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奇皇后 ハマり度惹きつけられた
奇皇后-二つの愛、涙の誓い-
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OST
ドラマガイド第1巻/第2巻
●2013-14年 韓国MBC  全51話
●演出:ハン・ヒ イ・ソンジュン   
●脚本:チャン・ヨンチョル チョン・ギョンス
●出演:
ハ・ジウォン(スンニャン=ヤンイ) 
チュ・ジンモ(高麗王) 
チ・チャンウク(タファン皇太子) 
イ・ムンシク(パン・シヌ内官)
クォン・オジュン(チェ・ムソン護衛官) 
イ・ジェヨン(王の叔父・瀋陽王)
●視聴:2014.6.9-12.13  衛星劇場
●Story
ヤンイは、高麗から元への貢物として送られる貢女として母とともに連行される途中
付随していた高麗国の世子ワン・ユによって縄を解かれ逃走。
しかし敢無く母は追っ手の元の武将に殺害されてしまう。
逃亡貢女は大罪であるため、ヤンイはスンニョンと名を替え男として生きることを決意。
息を引き取る直前母が言い遺したキ姓の父を求めて都にやってきた。
レビュー
1-4話  5-8  
9-12  13-16  17-20  31-23  24-26
27-30  31-33  34-37  38-40  41-46  47-51完
貢女から皇后に上り詰めたという奇皇后の人生を
ファンタジックに脚色したエンタメ時代劇
中盤からぐいぐいと惹きつけられて楽しみました!

各キャラクターを演じる俳優さんがうまくて
その気持ちが手に取るように分かり、さらにドラマに入り込めました。

特にタファン役のチ・チャンウク。
基本となる性格をもとに難しい気持ちの表現も哀しいほどに上手に表現していました。
そしてさすがなのはハ・ジウォン。
勇敢さや慎重さ、大胆さ、繊細さ、そして女性として母として
そして身分が変化するたびにふさわしい振る舞いに徹していく、
どの感情も逃さずに演じて見せてくれていて、この長い物語をけん引する主人公としては抜群でした。
アクションもできちゃうしね。

史実にある要素をとりいれて完全にファンタジー時代劇として描かれたいう設定は
「朱蒙」のようなハラハラドキドキ感と達成感があり面白かったです。

しかも主人公は女性でラブロマンスの要素も当然あり、
おまけに子を産むため、その皇子たちの件も目が離せないんです。

アクションあり、ラブロマンスあり、政治闘争では命がけ、これは楽しめるエンタメ時代劇です。


2014.12.13
51話まで壮絶な戦いは終わらないんだ・・

マハ皇子が実子だと知ったワン・ユは引き取ることを即座に決め準備を進めていたのだけれど、
暗殺未遂とはいえマハ皇子はビョンスの放った毒矢のために持ち直せず、この世を去りました。
ワン・ユとスンニャンの子だったと陰で聞いた尚宮経由でまずタンギセが、
そして最終的にはタファンへと伝わりました。
この事実はスンニャンを守りたいタファンにとって致命的ともなることから、
ワン・ユに復位の詔書を出して呼び寄せ、帰路に着いた旅路を襲ってワン・ユを殺害しました。
自分が死ぬ理由を聞かされ受け入れたワン・ユ。彼はずっとスンニャンを愛してたんですね。

王宮ではぺガンの強い国造りの方針が国を疲弊させ、もはや暴政と呼べるほどに。
しかし忠実な信頼するぺガンをそばに置きたいタファンの気持ちもありそう上手くはかなかったものの
とうとう、自民族にこだわるあまり元に住む他民族を迫害する計画があることを知ったタルタルも手伝い
ぺガン将軍は死を持って舞台から退場となりました。

スンニャンはとうとう皇后の位に叙せられました。

ぺガンの一件でスンニャンの権勢が弱まったり強まったりする中、
姿を見せない巨大商団メバクの頭首が動きました。
頭首はなんと陛下に使える内侍伯コルタ。
権力者について金をもうけることを信条とする彼は、
もはや権力者が不在で、使い物にならないタファンをおろし次の皇帝を立てる算段へと切り替え、
じわじわとタファンに解毒剤がないという毒を与えて弱らせてきていました。

