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黄真伊 |
ハマリ度☆⑤何度泣かされたか | 完全版DVD-BOX1 完全版DVD-BOX2 ファン・ジニ OST |
●「ファン・ジニ」 2006年 韓国KBS 全24話 ●演出:キム・チョルギュ ●脚本:ユン・ソンジュ ●出演:ハ・ジウォン(ファン・ジニ) キム・ヨンエ(イム・ペンム) チャン・グンソク(キム・ウノ) キム・ジェウォン(キム・ジョンハン) ユ・テジュン(ピョク・ケス) ●視聴:2008.4.12-5.10 DVD ●MV「貴方を想い(相想夢)」 |
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●Story 寺で孤児として10年間育ったジニは粘り強く活発な子どもに育っていた。 ある日、少しの記憶を頼りに母を探すため街に出たジニは通り過ぎる美しい妓生(キーセン)の行列に目を奪われる。 外国からの使節を歓待する宴で妓生たちが踊る姿に心を奪われ、妓生の教坊(芸学校)を運営する行首ペンムに才能を確信される。 ジニの母は貴族階級の男性と恋に落ち身ごもったが、捨てられ、妓生の子は芸生にしかなれないという身分を悲観し、ジニを生んだ直後、子どもは死んだといって寺に預けていたのだった。 しかし、ジニは芸への情熱と才能を磨きながら、運命のように母と同じ妓生としての道を歩む事になったのだった。 |
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愛と芸に本気で向き合った天才の悲痛な生き様が 絢爛な映像を通じて描かれた! |
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歴史ものであり、悲痛な恋愛ものであり、そして芸人としての成長物語であり、 さらに、豪華絢爛な衣装にメロディアスなサントラ! 切なくて、悲しくて、感情を揺さぶられ続けたドラマでした! 人間関係の描き方がとても濃密で、 身分の壁がどれほど高く厳しいものだったかが余すところなく描かれ、 そして、天才ゆえに芸への情熱と執着の方向が上へ上へと向かっている性というか、定めというか・・・ その辺の絡みがとても緻密に盛り込まれていてハマりました!! 若すぎる初恋の代償がウノの死だったジニ、 数年かけて乗り越えてやってきた新しい愛は決定的ともいえる辛い結末を運んできました。 どちらも2人を妨げたのは身分の壁だったけど、彼女を救うのは彼女の芸でした。 ジニの師匠だったペンムの厳しさや非情さの裏にある優しさは、死後いたるところでジニに大切なヒントを与えてくれました。 ペンムの回想シーンがあるたびに条件反射みたいに泣けちゃってね・・・私 それもこれも、ハ・ジウォンが身分は低いのに毅然としていて、 高飛車だが真実を見る目を持っている美しいジニを見事に演じていたからだと思います! 踊りや演奏のシーンではカリスマ溢れ、隠しているのにあふれ出る才能や愛情までも垣間見え・・・ 度胸があるから激情に流されてしまう行動派でしたね~ 結局はすべてが彼女の芸に内包され、いずれ昇華していくのでしょう。 ウノ役のチャン・グンソク君は初々しい若様がとてもうまかったし~(涙) ジョンハン役のキム・ジェウォン君は真心を語るにふさわしい誠実な貴族でした・・・ 登場人物他にも書ききれないくらい心に残っている外せないキャラクターいっぱいいます。 清々しい感じのラストに救われたけど、やりきれない人生のはかなさが余韻としても残る見事な作品でした! |
