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イルジメ
ハマリ度☆伝説だよ!良かったよ!

ディレクターズエディション
コンプリートBOX(2010年)


コンパクトBOX(廉価版)

日本版OST
韓国版OST
●2008年 韓国SBS  全20話
●演出:イ・ヨンソク   ●脚本:チェ・ラン
●出演:
イ・ジュンギ(イルジメ/イ・ギョム/ヨン) 
パク・シフ(シフ) ハン・ヒョジュ(ウンチェ)
●視聴:2008.10.4-11.3  DVD
●MV「花信」byパク・ヒョシン 
●Story
ギョムは現陛下が即位する際に功をなした一等功臣イ・ウォノの幼い1人息子。
ウォノは自らの影響力の大きさを知っているがゆえに政治の世界からは一歩退いており、
勇敢で正しい道を歩もうとする正義の男。
ギョムはその父を見て、まだ幼いが賢く育っている。

しかし、ウォノのいる辺りから民心を捉えるであろう赤い為政者の光を見たと言う占い師の言葉に危機を感じた陛下は、功臣ゆえに忠告してくれるウォノの言質をとり、謀反の首謀者に仕立て上げ、一家もろとも取り潰してしまった。
なんとか逃げ終えたギョムだが、一家に成された非道な罰の数々にショックを受け記憶を失い、故あって助けてくれたセドルと、ギョムの腹違いの兄を産んだセドルの妻を母として育つのだった。
過酷な運命から逃げず民の希望となった伝説の義賊を
イ・ジュンギが人間らしい英雄として演じた!
わぁ~良かったわ~!
愛おしくて応援したくてそして泣かされた一枝梅でしたーーー!

重くて過酷過ぎる運命を決して投げださなかった強靭な精神力は、
彼を愛してくれた2人のお父さんからの暖かい見守りと教えがあったからだったね!
特に育ての父セドル父さんの明るい笑顔は、亡くなってからのほうがさらにぐっと来ましたねぇ。

このドラマに加速度的にハマっていくのは、
ヨンが何が何でもイ・ウォノ父の無念の死の真相を解き明かさないことには
決して誰も守れないと気づき、そのために、普通の若者が黒ずくめの一枝梅(イルジメ)に変身し、
誰よりも華麗で強い武術を身に付けてからでした!

両思いだけど、素性を明かせないヨンがイルジメとしてしかウンチェと向き合えない
切ないシーンも盛り上がるわけですよ!
マスクを外したら素性が分かる。でも外さないとキス出来ないからウンチェは目隠しでってことで
たった一回だけのキスシーンの美しさにどれだけ萌えるか!
おまけに、腹違いの兄シフの激動の人生もまた、いつ兄としてヨンに協力してくれるのかと
わくわくもしましたし!
結局最後の最後だけだったけど、時代劇がめちゃめちゃ似合うパク・シフは
今後もどんどん時代劇の顔になられるんじゃないでしょうかね~!

もうね~、子役時代のギョム君がうまいの何のって、
彼のギョムがあったから記憶が徐々に戻りその運命の深淵を覗いたヨンの苦悩が
明るいヨンのキャラクターの影の部分として
イルジメに投影されて行くわけですよ。
その陰のあるギョムとしてのヨンがめちゃカッコ良いんだなーーー!!
しかも部分的に鉄で出来た黒ずくめの衣装に赤い紐やリボンで止められたブーツやなんかが
ひらひらと風にまうという演出、
良く出来てたなぁ~!
エンターテインメントとしての出来も上々でした!

義賊イルジメの伝説は、ある意味いかようにも解釈出来るようです。
今回、政治的に無実の罪で抹殺されてしまった父親への復讐に立ち上がるという設定、
なかなか見事でした!




2008.11.3
20(最終)話まで こうして伝説となったってわけね!