その目論見に気づいたタファン、信頼できる人が本当にいないかわいそうない人・・・。
こうなって、スンニャンだけが自分を思っていてくれていたのだと知り、
残りの命を賭してすべての陰謀を暴き、スンニャンとアユ皇子を守り抜きました。

孤独で常に怯えの中で生きてきたタファンにとって、
絶対に手放したくないスンニャンが一番の味方だと知った時の喜びはいかほどか・・・。

その後タルタルは丞相になるものの、紅巾の乱によって元は滅び、
北元を立てたキ皇后はアユ皇子を皇帝に据えて国を再興したようです。
つくづく手腕のある人だったようで・・・。

2014.12.12
46話までマハ皇子~

ヨンチョルの莫大な秘密資金、それはまさにヨンチョル邸に作られた秘密部屋にありました。
ぺガンたちには偽の資金のありかを流し、彼らが留守の間に、
王宮で流行り病が蔓延して避難という形で王室の皆さんを連れて宿泊し疑われぬよう持ち出せました。
ワン・ユと折半した資金は、スンニャンと息子のアユシリダラ皇子を守り抜くために
各方面の要人を味方に付けるため効率よく使われ、
そして他は飢饉の救済米を民に配るなどして使い果たされました。

6年後、マハ皇子は皇太子にしないという前提でタファンから学問を禁じられるも
皇太后によって純血であるというよすがを大義とし
キ貴妃スンニャンを母の敵と吹き込まれて育っていました。

タファンは歴史に名を残す皇帝を夢見て、
ぺガンの念願であった征服戦争に乗り出すも初戦以降負け続き。
おまけに、密書として届く”ワン・ユからのスンニャンあてのラブレター”のせいで苦しみ続け
酒によって幻覚・幻聴を見るほどに。
この密書は、失脚して逃げ切ったタンギセと組んだヨム・ビョンスが5年間ねつ造し
スンニャンが不貞の罪でタファンから捨てられることを狙って送り続けたもの。
でもタファンのスンニャンへの愛は代替不可能、
捨てるどころか捨てられることを恐れているんだからタファンが可哀相なんですよね・・・。

スンニャンを信じられなくなる時があるタファンの態度を垣間見た皇后は
今とばかりにスンニャンを失脚させるために、マハ皇子暗殺の濡れ衣を着せようとしてきました。
それも、マハ皇子が元皇室の血を全くひかない拾い子だったという情報を得たためで
スンニャンにマハ皇子が失脚させられる前にこういう利用価値があると踏んだようです。
でも、それは失敗。
皇后が高麗人を目の敵にする世論を煽っているさ中、
それを調査していたパン内官がマハ皇子暗殺作戦の情報を掴み、
主ワン・ユの実子を助けたくて涙ながらにスンニャンに真相を告げ対策が講じられたため。

あまりの真相に驚愕と後悔と愛おしさに衝撃を受けるスンニャン。
マハを助けるためには、皇室の血をひかないという真実を明かしたうえで
王宮から出すことが一番だと判断。
最終的に高麗のパン内官たちのもとに送る手筈を滞りなく終えました。

皇子を暗殺し側室に罪を着せる、などという事を行った皇后は廃位、流刑です。

復位したワン・ユは元への朝貢や宦官・貢女らを送ることを拒否、
元の征服戦争の折には、高麗国への侵攻を妨げるために裏で元の敵国へ武器を輸出していました。
その罪でまた廃位され命を狙われたワン・ユ。
ヨンビスの命を掛けた助けによってワン・ユは一命を取り留めました。
パン内官たちがひそひそとマハ皇子の状況を報告し合っているのを聞いたワン・ユ。
当然引き取りたいんじゃない?

