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伝説の魔女
~愛を届けるベーカリー~
ハマり度☆安定してた
コンプリートスリムBOX
●2014-15年 韓国MBC  全40話
●演出:チュ・ソンウ
●脚本:ク・ヒョンスク
●出演:ハン・ジヘ(ムン・スイン) 
ハ・ソクジン(ナム・ウソク) コ・ドゥシム(シム・ポクニョ)
オ・ヒョンギョン(ソン・プングム) ハ・ヨンス(ソ・ミオ)
●視聴:2015.8.31-10.7   KNTV
●Story
施設で育ったスインは愛する男性ドヒョンと愛し合い結婚した。
けれどドヒョンは財閥シンファグループの長男で、会長である義父から嫁として認められたわけではなかった。
ドヒョンが突然のヘリ墜落事故でこの世を去り、義父は次期社長にスインを任命。
そこには何やら裏があるようで・・・。
レビュー
1-4話  5-8  9-12  13-16  17-20
21-24  25-28  29-32  33-36  37-40完
濡れ衣で服役した刑務所で出会った4人
共通する敵である財閥との戦いを描く
登場人物の相関図がなかなか練られていました。

主役は服役囚4人組。
悔しい思いをした身寄りのない4人が母と娘として人生をやり直す中で、
共通の敵である財閥家からの攻撃や嫌がらせに耐え、
濡れ衣を晴らし、成功していくという物語。

ヒロインはどん底から這い上がる役が本当に上手いハン・ジヘ。
ほぼ私には外れない女優さんで、今回も安定していました。

多くの登場人物が複雑に絡みつつリンクしていて、
この人がいなかったらこの展開はなかったという部分や、
鬼のような悪人がいる一方で、それを正せる身内がいたというような懲悪の流れもあり、
最後まで見て納得のいく40話でした。

2015.10.8
40(最終)話まできちんと完結

追求の手を緩めないというウソクを排除するため、
二重帳簿を嗅ぎ付けた検察に逮捕させるよう証拠をねつ造させたマ会長。
同じ手でウソクまで有罪にされてはならないとドヒョンに土下座するスイン。

リハビリ後順調に回復しスインをウソクから引き離そうと必死だったドヒョンも、
とうとう父がウソクの父にした過去の過ちを知ってしまいました。
あまりの非道にショックを受けたドヒョンは、母が心を病んだ理由がこれだったのかと悟りました。
ドヒョンは父の指示で動いた経理の責任者を恫喝して証拠をそろえ、
自分がすべて仕組んだことだと検察庁に出頭し、父の罪を被ろうとしましたが、
取調中に倒れ、帰らぬ人となってしまいました。

ドヒョンからすべての証拠のコピーと父のことを詫び、スインを頼むという手紙を受け取ったウソクは
マ会長に罪を償わせることを諦めず、証拠を用意して逮捕させることに成功しました。
権力を失い、地位を手放した今やっと自分の汚した手の汚さがはっきりわかった様子。

ジュヒは新開発のパンが話題を呼んで売り上げを上げるスインに嫉妬し、
あろうことかそのパンを盗作して売り出して圧力をかけたことで世論に火をつけてしまい
引責辞任。
ジュランは、便利屋を使ってスインのフードトラックを盗難させ廃車にした罪が明らかになり逮捕。
服役中。

ウソクの働き掛けで再審が叶い、ボクニョさんの殺害容疑は今ようやく晴れました。
エンランさんはドジン親子を心から受け入れかわいい孫に癒される毎日。
一人ぼっちになったマ会長の認知症の妻を引き取り、ドヒョンを隠した罪を償うと言います。

ドヒョンが亡くなる直前、書き換えられた遺言には、自分の会社の持ち分をウソクに譲るとされており、
エンランさん、ウソクの判断で経営専門家を雇い、マ会長側の人間だった人はジュランの夫一人。
ドヒョン亡き後、幸せになれそうにないというスインの気持ちを汲んで、
パリへと立ったウソク。

けれど、1年後イムンさんとボクニョさんのサプライズ結婚式のために帰国したウソクとスインは
結ばれることを約束できました。

プングム姐さんもウォンジェさんと結婚し双子を出産し、
激安部屋に40を過ぎるまで暮らして大学まで進学させてきた
ウォンジェさんの弟3人から家を買えるだけのお礼を受け取り、
魔法のパン屋第二号店をもとうと目標を立てて製パンの猛勉強中です。

