納者から 税金を巻き上げる痛快詐欺軍団 |
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既得権益をがっしりと掴み、何をしても罪に問われないほどの権力を、 司法・政治・経済界などすべてに及ぼしているような存在の牙城を崩すには 同等の権力を持つか、その牙城に風穴を開けるしかありませんでした。 詐欺そのものは良くないことではあるのですが、 本作は小ボスを牛耳る中ボス、中ボスを利用するラスボスというように 一つ一つ、権力の源となっていた金の流れを絶ちながら風穴を開けていくために 本気になった税徴収課のソンイルは若き天才詐欺師と組みました。 同じ相手に返したい両親の悔しい恨みがあった詐欺師のジョンド。 2人のぶれない信頼関係がずっと本作の芯を貫く痛快ドラマとなっていました。 それから本作につけられた軽いこの邦題・・・。 ドラマの主人公はソンイルを演じるマ・ドンソクとソ・イングクであって、 ラブラインはなく、首をかしげたくなります。 ま、骨太な部分もあり、また軽妙な部分も併せ持つ本作の魅力は 個性的な登場人物の絡み合いによる攻守めまぐるしい展開と ラストにやってくる勝利の味じゃないでしょうか。 楽しみましたよ~。 |
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2017.6.5 16(最終)話まで③目的を達成して あの地位に君臨するだけの知恵があるチェ会長に罠にはめられ逮捕服役となったジョンド。 詐欺の証人として立ったのがソンイルだったため、ソンイルはジョンドと縁が切れたと 仲間からも世間からも思われていたけれど、 実際はソンイルが生き残り、チェ会長の資金源を徹底的に洗ってほしい、 とジョンドから頼まれていました。 ジョンドが仮釈放を勝ち得るまでの2年間、ソンイルはやる気のないダメチーム長を演じながら 着々と資料を集め、決定打を放てるような策を練り続けていました。 ジョンドが戻り、孫を細々と育てている行きつけの食堂の主の店が、チェ会長の推し進める 強引な再開発計画に脅かされていることを知って仲間が集まってくれました。 チェ会長の人脈である市長、資金源である建設会社、建設会社社長が頼る会計士、 それらの面々に同時に仕掛ける作戦は着実に動いたものの、 途中、仲間の一人を買収していたチェ会長の補佐アン元局長によってピンチに。 しかしこちらの動きを察知していた面々がだれでどのあたりまで知られているのか またこの作戦を利用しようと割って入ってきたハイエナ的な人間がいるのかを 確認できたジョンドらは、この動きを一気に逆利用しました。 チェ会長に情報と引き換えに金をもらった蛇刑事→ジョンドがその金を市長に。 簡単に言って、こういう図式を作り上げ、証拠映像を残し、 またジョンド自身が金を運んだ仲介人であるという証言をすることによって 贈収賄容疑を成立させました。 収賄を認め謝罪会見をして次期市長選の候補をおりた市長。 そして世間の注目を浴びてしまったチェ会長は 税金を免除させる市長を失い、世間の信用も失っい、結果税金1000億Wを完納させられました。 ジョンドは巨悪を倒し満足気に服役します。 ソンイルは模範的かつ英雄的な公務員として仲間の尊敬を得つつ、 ジョンドがすべてを終えて恨みのない普通の一般市民として生きる日を待っています。 |
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2017.5.29 12話まで③ジョンドがこうなったわけ パン社長の息子と娘を、巧妙な密売ビジネスに引き込み 社長の滞納分約500億Wをせしめる作戦があともう少しで完了という所で 市長やアン局長にバレたことを察知したジョンド。 蛇刑事から脅された仲間がパン社長に息子たちが詐欺師に騙されていると密告し ジョンドらが警察に連行され、社長らが警察で事実関係を説明している間、 他の仲間たちが社長の娘が買い集めていた青磁コレクションをいただき、 売っておよそ500億Wの現金に変えていました。 税金として支払われても、市長とツーカーだから返してもらえると強がるパン社長に 高層ビルから金をばらまくと脅して謝罪を要求したジョンド。 ジョンドの父と母は、パン社長に無念の目にあわされた過去がありました。 