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海雲台の恋人たち ハマり度☆テンポ良い
シンプルDVD-BOX


OST
●2012年 韓国KBS  全16話 
*注:BSの放送は23話になっています

●演出:ソン・ヒョヌク パン・チンソク   
●脚本:ファン・ウンギョン
●出演:
キム・ガンウ(イ・テソン=ナム・へ=ヤン・テソン)  
チョ・ヨジョン(コ・ソラ)
 チョン・ソグォン(チェ・ジュニョク) 
ナム・ギュリ(ユン・セナ)
●視聴:2013.2.26-3.12 KNTV
●Story
イ・テソンは優秀な検事だが、現場に自ら乗り込み捜査員たちを酷使するため
捜査官たちからは人気がない。
釜山で追っていた麻薬密輸犯検挙に失敗して立場がないテソンは、
孤児院にいた自分を引き取り育ててくれた父のためにも結果を出そうと
休暇をとり自ら単独捜査をすることに。
ナイトクラブにいたサムチョン水産のソラを麻薬の仲介役と勘違いしたうえ、
取り逃がした麻薬密輸犯の”おんな”と思ったテソンは、ソラの民宿に寝泊りしながら
犯人を待ち伏せしようとするのだが・・・。
レビュー
1-2話  
3-6  7-9  10-12  13-16完
ハッピーエンドを期待して気軽に見られるロマンス
釜山の海辺が明るくて爽やかだった~
私、チョ・ヨジョンの穏和な顔立ちと真っ直ぐな演じ方が好きなんだけど
今回は「スリングショット」の時にうまくてびびったキム・ガンウが主役を演じていて目が離せませんでした。

いろんなコンセプトが詰まってはいたもののストーリーは結構オーソドックス。
ただ、軽いラブロマンスにキム・ガンウが出演している意義が私には大きかったです。
キム・ガンウ、本当に演技うまいよね。
記憶を失い、また取り戻し、ふたつの人生の狭間で苦しみながら進むキャラクターは説得力すら感じました。
オム・テウンがもらうような役をもらえたらきっと活きるんだろうけどな~^^シリアスで演技力の要る役。
基本的に映画向きなんでしょうか^^

暴力団の娘を愛らしく描く努力があちこちでなされていて、その一つが小バカで可愛いヤクザたち。
それと物語の最初辺り、コメディ色を引き出すために安いお笑い演出もちりばめられていました。
まハッピーエンドになる事がおよそ約束済みであることの布石のようだったとも思えますが^^

テンポが良く展開も早いので、結構なペースで視聴を楽しみました。
あ、主演の2人と助演のチョン・ソグォンは魅力的なボディをお持ちの方々なので、
海辺の舞台にピッタリでしたよ~^^


2013.3.12
16(最終)話まで明るくハッピーなエンディングで

記憶が戻ったナムへは同時に自分がイ・テソンであることも悟ったんだけど、
テソンとして生きた記憶には、育ての父の望む息子になるためだけに集中し、
心を殺し続けていたことも知る。
ナムへとして生きた短い時間の中で、自分として生きる幸せを知ってしまったテソンは
真っ直ぐにソラの元へ戻りたい。
けれど、テソンを諦められない父とセナによってソラたちが危機に。
大事な人たちを守るためにソラと別れる道を選び検事局に戻ってきたテソン。
そんなテソンに釜山勤務の辞令がでた。

ソラたちは、亡き会長の妻タミとヤン会長の右腕だったミンシクとのトラブルに巻き込まれて
逮捕されていました。
担当となったのは唯一真相を知るテソン。
法廷でソラたちがミンシクたち暴力団と同じグループとしては括れない状況を立証し暴力行為を否定し
また病床のソン会長からホテル経営に関する委任状をもらったのは虚偽だとする罪状には、
第三者の目撃者がないことから、
委任状をもらった自分が検事の職を放棄してその裁きを受けると申し出ました。
けれど、当のソン会長自らが証人として出廷し虚偽ではないと証言をしてくれたため、その難を逃れました。

