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ドクター異邦人 ハマり度☆楽しんだよ
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OST SBS韓国版
●2014年 韓国SBS  全20話
●演出:チン・ヒョク ●脚本:パク・ジヌ
●出演:イ・ジョンソク(パク・フン) 
カン・ソラ(オ・スヒョン) チン・セヨン(ソン・ジェヒ) 
パク・ヘジン(ハン・ジェジュン)
●視聴:2015.6.29-7.8  KNTV
●Story
核の危機が迫り、フンの父パク・チョルは北の指導者の命を救うため北朝鮮へと送られ任務を果たしたが祖国に捨てられ韓国に戻れなかった。
チョルの腕を買った北朝鮮は彼を生かし、その後フンも父の後をついで優秀な医者の卵に育った。
愛するジェヒと結婚の約束をした直後、ジェヒの父は政治犯とされ行方不明に。
フンは党の医療研究施設に半監禁状態の中で実績を上げながらジェヒの行方を探し続けていた。
レビュー
1-2話  3-4 5-9  10-14  15-20完
南北を跨ぎ数奇な運命をたどった若き医師
彼の医師としての使命と愛を描いたロマンス
そうだね、南北を跨いで繰り広げられるという舞台の広さを下敷きにしつつも
隠されていた真実や陰謀は至ってシンプルに描かれていて、
あくまでも恋愛ものだと割り切ってみることができ
却って楽しんで見られました。

イ・ジョンソクは相変わらず絵になりますね~。
彼の次に華やいでいたのがカン・ソラ。
お嬢様に見えつつも庶民的な好感度を維持できる貴重な女優さんとなりました。
ヒロインのチン・セヨンは役柄上感情を抑え気味にするしかないために、
喜怒哀楽の大きいカン・ソラ演じるスヒョンよりも影が薄くなりがちでした。
仕方のない所でしょうが、それでも存在感を発揮できるよう
これからオーラを高めてもらいたいところです。

これは結ばれるのは難しいんじゃないかな?なんて思って見ていたんですが、
上手く最後はまとめてきました。

ジョンソク君の魅力が全開となるような演出やカメラワークがちりばめられた本作。
ラブロマンスとして楽しめましたよ。
結構次々と見進めていたので程よくハマっていたかもしれません。
ハマり度は③と④の間くらいとも言えます。


2015.7.8
20(最終)話までロマンスだった

ジェヒはフンとその母を守るためにフンを作戦から除外すべく手を尽くしました。
総理の最終目的は大統領を術後昏睡状態と覚醒状態を維持することで
最高権力の代行を行い、支持率を保ったまま大統領選で勝利するというもの。
その決めてとなる華々しい成果の一つとして南北の会議を実現させられれば確実。
どちらにも手を尽くせるというジェヒの提案に乗った総理。

そして確実にフンと母を送り出すために、ジェヒはフンをスヒョンに託そうとしました。
告白したもののフンにフラれたスヒョンをみて、心を痛めるジェジュン。
けれどフンがジェヒの心を疑うはずはなく、結局は二人揃って助かる道を模索することに。

ジェジュンもまた復讐の最終段階へと差し掛かり、スヒョンを思いつつも決行しました。
スヒョンの父である理事は医療事故に対しての謝罪は一切しないと断言し、
その場合に今後病院が辿る崩壊シナリオを信じていたジェジュンから聞かされ倒れてしまいました。
さすがに見殺しにはしなかったジェジュン。
けれど、スヒョンを思いつつも病院を去りました。

いよいよ大統領執刀が迫り、フンとジェヒは総理の本音を大統領に聞かせる作戦をとり、
昏睡状態に見えた大統領に勝利宣言を喜々として浴びせかけさせることに成功しました。
大統領が総理を処断しフンたちを恩人として助けてくれるはずとの狙いは外れ、
総理の持つ政界への影響力を自分の進めたい政策にイエスと言わせるには
最大の好機とみて大統領は総理と取引してしまいました。

でも結局はジェヒに命令を下していた北の将校崩れジンスに撃たれ、
フンに助けられるも政界での力を失った以上失脚は確実。
任務が終了し逃げる予定だったフンとジェヒはジンスに追われ川へと転落し行方知れずに・・・。