2014.12.11
40話まで戦いは尽きない

ヨンチョル、そして皇后タナシルリも謀反の罪で処刑され、
スンニャンの復讐と皇室の権威を取り戻すことに成功しました。
功臣であるワン・ユは復位を果たしたし、ぺガン将軍は丞相の位についた。
そして、スンニャンは次期皇后間違いなし、だったんだけど・・・・
皇太后がスンニャンをけん制してきました。
高麗人であるスンニャンは皇后にはなれないと強く反対し、ぺガンを抱き込みました。

というのも、そもそも丞相というのは行省の中にある位というか格の順でなるらしく、
ぺガンがいかに功臣であってもその順は一番下、ほかの行省を納得させるために、
今は廃されているという三大師(だったかな?)の名誉職を復活させて与えました。
正直権力が分散して納得いかないぺガンは、
その知恵をタファンに授けたスンニャンを避けはじめたわけです。

皇太后とぺガンが準備したのは新皇后。ぺガンの姪でした。
美人で従順、物覚えも早く皇后にふさわしいというのが売りだけど、
親戚であるタルタルは知っていました、彼女が猟奇的な残忍さを持っていると。
スンニャンの息子アユ王子の粥にこれ見よがしに毒が入れられていたのは彼女によるものでした。

スンニャンは息子を守るためにも、第二皇后という立場に当たる貴妃という位をもらい、
後ろ盾だったぺガンを失った今、ヨンチョルが隠し持っていたという
莫大な秘密資金を得ることで身を守ろうとありかを探すのに集中してます。

ぺガンが先に見つけてしまうと、その資金は近隣諸国の征服戦争に使われ
高麗も狙われること間違いなく、そこはワン・ユと組むことに。
今回、各方面で渡りをつけながら暗躍してくれて大活躍なのは突厥出身のヨンビス。
彼女はスンニャンときっと気が合うはずだと思うのは私だけ?^^

そしてスンニャンはそのありかを誰よりも先に見つけることに成功しました。
ただ持ち出すのはとても難しいところらしい、王宮かな?
それともぺガンが住んでいる元ヨンチョルの邸宅とか?

2014.12.10
37話まで厳しい戦いだった

スンニャンが陛下を守れなかったどころか、傷口から毒矢の毒を吸い出してくれ
命が助かったというタファンの断固とした言葉に従うしかない臣下たち。
タファンの愛の深さを目の当たりにして、スンニャンはタファンの女として生きる決意をしました。

皇室の財政を立て直す任務も見事にこなし、王権を取り戻すための兵力を養えるよう
資金も確保する手腕。そんな中懐妊が分かりました。
オジンさんの時のように、直接手出しできない皇后は呪いをかけてきました。
背後も探り証拠も暴き、自ら呪いにも打ち勝ったスンニャン。
数か月後無事王子を産み落としました。

皇后の産んだマハ王子の誕生の宴の日、
皇后が出産直前に滞在し殺されかけた尼僧がスンニャンを訪ね、マハが拾い子だと告げます。
具体的なことは聞けないまま身の安全のために預けたワン・ユのところで
パン内官はマハが拾われた経緯を聞いてスンニャンが亡くしたワン・ユの子だと確信しましたよ。

王宮では力を蓄えたタファンが各行省を味方につけ、タルタルの組み上げた策を決行し
大がかりなヨンチョル討伐の図が出来上がりました。
各パートがタイミングよく組み合わさらないといけないためハラハラの連続、
でも事は見事になされました。

ヨンチョル完全なる失脚そして処刑・・・。一つの時代が終わりました。

ただヨンチョルは処刑の間際、「スンニャンが国を滅ぼす、次に狙われるのは皇太后だ!」と叫び
スンニャンのあまりのやり手ぶりに怖さを感じている皇太后の疑心を煽りました。

2014.12.9
33話まで命がけの攻防

タファンの譲位を強引に進めるヨンチョルに対抗するために、
スンニャンはぺガン将軍と共に、行省たちと交渉し譲位撤回の満場一致の合意を得るため知恵を絞る。
当然ヨンチョルも行省たちを手玉に取るために懐柔策や脅迫を駆使ししてくるんだけど、
スンニャンの肝の据わった作戦で難を回避し続けてきました。

とうとうヨンチョルは目の上のたんこぶになってきたタファンとスンニャンを暗殺する作戦に出ました。
狩りの途中で事故に見せかけて殺害するという謀反で、
ワン・ユが察知したことで援軍も来てスンニャンを助けてくれました。

