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~あなたに捧げる罪~
ハマり度☆カットがなかったらな
弁護士たち~あなたに捧げる罪
DVD-BOX
●2005年 韓国MBC 全16話
●演出:イ・テゴン  ●脚本:チョン・ソンジュ  
●出演:キム・サンギョン(ソ・ジョンホ) 
キム・ソンス(ユン・ソッキ) 
チョン・ヘヨン(キム・ジュヒ) 
ハン・ゴウン(ヤン・ハヨン)
●視聴:2008.8.12-9.4  BS4
●Story
ソッキは司法試験に受かり、病院長の娘である婚約者ジュヒとともに
幸せな未来を築くはずだった。
しかし、ジュヒの両親が交通事故に巻き込まれ死亡、運転していた妹も重症を負った。
この事故には不審な点が多く、真実を探っていたソッキはある黒幕の存在を突き止めたものの
拉致され、解放してもらう代わりに交換条件を飲むのだった。
ジュヒの前から姿を消したソッキ。

5年後、ジュヒはジョンホ弁護士の秘書として法律事務所で働いていた。
ジョンホは5年前は検事をしていたが、チョン・ウソク裏金事件を追ったことから立場を悪くし辞職、
弁護士に転身していたのだった。
そこへ、アメリカからソッキがこの法律事務所にやってきた。
派手ではないが、程よい緊張感が最後まで維持された。
正しく暖かいジョンホに男の魅力がある
これ、こんなにカットされていないバージョンで見たかったわ~
それなら、きっとハマり度☆4はついていたよ~

こういうドラマは、事件の内実や隠された真実を突き止めていく緊張感がひとつの見所。
でもそれを突き止めるキャラクターたちの奮闘やきっかけが見つかる過程などが欠けているから、
あ~そのことがあるからあの人は慌ててるんだな、とか分かるはずのところが分からなかった!

だから本当は描かれていたのかどうか分からないけど、
あのソッキの婚約者がらみはなんだったのか?とか
ソッキがホンとの決別を決定的に決断した辺りはどこだったのかなど
、じっくり見たかった部分もあります。

ドタバタシーンや回想の多いドラマならカットしてもあとの流れで大体のところが読めるものもあるけど、
こういう事実の積み重ねで見せるドラマはやっぱりカットしちゃ駄目ですよね~

でも何よりこのドラマで輝いていたのは後半ぐんぐんその人徳が見えてくる
キム・サンギョン演じるジョンホです。
手が付けられないくらいに屈折している妻を持ちながらも道を踏み外さない、
でも心は見守りという形でジュヒに向いている・・・

最初のうちはその大人なゆえに現状を受け入れるしかないジョンホに
さほどの魅力はなかったのだけど、後半からジュヒとソッキが巻き込まれている事件を追ううちに、
2人をその呪縛から解放することに一生懸命になりました。

その過程で、刑事ばりに走りまわっていた検事時代を思わせるジョンホが
大きくて深い慈愛に満ちた男であることが見えてきます。
最後別れのシーンでも、ソッキが何よりも救われたのは、ジョンホの存在でしたね~
誰よりも気にかけてくれている先輩であり友人・・・。

ソッキが死に、ジュヒもセヒの足の手術でアメリカに渡り、
ホンの事件もいよいよ大詰めと思わせておきながら、
まだこの後もホンとの対決が待ち構えているかのようなラストでした。
中だるみしそうになりながらも、たるまない、何だか不思議なドラマでしたが、
地に足着いたいいドラマだったと思います!

また別のドラマではまり役を演じているキム・サンギョンssiの姿を堪能したいと思わせられました!

☆追記:「大王世宗」2008年KBSに、主役の世宗役で出られているのを見つけました!
お~似合うかも!
☆さらに追記:かなり前に見たソン・ガンホssiの映画で有名な「殺人の追憶」、
あの映画で若手のエリートとして赴任してきた相棒役がキム・サンギョンssiだと知りました、
わぁー気付かなかったわぁ!