それから1年、
フンは田舎で医師をし、ジェヒは一旦中国へ北朝鮮難民申請を行い
韓国へと亡命を許可され帰ってきました。

病院を任されたスヒョンと彼らの幸せを願って弁護士としてアメリカで動いたジェジュンはみつめる。
怨恨を葬ったジェジュンの手を取るスヒョン。
ハッピーエンドに。

2015.7.6
14話までカン・ソラ良いね~

ミョンウ医大を手中に収めるまでは決して辞められないジェジュンは
理事長にひざまずいてまで赦しを請い残りました。
スンヒをジェヒだと疑って個人の医療記録を見たフンを
違反行為で告訴し、勝負を2勝先取の3回勝負へと持ち込みました。

けれど、次の患者さんは先に心臓内科で医療ミスがあった女性で
理事たちは知らぬふりをして分院へと送る予定でした。
父を医療事故で無くし、病院が卑怯にも隠ぺいしたことで
心労がたたり母も失った経験を持つジェジュンとしては見過ごせない患者。
負けを覚悟の上手術を敢行。
ジェヒの命で脅されてこの手術を降りたフンも、
術中のトラブルを回避するために急きょ参加し、無事成功。
ジェジュンとの関係がぐっと近づきました。

けれど、フンの父が医療事故裁判の証人として出廷してくれなかった
パク・チョルだったと知ったジェジュンは、
家族を見捨てた関係者であるとの認識を持ちました。

結局総理の手術担当チームが別の病院に決定し病院を辞めたフン。
フンがいなくなって、フンに恋していたと気づいたスヒョン。
でもジェジュンの存在もあり、そんな気持ちを口では否定してます。

フンの母が、もう20年もの間精神を患って総理の管理下にいたと判明。
ジェヒはフンも母も守り抜き、北朝鮮の監視下から抜けられる作戦があると言いました。
その作戦とは、大統領に直に合って交渉すること。

なんと手術を受けるのは総理ではなく、大統領らしく、
フンが執刀医になれば、チームの一員としてジェヒも会えるというもの。

果たしてそんな作戦が成功するのか、例え直に会えても思い通り行くのかどうか・・・。
その辺のストーリーよりも
今は若い人たちの恋心の行方を結構楽しんで見てます。

2015.7.4
9話までジョンソク君を堪能するわけね

ジェヒだと確信はあるのに確証が得られず、紆余曲折の中
フンは病院内でのジェジュンの権力拡大路線も
院長や理事がチャン総理と交わす飴と鞭の密約も
そしてスンヒと名乗るジェヒが命を受けた北朝鮮側の任務も
全く知らず、また意に介さずに患者を救い続けています。

核の危機が迫ったあの当時、
ミョンウ病院は大学病院の名を得る絶好の機会に来ていたのに、
今の院長が起こした医療事故の訴訟騒ぎに発展しそうになっていたそうです。
隠ぺいを良しとしなかったフンの父チョルを疎ましく思った理事は
野心たぎらせていたチャン議員の策に乗ってチョルを北朝鮮に送ったのでした。

院長はフンにも、そして医療事故の際に親を亡くしてアメリカへ
養子としてもらわれた少年にも申し訳なく思っているんですが、
実はその少年はハン・ジェジュン科長。

彼の目的はただ一つ、ミョンウ大学病院を乗っ取りその名を潰すこと。
その大事な獲物の一つがスヒョンなのでしょう。
彼女への態度が計画通りなのか、もしや本当に好きになっているのかは不明です。

チャン総理は心臓手術が必要な体で、
有力病院のうち、どこの手術チームに任せるか審査中で、
ミョンインではジェジュンとフンが候補。
双子のあかちゃんの心臓手術で勝敗を決めることになり、
フンはこの子たちの医療費を免除する約束で参加し、
一旦は負けるものの術後の経過で勝ちが決定しました。

この勝負に負ければ、フンは北朝鮮側のスパイに殺される予定だったようで
それは免れ、スンヒさんが自分はジェヒだとやっと明かしました。
北朝鮮のスパイとして活動する以上ジェヒの安全は保障できないと知るフン。
共に逃げようとしますが捕まります。
フンを病院に戻そうとする人たち。

ジェヒがこのような任務をしているのはなぜか
総理や北朝鮮側が一体最終的に何を目的として動いているのかは
まだ一向に明かしてくれません。

何も知らないフンを演じるジョンソク君の爽やか姿や
ジェヒを恋い焦がれるロマンス姿やスヒョンをドギマギさせるイケメン姿を
なんとな~く見ている気がしてきました(爆)

2015.6.30
4話まで 物語が始まった

フンは友人に頼まれて、昔父が勤めていたミョンウ大学病院に
ウォーターサーバーの配達に訪れ、
以前顔見知りになった少女の父親の心臓手術をする展開に。

大型事故で重傷外傷患者がひしめく院内では、
緊急を要する少女の父を的確に判断できるものがいなかったためで、
お叱りを受けた半面、あまりに見事な手術だったことから
外科部長の座を若いハン先生に奪われて新チームを探していた
ムン教授の目に留まりました。