冷宮から強引に戻った皇后が見たのは、皇太后から皇后としての権限を一任されたスンニャンの姿。
当然排除しようとしてきますよね皇后は。
狩りの途中でスンニャンを狙うも返り討ちにあった皇后は殺されなかったものの
結局は敗北。

謀反の名目を、トカゲの尻尾となるビョンスらに被せることで大罪をかわし、
返す刀で、毒矢で生死をさまよったタファンを守れなかった罪でスンニャンを逮捕しちゃいました。
激しい攻防の最中、命を懸けて守ってくれたタファンの思いをひしと受け取ったスンニャン。
その愛を受け止めることになるかもね。

2014.12.9
30話まで一大作戦決行

毎夜スンニャンを呼びつけるタファンに、ほかの側室もそして何よりも皇后が嫉妬を募らせる。
けれどスンニャンはタファンに力をつけてもらうために
まずは読めないという文字の手習いをスタートさせていました。
皇后からの苛烈ないじめにも耐えるスンニャンをみても助けられないタファンは
スンニャンを守るためには力をつけるしかないとやっと考えてくれました。

同時にスンニャンは皇后を排除する一大作戦をしかけました。
皇后の横暴なまでのやり口を利用し、彼女を自爆させるような作戦。
側室を毒殺しようとする事件を発端として犯人探しが始まり
皇后は邪魔者を犯人に仕立てるために自ら乗り出すが、
結局皇后に嫌疑がかかるようになっており、見事勝負に勝ったスンニャン。
皇后は冷宮というところに幽閉され、実質失脚です。
ついでにこの件でメバク商団とヨンチョルとの関係にメスも入れてます。

ただこの一件でヨンチョルは赤ん坊王子への禅譲を速め、
タファンは言われるがままに禅譲の詔書に印を押させられちゃいました。
各行省の長らが全員反対すれば禅譲は否決されるためその根回しにヨンチョルもタファンも必死です。

ワン・ユ側もスンニャンが生きていて元王室側室として入ったことをしりました。
スンニャンにワン・ユの子がいたとは誰も言えないまま・・・。

いつスンニャンが王子の足を見られるのか気になって気になって~
それが楽しみです^^

2014.12.8
26話までさすがだわ

スンニャンはメバク商団の奴隷競売にかけられる所を偶然に再会したぺガン将軍に助けられ、
ヨンチョル一派を打倒するという共通の悲願を持つ者同士、利害が一致。
スンニャンが血書を持っているという事も大きなアドバンテージに。

皇后が息子を得たことから、タファンにさっさと譲位させようと考えるヨンチョルは、
各州の長が選抜した娘から側室を取って、禅譲作戦の時の人質にしてリスクを下げることに。
遼陽省の長を任されているぺガン将軍のもとから側室候補となったのは
皇室に入ってすべきことがあり、ぺガンたちにも力となれるスンニャン。

タルタル将軍のもとで候補としての資質を磨き、かつ皇室内で戦えるだけの知識も備えた。
結果、スンニャンが死んだと聞かされてから失語症にまでなっていたタファンは声を取り戻し、
スンニャンは当然ながら側室、キ才人としての位を得ました。

スンニャン付の女官はすべて皇后に尚宮にしてもらったヨンファの息のかかった者ばかり。
卑劣で悪意に満ちた手に負けることなくこれでもかと返すスンニャンに、
刃向える女官はすでになく、ヨンファも皇后を笠に来てスンニャンにたてついた罰も受けました。

王権の復活を成し遂げることがヨンチョル丞相を倒す一番肝心な根幹ともいえるポイントゆえ、
スンニャンはタファンの擦り切れた自尊心を少しずつ取り戻す助けをしています。

さて、ワン・ユの方はスンニャンを亡くした失意の中、
高麗に広まる元の偽紙幣による経済テロの黒幕を追っています。
黒幕、それは突厥との戦いでワン・ユが命を救ったバトルの仮面をかぶっていたあの女性ヨンビス。
今は立場的には明らかにワン・ユの敵。さてどうするかな?

