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ハマり度☆いいわ~!
シンプルBOX1
シンプルBOX2
●2005年 韓国SBS 全16話
●演出:オ・ジョンノク/キム・ヒョンシ  
●脚本:キム・ジョンア  
●出演:コン・ヒョジン(ナ・ボリ) 
コン・ユ(パク・テイン) 
キム・ダヒョン(チ・ヒョヌ)
チェ・ヨウイン(ノ・ジェンマ) オ・ユナ(ウンソン)
●視聴:2008.7.4-7.19  KBS京都
●Story
ナ・ボリは暴力沙汰で定石高校を退学になった伝説の大問題児だったが、
教職と、美術のチ・ヒョヌ先生に憧れて大検を受け、教職の資格を取った頑張り屋。

一方、不良息子パク・テインに手を焼いている定石高校の理事長は、
常識の尺度で測れないボリならテインに太刀打ちできるだろうという弟ヒョヌの言葉で
テイン専属という秘密の任務を与え、ボリを雇用した。
ヒョヌ先生は高校時代のボリに愛着を覚え、今では特別な思いを寄せているようだった。
各生徒の問題を丁寧に描く学園ドラマであり
ロマンスでもキュンとさせられたわ
16話という話数になれば、各生徒の抱えている問題を具体的に取り上げながら
全体を通して時系列に進むボリの恋や仕事における成長物語も描けるってもんですよね!
生徒達の問題や悩みに同じように胸を痛め取り組むボリの
とってもヒューマンな姿が本当に良かった。


母を無念のうちに亡くして、自分ではどうしようもできない自己葛藤のなかで
思春期を通り抜けてきたテインがボリに心を開く様子はとても自然なものに見えました。
上から目線じゃないボリは暖かかったよ。

もちろん、若い情熱もちょっと入りつつ、
惜しげもなく浴びせられる愛のあるテインの言葉も暖かかったけどね。
だからボリが結婚目前にその愛に気づいてくれたのは見ててうれしかったわ!
だって、ヒョヌ先生はすごくいい人だし理解あるし包容力あるんだろうけど、
きれいすぎなんだよね全体的に。

ボリは劣等感や未熟感や傷つけられる辛さなんかをすごく理解していたから、
彼女の愛は、ヒョヌ先生みたいに満たされている人には向けられないんじゃないかなって思いました。
いやぁ、ハッピーエンドでよかったわ~~

ところで、ボリのお父さん、僧侶になって縁は切れているような話だったけど、
韓国の宗教事情はそんな感じなのかな?お母さんは山寺についていったんだよね?子供置いて???
日本とはちょっと解釈が違うようで、少しびっくりしました。

いつもながら、コン・ヒョジンさんはとても個性的で魅力あるキャラクターを演じますよね~
コン・ユ君も、「ロマンス」のキム・ジェウォン君を見たときのように、
素敵な年下感を醸しててて良かったわ~!

なかなかハマりました!!




16(最終)話現実的でもあり、ドラマ的でもある素敵さ

結婚をだめにしてしまったと反省し、また愛している先生を見つめ続けることで迷惑をかけてしまいそうだと、
退学させられた後1年間姿を消したテイン。
そしてボリは定石高校をクビになり、塾の講師をしながら教職の経験をつんでいた。

テインが韓国に帰ってきたその日、経営学を学びに留学していたヒョヌ先生も帰国。
ボリと別れたつもりのなかったヒョヌ先生にボリは、
「私にはほかに愛する男性がいる」とはっきり告げました。

テインは大学受験のために塾選びをしていた時、
ボリが熟講師をしていることを知り一目見ようと教室に忍びこんだ。
ちょうど生徒にせがまれて、結婚前夜に愛していると気づいた男性がいるという話を聞いてしまい呆然とする。

ボリを忘れようと、1年間彷徨わなくても良かったのか?
今でも愛しているんだと声を張り上げて言ってしまっていいのか?と・・・

真直ぐ飛び込んでくるテインの変わらぬ姿をみてボリははっきりとその気持ちを受け入れ、
告白するのだった。

継母やヒョヌからは受け入れてもらえないものの、テインの父からは遠まわしだが、結婚の了承を得た。
「大学に入り、兵役も終え、卒業して就職しないと生活できない。それからでも結婚はできるから」
とボリから言われて現実的になるテイン。

数年後、ボリは思い出の定石高校で中堅どころの先生として、
学業だけでなく生徒個々人を見つめる先生に。
そしてテインが教育実習にやってくるのだった。


14話までテイナァー!テインの愛が伝わったよ!