フンは白衣を着たジェヒと瓜二つの女性を見たため働くことに。
当初は平壌医大卒の脱北者という理由で不採用となったフンでしたが、
フンがチョルの息子だと知った院長先生が、そうとは言わず、
ムン教授に薦め、改めて採用となりました。

院内で新しい人間関係ができてきました。
アメリカで腕を磨いた若き超エリートのハン先生は外科部長に就き、
病院の理事の娘スヒョンと恋人関係にあります。
スヒョンは理事の愛人の子で、本家の一人息子と本妻から疎まれて
辛い思いをしてきたものの、息子と違い優秀な彼女は父から見込まれて
病院の経営をいづれ任される予定です。

そのスヒョンの実母が分院から余命1週間という肺ガン末期で転院してきました。
かなり前に署名された蘇生拒否を無視して助けようとしたフンを責めつつも、
やっぱり助かって欲しいと思っていたスヒョンの気持ちを受け止めたフン。
優秀でありながらもあまりに人間的なフンの存在を
これからは認めてくれそう。
となれば、必然的にハン先生のフンに対するライバル意識は高まりそう。

さて、ジェヒにそっくりな女医はジェヒ本人のようです。
なにかそうせざるを得ない理由で、それは洗脳なのか脅迫なのか
もしかすると移植後間もない容態で銃弾を受けて川へ転落したわけだから
記憶喪失かもしれない、
北の将校に任務を与えられてミョンウ大学病院の分院で働いているようです。

目的はフンなのか、それとも
外科手術をミョンウ大学で受けようと思っている(かもしれない)
チャン総理が狙いなのか?

2015.6.29
2話まで結構好きな感じ

優秀な心臓外科医パク・チョルを父に持ったフンは、
時の議員チャン・ソクジュに頼み込まれ、国を救えるならと北の指導者
金日成の手術に向かった父の人質として共に北へと送られました。

金が助からなければ、独裁国を潰す名目で米が核並みの爆撃を行う
という情報があり、そうなれば韓国にも甚大な被害が及ぶ。
事実手術は成功し爆撃は中止となった。
国の危機を救ったチャンは英雄となり、青瓦台への足掛かりとなる。
チャン議員は英雄の称号を独占するために
チョルを北で殺害するよう依頼していました。

恩人の腕を買い、北朝鮮側はチョルと息子フンを殺害せず、自国民としました。
フンも医者の道へと進み数年後には父を満足させる医者へと育っていました。
幼馴染ソン・ジェヒに早々とプロポーズするフン。

けれどジェヒの父が政治犯として捕まり、家族は収容所へ。
フンもまた、党の医療研究施設で強制的に、
そして時に倫理を無視した研究をさせられつつも実績を上げながら
地道にジェヒの行方を探し続けています。

5年後、ジェヒが父と共に移植研究の患者として運ばれてきたことから、
それを知った父チョルは、研究目的でハンガリーに行った折に
亡命できるよう手筈を整えてくれました。
その父も、施設への不法侵入者として銃殺されてしまいます。
父を残していくことを良しとしないだろうフンの後ろ髪を切ったのでしょうか・・・。

ハンガリーでの逃亡劇の末、たどり着いた韓国領事館で亡命は拒絶され、
追い詰められた二人は北の兵の銃弾を受けます。
ジェヒは撃たれて川へ転落、フンは肩を撃たれ警察に捕まりました。

それから2年。
フンは警察経由で韓国へと亡命を果たしたものの、
北朝鮮へと送還されたというジェヒを求めて北に潜入しようとして数度逮捕されています。
生業はもぐりに近い個人病院。
腕は良く、手術までするフンを頼るわけあり患者はぼったくりの料金でも払います。

ある日、親しい脱北者の友人が、リンというコーディネーターの力で
母親を迎えるところを見て彼のルートを信じたくなります。
リンはすでにジェヒの居場所を掴み、映像も入手していました。

ただこれはフンへのエサの可能性が・・・。
というのも、今は総理の座についたチャン・ソクジュは優秀な手による手術が必要な体。
父を使い捨て、フンの亡命をハンガリーで拒否しておきながら
フンの腕が欲しいのでしょうか?
それともフンを取り逃したあの北朝鮮の将校(?)が何か企んでいるのかも?
ジェヒをおとりに使い続ける大人たち。フン頑張れ。