2014.12.8
23話で大展開ww

え~いつの間に~~!?
視聴した皆さんは、絶対にこのあたりでそう叫ぶことでしょう。
というのも、スンニャンがご懐妊だから。
いやぁ~びっくりしたな~いつの間に?プロポーズ受けたけどすぐだったのかぁ~
まぁ身分上からして王様のお手付きというパターンになるわけでアリっちゃアリ。

さて、先々帝の血書を持って行ったと言われている元宦官のチョルホという人が
高麗村の村長だと気づいたスンニャンは真相を調べにゆき、
そこへタンギセの部下となっているビョンスという裏切り者の高麗人が来てトラブルに。
チョルホ救出の最中に怪我を負ったスンニャンは、タファンの助けで後宮の人知れぬ部屋に匿われ
そこで、宦官の長である太監による脈診で懐妊が判明しました。
それはワン・ユの子。高麗王族の血筋。

数か月間脱出の時期を待ち、オジンさんが宮外で出産するという口実に合わせて
スンニャンも脱出させてもらうことになりました。
でも、自分も懐妊したと喜んだ皇后が想像妊娠で、なおかつ不妊だと分かり、
嫉妬に狂う皇后は兄タンギセにオジンさんを殺せと指示。
結局オジンさんは殺害されてしまい、巻き込まれたスンニャンは命からがらその場から逃げ、
洞窟内で早産ながら足の甲に3つのあざのある男の子を産み落としました。

その直後ビョンスに見つかり崖に追い込まれて矢に射られ崖から転落。
後を追ってきていたチョルホさんに崖の途中で意識を失ってるところを助けられたスンニャンだけど
ビョンスの部下とともに下まで落ちたと思われる赤子は見つからず・・・。
オジンさんと仲間の女官たち、大事にしていた鏡を託して息を引き取ったノ尚宮、そしてわが子を失い
絶望の淵で真っ白になったスンニャン。

でもこの子は近くの寺院の尼僧に助けられていました。
そしてその寺には不妊治療すら絶望的だと分かった皇后が・・・。
神の贈り物だと喜んだ皇后はその子を自分のものとしました。この子は強運の持ち主だ。

一方スンニャンはチョルホさんと共に元に向かっていた奴隷を扱うメバク商団に捕まってしましました。
先行きが不安な中、スンニャンはオジンさんが襲われた時に、
先々帝に寵愛を受けたという精神を病んだノ尚宮から渡された鏡の裏に例の”血書”を見つけました。

スンニャンには王宮に戻る理由が山ほどできました。
きっとそこで我が息子に再会できることでしょう。いやぁ~展開してきたねぇ~

2014.12.5
20話まで均衡が崩れたか

ワン・ユは、先々帝の残した血書がヨンチョル丞相による無念の死を証明するものであるということから
先々帝の呪いが宮を席巻し始めたという演出をひそかに進め、効果は上々。

当然ヨンチョルは誰かが糸を引いているとは思うが誰か分からず疑心暗鬼も募るところ。
そこへ、ワン・ユは丞相の周りにはもはやいない”軍師”的な知恵をもつアドバイザーとして
丞相から招かれるよう仕向けることにも成功しました。

一方でスンニャンの心がワン・ユにあると嫉妬するタファンは自らも戦うことを決意し
血書を見つけようと躍起になりぺガン将軍とタルタルを抱き込んだものの
タンギセに謀られてスンニャンが捕まり拷問されてしまいます。

スンニャンを助けたのはワン・ユ。
丞相に協力する条件としてスンニャンを王宮から出すことに成功しました。

丞相の周りにいる”敵”をあぶりだす作戦としてワン・ユが提案したのは
丞相が毒を飲んで死んだとなった時に周りがどう動くか見ればいい、というもので
酒席で麻酔入りの酒を飲み倒れるという作戦。

ただこれを察知したのがタルタル将軍。
タファンからその酒を毒入りのものとすり替えるよう命令されうまくすり替え、
実際に丞相は飲んで血を吐き倒れた!

ワン・ユは予想外の展開にひるまず、タンギセには予定通り計画を進めるよう提案し、
一方で皇太后と接触して丞相側の人間だった功臣連に丞相の位を建前上約束して
丞相の息子タンギセを打たせるよう提案しました。
これが決行されればヨンチョルグループは内側から崩壊する。

ワン・ユとしては予定通り行っていればヨンチョルから、
今の状況でも皇太后からのお墨付きで復位が叶う。ワン・ユはスンニャンにプロポーズしましたよ。

でもヨンチョル丞相は毒への耐性を日ごろから高めていたため治療が成功し生きています。
スンニャンはそれに気づきました。計画はどのくらい修正されるかな?

