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~ありったけの愛~
ハマり度☆童話のように暖かい
DVD-BOX 1

BOX 2 / BOX 3
BOX 4 / BOX 5
●2013年 韓国SBS  全133話*
●演出:シン・ユンソプ   ●脚本:チョン・ジウ
●出演:
イム・ジュファン(コン・ジュンス)
カン・ソラ(ナ・ドヒ)  
カン・ビョル(コン・ジンジュ)
チェ・テジュン(コン・ヒョンソク)  
●視聴:2013.9.9-3.12  KNTV
●Story
詐欺罪で前科5犯の父の出所を迎えに行った明るく純粋で優しい13歳のジュンスは、
そこで父と結婚するという美しい女性を紹介された。
夫に先立たれた彼女は、若かりし頃結ばれなかったジュンス父と再婚するのだった。
ただ、新しいお母さんには娘と息子がいてジュンス父子を受け入れてくれそうにない。
両親に赤ちゃんが出来た事で希望が湧くが、家族のために手早く稼ごうとしたジュンス父が
詐欺に遭い濡れ衣を着せられて警察に追われる最中事故でこの世を去った。
心臓の悪いお母さんを助けようとジュンスは一人出稼ぎに出るのだった。
レビュー
1-10話  
11-20  21-30  31-40  41-50  51-60  61-70
71-80 81-90  91-100  101-110  111-120  121-133完
深い深い愛を家族に捧げ続けたお兄ちゃん
報われてほしいと願いつつ見た愛の物語
人生において、ハンデを背負っても家族のため愛する人のために努力し
自己犠牲も厭わない主人公を脚本家チョン・ジウさんはまた暖かく描き出しました。

善良さと深い愛が、時に、凡人には理解不能なほどの決断をさせ、
それを一生涯受け入れようと覚悟する主人公が
そのために別の愛する人を泣かせるという現実をも受け入れてさらに踏ん張り
やがてそれは悪をも退ける。
フィクションだからこそ描ける童話のようなストーリーを時々は見たいですもんね^^v

主人公コン・ジュンスをイム・ジュファンはうまく演じました。
この役はイム・ジュファンにしかできないと思えるほどで感服しました。
そして特筆すべきはナ・ドヒ役のカン・ソラ。
私には初だった彼女、賢そうでお嬢様にぴったりなんだけど庶民的。
いろんな作品でお目にかかりたいです。

ラスト間際はハッピーエンドへまっしぐら。
辛く苦しい道のりだったからラブラブはうれしいけど、ちょっと食傷気味に。
特にヒョンソクとジュヨンはそこまで要らん。
ここがコンパクトでイ弁の撃退が鮮やかだったらもしかしたら⑤がつく爽快感だったかもと悔やまれる。
韓国ではこれくらいコテコテのラブラブが受けるのかもね^^。

どん底、いやマイナスからスタートして成功する善良な主人公のサクセスストーリー、
励まされ涙しました。
こういうのが好きな方にはぜひぜひお勧めです☆



2014.3.12
133(最終)話までこの日が迎えられて良かった

検事を辞め、汗を流して無心になりたいというヒョンソクは肉体労働に。
そこで理不尽な目に遭っても泣き寝入りするしかないという現実に
悔しい思いをする弱者の姿を見ました。
弁護士としてそういう人々を守りたい、役に立ちたいとヒョンソクは決意しました。
小さな事務所を構え、そのうちジュヨンの両親もヒョンソクを認め、
3年後の結婚を目標に頑張ることを決めました。

ジュンスとドヒは無事結婚を果たし、予想以上に早く訪れた幸せに心沸き立つ毎日。
ドヒとともに歩み始めたジュンスはBYグループに復帰。
消費者からの中綿カビ訴訟を受け、
またジュヨン母から受け取った株を得たイ弁が大株主になり経営陣の交代を要求してきました。
カビ訴訟は経緯が怪しく、不良品をねつ造して言いがかりをつける悪質なもの。
実行犯が口を割れば黒幕はおのずと見えてくる。

そしてイ弁が大量のBY株を得た経緯をつぶさにヒョンソクに報告したジュヨン母。
カビの件も株の件もヒョンソクが主導して事件を追求し、とうとうイ弁を逮捕することがかないました。
悲しいかな、父に捨てられてようやく解放されたイ弁。
寂しそうな、でもほっとしたような表情が可哀相でした。