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2008.5.10 24最終話まで⑤真の芸人としての道を見出した! 処刑の日進宴で舞ったジニ。 ジョンハンだけを思い舞われる舞いに、同じ思いを抱いていた殿下やピョクケスは感涙する。 2人とも刑を免れたが、ジニは教坊へ戻る事を決意。 しかし、お腹に子どもがいると知ったジョンハンはジニと子どもを諦められない。 口論の最中、寺院の階段から転落したジニは流産してしまう。 子どもはとても賢く、思いやりに溢れた子だったから生まれなかったんだわと 野辺送りに、ジョンハンと共に曲を演奏する姿が切なかったわ。 女楽の長である行首を、プヨンかジニに決めるという現行首メヒャン。 「競演の場で最高の踊りを見せなさい」というのが指令。 華美な衣装や化粧、美しい美貌に全く頼らない踊りにこそ最高のものがあるはず と試行錯誤・うまくいかない日々のなか、新たな師ともいえる学者の先生と出会う。 人々と共に働き、踊る踊りの中に真の踊りを見つけたジニは競演ですべてのものに感銘を与えた。 しかし、行首に選ばれたのは全会一致でプヨン。 真の最高の芸人は芸にのみ生きるもの。 後進の才能を見出し、伸ばして行く行首の仕事には他人の才能の輝きを見出せる力をもったプヨンだからとのこと。 すべての苦悩・痛みを抱えて微笑む芸の道を歩むジニの笑顔は爽やかでした。 |
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2008.5.5 21話まで⑤ま、まさか本当にそうなるの・・・?(絶句) 次の22話が怖いよぉーー~ ペンムの死で後悔と喪失感にさいなまれ精神を病んでしまったジニを守るため、 ジョンハンは官職や、殿下の信頼すら捨ててジニと遠くに逃げ3年間、2人だけの幸せな時間を過ごせました。 それはよかったんだよ、少なくとも共に生きる幸せは何にも代えがたかったんだから!でもでも!! 捕まっちゃったじゃないかぁ~(泣) 殿下を裏切った罪は重い。でもジョンハンを助けるためにジョンハンをたぶらかしたジニを罰して終わらせたい殿下。 厳しい拷問でジニの居場所を吐かせたいけど、吐くはずないよね(涙) とうとう、殿下自ら言い渡しました。車裂刑(!)だって・・・(ToT)うぅぅ・・・ もう助かる道はない、 共に死にたいけどジニに舞踊家であってほしいと願って死んだペンムにも、 守り抜こうとしたジョンハンの思いにも応える形として、処刑の日に殿下が命じた宴で舞い、壇上での死を決めたジニ。 何でそんなに苦悩の人生・・・ジニのおなかにはジョンハンの赤ちゃんが・・・はぁぁ・・・・ |
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2008.4.30 18話まで⑤行首様ーーー!(泣)誇り高き舞踊家でした! 行首ペンムが舞踊家としての誇りと、ジニの前途のために自ら命を絶ってしまいましたーー(号泣) ジニは昔の恋を割いた残酷なペンムを恨んでいたけど、 その激しさは2人があまりに似ていたから克服できずにいた溝・・・ 踊りに寄せる情熱も同じだけあったというのに、ジニの感情が隔て続けた2人・・・ 殿下直々に官妓であるジニを妾に娶りたいと申し出て了承を得たピョクケス。 しかし、その婚礼となる宴で断るジニ。 詩の競争でも負ける羽目になり思い通りにならない怒りで舞妓の踊りを止め酌をしろと強要するピョクケス。 踊りを愚弄し、芸や才能そのものを否定する言い草に耐えられなかったペンムは とうとう無礼を働いてしまいました。 刑を受ければ足を折られ命と同じ舞踊は踊れない。 ジニがピョクケスの気持をなだめようと側室を受け入れてしまえば、唯一無二の「鶴の舞」は完成しない。 ペンムは誇りと踊りの未来をとったのでした。 私、ペンムの並々ならぬ強さとそれゆえのもろさはずっと垣間見えていて好きだったんですよね・・・ ライバルを失ったメヒャンの思いや、破格のリーダーを失った教坊の妓女の悲しさ、ジニの後悔が身にしみちゃって 崖上でペンムが最後の舞を舞う辺りからもう泣けて泣けて・・・・・! |