2014.12.2
16話までタファンの立ち位置が見えたスンニャン

スンニャンをそばに置きたいタファン。
オジンを流産させる陰謀を防ぎ、皇后の手出しを辞めさせることに成功したスンニャンを
女官に昇格させ、常にそばに置くことに。

国境地帯から、突厥を討伐したワン・ユらが元に到着。
ワン・ユを戦に紛れて殺せと言われていたぺガン将軍も、
ワン・ユの働きで勝利できたことを伏せるわけにも行かず、むしろ手柄を譲ろうとまでしました。

元の王宮でスンニャンと再会できたワン・ユ。
けれど、先々帝(つまりタファンの父)が残したという血書があると知り、
ヨンチョルを倒すためにそれが有効だと判断し、揺さぶりをかける作戦にでています。
ただ、スンニャンを危険な目に遭わせたくないワン・ユは、涙を呑んでスンニャンを遠ざけます。
心を捧げた王の役に立ちたいスンニャンは辛いところ。
当然ワン・ユも愛しているからこそスンニャンを守りたいわけで。

でも、ヨンチョルはこの血書に絡んだ脅迫ともいえる揺さぶりを
正当な王であるタファンを脅し貶めるという方法でやり返してきた。
自分でやったわけじゃなくても、その血書はタファンを援護するものに他ならないからね・・。
それを見てあまりの仕打ちに唖然とするスンニャン。

これでタファンがどんなむごい立ち位置に立たされているのかを目の当たりにしたわけです。
ひとりの人間として、友として肩を貸してやりたいスンニャン。
でもそれを見て焦りを感じるのはワン・ユ。
きっとタファンはスンニャンを絶対に手放さないだろうから・・・・。

2014.11.17
12話までタファンの思いも知るわけよ

タファンは雑用係のヤンイにスンニャンの面影を見て気もそぞろ。
皇太后が選んだ女官オジンが見事妊娠したことで、皇后の陰謀が動き出したことも知らない。

ヤンイ(=スンニャン)はオジンを流産させる皇后の目論見の実行役に選ばれてしまい
皇后の言うとおり動いていると見せかけてオジンに洗いざらい知らせて力を合わせて凌いでます。
でも妹である皇后を助ける目的でタンギセも野心を持つ雑用係のヨンファを買収していて
スンニャンの知らないルートでも胎児は狙われました。
流産してしまったとしたら、皇后が流せと指示した偽装妊娠の噂でオジンは死罪にされてしまう・・・。
考えを巡らせるヤンイ、何とかするはず。

タファンはスンニャンが女だったこと、そしてあのヤンイがスンニャンだと確認が取れたことで
気になって気になって仕方がない。
バレたとスンニャンも気づきました。

国境地帯でワン・ユは生きてヤンイのもとに戻るため死闘を繰り広げています。
辺境民族突厥の軍に勝ち、なおかつ生き抜くため部下とともに知恵を巡らせいいところまで来ました。
敵の大将バトルが仮面をかぶった女だと知ったワン・ユ。
彼女ヨンビスにも数奇な運命が待っている予感です。

2014.11.9
8話まで元へとやってきた

命を懸けてタファンを守り抜き、高麗国そして王を助けるはずが、
タファンに裏切られたスンニャン。
このせいで無実の謀反で捕まり拷問で弱り切った父を獄中で看取るしかなく
王も守りきれず、そして撲滅させたかった貢女制度もなくせなかった。
タファンへの恨みを募らせるスンニャン。

タファンの立場からすれば、弟王子が亡くなり暗殺を免れて王位を得た今、
父や弟のように殺されないよう注意しながら、
仇であるヨンチョル丞相にひれ伏して生き延びるしかない。
ここは高麗を売るしかなかった。