お母さんはパン社長の会社に就職し、早々に代表となっていて、 ねずみ講まがいの商売ゆえに時折摘発されることを見越していた社長に 捨て駒にするために雇われていました。 逮捕され、その後お母さんは亡くなり、お父さんは口封じのために 仲間のあの蛇刑事に贈賄の濡れ衣を着せられ服役しています。 復讐に燃えていたジョンドはパン社長を狙って詐欺を計画したものの 蛇刑事によって潰され逮捕。 2年ほどで出所できるよう歯をくいしばって巧妙に計算しジョンドは今に至ります。 パン社長はビルから撒かれた金を警察が捜査するしかなくなったために 裏の顔をばらされたくない大ボスチェ会長に見捨てられ逮捕。 ただ、元凶であるチェ会長を狙ったために、逆に罠にはめられてしまいました。 ジョンドは相棒だと思っていたソンイルに裏切られたと思っています。 ソンイル、何か考えでもあるんだろうか。 それから、市長なんだけど、彼は前市長のしりぬぐいをするのに2年もかかった とソンイルに言っていました。 何かチェ会長の干渉を断ち切る計画を持っていそうに感じるんだけど、どうかな。 |
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2017.5.14 8話まで③中ボスとの闘い ジンソクをがっつり嵌めたジョンド達は、 土地代金から滞納分およそ60億Wをきっちり納税させフィニッシュ。 だけど、ジンソクはあくまでも小ボスにすぎず、 後ろには超大物チェ会長からウヒャン開発を任され大きくなった右腕パン社長がいました。 パンはソンイルらソウォン市のアン市長の後ろ盾でもあり、 ジンソクが税金を納めたこと、そしてソンイルの懲戒処分を覆そうと 自分を狙ったスンヒにお怒りになっていて死者・けが人が出る事態に。 このままでは、パン社長に追い詰められて6年前に死んだ 同僚であり親友であり、そして義理の兄だった人と同じことが繰り返される そう思ったソンイルはジョンドらにもう一度500億Wの徴収を 目標とした詐欺を手伝ってほしいと頼みました。 手ごわいパン社長に直接狙いを定めるのは無理ということで、 ねずみ講まがいの会社UN社長の息子と青磁マニアの娘を同時に狙います。 パン社長らはUNで会員を増やし、成績達成できない会員は 新たな会員を引っ張ってくればセーフらしく、その販売は パン社長が経営する信販会社へのクレジット支払いで完結。 作戦は着々と進んでいます。 ただ、ジンソクの詐欺案件であの蛇刑事さんを刑務所送りにしたジョンド。 お父さんが服役することになった原因となる3人への復讐を始めているみたいで、 この蛇刑事さんはそのうちの一人のようです。 |
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2017.5.13 5話まで③まだこれからという感じ 大金持ちほど税金を払っていない、この不公平をなくすと奮闘するのは 優しく真面目な税金徴収課3課課長ペク・ソンイル。 3課担当の未納者の中で最高額の悪質未納者がマ・ジンソク。 税収課の局長クラスまで金で抱きこんでいて手が出せない状態だと痛感するしかないと判明。 しかも諦めないソンイルに対してジンソクは手を回していて 収賄の疑惑で懲戒処分の危機に追い込まれてしまいました。 そんな時、ソンイルは詐欺に遭い逮捕された詐欺師ヤン・ジョンドから 税金を回収するから起訴はしないでほしいと提案されました。 数年前、収賄疑惑をかけられ無念のまま自殺した親しい同僚がいて、 ソンイルはこういう風に排除されているのだと身をもって知りました。 苦しい生活でも納税の義務を果たしている人たちがいる以上、 不平等を野放しにはできず、 背に腹は代えられないとジョンドと手を組んだソンイル。 詐欺チームが編成され、土地売買ネタで巻き上げた金を収めさせることに。 想定外の展開もありつつ契約にこぎつけたジョンド達。 だけど、ジョンドをずっと見張っている蛇のような刑事がいました。 ジョンドのお父さんは元警官で、不正がらみで逮捕されているようで、 このことをいやらしく話題に挙げてジョンドに詰め寄ります。 単純に罪を犯すジョンドを刑務所に入れることで止めさせたいという風には ちょっと見えないこの刑事、何なんでしょう。 |