ナリは映画出演の功績が認められて新人賞を獲得。
ジンジュはかわいい赤ちゃんを出産しました。

3年後、ヒョンソクはジュヨンと結婚。
準備した家はジュンスが初めてヒョンソクたちと出会い暮らしたあの素敵な庭のある家。
ジュンスにも赤ちゃんが生まれ、ジュヨンも産み月が間近の様子。
幸せに戯れる兄弟夫婦親子。
こんな日がやってきて本当に良かった。

2014.2.22
120話まで真相は明らかに

イ弁の攻撃の一つが殺人の前科があるジュンスの存在。
しかもあのジュンスが被害者を3度も刺したという凶悪な事実を突き付けられて
むしろ調べ直すべきものがあると考えたヒョンソクやドヒは再捜査・再審に向けて動き出した。

そのさ中、既にあの日の記憶をすべて鮮明に思い出したナリ。
でもジュンスの気持ちを汲めば語れない。
辛いナリは接触事故をきっかけに口が聞けなくなり、
心配したヒョンソクはナリの心にくさびを刺している過去を語らせるため催眠治療に踏み出した。
そこで、ジュンスが駆けつけた時には3本の釘で背中を刺されてすでに息絶えたギョンテを発見し、
罪をかぶる工作に出たと知りました。

自首したヒョンソク。ケンカのさなか、死ねばいいと思って殴ったと自白。
しかし調べを進めるうちに、ヒョンソクに殺意があってギョンテが死んだとも、
ギョンテを殺したことを分かって彼を置き去りにしたことも証明できない。
殺人とはみなされないこの事件、今はもうヒョンソクを裁くことはできない。

けれどヒョンソクは検事を辞めました。
今彼にとって法は複雑な思いを掻き立てるだけのもの・・・。
そして別れた理由を語り、
これからはヒョンソクだけを見つめるというジュヨンを受け入れる心の準備もない。

イ弁の脅迫を明らかにしたジュヨン。
ハラボジはイ弁に最後の慈悲を示し、このまま静かに去れと伝えました。
もう辞めたいイ弁、でもあのDVの親父さんが許さない。

殺人を犯していなかった事実を最後まで明かさなかったジュンスを愛せないというドヒ。
完全に信頼していたからこそ、一番大事なところで自分を信頼してくれなかったことが
大きな傷となったよう。

そこは詫び続けるしかないジュンス。ドヒのために身を引くという選択肢は封印しました。
あの日ドヒと付き合っていたとしても、ヒョンソクのために同じ決断をし、
ドヒに待っていてくれと頼んだと語る今のジュンスは、決してドヒをないがしろにしているわけではない。
真相を隠し続けていた過去の時間の中でも、
振り返ればジュンスがそのために泣き、苦しみ、助けを求めていたと分かるシーンが数々。
二人は一からやり直すという意味を込めて自己紹介しましたよ。

2014.2.8
110話まで試練も極まりつつあり

セレブ界に別れを告げてからジンジュのお義母さんが完全に心を入れ替え戻ってきてくれました。
ナリに心を砕き、ジンジュの身体にも気遣いを見せてくれて、
おまけにジュンスの前科についてもただ事実を受け入れてくれました。

けれど、イギリスから戻ったらドヒの伴侶として頑張ってくれとハラボジから言葉をもらったジュンスは
前科を打ち明けるべきだと判断しました。
BYグループ、そしてそこで働くすべての社員にとって、ジュンスの過去は致命的。
いかに人柄を評価しようとも、その前歴があるだけでもうアウトだと語るハラボジ・・・。
ジュンスはBYのために辞職、独立してネットショップでオリジナルブランドを立ち上げるつもりです。

一方でドヒと完全に決別したイ弁は一転、敵として牙をむきました。
イ弁の実家の経済力に目がくらんでいるジュヨン母は、
亡き母が残してくれた遺産を運用して地道に買い集めていたBYの株式を餌に
イ弁とジュヨンの結婚を迫りました。

