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ハマり度☆聖君の道は険しい
イ・サン DVD-BOX 1

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OST
公式ガイドブック1巻
第2巻
●2007-08年 韓国MBC  全77話
●演出:イ・ビョンフン/キム・グノン   
●脚本:キム・イヨン
●出演:
イ・ソジン(イ・サン)  
ハン・ジミン(ソン・ソンヨン)  
イ・ジョンス(パク・テス) 他
●視聴:2009.8.19-2011.2.15  BS2
●Story
朝鮮王朝第21代英祖の時代。
息子である世子サドが謀反の罪で捕らえられ、米びつ(韓国風で大きい)に監禁された。
無実を訴えるも疑いの晴れない世子は6日間飲まず食わずで放置されていた。

世子には息子サンがおり、サンは継承権2位の世孫。
サンは父のために何かできないかと、内侍見習いの服を着て父に食べ物を運ぼうとした。
途中女官として上がったばかりのソンヨンと内侍として上がったが去勢を受けておらず
逃げようとしていたテスと出会い、二人の協力を得る。

秘密を共有し友達の誓いを立てた3人は、
サンが世孫だと知ってからも堅い友情で結ばれるのだった。

*参考:側室序列表
レビュー
1-3話  4-10  11-15  16-20  21-25  26-30  31-35  36-40
41-45  46-50  51-55 56-60  61-65  66-70  71-74  75-77完
身分を越えた絆で結ばれた親友たちに支えられ
過酷な王座で善政を行ったイ・サンの物語
週1回の放送で1年半以上かけてようやくゴール。長かったなぁ・・・。
週一のせいで時には間延びしそうになって視聴意欲が下がったときもあったけれど、
最後まで見たからこみ上げる感慨ってありますよね~!

時代劇の大御所演出家イ・ビョンフン監督と「善徳女王」のキム・グノンさんが手がけたこのドラマ。
確かに安定感には優れていて、お馴染みの宮廷内での駆け引きだけではなく
アクションも程よく盛り込まれていました。

だけど何よりも良かったなぁと思えるポイントは、
即位するまでにも幾多の命の危険をかいくぐり、
また即位後も廃位の危機に見舞われながら王権を取り戻したイ・サンの心のよりどころを、
幼いころに身分を越えて心を通わせあった親友の存在に据えてあったからじゃないかと思います。
よりドラマチックにもなったし、サンが目的に向かって進める心のオアシスにもなっていたわ。

イ・ソジンssiはそつなくサンを演じていましたよねー。
ジミンちゃんはピッタリだったし可愛かったし。
テスのイ・ジョンスさんももっと時代劇に出れば良いのに~って思ったほど。

王座についてからの物語は為政者としての物語になるので
ドラマチックな展開にもって行きにくいかと思いますが、
側室に上がった妹のために失脚してしまう腹心の部下ホン・グギョンの一件や
その後サンの心強い味方となりブレインとなり働いてくれた
権力に興味のないチョン・ヤギョンの存在など飽きさせずに最後まで引っ張っていってくれる脚本でしたね。

あ、そうだソンヨン亡き後入った側室との間にできた世子コンは純祖として10歳で即位するんだけど、
史実の上ではこのあと生き残った大妃様が権力を振るっちゃうみたいです。しぶとい。
それとも国のためだと本気で思って権力を握った政治家だったんだろうかね~
その野心越権すぎないか?(汗)


2011.2.15
77(最終)話まで試練多き人生 感慨深く

数百年続いた老論派の政治への専横の輪を断ち切るために遷都を断行する陛下を抑えるため
大妃様たちは強硬手段に出たが全て失敗に終わり、
とうとう、暗殺未遂で取り押さえられた刺客たちを含め老論派全ての重臣たちが逮捕され処刑された。
しかし、全てをかけてきた彼らは老論派の消滅だけは避けようと
大妃様だけは陰謀に関わっていないと言張って逝った。

サンはできる限りの政策を進め、経済政策にも打って出るなど国の声を聞きながらの善政。
だがサンの体は病気によって悲鳴を上げ始め、とうとう倒れ意識不明が続くも奇跡的に持ち直すなど
人生をまっとうした。