残すヒントはもう王宮にしかない!ということで、清
国にむりやり兵として送られる友達デシクたちの救出も兼ねて、
清国の客人をもてなす宴の日に潜入すると予告したイルジメ。
ヨンがイルジメだと知った友人達の助けを借り何度もピンチに遭いながらも救出作戦成功。

そしてたどり着いた真実、そこには父の敵が国王であるという証拠が・・・
しかも、父ウォノは国王の弟だった。
父の代わりである梅の木に謝罪をさせることが出来たギョム。
しかし国王の命まではとらなかった。
そして追ってきた国王付きの護衛サチョンの命もとらなかったギョムは後ろから斬られてしまう。

自分がイ・ウォノの息子であり、そのウォノの謀反の罪をなすりつけた
偽の血判状が自分が埋めに行った物だと気づいたシフ。
尊敬していたあの貴族親子が家族だったと知ったシフの誇り!
自分の道をふさぐものは情を掛けずに斬れという剣の師匠サチョンの教えどおり、
ギョムの敵である師匠を斬ったのでした。

ウォノ一家の名誉回復、民への蛮行を詫びろそれが出来なければ王をやめろ
という約束が守られているとは思えない4年後、
王は約束を守らなければまたいつでもくる!といったイルジメにおびえる毎日。
人々はイルジメがまた現れるのではないかと期待しつつ勇姿を語り継いでいる。

2008.11.2
17話までセドル父さーーーん!(号泣)(ToT)

セドル父さんが!父さんがみんなに罪があるなら全部持っていくって行って
息を引き取ったよぉ~(号泣)
せっかくタニさんと婚礼を挙げ、3人で幸せになろうって誓ったところだったけど、
すでにイルジメがヨンだと知ってたセドル父さんは、ヨンが厳しい包囲網の中へ突入してしまい、
まんまと捕まりはしないかと心配で、
非常事態だとばかりに黒装束で偽イルジメをやっちゃいました・・・・

それだけだったら模倣犯ですんだかもしれないけど、
その家で交わされていた会話と言うのが問題だったらしい・・
その人たちは亡きギョムの父ウォノ氏とともにかつては現殿下が即位するのに功をなした
天友会の最後の2人。
裏切りがあるのではないかと疑われていただけに、どんな会話をしていたのか吐け!
とセドル父さんに対し激しい拷問でした・・・あぁ(涙)

父の死に逆上したヨンは残った最後の天友会の1人に話を聞きたくて侵入した所、
最初からこの主人を狙っていた刺客と出くわした。
刺客を逃し、こんどは追ってきたシフと対決したヨン。
深手をおったまま生死の境をさまよって家に帰りついた。
でも後を付けていたシフは驚愕!とどめを刺そうとしたところを母に「実の兄弟だからやめて!」
と止められた。
受け入れられないシフ。でもイ・ウォの息子だとはまだ聞いてない。
ただ、さる謀反人の息子なのだとだけ・・・

天友会メンバー殺害の指示はビョンシク大監から出ていたと突き止めたヨン。
さまざまな悲しみと苦しみを抱え、いよいよ核心へと近づきます!
そして妓房で働くギョムの母も、支払い代わりに渡されたウォノの形見の飾りを
そろそろ見つけるんじゃないでしょうか!

2008.10.25
14話まで武術を会得し、物語は加速してる!

情報収集のため、今は義禁府の都事に就いているシワンに近づき、
うまく友と呼ばせることに成功したヨン。
と同時に、期せずして妹ウンチェとの接点が。
一枝梅の民衆を思う態度が大好きなウンチェだけど、
普段のヨンとじゃ違いすぎててまさか気づかないわな~

シフの執拗な追跡で2度に亘りケガを追った一枝梅ヨン。
ある日、ポンスンの育ての親コンガルがすごい武術の使い手だと知り、やっとのことで弟子入り。

コンガル氏は「伝説の刺客」とよばれた男。
ヨンの胸に特徴ある文様のイレズミがあるのを見て驚愕!
ヨンが一枝梅で、その文様の意味を捜し求めているのじゃないかと推測してます。
コンガルが受けた最後の仕事がウォノの息子暗殺だったけど、その息子を生かしたのは自分。
自分で蒔いた種の責任は業という形で巡ってきたんだとつぶやいてました。

半年以上に亘る修行の結果、コンガル師匠も認める使い手に。
ただ剣は殺すためのものではなく、守るために使うのだという教えを授けてくれた。
亡き父の「活人剣」の教えが重なる。
でもそれと同時に、都ではシフが「伝説の刺客」のもう1人、
今は殿下付きの護衛である男から教えを受けた。
もし、今後2人が剣を交える事があれば、師匠同士の因縁も絡んでくるわ~

