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秘密の扉 ☆視聴中断☆
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OST(SBS韓国版)
●2014年 韓国SBS  全24話
●演出:キム・ヒョンシク
●脚本:ユン・ソンジュ
●出演:ハン・ソッキュ(英祖) 
イ・ジェフン(イ・ソン思悼世子) 
キム・ユジョン(ジダム)
キム・チャンワン(キム・テク) パ
ク・ウンビン(恵慶宮ホン氏)
キム・ミンジョン(ナ・チョルチュ剣契東方頭目)
●視聴:2015.12.1-  衛劇&LalaTV
●Story
英祖は、老論派と組むことで王権を維持した経緯から
今でも家臣の長領議政キム・テク始め老論派の圧力に苦慮している。
青年に成長した息子世子イ・ソンに政務を任せつつも、
常に後ろで目を光らせながら王権の安定を図ろうと必死。
けれど、世子は国を良くしようとするあまり政治の怖さを知らずに動いてしまい、危なっかしさが抜けない。
そんな時、世子の親友画員のシン・ユンボクが殺害される事件が起きた。
レビュー
1-3話  4-7  8-10
セリフが好きなユン・ソンジュ脚本家の作品
しかも本作は演技派揃い。
なのに
今回は気持ちが乗っていかないのでここまでにします。


ここ最近は疲れ気味なのか
エンタメ度の高い作品、ロマンスならなお良い、的な気分になってます。

また興味がわけば再視聴してみるかもしれません。
とりあえずここまでで。

2015.12.16
10話まで虚構の決着点に落とされて

ムンスの執務室で「ムネソ殺害事件」の貸本を見つけ、
ユンボクのメッセージから連判状の写しがあぶり出しで確認できた世子。
その内容に愕然とする一方で
世子は事件を違う角度から見る必要があると知りました。

カン・ピルチェが太長の煙管に連判状を隠したと察知したムンスは
チョルチュに奪ってくるように依頼。
現場で、父キム・テクに頼まれてやってきたムと争ったチョルチュは、
殺害されるピルチェを見て、一旦煙管をゲットし逃走し、
無事ムンスの手に渡しました。

独自にピルチェに行き着いた世子が到着した時にはピルチェは死亡。
その後の捜査で世子が犯人だとされてしまいました。

世子が窮地に立ったため、嬪宮も動き、まずはジダムを保護。
遺体の拷問あとからキム・ムが浮かび、ムの母が元妓生ということから、
その父が判明するという一連の流れをジダムが明かしてくれました。
老論派の先手を取った聡明で行動力のある嬪宮。
ムが逮捕され、真犯人を尋問する場が開かれました。

ただ、ムは背後の黒幕である父を守り抜き、
事件はある高価な文書を巡る暴力団同士の諍いが原因だった
という決着点にたどり着いてしまいました。
息子の情を計算していた冷徹な男キム・テク。

陰謀作術の中で保身と攻撃が繰り広げられる政治の世界に
改めて空恐ろしさを感じながらも、
息子サンを守るために立ち続けようと覚悟を決めた世子でした。

それでも、あの連判状に父もサインしていたとはまだ分からない世子です。

2015.12.10
7話まで真相に近づいて

再捜査に乗り出したものの、真相に近づいているようで近づけない。
もちろん、陰で老論派の長老キム・テクが動き、英祖も独自に動き、
そして世子を危険にさらしたくない師匠のパク・ムンスも動くから。

実際のところ、殺害されたフンボクを井戸へと運んだのは
東方剣契統領チョルチュ。頼んだのはパク・ムンス。
なので、現場に落ちていた「ムネソ殺害事件」の貸本をムンス大監が保管してます。

当然ながらここ、というところで世子を阻む壁を越えられず、
かずかずの証言が寄せられて、なんと
”ユンボクが王族を侮辱した罪”で決着させるしかなくなり、
その家族は奴婢として地方へと送られてしまい失意の世子。

それをみて黙っていられなかったのはジダム。
危険を冒して王宮へと潜入し世子に直に会って目撃したことを伝えました。

失敗を糧に、世子は密かにジダムの助けを借りて不審な点を洗い直し、
その途中でジダムの知人である東方剣契の頭目チョルチュとも知り合いました。

ユンボクが描き残したものの中から、下手人を意味する記述を察知し追跡。
人違いを誘発させる英祖のミスリードを経て、
とうとう真犯人カン・ピルチェにたどりつきそうです。

カン・ピルチェはフンボクを殺害後、連判状を手にした地点で複製しキム・テクへ、
原本は老論派にとっての致命的な一手となるため
ライバルである少論派に大金を吹っかけて譲ってやると打診しています。

仕える駒程度にしか思っていなかったキム・テクは
ピルチェにのど元に剣を突き付けられたような現状の打開策を練っています。

ただ、パク・ムンスも連判状を持っているのが東宮殿付の
別監ピルチェだと気づき追っているところ。

この連判状は、現王と老論派が手を組んで前王を死に追いやったことを示す
決定的な証拠となることから絶対に隠密裏に抹殺したい一品ということです。

2015.12.4
3話まで見応えありそう

ハン・ソッキュの演技がやっぱりすごい。
人間臭さや感情の揺れのようなものを、王の役という形式を取っ払って見せてくれる。
実際にあの時代の王だって人間だもの、こんな風だったんじゃないか
というリアルさをガチで届けてくれている感じ。

そんな王と対等に亘り合ってくる領議政のキム・テクの配役がまた
キム・チャンワンなの!
このキャスティング、すごい目利きの技じゃない?
どこか脱力感。だけど何か企んでるのか企んでないのか見えないのが怖い。
あの弛緩度の高さが行間を演じてくるようでハン・ソッキュとのケミがすごい。

世子役のイ・ジェフンは映画なんかで力をつけてきた若手君ではあるんだけど
この老練なカリスマ俳優からどんどん吸収している感じです。

本作はあの有名な米櫃事件へと発展する英祖と思悼世子の物語。
親子の軋轢が一体どう展開するのか、
ユン・ヒョンジュ脚本家の手腕が楽しみな作品です。

さて、物語は英祖が老論派の圧力に苦慮しているところからスタート。
今は世子に政務を一任しているんだけど、300年以上お上だけにしか認められていない
出版権を解放するという案を進めようとします。
娯楽度の高い小説を出版する”貸本”という業態が闇市場で広がっていて、
知的娯楽を禁ずることのマイナスを正そうとしている様子。

けれど、家臣連の力が強い今、王権の一存ではどうともできないという現実を
いかに世子に分からせるかが容易ではない。

そんな時、世子の親友シン・ユンボクが殺害され、王陵の井戸から発見されます。
ユンボクは、英祖と老論派が手を組んだ折に取り交わした”連判状”を
隠し持っていて、それを世子に渡そうとして命を狙われたようです。

英祖はその存在つまり手を組んだこと自体を世子に知られてはならないと苦慮し
老論派もそれが世に出てはまずい。
連判書自体は領議政の手に届いてはいたんだけど
ユンボクはその内容を貸本”ムネソ殺人事件第1巻”に書き写しています。

ムネソ殺人事件の作者は氷愛(ピエ)居士というペンネームのジダム。
彼女はユンボクの殺害現場を目撃しています。

事件の調査は英祖や老論派の圧力で、ユンボクは自殺、という結論で終結させました。
それでも事件が腑に落ちない世子は再捜査にのりだしたところです。