10歳にして即位したサンの息子コン。この純祖(スンジョ)を傍らで見守るテス。

2011.1.31
74話までそんな悲劇が・・・

ソンヨンの身分が正式に王様の側室となり、そうして生まれてきたヒャンは早々に世子とされました。
と同時にソンヨンは側室最上位正一品の位を授かり「宜嬪(ウィビン)」という名をもらいましたね!
安定と幸せでソンヨンの人生はようやく上手く回り出したかと思っていたけど、
まさかヒャンが「はしか」でこの世を去ってしまうとは・・・(涙)

気丈に振舞うソンヨン。だけど彼女は臓結病(今で呼ぶ肝臓ガンか肝硬変)の末期。
おなかにもう一人赤ちゃんがいるというのに・・・。
病状からしてすでに手遅れのソンヨンは、この子を守りたい一心で薬での治療を拒否。
けれど産み月までその体がもつことはできませんでした・・・・。
まさかここでソンヨンとの別れ・・、ソンヨンを失いたくなかったサンの思いは届いたよ。

さて、サンは遷都の準備を着々と進めています。
長年この首都漢陽で既得権益や財産をほしいままに牛耳ってきた老論派の勢力を一気に弱体化させるに充分。
恐らく老論派からの反撃はあるよね。「これが最後の戦いになる」なんて大妃様呟いてたよ~

2010.12.21
70話まで出会いと別れ

グギョン完全に失脚!
王様の厚い友情やグギョンの忠誠心もあったものの、
妹のために汚した手の隠蔽を重ねる事でとうとう自らを追い詰めた・・。
断腸の思いでグギョンを罰せねばならなかった王様の気持ちや悔いるグギョン。
だけど、全てを知っている王妃を消そうとしたあたりでもうとっくに戻れぬ川を渡っていたね。
流刑の後、病にて早世でした。

悲痛な思いを抱くサンに新たな出会いもありました。
それは才気煥発な儒生チョン・ヤギョンとの出会い
幅広い知識を持ち、その知識を活用する柔軟な思考があるヤギョンは、
それを弱き民人のために活用する行動力も持ち合わせていました。
当然ながら王様には打てば響き、臆せず意見を述べるヤギョンのことはお気に入りに!
科挙に合格し宮仕えスタート。

一方ソンヨンは、まだお母様からはお許しが出ないまま。お母様ご選びの和嬪という
新たな側室も迎えてます。
だけど、清国の使節団との一触即発の危機に活躍したのはソンヨン。
宮に来てから1年たち、ソンヨンはご懐妊!
お手柄も含め、人柄を認めてもくれたお母様はソンヨンを正三品の位である「昭容(ソヨン)」(→側室序列表
に任じてくれました!ようやく王族に!

2010.11.16
65話まで王様は全てを手にできないのね

弟と共に遠くへ行くソンヨンを止めたい王様はとうとう王の意思のみでソンヨンを側室としました
お手つきという事で。
正式な側室を迎える儀式も済ませ晴れてソンヨンは王様の下へ。
でもお母様の許可は下りないため、高位の尚宮ということで落ち着いたわ。

ソンヨンを手に入れたものの、
王様は、妹ウォンビンさまを亡くし王妃への恨みで正気を失ったグギョンを失いそう。
王様が一番警戒すべき大妃様と手を組んだグギョン。
王様の甥をウォンビン様の子としてもらい、世子に据え権力の至上を欲しました。

だけど、様々な面で行き過ぎたグギョン・・・とうとう全て王妃にバレ窮地に。
逃れようと考えた手は王妃暗殺・・・。どこまで壊れるかグギョン・・・。
それは失敗するだろうよ。