イ弁は自分と結婚しそうにないジュヨンを取り込むために
ジュンスの殺人事件がヒョンソクとの共犯によるものとも取れる検視結果をちらつかせて脅しました。
どう転んでも検事生命に傷がつくと理解したジュヨンは覚悟を決めてヒョンソクに別れを告げました。
これしか方法がないと自分を鞭打ってイ弁との結婚に乗り出すジュヨン。
でも心と裏腹の決意はジュヨンを確実に追い込んでいます。ジュヨン母も浅はか・・・。
きっと虎の子の株はイ弁に取られたりして・・・。

イ弁はドヒを追い落とすために、株式市場へ噂をながして株暴落させています。
それはBYの次期オーナーとも目される本部長が殺人の前科がある男と付き合っているという噂。
事実なだけに、思案のしどころ・・。
でもジュヨン母はイ弁からジュンスが兄嫁ジョンヨンさんの元恋人だという事も聞かされていて
これはもう修羅場になりそうです・・。

2014.1.26
100話まで遺族との和解、ジュンスはすごい

イ弁の卑劣な猛攻撃の一つが、まだ息子の事件の傷が癒えないギョンテの父をたきつけること。
ただでさえギョンテの死の責任は死ぬことでしか償えないと思っているジュンス。
今また遺族であるお父さんを傷つけるような事態になっていることを受けて
今こそ自分の思いを伝える時だと決めました。

けれど、死を目前にしてジュンスは、愛する人を残して去る無念を知り、
ギョンテが味わったであろう無念を悟りました。
犯人には死んでほしいという恨みをもちつつも、
息子の無念と息子への愛がどれほどだったかを解って欲しかったお父さんは
ジュンスの思いを聞いて、赦しは出来ないが恨みは捨てると言ってくれました。
当然ギョンテの死を利用しようとしたイ弁の工作は不発となりました。

でもイ弁はドヒ父イルピョンさんに二人の交際を暴露。
絶対に交際は許さないと言い切るイルピョンさんはジュンスをイギリス留学組に編入し
距離を置いたうえで別れる準備をさせようとしています。
誰も裏切らずに一生を添い遂げようと覚悟している二人。ジュンスは何年かかろうがやる気です。
イルピョンさん、ジュンスを排除してもドヒはお前にやらんとイ弁に言い切ってました^^
もうイ弁の腹黒さは会長・社長にばれてるんだから。

一方でナリがあの事件で”ジュンスが力なくもたれかかるギョンテを抱き、歩き去るヒョンソクを見た後
逆方向からやってくるパトカーを確認して横たえたギョンテの血を顔に塗るシーン”を思い出しました。
ただ、そのシーンの前がどうしてもないと不審におもうナリ。
思い出せないだけなのか本当にないのか・・・。
聞いたヒョンソクは事件の一連の流れ上”時間”が合わないことを前々から気にしています。
すでに受刑を終えたこの事件を、
絶対に掘り返されたくないジュンスは強くヒョンソクを止めています。

当時政治家だったギョンテ父の権力によって過失致死事件を殺人とされて
最も重い刑をあえて受け入れたジュンスは模範囚として仮釈放されるまで
10年間の懲役をフルで受けています。

もしヒョンソクに罪があるとなっても、過失致死の時効は10年。
ジュンスはヒョンソクの代わりにその身を挺して自由を守り、遺族の心にも寄り添ったわけです。
検事生命には響くし本人は自分が許せないかもしれないけど、
たとえそれが明らかとなっても愛する人もいて、もう前を向くしかないところに来ていると思う。
あと33話あるけど、通常なら理解できないほどの愛を抱いたジュンス、
本当におバカちゃんですね・・・(うるうる)

2014.1.11
90話までジュンスの人柄は伝わってる

新デザイン流出というピンチで謂れもない疑いをかけられながらも
ジュンスはBYのピンチを捨て置けないと原因究明に奔走し、
そしてそれを補う新デザインまで考え出しました。
最終的には自ら疑いを晴らし、また誰とは断定しないもののスパイをけん制しました。

ジュンスを排除しきれなくてブチぎれたイ弁は、
新デザインで使用予定だった特殊な生地を裏で買い占めました。
新デザインに対して全責任を負っていたジュンスを追い出し、
いよいよ困ったというタイミングでさもそれを確保してあげたと差し出して
自分の有能さを知らしめるという一石二鳥となるはずの作戦を遂行していたようだけど、
ジュンスはこの材料確保のピンチで、研究中の新素材を実用化させ特許を取得し
それで新デザインを推進するという攻めの打開策を用意してきました。