因縁の対決も正義に軍配が上がり、辛く苦しい中を生き抜いた人々に幸せが来ました。
ハッピーエンドですね。

2015.10.7
36話まで因縁対決へと

スインに恋人がいると知ったドヒョン。
家族によって濡れ衣を着せられ投獄された事実を知り
それがスインがマ家に戻ることを拒む理由の一つと理解したものの、
もう恋人ウソクと同じ家に同居している仲と聞いて
穏やかではいられなくなりました。
戸籍復活と同時にスインに自分のもとに戻ってくると信じているドヒョン。
でもスインとしてはもう後戻りできないところまで来ています。

命が助かったドヒョンを死んだことにした罪は償うつもりのようですが、
マ会長を解任する準備を着々と進めるエンランさん。
ただ、ドヒョンから、ドジンが会長の息子ではないことを知っていたと
今になって聞かされたエンランさんは自らの復讐をここでやめ、
会長と決着をつけるべきであるウソクへとバトンを渡しました。

ウソクは30年間眠っていた記憶を会長との会話の中で蘇らせ、
父の死因となった放火をしたのがほかならぬマ会長だったとはっきり思い出しました。

当時の裁判で、ボクニョさんと夫との不仲を証言したのが
会長と今は認知症のその奥さん。
ウソクは母の濡れ衣を晴らし、マ会長に罪を償わせるつもりです。

リハビリを続け、父の窮地を救うために後継者として
株主総会に姿を現したドヒョン。
一方エンランさんはウソクを副社長に、という議題を上げています。
スインの事も含めてライバルとなったドヒョンとウソク。

父を殺害し、母を殺人罪で30年もの間服役させ、
亀甲堂の財産を踏み台にのし上がってきた会長のスタート地点を許さないウソク。
勝負の時です。

2015.9.28
32話までこんな展開も来たか

家を出たエンランさんは愛人として暮らした30年を盾に
事実婚解消に寄せる500億Wの慰謝料訴訟を起こし記事にして
マ会長のスキャンダルをぶち上げ、
同時にシンファ製菓が不正な手段で起業されたという証拠を用意し
法ではもう裁けないが、世論と株主を動かす準備を着々と進めています。

その中でウソクを味方につけるべくこれまでの経緯を告げたエンランさん。
のらりくらりとマ会長に騙されていたと知ったウソクは
父の店、そして父の命すら奪った可能性のあるマ会長と戦う決意を固めました。

マ会長解任案を決議させるために取り合いになった株主の委任状。
その戦いで、軽率な行動をとるジュランのおかげで吉とでたエンラン。
その一方で、
エンランの動きを探偵に見張らせたジュランは、
なんと、エンランがヘリ墜落事故で亡くなったはずのドヒョンを匿い、
看護をつけていたと知りました。

2年前、ヘリで工場に向かおうとしたドヒョンを引き留めたのはエンランさん。
ドジンとマ会長との血縁関係に疑問を抱く噂を消すために
ドヒョンが遺伝子検査を行うと聞いて、やめてほしいと談判するためだったそうです。
ヘリに乗らず、工場に向かおうとしたドヒョンは道中事故に遭い
意識不明の重体に。
救助に向かったエンランさんは、同時にヘリが墜落し海に消えたと知り
ドヒョンに看護をつけて2年間隠してきたとのことでした。

2年経ってこのタイミングでドヒョンが目覚めて動揺は隠せないものの
エンランさんはドヒョンをシンファ病院へと移送手続きを踏みました。

どうあってもエンランさんを責めるマ会長一家、
そして晴天の霹靂はウソクとの結婚が見えてきていたスインです。

2015.9.23
28話まで泣かせる

ミオとグァンテンのために家と決別し、
タク運転手の暮らす激安部屋に居候しながら職探しを始めたドジン。
庶民の感覚を身に着けるのに時間がかかったものの、
とりあえず実入りの良い運転代行を始めました。
若くて運転には自信のあるドジン。妻子のためにまずは稼ぎはじめです。

30年前、秘書をしていたエンランさんは当時社長だったマ会長にその体を狙われ、
結婚を約束していたサンウさんに誤解された上、
誤解を解く間もなく動揺したサンウさんは交通事故に遭って亡くなったのでした。

既婚者であるマ会長が邪な言動を取らなければ
こんなことにはならなかったと深く憤ったエンランさんは、
サンウさんの子を妊娠したまま、マ会長の愛人となり、
虎視眈々と、サンウさんの子であるドジンとグループを乗っ取り
復讐するつもりだったようです。

当時共同経営をしていたジヌの父と経営で決別があり、
その証拠となる書類をやっと手にすることができたエンランさん。
現在のグループの繁栄は共同経営していた工場を一人で経営したおかげだけど、
実際は経営権を失っていたという証拠。