でソンヨンが具合悪そう・・・、これ御懐妊なら吉報なんだけどな~

2010.10.17
60話まで王室とソンヨンに変化の兆し

王室ではホン・グギョンの妹、元嬪(ウォンビン)様の想像妊娠隠蔽作戦が発端となり、
王妃や恵嬪様を巻き込んでの騒ぎとなりましたよ~

王妃の送った薬剤のせいで流産したという筋書きを兄妹で書いた挙句、医師まで取り込んで・・・。
不敬にも程があるよね~。
ソンヨンのおかげで王妃の濡れ衣が晴れたら、逃げ道はないから土下座してのお詫び。
これは当然そうするしかないんだけど、無茶した挙句気力も弱り、
元嬪さま、まさかとうとうお亡くなりに・・・。

兄のことを心配し、無念を語ってなくなった妹を思って、王妃に恨みの矛先を向けてるグギョン。
「死をもって償うほどの罪だったでしょうか!」なんて、
見舞いにも行こうとしていた王妃に向かって言い過ぎ(呆)

大妃に誘導され、教えられた人たちを王様狙撃犯として捕まえて功を稼ぎ、
グギョンが褒美に持ち出したのは、亡くなったウォンビン様の養子として、
サンの弟の子を欲しいというもの。


つまりこの子が太子候補1番となり、グギョンの家門も多大な栄光をうけ王妃よりも実質的に力を持つわけか。
だけど、大妃も宮廷で力を持つグギョンを自分側に取り込めると読んでるんだから、どうなるかな。

ソンヨンが生き別れていた弟と再会できました!でも弟は逆賊として逮捕・・・ 
彼は今で言うキリスト教徒のようです。

2010.9.14
55話まで週一放送でストーリーものんびり

イ・ビョンフン監督の作品はまったりとした部分もあるんだよね~
全編通して振り返ったら波乱万丈でなかなか起伏もあるんだけど、
週一だと間延びしちゃって・・・で、②に下げ。

サンの斬新な改革は長年政権を握ってきた老論派にしてみたら急進的かつ不利益に感じるんだよね。
チョン・テウが旧態依然としたものを大事に扱いすぎるためにサンとは折り合えない。
そこに、画期的な登用でサンの手足として働いてくれている書士たちを
テウの部下が暴漢に襲わせたりして・・。

サンは今奴婢制度の撤廃という大改革を発表しました。奴婢は財産として扱えるだけに
両班の反発は大きい。
だけど、この低すぎる身分のせいで生活すらままならず、
税や人権の無視がために起こる犯罪も後を絶たない。
この法が機能すれば、画期的なんだよ。

そしてサンのプライベートでは、王妃にお子が生まれないために母上が側室を選びました。
王妃はソンヨンを側室に上げたかったんだけど、身分の低さから母上に完全に拒否されちゃって。
結局ソンヨンは候補からはずれ、グギョンの妹が側室に。
早速懐妊したと盛り上がっているけど、なんと想像妊娠だったみたい~。この立場ならありうるよね。

2010.8.4
50話までようやく即位!そして新たな敵も

これまでの危機を乗り越え、王になったサン。
その慶事に水をさす刺客。だが、サンは自ら刺客を倒し、
その強靭な精神と鍛錬された武を体現しました。
手を回したのがフギョムだということもあっさりとわかり、
一味は一網打尽になり、賜薬による死罪が執行されました。
こうして、老論派の急進派だったものたちが政界を去り、何の力もなくなった大妃だけが残りました。

さて、王位についたサンが手をつけたのは、老論派による朝廷の掌握を解体すること。
権力が偏る事で、私服を肥やすものや職権を乱用するもの、
そして王を押さえ込もうとする勢力が政務を妨げるため。
だが、それを暴政だとする老論派が王に対抗するため呼んだのは、チョン・テウという儒教の大御所。

彼は以前に今の大妃が老論派を牛耳る折に要職を解かれ左遷されていた人。
都に戻ってきて王様にお灸をすえようと老論派を擁護してますが、そんな脅迫には応じないサン。
一手上を打っているようです。

さて、ソンヨンはといえば、図画署で地道に画員として働きながら陰で王様を救うことが幾度も。
サンの世継ぎをまだ産めない王妃は、王権の安定のためにも側室を取ってでも世継ぎをと考えてます。
王妃がその側室にと考えているのがソンヨン!
王様の純粋な思いとしては大歓迎だろうけど、
そうなるとソンヨンから絵を奪うことになると知ってます。どうなるかな~~