汚い手でBYを危機に陥れる策を弄したイ弁。
デザイン流出に脅迫で協力させられたAチームのチーム長は
利用だけされて切り捨てられるとわかればあっさり寝返ること必至。
イ弁、自分の掘った穴に片足突っ込んでます。

BYには不可欠かつ今後リーダーとなっていくドヒの右腕として育て上げてくれと
会長からジュンスを任されたイルピョンさん。
複雑な思いもありつつもジュンスを認めざるを得ないところもあります。

ドヒがジュンスの前科となった殺人事件までのいきさつをウェブアニメで公にしようとしました。
ジュンスに弁明の道を残したいという純粋なものだったけど、
あの事件に関する失った記憶を悪夢で見てうなされるナリの苦悩を鑑みて打ち切りに。

でもナリの記憶は次第にはっきりとよみがえり始めているようです。
ジュンスが本当は殺人など犯していないことを周りに知ってほしいと思うけど・・・
それによってまた家族の苦悩も別の意味で生まれる可能性がある。
その事実が十数年経ってどれくらいまで解明されるかにもかかっているから
かなりデリケートな問題でもあります。

ヒョンソクとジュヨンの仲は進み、ジュヨンがお父さんテイルを味方にしたからかなりの進展。
ただ、ジンジュ夫婦はといえば、夫チョルスのお母さんジョンジャさんがサラ金に借金したために
ジンジュがあわや流産という展開になったため、別居の危機。
チョルスを引き留めるために、服役のことを話したジュンス。
でもジョンジャさんの性格を知る息子チョルスは、いづれそれが公になった時の
ジンジュたちへの母の態度がさらにみんなを傷つけることを見越して
やはり別居は避けられないという結論です。

2013.12.31
80話までイ弁がキレ始めた

ジュンヨンさんとの過去やジュンスの前科などを分かった上で
BY社員として公私を分けて黙認してくれたドヒの父イルピョンさん。
だけど、BYの法務部のイ弁護士があからさまにジュンスを排除しにかかってきた。

ドヒとジュンスがキスしているところを目撃したイ弁護士は逆上、
2年前にイギリスでドヒとともに訴訟を収めた手応えと達成感に満足し、
妻にするのはドヒと決めたらしく、
今、ステイタスもないのに前科まである欠陥だらけのジュンスとの恋愛ごっこから
はやくドヒを目覚めさせてやらないと、なんていう、
執着するあまりに的外れな考えに取りつかれています。

BYでジュンスの所属するデザインチームの新商品アイディアが採用され
ジュンスの力量が認められた矢先、他メーカーから全く同じものが先行発表され騒然となりました。
BY内では流出犯は正社員じゃないジュンスかチーム長のキム女史ではないかと疑う声があがり
正論で会長を取り込んだイ弁護士に「潔白を自ら証明する念書」を書かせられそうになりました。

念書にサインをしても、どうせ前科を隠していたことを突いてつるし上げられるだけ。
正社員でないという理由で疑われるなら辞めると宣言したキム女史。
ジュンスを追い出したいイ弁護士には好都合な流れだけど、一旦はその方がいいかも。

でも、この流出事件、明らかにイ弁護士の差し金です。

ヒョンソクが自分に好意を持ち始めてくれたと知って、
怖気づき罪悪感に駆られてヒョンソクを避けたジュヨン。
でもヒョンソクしか愛せないとわかったジュンヨンは、母親の呪縛から自ら脱出しヒョンソクに謝罪。
でもヒョンソクは怒っちゃってて「一度閉じた心の扉はもう開かない!」の一点張り。
それでも通い詰めて詫びるジュヨンを許すしかなかったヒョンソク。
恐る恐る愛していることを認めてます。

ナリが前科のある父親を持つ少女の役をもらったことで、こ
れまで避けてきた亡き父のことを語るときが来ました。
何も教えてもらえなかったことで、父は極悪人だったと思い込み生まれてきた自分を恨んだというナリ。
つらい負担を残して去った父の兄弟たちへの愛情は確かだったと聞いて
兄弟たちのタブーが一つ消えました。

