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ハマリ度☆ ④ですよ~ | シンプルDVD-BOX |
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●「バリでの出来事」 2004年 SBS 全20話 ●演出:チェ・ムンソク ●脚本:キム・ギホ ●出演:ハ・ジウォン(イ・スジョン) ソ・ジソプ(カン・イヌク) チョ・インソン(チョン・ジェミン) パク・イェジン(チェ・ヨンジェ)他 ●視聴; 2005年 DVD |
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●Story スジョンはバリで観光ガイドをしながらお金を貯めている苦労人、 裕福そうだが親しそうにも見えない3人の韓国人男女をガイドする事に。 素行の悪いジェミンは財閥Pグループの御曹司、イヌクは財閥Pグループに主席で入社しながらバリに赴任しており、女性のヨンジュは政略結婚によるジェミンとの結婚を控えていたが結婚まで約束していながら別れたイヌクを忘れられず会いに来ていたところをジェミンに嗅ぎ付けられ行動を共にしていた。 その後、スジョンは貯金を社長に持ち逃げされ韓国に帰国、 スジョンに興味をもったジェミンの意向でPグループで働くようになった頃、 赴任を終え本社に戻ってきたイヌクと再会する。 スジョンを精神面から助けようとするイヌクと、独占欲で彼女を得ようとするジェミンは必然的に敵対することとなり、やがてイヌクが実力を買われ社内で重用されるようになるとジェミンはスジョンへの執着を一層募らせるのだった・・・ |
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地味に描かれるもどかしいリアルな人間模様 そして衝撃のラスト! |
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え~~!スジョンが愛していたのってそっちだったの!?という精神的な衝撃と、 え~~~!そういう行動を選んたの!? という衝撃なラストで、韓国ドラマ的には意外な終わりを迎えます。 でも、それしかジェミンが全てを手に入れ、終わらせる方法はなかったかもな・・・ という妙な納得が残るもの悲しいですが。 バリで3人が初めて出会い、バリで終わる。 「バリでの出来事」という題名は最後の最後までみて初めて理解できるちゃんとした題名でした。 かなり重くドロドロした展開が続きます。 まるで心理戦のような攻防で、全編通してスジョンがどちらになびいているのか見えにくいのが リアルさを増したように感じました。 貧しくても愛の中に優しさやクールさ聡明さというものを求めるなら明らかにイヌクを取るはずだけど、 もともとお金というものにも執着を見せていたスジョンだから、 ジェミンの執着にも似た呼び出しなんかに応じていたのは打算や野心からだったように見えたからね~。 もし清純派のキャラクターがこういう態度をとっていたら二股女だもん、 すっごくムカついてしまって見る気失せたと思うけど、 このハ・ジウォンのスジョンだったから、信憑性増したな~。 でも悲しげで寂しげな瞳でのし上がろうとするソ・ジソプもかなり良かったけど、 このドラマはジェミン役のチョ・インソンの演技を見るだけでも価値あると思います! 肩がこる程のテンションで悔しがり、悲しがり、スジョンを恋しがるそのキャラクターは 鬼気迫るものがありますよ。 3人ともうまいよね~。 ただヨンジュ役のパク・イェジンさんはそういう意味ではヒール(悪役)を演じるには役不足だったでしょう。 ハ・ジウォンに完全に食われてました(汗) できればヨンジュ役にも、見るものを唸らせ、憎ませるくらいうまい俳優さんがいれば⑤評価になったかもね! このリアルな人間模様ドラマ、「バリラバー」という熱狂的なファンを生んだそうです! 苦手な方もいるかもしれませんが、私は登場人物が感情表現している時はその人物に感情移入しながら忙しく見たので、「人はいつも自分の心すら不可解だ、」みたいな気分で充分楽しめましたよ。 |