2010.6.23
45話まで別れと、慶び

世孫を絶対王位につけたくない王妃達老論派は、
王様が倒れた事を利用して世孫を排除するきっかけを掴み
あわやというタイミングで、王様意識を取り戻してくれました。

亡き息子サド世子への詫びの気持ちも高まる王様は、正式に王妃を廃庶人にするとはっきり仰せに!
もう勝ちは目に見えた世孫。サド世子の追尊も行い王様は改めて禅譲をするというものの、
首を縦に振らない世孫。
そんな最中、王様はお亡くなりに・・・(涙)

数々の陰謀にも負けずいよいよ即位となった世孫。
だが、数々の謀反を企て命を永らえてきたフギョムたちは世孫の即位後生きるすべはなく、
身の程も知らないフギョムはいまだ王位への夢を捨てきれないでいる。
密かに、一匹狼の腕利きの刺客を雇ったが、即位式で刺客が世孫を狙っていることに気付かれ失敗。

だが、これは式を無事済ませ油断したところを狙う作戦に切り替えた刺客の狙いだった。
さて、次回王となったサンは刺客の手から逃れられるんだろうか?

2010.5.18
40話まで王妃の粘りは続く

命も危ないと言われていたソンヨン、世孫の親身な看病で無事目覚め復帰しております。
ソンヨンがいたから展開したという大事な真実が発覚しました。それは、
亡きサド世子からの王様への本物のメッセージが見つかった事。

昔世孫が父を助けるために王様に渡そうとした絵の中に工夫を凝らして手紙が隠されていた
それを見つけたのがソンヨン。
当時の世子は自分を担ぎ上げて謀反を企むメンバーを一人残さず洗い出すために謀反に乗ると見せかけ
確たる証拠を掴んでやめさせようとしたが、
逆手に取った謀反メンバーが世子先導だったと口を揃えてしまったのだ。

世子をただ信じればこのような悲劇は起こらなかったと気付いた王様。
自分の認知症の症状が重いことも確信しており、
この手紙を読んでついに世孫への禅譲を決意しました。

明日禅譲の宣旨が下る前に、政敵にまだ知られていない、世子が残した重大な証拠を掴んだ世孫。

だが認知症状が出ているときに承旨に書かせた世孫位剥奪の宣旨を切り札に使うつもりの王后は
王様と世孫2人を今亡き者にしておきさえすれば事は済むとも考え強硬手段に出てきた。

でも、ここに来て王様、脳梗塞で意識不明に・・・。 
王妃が優位に見えるけど、どのタイミングで巻き返すのかな~

2010.4.12
35話までソンヨンの存在がいかに大事か

これまで陰で次期王への位に野心を抱き謀反を重ねてきた黒幕がやっと発覚したけれど、
その黒幕の処断は軟禁のみ・・・。これじゃ後で後悔しないか?と思っていたらやっぱり・・・。

王様、痴呆症発症・・・。?!

ありゃりゃ・・・。それも、王妃の部屋へご機嫌で訪問したから、王妃にはバレちゃったよ。
内侍長も王妃に押さえ込まれちゃって、あ~あ。
発症中に先のナレイ主犯で飛ばされていた王妃の兄ギジュを都に戻させちゃったよ。

さて、世孫が度々会いに行くのがソンヨンという身分の低い女の子だと知った上
誤解を吹き込まれた実母 恵嬪様は
世孫の将来のためと、ソンヨンを清国の図画署のようなところへ行かせ
10年は戻らないように命令してきました。
行ったけれど、清国の政変で長が変わり、女子の絵師を認めない新しい長がソンヨンをクビにしたみたい。
着の身着のまま戻ってきたソンヨンは衰弱しきって倒れたまま目覚めません・・・。

政治のほうでは、陰謀を組織的に行っていた老論派と交渉した世孫。
一掃せずに交渉するにはどんな効果があるか今後を見守るところですね。

2010.3.10
26話から30話まで大勝利になるはずが!