亀甲堂の跡継ぎだったジヌを火災現場から助けだし、
ウソクという新たな戸籍を与えて施設に預け、陰から支援を行っていたのが
エンランさんだったと知った会長はエンランさんを裏切り者とそしり、
これが二人の決別のゴングとなりました。

書類を手にしたエンランさんは、シンファグループの株主を回り、
マ会長が経営者失格であるとの烙印を押して経営権をはく奪する行動にでてます。

さて、自分がジヌだったと知ったウソク。
言い出すタイミングをはかってきましたが、ようやく告白です。
この役で、ハ・ソクジンさんが上手いと確認できました^^泣かせます。

2015.9.22
24話まで動いてきた~

いくら大金をゲットしたと言っても
この歳で一人で生きていくのが寂しいヨンオクさんは
スインたちのベーカリーショップに出資する代わりに、一緒に住みたいと言い出しました。
騒がしいし強引だし、ボクニョさん一筋のイムンさんを誘惑するしと
いろいろかき回してくれています。

パンの味も店の評判も上々だったのに、ジュランが地元の婦人会に
スインたちは前科者で、前科者のいる地域の地価が下がる、
なんていう話を吹き込んだために今は閑古鳥。

その一方で、ウソクからの愛を受け取るわけにはいかなかったスインも、
ウソクが飛行機事故でけがをしたと聞いた時の気持ちで本心を知る展開に。
両思いを確認し合ったというウソクの言葉に、
ジュヒの嫉妬と執着は高まるばかりです。

ジュランが勝手に暗躍し、ボギョンが留学中に子供を産んでいた事が明らかに。
ここぞとばかりに破談で決着つけようとするドジンに、
お互い隠し子がいるんだから好都合と詰め寄ったボギョン。
愛するミオがいて、自分の子が生まれていたと知ったドジンは
母もシンファグループも捨てて一人の誇れる夫・父として生きる決意をしました。

エンランさんの頼みでボランティアに行った施設で、
父と思しき男性と自分が写った写真を見つけ(させられ)たウソク。
写真の自転車に描かれた亀甲堂という製菓店をヒントにルーツを探り始めました。
たまたまウソクが調査していると知って青ざめたのは会長。
ウソクのお父さんの工場の火災や死亡の原因に関わっているようですね。
ウソクのルーツ探しを妨害しています。

でも、製菓協会の掲示板にメッセージを残したウソクに、
元亀甲堂の従業員さんが連絡をしてきました。
と同時にコンクールの記事を見てボクニョさんにも会うつもりも。
これは母子の再会となる可能性がでてきました。

2015.9.17
20話まであの出会いが必要だった

フードトラックでの営業は地道に収益を上げ始め軌道に乗ってきた。
メニューやパンのバージョンアップなども進み、
ウソクはスインへの思いを固め、プロポーズの決意までしました。

けれど、ウソクをスインに取られると悲しむジュヒを見て、
ジュランさんはプロに頼んでトラックを奪い廃車にさせました。
警察の捜査は進まず、トラックのオーナーからはトラック代を迫られる始末。

最後の綱は、出所直前に宝くじ1等を当てたヨンオクおばさん。
おばさんの条件はボクニョさんには厳しいものだったけど
このままではまたスインが訴えられると知って覚悟を決めてくれました。

トラックを失ってもウソクとスインを引き離すことは無理と知り、
ジュヒはスインにシンファ製菓の提携店とマンションを父に頼んで用意させ
ウソクたちと住む家を出ろと詰め寄ります。
断るスインに失礼としか言いようのない言いがかりをつけるジュヒを見て
スインを守るウソク。
先輩を奪われたくない!と叫ぶジュヒに、もともとただの後輩でしかなかった
と強くその希望を断ち切らせようとしました。

でも相手がスインであるというポイントが一番大きい。
ジュヒは諦めそうにありません。

婚約式は執行されたものの、ミオが2年間服役していたと知って逆上するドジン。
母の嘘と彼女の苦労を思うと知らず知らずにミオのいるところへ・・。
とうとう留守中にボクニョさんの計らいでグァンテンと再会しています。
ミオが自分の子を産んでいたと知ったら・・・。

婚約の相手ボギョンはやっぱり男の子を産んでいたようです。
経歴に傷のあるドジンだから都合良いと思っていたようだけど、無理そうだよ~。

そしてこのドジンは会長の子じゃありませんでした。
エンランさんが愛した最初で最後の男性イ・サンウという苦学生の子。
サンウさんは過ちのすべての始まりとも言えそうな30年前に亡くなっています。