2008.9.4
16(最終)話まで ジョンホの安定した人柄でラストまで

ジョンホに近づき始めているソッキを警戒し始めたホンは、ジョンホと直接話すことにする。
でっち上げのジョンホの横領・賄賂記録をばら撒かれたくなかったら
ジナの通話記録などをよこせと交渉してきた。
しかし、ジョンホはその交渉に応じず、ソッキを開放するならその話に乗ると言い切る。
戸惑うホンはますますソッキを疑うことに。

一方ソッキは自分の立場が窮地に陥っていることを自覚、
ジョンホを信頼したことで事の発端を語る。
それは、暴力による拷問の末、薬物を投与され意識朦朧としていた間に、
人を1人殺した殺人犯かも知れないとの苦悩だった。
その負い目とジュヒ・セヒの安全のため、ソッキはホンの側近弁護士として
手を血で染めるようなことをしてきたのだった。

しかし、ジョンホはそれがクォンの仕業だと確信し、証拠を挙げる。
だが、1人ホンに報復しようと侵入したところを護衛らに見つかり後頭部を殴られ、
埠頭のコンテナに閉じ込められる。
埠頭へ行くことを指示する通話記録を残しておいたソッキ。
それを聞いてジョンホは向かい、助け出すもすでに虫の息だった。
駆けつけたジュヒとも言葉を交わしこの世を去るのだった。

その後・・・・。ソッキが生前捜査機関に送っておいたホンの長年に亘る取引の記録に手をつける時がきた。
もうその件にはかかわりたくないというジョンホだが、1人歩いていると
近づき止まった車の窓からジョンホに声をかける男。垣間見えるのはホンだった・・・。


2008.8.30
12話までうーん、カットのせいで話が見えにくい~~

あの金庫番とやらがホンなのか?あれぇ~??
シン・ジナのパパ(パトロン?)とやらはホンなのか?どうなんだぁ???
はっきり言って、事件や陰謀がらみのエピソードにカットが多いせいで話が見えにくいわ!(怒)

ジョンホの奥さんのシーンとか、ジュヒの妹セヒとトミーのシーンも無いと寂しいし
心情が伝わりにくくはなるけど、
ソッキを動かしている肝心の真実とやらを追うエピソードが端折られてると、
このドラマの硬派な魅力が半減だよ!
う~ん、こういうドラマはBS4で見たくないって思っちゃうよ~!BS4さん!

ジョンホの部屋に盗聴器を仕掛けたソッキ。でもその通信を別で受信しているホン。
ジョンホが思ったよりも優秀で、ガンガン真実に近づいてきていることに危機感を感じている。
5年前のジュヒの両親の事故まではソッキはまだホン側の人間ではなかった点に着目したジョンホは
ソッキの深い心のひだまで受け入れようと酒に誘う。
それを盗聴させるホンだが、ソッキらにばれ
、ソッキはジョンホとも手を携えないことにはどうしようもないと悟る。

一方、ジョンホの家にはした金で侵入するという任務を負わされた男に、
寝ているところを縛られて怖い思いをさせられたジョンホの妻は実家へ。
そして、結婚してからも夫から配慮はもらったが愛をもらえていないことで
精神を病んでいた妻は離婚を決意する。

まだジュヒを愛しているソッキ。恐らくジュヒのためにホンに利用されるしかないのでしょう。
そして、ジュヒをいとしいと思っているジョンホ。
ジョンホのジュヒへの思いを確認したソッキは、
何かしら破滅への覚悟を決めたんじゃないだろうかね~・・・

2008.8.21
9話までで↓に、でもジョンホの器を感じたね~!

チョン・ウソクは黒幕じゃなかったわ~!単に組織の末端で裏金横領をした男だったよ。
クォンという男がソッキのことを操っているけど、さらにバックには
ホンという大ボスがいるような感じの会話でした。
(→ホンの手下で暴力などによる口封じ担当の男がクォン。)
ホンの懇意にしている親戚の娘とソッキは婚約してるようだね~!
危ない立場じゃん、マジで~

5年前のジュヒたちの両親が死んだ警察の事故記録をトミーにハッキングさせてまで抹消したソッキ。
でも和解等の資料は残っており、それを手に入れたジョンホ。
そこにはソッキがジュヒのために奔走した挙句に一転和解に応じ、
敵側に寝返ったことが見て取れ、
ソッキがホンに力でねじ伏せられた様も見て取れた。