廃王とされたワン・ユが元へと送られる最中、
スンニャンは王ワン・ユを助けようとするもののうまく行かず、
しかもここでヨンチョルの長男タンギセ将軍に女だとばれてしまいました。
あまりに美しいスンニャンに懸想しわが物にしようとするタンギセ。
けれどスンニャンにとってはタンギセは母の仇、そんな屈辱を受け入れるはずはなく
タンギセを拒絶し抵抗し続け元に到着。
タンギセに王宮の雑用係にされ、辛くて泣きつくのを待たれてます。
でもスンニャンは泣きつくどころか虎視眈々と裏切り者の王タファンを暗殺しようと狙ってます。

ワン・ユは元の国境地帯の激戦場へと送られました。
朝鮮でタファンの命を奪わずに逃がしたあのぺガン将軍と甥のタルタルは
丞相に引き立てられないまま国境地帯へと赴任させられ、
ワン・ユを戦に乗じて殺せと命令されています。

ヨンチョルの娘タナシルリを王妃に迎えるしかなかったタファン。
高慢でわがまま、後ろには蛇のようなヨンチョルの姿が重なって見えるタナシルリに好意など抱けず、
皇太后から妊娠させなければいいと入れ知恵され、皇太后の薦める側室を置くつもり。

が、側室になる予定の女官の世話に行ったスンニャンはタファンに出くわした。
タファンは男のスンニャンにときめいたことをいぶかしんでいたから
そっくりな女ヤンイに心奪われること間違いなし。
だけど、スンニャンが女だと分かって恋心を確信したのはワン・ユも同じ。
どう考えてもスンニャンの心は得られそうもないタファンです・・・。

2014.6.10
4話まで面白く見てます!

テンポも良いし、演技も抜群だし、人物紹介となる導入部分としてもかなりいい。

本作は高麗国からの貢女として元に送られ、なんと皇后にまでなったという
実在の奇皇后がモチーフとなったファンタジーロマンス史劇。
つまり、主人公が皇后となるところがデフォルトの一つのゴールであり、
経過は完全なるフィクションでなおかつロマンス部分も楽しめるという。

主人公ヤンイは貢女として母と元へ連行される途中、高麗国の少年世子ワン・ユに助けられ逃走し、
命からがら祖国へ舞い戻れたものの元の武将に母を殺されてしまいました。
息を引き取る直前の母から、父は生きており都に住むキ姓の人だと聞かされました。
父を捜すため、貢女だったことを隠すために男と偽りスンニャンと名乗ります。

縁あって高麗王の弟・瀋陽王の私兵の下働きとなり、武術を高め、
数年後、スンニャンは度胸と聡明さを買われて瀋陽王の塩の密売の手先をしながら、
同時にそれを国の捜査官に情報を流し摘発に成功しました。
捜査官とは身分を隠して行動していた高麗国の世子ワン・ユ。
世子はこの一件でスンニャンに対して信頼と特別な親しみを感じましたよ。

瀋陽王は「元」寄りの強硬派でかつ、時勢を読むのが並外れてうまい人。
塩密売の件を不問に付す代わり、
世子に王位が譲られることを承諾しろとの王命を受け入れて手打ちに。

王となったワン・ユは、元から流刑で送られてきた皇太子タファンの受け入れを余儀なくされ
タファンが殺されればそれは高麗国の責任とされ、
国が潰されるというとんでもない責任を背負い込まされました。

元では皇帝亡き後丞相ヨンチョルが権力を得てタファンの幼い病弱の弟王子を皇帝にしてあり、
タファンは理由をつけて高麗に流刑にし暗殺して消すと同時に、
その責任を高麗に取らせ国を取ろうという作戦に出ていました。
おそらくヨンチョルはタファンの父、皇帝をも殺害しているようす。

キ万戸長(警察組織の長)が父だと知ったスンニャンは、
士官して部下として目覚ましい働きをつづけ、
皇太子タファンの暗殺から見事に彼を守り抜き、流刑地でも皇太子の信頼を得るほどに。

けれど、流刑地にまで高麗に偽装させた兵を送り込んだヨンチョル。
その手引きをしたのは瀋陽王であり、その手先はスンニャンの同僚。
父は連行されるし、自分は皇太子タファンを連れて何とか逃げ延びないといけないし。
大変です。