ホテルは、プレステージとの合併賛成派と反対派の株保有比率が同じで真っ二つに割れ
その昔ソラのお父さんが譲っていたソラの生みの母の持分2%で決着が。
ジュニョクの育ての母であるため一堂は息を呑んだものの、
捨てた娘へ詫びると同時に最後のプレゼントにしたいという母の思いがソラたちを勝たせました。
お母さんは在米韓国人で、若い頃韓国に来たときにお父さんと恋に堕ち結婚したものの
未熟さゆえにこの生活が怖くなって逃げてしまったと詫びました。
稼業が稼業だっただけに、理解したソラ。

ただ、お母さんのために娘との再会を幸せなものにしたくて合併を棒に振ったことで
ジュニョクはお父さんに解雇されたみたいよ~
タミはホテルからも追い出され息子が持ち株を手放していた事が分って一文無しに。

テソンは法廷での一件ではっきりと養父とセラへの決別の意思が固い事を伝え
セラも離婚を決意してくれた。
ホテル経営については、経営手腕の高いジュニョクに社長を任せる事にし、
ソラたちはこれからも魚を卸し続けることに。

これでテソンは検事としての出世街道から完全に締め出しを食らうだろうけれど、
何よりも願っていた心の幸せが訪れた。
ソラと結婚するテソン。
遭難した無人島でハネムーンを楽しむ二人。 幸せになれそう。

2013.3.8
12話まで2人の心は近づいた

タミの子が帰国するまでの間、社長の息子かもしれないという立場を利用してナムへは株主名簿をゲットし
経営をソラ側に任せてほしい旨株主を説得する事に力を注ぎました。
その間は偽装結婚ではあるが、本当の夫婦として世間を欺く方便を取ったんだけど、
2人の心はどんどん近づき、ナムへはソラに正式にプロポーズするつもり。

ジュニョクはソラのお父さんからタミの子がテピョンヤンという人との子である事を聞き
またお父さんがヤン会長からその昔に受け取った血判をゲット。
総会でそれが明かされ、ナムへは唯一のホテル相続権第一の息子だとはっきりしました。

でも有名ホテルチェーン・プレステージを経営するジュニョクは、
海雲台ホテルの大株主の息子を説得して、吸収合併の準備を進めていました。
しかもセナから、亡き夫との結婚写真を見せられたジュニョクは即座にセナの夫というテソンの身元を調べ、
いやイ・テソンの育ての親イ弁護士を呼びました。

園児をバイクから救ったときに頭部を打っていたナムへはイ弁護士を見てお父さんと呼びました。
記憶が戻ってきたんだね。ソラとの関係はどうなる事やら・・・・。

2013.3.7
9話まで身元判明で展開

ナムへは記憶が戻るまでサムチョン水産で住み込みで働くことになりました。
ソラの家に来たミングの様子を見て、奴は闇金に追われている詐欺師だ
とナムへに忠告されたけど信じなかったソラは式当日、ミングが全てを奪って逃げた事を知りショック。

でも近所の皆さんにお父さんがしでかした損害賠償をご祝儀でする予定だったため、
式を中止にできなくてナムへが新郎役をやらされました。

ナムへは後日、お尻に星型の傷がある人を探しているという海雲台ホテルの故
ヤン社長の息子探しに参加。
シッターだったシムお祖母さんはナムへが息子のテソンに間違いないと太鼓判。
ヤン社長は火葬されており、2ヵ月後に戻るという後妻ユク・タミの息子とDNA鑑定することになっています。
でも、この息子は、ソラのお父さんの記憶では、
あるショーパブで歌っていた歌手テピョンヤンという人との子みたいよ~
もしそうなら、絶対にDNA鑑定で兄弟であるという結果はでないよね~、タミめ~~

敵の息子だったと分かり、頭では納得いかないソラ。
でもテソンにとってソラはすでに自分の特別な女になってしまっています。
ソラの願いはホテルを取り戻す事だから、それに手を貸そうとしているんじゃないかな。

さて、ホテルの副社長ジュニョクのNYにいる義母は、
1歳にも満たない頃ソラを捨てていったお母さんでした。
幼稚園の頃父が再婚してお母さんになった人らしく、ジュニョクにとっては大事な母。
ソラにとっては、産んでくれた人だったとしても母の記憶は全くなく、
その事実以上の感情はないみたいですね。