元カノは、結婚した暁にはヒョヌ先生が継ぐはずだったこの学園の経営を任されるということで、
好きだった絵の道をあきらめて経営学を学んだらしい。
一度は別の男性にゆれもしたけど、ヒョヌ先生しか愛せないといって執拗にボリを目の敵にする。

ヒョヌ先生の愛情を充分理解しているボリだけど、育った環境が違う、考え方も違う。
そして何より、傷ついた心を抱えている者の痛みが分からないんだよね。
真直ぐで、恐れを知らない純真なヒョヌ先生のことは大好きだけど、愛せてはいなかったんだ。

本当に暖かい愛情を注いでくれていたのは年下で生徒のテイン
ヒョヌ先生との結婚前夜、この結婚は何かが違う、結婚やめようかなとテインの前で泣くボリでした。
自分が愛するべきはテインなんだと気づいたのは、ヒョヌ先生との結婚が中止された時でしたね。

その流れがとても胸キュンで、ここまで一気に見ちゃいました!
ここ数話ではもうテインの良さ大爆発!コン・ユのファン急増だったでしょう!
学園モノのいいとこって、この辺だよね~~!

2008.7.15
10話まで 6話からまたヒューマンな先生だねボリは!

自分のかっこ悪いところや情けないところを隠さないボリ。
人柄も大いに関係していると思うけど
一緒に凹んで一緒に走ってくれる大人って学校にいてほしいけど珍しいもんね!
ボリはそういう意味ではやっぱりいい先生だと思うなーー!
テインが心を開いて、今では一番愛する人だと正面きって言う相手はボリだけです!!

8話で、両親が別居してしまい、その復縁を心から願う女子生徒のお話。

9話では2年留年していた休みがちな生徒が実は天涯孤独で
しかも末期の脳腫瘍を抱えていることが判明し、
その孤独さと、病気の進行度も含めて泣かされまくり・・・

10話では結婚する姉のお祝いのためにバイトしていた生徒が盗難で補導され退学目前。
店長が賭博で借金を抱えてバイト料を払わず、
邪魔になると盗難の濡れ衣で止めさせる悪質な手口と判明し
それを解決するボリ先生でした!

でも、ボリは6年前から思っていたヒョヌ先生からも「キミが好きだった」と言われ、
とうとうプロポーズまで!うれしいんだけど、ヒョヌ先生の家族が受け入れるはずもなく元カノ登場~
傷つき、おお泣きするボリを包み込むのはテインでしたね~
この恋もどうなることやら、これからですなぁ~

2008.7.7
5話で早い段階で最高点でました!

恋の胸キュンとかまだほとんど来てない第5話で、早くも5がついたのは、
ボリが未熟で失敗ばっかりしながらも先生として生徒を一心に思う姿がすごく胸にこたえたから!

テインの親友ユジンは家族が事故で亡くなり、
1人残された身内・兄の病気の子供を自分の子として育ててました。
死んだ父の借金も被り、生活や医療費がバイトを掛け持ち徹夜の仕事をしてもままならない現状で
とうとう借金をし、返せるめどもなく自分の体を担保にするしかないユジンのことを知ったボリは
心をすごく痛め、結局法的に何とかなることを突き止めました。

突っ張ったり生意気な態度をとる生徒達に対し拒絶することなく子供たちを見つめるボリは
すでに教師として勉強ではなく、人生や愛を教えるという面では一流なんだと感じちゃって、
一緒になって泣けてきちゃいました!

それに、ボリが失敗しまくりながら、かっこ悪い姿をさらしながらも
誰かのためにプライドを捨てる姿に、テインはすごく信頼し始めました。
そのおかげもあって、テインと父の間にあった絶対渡れないと思っていた溝がすっと縮まりました。

ボリを愛していると心の中でつぶやくヒョヌ先生はボリの心の清涼剤ですなぁ~

2008.7.4
2話まで評判の良かったドラマらしい始まりだ!

噂ではいいらしいと聞いていたこの「乾パン先生とこんぺいとう」やっと見始めましたよ!
確かにテンポがよくてあっという間に2話みました!

2005年の作品ということで、
生徒達の中に主役の近しい友人や兄弟役で見かけるようになった若かりし方たちがちらほら!
それにしても、コン・ヒョジンは難しい役を受けるよね~~いつもいつも、本当にうまいわ~!

コン・ユも主役らしい大物さと初々しい高校生らしさも合っててなかなかのもんです。
先生と生徒の恋は「ロマンス」以来ですが、ちょっと切なくて、でも若い情熱を感じる作品になりそうです。

すでに2話で、うまくいかないボリの感情に移入して泣かされたシーンあります。
「退学したのに大検受けて先生になったのか、頑張ったな」って言ってほしかったシーンと
テインのせいで加害者にされ、手錠をはめられている情けない心情のときにヒョヌ先生と再会したシーン・・・。

でもボリは、昔問題児だった頃、寂しくて誰かに愛されたくて意地を張っていた自分とテインが重なるようです。
孤独な心を理解してくれるボリにきっとテインは救われるような気がします。
ボリ、生徒からの辛い仕打ちに頑張って耐えてね!!