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ハマリ度☆④家族になった気分 | コンプリートBOX |
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●1996年 韓国KBS 全66話 ●演出:イ・ウンジン ●脚本:チョ・ソヘ ●出演:チェ・スジョン(ソン・チャニョク) ペ・ヨンジュン(ソン・チャヌ) イ・スンヨン(イ・ヒョギョン) チェ・ジウ(カン・ソッキ) パク・サンウォン(カン・ソクチン) ●視聴:2004年 DVD視聴 |
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●Story 父の仕事で転校して来たチャヌは同じクラスになった実業家の娘ヒョギョンを 好きになるが、ヒョギョンは美術に才能のあるチャヌの兄チャニョクに恋心を抱く。 2人の交際を反対するヒョギョンの両親は暴力団を使い二人の仲を裂こうとし、 チャニョクはそれによって足に障害が残る大怪我をする。 もともと勉強ができたチャヌは復讐のために弁護士(検事)を目指し、 アルバイトと勉強に打ち込むのだった。 |
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長いけど、終わる頃にはこの家族と別れるのが寂しかった | ||
長かった~。 華やかでもなく、ちょっと映像も古い、 おまけに主役のチェ・スジョン@チャニョクは花美男って感じでもなかったからね~。 おまけに途中から兄への復讐に燃えるチャヌに焦点が移ってからは ペ・ヨンジュンが主役みたいになったしね~(笑) チャニョク兄弟には少し知的障害のあるお姉さんがいるのですが、 とっても純粋で優しい彼女がちゃんと良い人と結婚して子どもにも恵まれる辺りなんかは 涙が出るほど良かったです! 1996年の韓国って日本の1996年よりも古い感じでもあるようですね。 その様子が反映してか、チャニョク兄弟の子ども時代って日本の50年代みたいな感じかな~? もうあれやこれやといろんな問題が起こるんだけど、割とナイーブではっきりしない兄に チャヌが助け舟出してるって感じですっきしない前半でしたが、 後半、チャヌが復讐を目指していく辺りはチャヌのビジネスの才能や学力の高さなど、 ヒーローらしいキャラクターが垣間見えてました。 これが当時、韓国のジェームズ・ディーンとぺ・ヨンジュンが呼ばれるゆえんとなったようです。 でもね~、ヒロインのヒョギョンのいとこ役のソクチンオッパは大学生役で登場するんだけど、 もう、笑っちゃってだめでした~~(笑) おじさんすぎて大学生って、無理がありすぎ~~!要ちぇっく! 今振り返ってみたら66話も必要なかったかなって思わなくもないけど、 その全ての登場人物が無駄なく描かれていて 終わる頃はもう自分までこのソン家の一員だったかのような錯覚に陥ってました。 ストーリーが終わる頃には寂しかった記憶が・・・ 人に対する憎愛の振れの大きさと、家族に対する思い入れがこんなにも強いのか~と 韓国の人情事情を感じた1本でもありました。 |