修行を終えて戻ってきたら、なんと清国大使の息子が酔って馬を走らせ
幼い女の子を死なせた事件で大騒ぎ。
謝罪を求める人々を追い払おうと暴力で対抗する官。
とうとう反乱扱いで弓で撃たれる直前まで来たよ。
そこで、久方ぶりに盗んだのは、問題の清国大使の息子。
民衆は射られずに済み、大使の息子からの謝罪は受けました。

それにしても、鉄の部分鎧を作って、武術の腕も大幅UPした一枝梅は
神業に近い活躍ぶり。
それが気持ちいいんだな~!
父の謀反事件の真相にも徐々に近づいてくるのかな、ストーリーはぐんぐん加速してきて
止まれそうにないですーー!

2008.10.24
10話まで 義賊一枝梅登場

無念のうちに姉をみすみす死なせてしまったヨン。
こうなってしまった根本の原因を突き止めるべく動くことを決意した。
そこで事件のカギとなる記憶が、父に振り下ろされた剣に刻まれた独特の紋様。
その剣をもつ人物を探すことが第一の目標になったんだけれど、
刀職人に聞くところによるとかなり高貴な人間しか持ていそうにない。
それを探るためには、貴族の館奥深くにしまわれている剣をひとつづつ探るしかない。

ということで、軽やかでアクロバティックな動きを見につけ錠前破りの腕も磨き、
黒装束で忍び込む事を始めた。
しかし、貴族の宝物庫には、庶民から搾取した金などもありついでに盗んでは返してやるヨン。
盗まれた場所には、一枝の梅の絵がのこされている事から、
盗賊は一枝梅(イルジメ)とよばれるように。

幸せだった頃のイ・ウォノ家で言葉を交わしたギョムが初恋の人だったという
ビョンシク大監の愛娘ウンチェは
ヨンとの出会いでなんとなくギョムを思い出す。
ウンチェのバカ兄に近づくことに成功したヨンは、
貴族の私財帳簿を管理しているのはウンチェだと知る事に。

一方、シフは色んな事が胸を詰まらせ本当に苦しい毎日。
なんとなく味わいたくて行く妓房の下働きの女の作る食事を食べに行ってしまう。
でもこの下女、ギョムのお母さんだよ!生きてたよ!!

いやぁ~でもヨンの探しているその剣の持ち主は他でもない殿下じゃないですかぁ~
「最後は私の手で・・・」なんてウォノに言って剣を振り下ろしたんだよ!(汗)
ヨン(ギョム)がそこに到達したとき、一体何が起こるんだろうか!
まだ物語は半分まで、展開が気になります!!

2008.10.22
7話まで姉の死がギョムを目覚めさせたな!

はぁ~、今回も泣いたなぁ(涙)
ギョムの姉は、クォン・サンウの奥さんとなられたソン・テヨンさんが演じておられました。
逆境に耐え続けてもなお強くて真直ぐな姉さんが見事でした。

10年前のウォノの謀反事件に不審な点がある事をつかんだキム大監が捕まり、
ウォノの息子に宛てた手紙が主犯の手に。
ギョムは生きている!という確信を与えてしまい、やっとのことで姉を見つけたものの、
見つけたのが弟ギョムだとの情報から
逃げ切れなかった姉が拷問を受け、口を割らなかったために結局は公開絞首刑に(涙)
手を尽くして、準備をしたが一日処刑日が早まってしまった事や、
絞首刑のロープに細工をしたがそのロープは使われず、
目の前で姉の死をただ見ているしかなかったヨン(涙)

ただ母と姉を見つけて会いたいとだけ思っていたヨンは、
むごい仕打ちに報復するべく真相を知らないわけには行かなくなった。
少しずつ思い出す昔の記憶。
そこには、父に振り下ろされた剣に彫られた独特の文様が。
その持ち主を知るためには各貴族の宝物庫を探るしかない。
父セドルに盗みの仕方と言うのはどういうものがあるのかこっそり指南してもらうヨン。

一方、貴族の子息といっても庶子(愛人の子)と言う事で
科挙の武科に好成績で受かっても出世がままならないシフは、
指名手配犯の検挙に貢献するなどの功労がほしく、怪しい女性を告発した。
決して処刑などにはしないでほしいと頼んでいたが、
その女性は謀反人ウォノの娘だと言う事でそれは叶わなかった。

それを知った産みの母タニ。
ただでさえ姉が死んだ事でヨンが不憫でならなかったところにシフのしてしまった悲壮な事実。
異母妹を死なせるような事になったことをひたすら嘆いていました。

ヨンの中のギョムがはっきりと目覚めたことで、
今は亡き無念の父の弔い合戦が静かに始まろうとしています!