エンランさんは証拠は持っていないものの、事実は知っている様子。
ウソクがジヌだと分かっていて、被害者であるウソクに真相を暴かせるつもりのようです。

2015.9.14
16話まで軌道にのるか

スインとボクニョさんはウソクの勧めで出場した
オリジナルパンのコンテストで優勝し、1000万Wの賞金を得ました。
ベーカリーショップへの就職は前科のためにままならず、
フードトラックという移動販売を決意したスインは、賞金を元手にスタート。
手作りの食パンにお惣菜を挟んだオリジナルメニューで感触は上々。

ただ、許可を得て構えた場所が、
義姉だったジュランが初めて父から任された店の前だったことから、
ジュランに食中毒の濡れ衣を着せられてあわや営業停止の危機に。

でも、財閥の次男だと思っていた男性がタク運転手だったと知って
玉の輿を諦めてフードトラック「魔女のパン屋さん」の営業を担当したプングムさんと、
バイト先のコーヒーショップに入り浸ってくるドジンと
それを知ってエンランさんに追われるようにしてやめたミオが
コーヒーなどの飲料担当として働き始めていたため、
彼女たちの協力でジュランの悪事を暴き、謝罪させることにも成功しました。

努力家で誠実なスインを愛し始めたウソク。
ジュヒは彼が結婚するずっと前から思い続けていたようで、
妻を亡くした彼を今また5年待ち続けていたのに、
彼が思いを寄せたのがよりにもよって亡き兄の妻スインという事実を受け入れられず、荒れています。
会長はグループを継がせるとしたら、経営手腕のあるウソクと
子どもの中では理性的なジュヒと決めていたようで、その真意を聞いたジュヒはゴリ押ししそうです。

ウソクのもとに彼の出生に関わるヒントだという差出人不明の郵便物が届きました。
差出人はエンランさん。30年前の真相を知る彼女。
ウソクは孤児院出身なので、もしかすると、
事故で亡くなったと言われているボクニョさんの息子ジヌかも・・・。

2015.9.10
12話まで再出発の途についた

出所後ミオはすぐさまグァンテンのいる施設に行き
生活の基盤を整えるまで施設にいようと思ったものの、
年数回というセレブマダムのボランティアでやってきたエンランさんに見つかり
施設を出ることに。

スインは荷物を取りにマ家へと寄り、決別と復讐の誓いを宣言。
職業紹介所で運よくパン職人を探していたパン屋のオーナーに拾われたものの
オーナーはスインを恋愛対象として見、拒絶されるや逆上して
スインを襲おうとしました。
力の強いオーナーを無力化させるために製パン道具で殴ったスイン。
オーナーは入院し、暴行と、ありもしない盗難で告訴。
取り下げてほしければ相場以上の示談金を要求するという暴虐無人ぶり。

助けようと示談金を用意したウソクだけど、
防犯カメラ映像を警察より先に店に侵入して手にいれたプングムさんと
ボクニョさんに徹底的に脅されてオーナーは引き下がってくれました。

この事もあり、イムンさんはボクニョさんの娘同然のスインとミオ
そしてその息子グァンテンを住まわせることを決めました。

師匠ウソクと生徒スインという関係から同居人となり、事故でキス。
近所のパン屋さんでの求人面接で刑務所で製パンを学んだと
正直に語るスインの人柄も垣間見え、スインへの印象は好転するばかり。

そんなウソクは商才を会長に買われてホテル使用のベーカリーシリーズを
商品化するための企画本部長として本社に出向となりました。
ジュヒの婿候補と会長が考えていることは一目瞭然の人事。
でも当のウソクはジュヒとの結婚は毛頭考えていませんね・・・。

さて、コーヒーショップでのバイトをゲットしたミオを発見したのはドジン。
ミオは堕胎して金をもらい海外へと留学したという嘘を信じ、
今でも恋い焦がれながら恨んでもいるようです。
ドジンとの結婚を急ぐ大手流通企業の三女、何かわけ有りのようですが・・・。

2015.9.9
8話までいよいよ出所

生後18か月を迎えた愛息子グァンテンを一旦施設へと送るしかなかったミオ。
家族同様に過ごしてきたグァンテンやミオの事もあり、
ボクニョさんは塀の外へ出る決意をしました。
うれしいのはウソクの義父イムンさん。
ボクニョさんを迎えるためにあき部屋をきれいにし家具も揃えました。