実行犯クォンを追ってやってきたジョンホを捕まえ拷問するソッキたち、
でも、ジョンホはそれで弱気になるでも心が変わるわけでもなく、ただ、
「お前のことは掴めた、ひとつ正義で正しても裏にはさらに大きな悪が控えているんだろうから、
ここで自分からジュヒにすべてを語れ、俺も協力してやるから」と言い切った。

いやぁ~誰でもソッキと同じく、激しい暴力で死を目前にして弱気にならない人はいないよ、
そんな正しく強いジョンホに対峙するソッキは銃を向けるしかなったろうね~
でも、ホンから制止の連絡がはいりました。

本気の覚悟でジョンホと手を携えて動けばこの呪縛から抜け出せるんじゃないかな?
そうせざるを得ない状況がやってくることを期待します。

2008.8.16
6話まで↑ジュヒ~そうかぁやっぱり好きなのか・・・

何だか1話1話あっという間に見ちゃうなぁ、練りに練られたサスペンスって感じでもないんだけど・・・
不思議な魅力だねぇ?

正義のジョンホ弁護士の敵として5年ぶりにジュヒの前に現れたソッキ。
でも根っからの悪人じゃないんだよね~。
チョン・ウソクが事故に絡んでいると突き止めたせいで
命すら失いかねない拷問を受けた記憶が深々とソッキの心に傷を付けてて
恐怖だけが今ソッキを動かしているんだ。

彼のサイバー部分での助手をしているトミーもまた純粋な子で、
こんな子をそばに置いている地点でソッキ自身が危ういぞ~~、ジュヒの妹セヒのこと気に入ってるそうです。

精神病を患っている妻を抱えるジョンホ。
ソッキに言わせれば、道徳心が人一倍強いジョンホは妻を絶対に捨てない奴。
でもジョンホはジュヒのことを愛しているよ・・・
だからこそ、ソッキは「あんな優柔不断な奴に捕まりやがって・・・
遠くに行って幸せになっていれば」って呟くの。
まだジュヒのことは大事に思ってるみたいだけど、
ホンがいなくならない限り恐怖の呪縛からは逃れられないね・・

もうソッキのことは忘れたといってたジュヒ。
でも今回のことで、彼が元のままの彼で現れてくれるのを待っていたんだ
ということに気づいたそうです。
ドラマのヒロインは一途なんだよなぁ~~。でも当然かぁ、
結婚直前で疑う必要もなく彼だけを一生愛するはずだったあの日、
二人は心も体も捧げあってて・・・
その二人を裂いたのは他でもない ホン。
ホンの手下であるチョン・ウソクの公金横領事件の証人消しの実行中
たまたま巻き込まれただけなんだもんね・・・

その呪縛から逃れられるよう、いつかは手を携えて行くんだろうか、
そのときはジョンホも味方でありますように・・・

2008.8.14
3話までまだ導入部分って感じのままですが

キム・サンギョン、チョン・ヘヨンのお二人のドラマって私初めてです。
キム・サンギョンさんは時代劇の方なのかな?時代劇のハチマキが似合いそうです(笑)
チョン・ヘヨンさんは、ちょっと小柄でベビーフェイス、
ハン・ジミンちゃんと印象かぶる部分もありますね~

このドラマ自体が黒幕が後ろで手を引くサスペンス風なスタートになっているので、
そのへんに意識を集中していたけど、まだまだそちらは展開しない模様です。
どちらかといえば、ストーリーのもう一車線側というか、
人間関係の絡み合いも細かく描こうとしているようで、
3話の地点ではまだこの世界観に引きずり込まれてないのが正直なところです。

私的にはノーマークだった本作、見た方からはなかなか評判がよかったので
見ることにしたんだけど、今後興味深い方向へ展開するのかな?

苦しい思いをしてまで愛していたジュヒを捨てたソッキ。
冷徹な悪の組織の一員として戻ってきたんだけど、まだジュヒを愛しているのだろうか???
ジョンホの信頼する秘書として働くジュヒをみて嫉妬しているのか、
昔を知るジュヒを辞めさせようと観察してるのかな?
ちょっと感情の揺れまではっきり描いて貰わないとジュヒにもソッキにも感情移入できないわ~