ナレイでは王妃の兄ギジュが爆薬による暗殺を決行しようとしていたけど、
察知し調べを尽くしたグギョンによって未然に防げた!テスの機転にも賞賛を贈らねば!

テスが利かせた機転が遠く離れた世孫に危機を知らせるための発砲だったことを
歪曲してきたフギョン達だったけど
世孫暗殺の証拠を集める権限を王様直々にもらったグギョンは黒幕にまでたどり着いた!
それは王妃!

見ている私たちはすでに知っていたんだけど、そこに到達するのは長かったような、早かったような
週一で視聴してると分からん感じ(汗)

なのに、一生軟禁の罪を与え、身分剥奪無し!はにゃ~!?(怒)
政治的な判断でそうしたのだとは王様語らず、60代の自分に15で嫁いできた王妃の寂しさを理解するそうな~

こいつらのせいで世子が無実の謀反の罪で死んでんねんでーー!
次期王を暗殺しようとしとってんでー!


この事実をソンヨンに独り言みたいに呟いて悔いてらしたけど、
悔いてる場合やないで!
王の威信に傷つけたまま世孫へ引き渡すんかいな・・(汗)

2010.1.25
25話まで常に危ういんだよね

残念~~、摂政を任され手腕を発揮できるかと思いきや、
性急過ぎる改革に権力を謳歌している官僚らの反発を買い策略に絡めとられて摂政を降ろされちゃった。

でも、政治的な方向性は間違ってないから、
あとは理解を得られるような(呑まざるを得ないような)方法を知るのが課題となったね。

ただ、王様が高齢となりいつまた倒れるか分からない今、王妃に焦りが出始めた。
そう、王妃には二人の王子がいる。継承順位からして今世孫を排除せねば息子に王位は来ないのだ。

地方に出ていた実兄ギジュを呼び戻し、ファワンやフギョムにも内密に世孫暗殺計画を進め始めた。
ナレイという大晦日の行事で花火の火薬に混ぜた爆薬で世孫を亡き者にしようというもの。
気配を察知したテスとグギョンは密かに調べを進める一方、
蚊帳の外に置かれたファワンも王妃をけん制中ですよ。

2009.12.26
20話までサンの力を発揮?!

何かあるごとに命を狙われていたサンだけど、
グギョンさんが策士としてサンについてくれてから様変わり、

テスが見事世孫の護衛部隊の入試に合格したことも追い風となり、
ファワンや王妃らの陰謀をうまくかわす事ができるようになりました。

図画署勤務だと分かったソンヨンにもちょくちょく会いに着てくれる世孫様だけど、
すでに正室はとっくの昔に娶っておられます。嬪宮さまはソンヨンを今のところ温かい目でみておりますよ。
ソンヨンが憎まれないタイプの良い子だからねぇ~ジミンちゃんナイス!

王様が病に倒れ、一命は取り留めたが老齢ということもあり、
徐々に世孫へ政治の仕事を任せることになりました。
気に入らない政敵達。各部署の慣例を見直そうという世孫に、
既得権を奪われたくない官僚らも浮き足立つしまつ。
そんな時、ソンヨンが、アシスタントでしかない茶母の身でありながら
図画署の署長に絵の才能を認められ嬪宮の子宝祈願の屏風絵を任されたことから問題も噴出。
これからのサンの手腕が見守られる展開です。

2009.11.17
15話までサンの周りに集結!

盛り上がってきたねー!
相変わらずファワン皇女が動かす陰謀に振り回され続けるサンだけど、
テスやソンヨンと再会してから、心強いメンバーがサンの回りに揃い始めました。

テスの働きでファワンらが養成する私兵団のアジトを発見した事を皮切りに
私兵団に絡んだ動きをしていた両班や大監などを調べ上げる事でファワンまでたどり着いた模様。

ソンヨンとサンの関係も次第に密になり始めてるし、
テスがとうとう世孫の護衛部隊を募集した武科に通りました!
一番頼りになりそうなのが、ホン・グギョンさん!
なかなかの切れ者ですよね~。
ファワンの息子フギョムからその力量を見込まれてはいたけど、
フギョムにつくかサンにつくか見定めてたあたり、
策士として今後人情を絡めながら大きな助けになってくれそうな人です。

頼りがいあるメンバーがサンを固めはじめてくれて、物語はこれから面白くなりそうでうれしいです!