イムンさんに頼まれ、清州刑務所の職業訓練の一つパン製造の講師を始めたウソク。
そこでスインと再会しました。

裕福なセレブ家とドジンとの見合い話を進めるエンランさん。
でもドジンはミオの事が忘れられないみたいで見合いをことごとく潰しました。

縁談がもとでドジンに力を持たれることを嫌うジュランが邪魔をしたせいで
怒ったエンランさんに不倫を暴露されました。
夫の管理がなっていないからだと義父から責められ逆上したウォンジェさんは
シンファグループを倒す!と息巻いて
スインが騙された経緯が証明できる資料があるから手を組もうと提案まで。

スインは自分のやり方で復讐する、と誓っており、その提案は拒絶しています。
スインはまず自らパン職人の資格をとりその第一歩を踏み出しました。

ウソクを見つめ続け、亡き妻の思い出が言えるまでと待ち続けるジュヒは
ウソクが一向に自分を向いてくれないと焦るばかり。
でもウソクはジュヒにそういう感情は全く抱けない様子です。

そして季節は移り、スイン、ミオ、プングムは出所。
月末に再会の約束をしましたよ。

2015.9.6
4話まで安定のハン・ジヘ

長編ドラマとハン・ジヘの組み合わせが好みに合っているのか、
耐え忍ぶ純粋なキャラクターが彼女に合っているのか
今回も裏切りと悪意によってどん底に落とされるヒロイン役。
ただ、ヒロインスインは芯の強さがあり、
愛する人たちへの深い愛情が原動力となって立ち上がるタイプらしく
今後が楽しみです。

さて、財閥シンファグループ後継者ドヒョンは施設出身のスインと愛し合い、
父である会長の反対を押し切って結婚しました。
聡明で人望も厚い次期後継者のドヒョンをそばに置くため、
会長は表面上は認めたふりをしていました。
認知症を患う会長の妻である義母を献身的に介護するスイン。

けれどドヒョンがヘリ墜落事故でこの世を去り、
スインは失意のどん底にありながらこの家を去ることに決めました。
なのに・・・、
ドヒョンの株式すべてはスインに譲渡されるという遺言があると分かった会長によって
社長に就任させられ、社内の不正を被らされて逮捕され、
そしてドヒョンから譲渡された株式すべてを手放すよう仕向けられました。

疑念を抱きながらも会長を信じてサインしたスインは
結局横領背任の罪で懲役2年の判決が出ました。

スインが刑務所で出会った同じ房の3人の女性。
ひとりは放火・夫殺害の罪で30年服役してきたボクニョさん。
これはどうやら冤罪で、この事件には会長の愛人エンランが絡んでいそう。

もう一人は詐欺で逮捕されたプングムさん。
逮捕直前にエンランとその息子ドジンの運転手兼雑用係をしている
ウォルハンをシンファグループの本部長ドジンと勘違いして
恋人同士になろうかというところまで来ていました。

そしてもう一人は元CMモデルをしていたというソ・ミオ。
彼女はドジンと愛し合い、プロポーズをされて子供まで身ごもりながら
エンランの反対にあい、堕胎させられそうになるなど修羅場に。
ドジンに直談判して話がこじれ、
ペーパーナイフを振り回しドジンを怪我させたため、
殺人未遂で逮捕されていました。
獄中出産をしているミオ、彼女をドヒョンの葬儀の時に見かけた事を思い出したスイン。

二人は互いに顔見知りであることを察知したものの、
産んだ子がドジンの子であることを隠そうとしているミオの態度をみて
スインは口をつぐんでいます。

そして大事な登場人物がもう一人。
ドヒョンの妹ジュヒが思いを寄せているシングルパパウソク。
ウソクの妻はジュヒの親友だった女性で、5年前交通事故によりこの世を去り
臨月を迎えていた奥さんは可愛い女の子を遺しています。

この子は初めてスインを見た時に、写真でしか見たことのない母親に似ていると感じ、
一方ではウソクは偶然ながら2度ほどスインに出会っています。

シンファグループの奨学金で学び、ウォール街で剛腕を発揮した秀才ウソク。
奥さんを亡くして以来、
彼女の夢だった父のクリーニング店の隣にパン屋さんを開く、
という夢を自分が叶えようと努力し技術も経営戦略も持って韓国へと戻ったようです。

ウソクは孤児院出身で義父とも仲良し。
その義父イムンさんはボクニョさんと良い関係を築き続けていたようで、
仮釈放に及び腰のボクニョさんにがっかりです。

この受刑者4人が釈放されたら面白い展開が待っていそうです。