2008.10.17
4話まで自分が誰か思い出した!

思い出したら出したで、身の置き所がないほど悲しいギョム(今はヨン)だよ・・・。

貴族の血をひく子供だと知っているセドル父さんは、ヨンを学堂で学ばせようとしているが、
気に入らないビョンシク大監のバカ息子シワンは徹底的にヨンを責め抜き、
死んだと思って山の狩猟用の落とし穴に捨ててしまった。
それを知ったセドルが怒りのあまりシワンを殴った事で逮捕され、腕を切り落とされることに。

なんとかしたいヨンはシワンの言うとおりにすることにし、
賭博拳闘場で優勝し賞金を獲得する条件を呑んだ。
面白がるシワンは、セドルに育てられているヨンとシフが同母兄弟だと思い、
同じ条件をシフに出して兄弟同士で戦わせた。
結局はシワンの妹ウンチェが事を解決していたのだが、知らない2人は戦う羽目に。
ひたすら殴られている間、ヨンの脳裏によぎる懐かしい幼い日の記憶。

なぜ、「お前がギョムか?」としつこく聞かれ、命を狙われるのかやっと分かったヨン。

これほどまでにあの大監親子に虐げられ、煮え湯を飲まされ続けたヨンだから、
恐ろしくも大事な記憶を知って自分の生きる目的というか方向性を定めていくんだと思います。
もうすぐ一枝梅に変身なんだろうか?殴られ血まみれのイ・ジュンギじゃ気の毒すぎるわ~

あ!シフ演じるパク・シフssiは初なんですが、ビョンシク大監の次男として貴族の子息となったけど、
兄にいじめられながらもひたすら耐え、文武両道賢く育ったシフを好感度大に演じておられます。
マスクを付けていたヨンを兄のシフとウンチェが間違えるのも納得の、
イ・ジュンギに似た美しい切れ長の目をお持ちです。

2008.10.7
2話でぬぉぉーーーー!ギョマァー!(泣)

激しい!激しい1・2話でした!
たった一晩で、父はいわれのない罪をかぶせられ、お家取り潰しで一家ともども屈辱の数々!
何の縁があるのか、盗人稼業もぼちぼちだけど人のいいセドルにに助けられたギョムは、
セドルの家で目覚めるまで、とても辛い数々の事を目の当たりにして記憶を失いました。
10歳にも満たない貴族の子供にあれはあまりのショックだよぉ(泣)
記憶にあれば生きていけないよね・・・

そのセドルは本当にギョムのお父さんイ・ウォノと縁があります。
というかウォノの子供と縁があります。
なんと、セドルの奥さんはウォノの子供を身ごもり、
ウォノの知らないところで殺されそうになったところをセドルに助けられ夫婦として暮らしてきました。
当然、その息子シフ(=チャドル)もウォノの子供だと知って実の子のように育ててきたわけ。

そのチャドルはと言えば、陛下の右腕になろうとしている権力者のビョンシク大監に
殺されそうになったところを飛び込んできた母によって助けられる折、
「チャドルはあなたの息子だ」と言わざるを得ない流れで言っちゃいました。

チャドルの母は、元はと言えばウォノの家で働いていた下女。
ウォノから愛され、そのときチャドルを身ごもっていたけど結ばれず、
それを誤解だと知らずに恨みに思っていた母は、
以前から自分に目を付けていたこの大臣に一夜体を預けた事があったのだ。
「あの時に出来た子どもか」なんてあっさり騙されて(分かるわけないよなぁ~コワ~)
引き取られたわけです。
名前も、貴族風(?)のシフと替えられました。

つまり、シフはギョムとは異母兄弟!
今後、同じ両親に育てられた2人の運命が一体どんな風に交錯して行くのか気になりますよ~!
濃い~~!
それにしても最初っから泣かされるわーーーー!ギョムの子役君、良くやった!

●「花信」(パク・ヒョシン)●
切なくて、気持ちのやり場に困る、そんなシーンで良く流れてます。