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2008.4.29 16話まで⑤結ばれた!思いはつながったよでも・・・ 身分が、立場が、社会的に結ばせてくれないとわかりすぎるほど分かってた二人は 男女としてではなく、音楽を芸を高める使命を果たしていく同志として生きていこうと決断しました。 それはとても賢明だったけど、心はそう割り切れるものでもないよね、 「僕の心だけここにおいて行く」って言って引き返してきたジョンハンの心を受け取ったジニ 結ばれたんだよ、心も体も! でも、共に過ごせない人生を歩むのはとても寂しいよね、 でもジニには芸がある大丈夫じゃないだろうかと希望的に思いたいです・・・ 20年以上ジニの父を待ち続けた母ヒョングムの元にとうとう彼がやってきました。 ジニと楽士様が出た宴に招かれていた貴族がそう・・・ ジニをみて昔会った妓女に似ていると思い出話を語る彼に怒りをぶつけるジニ。 楽士様の深い計らいで彼は母の元にくることになりました。 「またくる」といって去る彼を幸せそうに見送る母。 寂しすぎる長い人生、時間がたてば、こうして会うことも可能になるかもしれない状況や心情。 ジニも、いつかは1人の妓女として深い愛を心に秘めながらジョンハンと向かい合えるときがくるのかなぁ~ はぁ~次が気になる!! |
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2008.4.27 14話まで⑤本物の愛はダメなんだよーー! 4年後、決して踊りを踊らず男を受け入れずに、 コムンゴ(楽器)と詩と話術、そして美しさだけで名妓と呼ばれるようになったジニ。 そりゃもう、高飛車だしベンム師匠にも偉そうだし、どんなお偉方にもへつらわず、 時には振り回しておいて破滅させるなんて感じですごいことになってます! でも人生をどこかで捨てているような潔さと、芸と自分自身に真っ直ぐな彼女の生き様が 特に美意識の高い、より高位の男達を惹きつけてやみません。 そんな中、郷楽(朝鮮の伝統音楽・舞踊)にひと際造詣の深いキム・ジョンハンという貴族に出会います。 芸に真心をこめなければ誰をも感動させられないと語る彼は、どこか亡きウノの純粋さとつながる。 そして知らず知らず2人には真実の愛が生まれたようです・・・ 女楽の行首メヒャンについて剣舞を学んだジニは、 さび付いていた舞の情熱を、ウノとの楽しい思い出とジョンハンの真心を重ねる事で思い出します。 ジョンハンに真実の愛があればあるほど、妓女であるジニには悲劇しか生まない。 ジョンハンはその愛を心に閉じ込めていて、 そして、そんな彼の大人ゆえの思いやりに気づいているジニ・・・・ 一方ジニに拒絶され屈辱を受けるたびに心をかき乱され、次第に彼女なしではいられなくなった王族の男ピョクケス。 本当の愛では幸せになれず、かといって芸を極めるしかないジニの運命を思い、 お母さんはピョクケスをジニの後ろ盾に出来ればと、ひそかに動き始めましたよ・・・ でもピョクケスの真心無き打算はやっぱりジニに見破られるんじゃないだろうかねぇ~ |
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2008.4.26 9話⑤ウノーー!やっぱり罪作りだよー(涙) 髪上げは流れたけれど、ジニを奪って逃げる事が出来ず裏切った形になったウノ。 母も裏切れず、ジニも取れない、 雨の中一晩中失意の中詫びと後悔で気力を失ったウノは、 吐血し倒れてしまいました。 回復の見込みがなくなり、あっという間の急変。 ジニに詫び彼女の幸せを思って語る心の声は切なかった・・・ 公の場で親に恥をかかせた事、親より先に逝った不孝者ということで葬儀も出してもらえず、 柩に入れられ荷車に乗せられました。捨てられるらしい・・(そうなの!?)どうやらそうらしい。 教坊の前で動かなくなる荷車。 声をかけ別れの言葉を振り絞るジニ。 ジニは心を閉じ込め、言葉が分かるだけの美しい花、「解語花」である妓女として生きる決意をする。 身分というもの特に貴族たちを恨み、そして2人の仲を裂いたペンム行首にも復讐を誓ったのだった(涙) |