ジュニョクはソラを見守ってくれている一方で、ホテルを買収する準備を裏で着々と進めている様子。
現社長代理であるヤン社長の妻と、ヤン社長の実子を見つけることで、双方の騒乱を利用する作戦。
ただ、ヤン社長の実子が経営力も実力も頭脳もない人ということが前提。
テソンは優秀だからどうなるやら。

2013.3.6
6話まで気軽に見られるドラマ~

潜入捜査でソラを張り続けてもなかなか狙いのオ・ジョンチョルと接触してくれず焦るテソン。
自分から目を離さないテソンを見て、よほど自分に惚れているんだとちょっと揺れるソラ。
でも、ソラには結婚相談所で知り合った公務員のミングと結婚準備を着々と進めています。
ただこのミングはただの結婚詐欺師。
準備の品や衣装代、新居など、言葉巧みにほとんどをソラ側に出させ、
それを売り払って金に替えてます。
新居を売り出していたから、そろそろトンズラされるかも・・・。

やっとジョンチョルを見つけ逮捕というタイミングで、テソンは後頭部を殴打され海に転落。
テソンの車で逃走を試みたジョンチョルは直後交通事故で崖から転落、焼死してしまい、
車内の身分証やその他の持ち物からテソン死亡とされてしまいました。
テソンは養子だからDNA鑑定をしようにも肉親は家族にいないしね・・。

このテソン、やっぱり羊の革組組長ヤン・マノの探し求める息子です。
昔シッターをしてくれていたお祖母さんが言うにはお尻に独特の☆型の傷があるそうですが、
テソンにあるんです。
テソンも幼い頃の断片的な記憶の中で、ケンカする大人たちをわき目に母と逃げ、
途中自分が欲しがったゆで卵を買いに行った母が目の前で交通事故に遭ってしまったシーンを夢に見ました。
間違いなさそう。

海に転落したテソンは、夢のお告げで今日の漁に最適だという地点を告げられた
スンシンおじさんたちの網にかかって引き上げられました。でも記憶を失っていて・・・。
死んだと思っている家族から捜索してもらうことは不可能だから、行く当てもないテソンは
当初名乗った偽名ナムへさんと思われてソラのサムチョン水産に厄介になる事になりましたよ。

2013.2.26
2話までなんか好きだな~

ソラたち釜山の面々の話す言葉につけてある字幕が関西弁でどうもかわいい。
メルヘンのような気の良い元ヤクザものたちをこよなく愛し愛される
元組長の娘ソラたちのやり取りも微笑ましい。
そこへ、バリバリのエリート検事テソンが身分を偽って潜入捜査。
演技派のキム・ガンウがそのテソンを演じているのだけど、
ソラたちと絡んでるとキャラまで変化してきて可愛いんです。
チョ・ヨジョンも好きだし、キム・ガンウ、なんか好きなんだよな~^^#

さて、ソラのお父さんは白い砂浜組の元組長。
地元を活性化し、自分の夢を叶えるために海雲台ホテルを建てて運営していたのだけど
10年前、ナンバー2だったヤンが組長に知的障害を負わせたうえホテルも奪った経緯があります。

ソラは父に付いてくれた元組員とともに「サムチョン水産」で地道に鮮魚販売をしているのだけど、
従業員のスンシンおじさんの娘を助けるために行ったナイトクラブで
潜入捜査中のテソンから麻薬密売犯の恋人と勘違いされてしまいました。

後日ソラが密輸犯逮捕の糸口だと踏んで身分を隠して単独捜査に来たテソンをみて
追ってくるほど自分に惚れているんだとソラは勘違い。
勘違いが積み重なってどう展開するのか楽しみなところ。

今ホテル経営しているヤン社長には、幼い頃行方不明になった息子テソンがいたみたい。
病床に伏したヤン社長はテソンに会いたいと切望しています。
これって、孤児院から今のお父さんに引き取られたという検事のテソンのことだよね?^^