2009.10.14
10話まで世孫という立場針のむしろやんー

決して空威張りしたり、誰かを落としいれようという考えのない優しく素直な世孫・サン。
そんなサンを頼りないと思っているからなのか、誰が世孫でもそうなのか、
宮中では大監と組み、サンを「王材ではない」という方向にもっていこうという陰謀が着々と進み、
窮地に次ぐ窮地・・・。

それでも耐えてこれたのは、10歳の頃、サンを一人の人間として友の誓いを立ててくれた
ソンヨンとテスの言葉があったから。
その二人も、都を何年も離れていたんだけど、ここ最近ほとぼりが冷め帰ってきてます。

ソンヨンは宮中で使われる絵や、宴会・儀式などの記録を絵として残したりする
役所「図画署(トファソ)」勤務。

テスは腕っ節だけは強いけど、定職にはついてなくて、賭け相撲の選手(?)したりしてます。
当然賭け事の取りまとめ屋なんかはヤバイ仕事もするもんで、
とうとう世孫様が管理する朝貢品強盗まで手伝って・・。

ソンヨンは偶然、絵師の手伝いで明国の使者の接待の場に出る事となり、
またテスは朝貢品の奪還の顛末で世孫と再会を果たす事となりました。

世孫を追い落とそうとしているのは王の娘ファワン姫とその養子息子フギョム。
そしてその黒幕は、なんと・・・王妃・貞純王后。
なぜ追い落とそうとしているのか、その具体的なところはまだ描かれてませんねー。

テスは世孫様の護衛部隊になんとしても入ろうと武科試験を受けましたよー

2009.8.22
第一印象:3話まで3人の子役君たちいい仕事するな~(笑)

吹替えだし、見ようかどうか迷っていたんだけど、字幕信号がある事や、
NHKは正味1時間は放送あるから他と比べて多少カットは少な目かもと思い直し視聴決めました。
週一っていうのが辛いねー。でも今「女人天下」を視聴中でもあるので負担は軽いほうがありがたいかも!

さて、安定したエンターテインメント大河の大御所イ・ビョンフン監督の作品は最初から引き込まれるわー!
子役君たちがみんな光ってるしねー!

サンは生まれながらの王位継承権上位の王子さまだけど、
父がその父である祖父に対する謀反で餓死するなど、
過酷な政治的且つ王権の維持に伴う荒波をたった10歳ほどで体感してしまいました。

すでに帝王学を学び、素直で勇気ある子に育っていたのだろうけど、明日はわが身・・・。
でも、サンの手助けをした事で結局宮から出されちゃった宮仕えの見習いのテスとソンヨンから
「必ず会いに行くからそれまで待っていて!」と心強い友の言葉も受け、
また、亡き父から「必ず生き延びて聖君になるのだ」という遺言も胸に刻み、
生きる=王になる といういばらの道を力強く歩み始めましたよ

でも~、朝廷内には派閥というものがあるんだよね(汗)
サンを引きずり降ろしたい汚い大人たちもいるんです・・・。サンよファイト!



   側室序列(参考)   はソンヨンが得た位 
正一品 嬪(ビン)    *なった女性の性質を表す一字を嬪の前に付ける
→ソンヨンの後から入った側室は身分が高かったからか
いきなり「和嬪(ファビン)」に
  →72話でようやくソンヨン「宜嬪(ウィビン)」に 
長男は世子に・・でもお亡くなりに
従一品 貴人(キイン)   
正二品 昭儀(ソイ)
従二品 淑儀(スギ)    
正三品 昭容(ソヨン)        →70話でソンヨン正式に側室に
従三品 淑容(スギョン)
正四品 昭媛(ソウォン)
従四品 淑媛(スグォン)