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2008.4.20 8話まで⑤にUP! もどかしい身分の低さよ(涙) 宮廷の女楽をかけて行われる競い合いが決定し、松都教坊もその地位を目指して磨きをかけていたが、 競い合いに出られるのは妓女だけ。 そのため地元での有力者を集めて行う宴の折に髪上げ(処女を捨てる日)をすると決定する。 髪上げが近づくジニたち童妓。 しかし、ウノは身分を越えてジニを妾などではなく1人の正妻として迎える結婚を望んでました。 彼の本心を知るにつれ次第にウノへの愛が膨らむジニ。 ウノが自分に向けている真心を守るために芸を捨てる決意までしたけど、 行首の提案で、髪上げを名乗り出た人に対してウノが果たして覆す勇気があるか賭けなさいときた。 彼がその後笑いものにならぬ程の芸を見せなさいという勝負。 ジニは受けてしまうんですね・・・ 芸を持ってしてその後の彼を救うのだ、みたいな複雑な感じ・・・ 名乗り出たのは、ジニが息子の思い人だと知らなかったウノのお父さん・・・ はぁ~どうなるのぉ・・・・(涙) 8話ではジニの童妓仲間ソムソムのエピソードに泣かされました。 百姓と奴隷という身分違いの愛。 百姓といっても極貧で、父がなく家族のために早く旦那を見つけて金を儲けろという病気の母。 ただひたすらに見守り助けようとしてくれる奴隷身分の彼を愛していながら、 やはり見ず知らずの男達に体を許す悲しさに耐え切れず死を選んでしまいました。 ジニの愛にシンクロさせつつ描かれた、ソムソムの悲しさと絶望はこたえたわ・・・・ |
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2008.4.20 4話まで④初々しい恋に・・・ お母さんのいる松都教坊でペンム行首の下修行してきたジニは、 美しく、そして才能を花開かせようとしていました。 ジニを一目みて好きになってしまった両班(貴族)の子息ウノ。 一方的にジニを好きになって果敢にアタックしてくる積極的な姿が素敵だったわ! ウノ役のチャン・グンソク君は若々しいです! ウノの側仕えをしている下男は、最近見終わった「ハロー!お嬢さん」で主役ドンギュ室長の秘書をしていた方です。 このドラマでも、お供の下男でありながら友人のように明るく、お茶目な存在でこのウノの一途さをうまく助けています。 癒される存在感ですね~! ジニは数回ウノと時間を過ごす事でどんどん仲良くなっていきました。 でも芸の道を究めようと努力しているジニはウノのことも芸の道も等しく大事になっているようです。 でも若いウノは彼女が誰かの前で美しく舞う姿に嫉妬するようですねーー ジニの母は、2人の恋が本物なのであれば応援してあげたいと思ってますが、 身分違いもはなはだしく、恋を隠しとおせないウノは母にばれちゃいます!こわーーー! |
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2008.4.12 2話まで④大変わたし好みです! お母さんに会いたくて一生懸命なジニの姿にちょっと泣かされちゃって・・・ 踊りに出会って心を奪われてしまうジニや再会を母に喜ばれていないと感じるジニの寂しさにも切なくされ・・・ 子役のジニちゃんうまいです! 「太王四神記」のスジニの子役も彼女でしたよね、楽しみな俳優さんです! ジニのお母さんはただ1人の男性に愛され、 その人だけを見つめて生きるのが女の幸せだと感じていたんですね。 もちろん身分そのものは低く、その境地からは逃れられない悲哀をひしひしと感じていたのだろうけど、 ジニはどうやらまずは芸の道にとても惹かれてますね。 才能もあるし、行首のペンムさんかはら将来この坊を任せられる逸材として見られています。 映像の美しさや曲の雰囲気など、ストーリーが悲しく、そして盛り上がって感じる演出ですね! ジニに恋するウノという両班の少年が彼女を見つめてました、ジニも恋に落ちるんだろうか・・・? 悲しい恋になりそうです(泣) |
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●MV「貴方を想い(相想夢)」歌:チェ・ヘジン |
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