2013.12.20
70話まで揺るがないドヒが素敵

ジュンスの経歴を調べ上げ、ドヒの継母ジュンヨンさんとの接点を見つけたキム秘書は
当人であるジュンヨンさんを飛ばして真っ先にドヒの父イルピョンさんに報告。
最近妻が元彼と会っていたと聞いて心中穏やかでない上に、ドヒが危険だとすら報告を受けた。

キム秘書が自分の人生を捨ててナ家に尽くす理由がイルピョンさんへの愛だったと確信したドヒは
みんなのためにもキム秘書をナ家から切り離すしかないとハラボジに相談し、
秘書は十分な退職金を受け取って解雇となりました。
でもキム秘書にとって人生を捧げたイルピョンとドヒへの思いは、
イ弁護士にドヒを守るという使命を託して去るという結果に。

ジュンスに殺人の前科があると知ったイ弁護士。
デザイナーのキム女史と恋人同士だと公言するジュンスにも疑いの目を向けてます。

恋人よりも家族を取るジュンスは、ドヒを幸せにできないのではないかと思うジュンヨンさんは
イルピョンさんと同じく二人の交際に反対してます。

ヒョンソクはジュヨンと接し続けているうちに情が湧いてきて
自分に向けられる愛情のまなざしに徐々に心が傾いたようです。
自分からジュヨンにキスしてしまうほどに。
一方で、いづれは愛のない結婚をする自分のために、
好かれなくてもいいから本当に好きな人との時間を持っておきたいと願っていたジュヨン。
ヒョンソクの変化に、底なしの罪悪感にさいなまれています・・・。

生計が立てられないほどの経済困窮の中、結婚したジンジュの家に同居をしているチョルスの母親は
いつまでもセレブ暮らしが忘れられず、小さな不満もすべてジンジュに当たるばかり。
妊娠を告げたジンジュに、チョルスが検事として軌道に乗るまでは働けと産まない選択を迫りました。
到底受け入れられない要求をする母親を見て、チョルスはジンジュと母親を引き離すために
愛する妻と別居する決意をしました・・・。

2013.12.2
60話までその縁も避けられない

弟のために犯してしまったジュンスの罪を知り、その気の毒な過去をも受け入れたドヒは
天才デザイナーキム女史に頼み込んでジュンスを個人秘書扱いにして
BYのデザイン部門へ来てもらうことに。
既存のデザイングループと競合することで活性化を図るという名目だがあながち的外れでもない。

ただ、ジュンスが才能を認められはじめ、
又ドヒと談笑する姿をみてジュンスの経歴を調べようとするイ弁護士。
その思惑をけん制するのに、キム女史とジュンスが恋人だという噂は好都合。
なんだけど・・・

ジュンスはドヒの継母ジュンヨンさんに、末妹ナリ経由で出会ってしまったところを
ナ家の秘書に見られてしまいました。
二人はただ、近況を伝えあっただけなんだけど、二人に流れる微妙な空気を察知され、
おまけに屋上部屋から出勤するジュンスを見かけたから疑惑は高まる。
イ弁護士よりも、この秘書の方がジュンスの経歴を先に知ってしまいそうです・・・。

ナリはドヒのハラボジが用意した芸能事務所で俳優活動を開始。
素敵な先輩俳優さんにも所属してもらうことができてウキウキなんだけど、ちょっと舞い上がり過ぎ・・・。

ヒョンソクのためだという、1か月間の恋愛訓練(?)を受け入れてジュヨンの相手をしているうちに、
彼女の人となりがなんとなく分かり、慣れてきて、
彼女を友達くらいの目線で見られるようになったヒョンソク。
大好きなヒョンソクに相手にされ始めて、
イ弁護士と結婚しろとうるさい母の声を果たして受け入れられるかな?

2013.11.15
50話までもう言うしかない

前科があるため外航船の仕事にはつけなかったジュンス。
それよりも、離れ離れになったドヒとジュンスは、
もう離れられないんだと骨身に沁みてしまいました。
ジュンスが自分のために愛する人を手放そうとしていると感じたヒョンソクに諭され
戻ってきたジュンスは、ドヒがBYグループの会長の孫娘だと知り気持ちを整理する覚悟。

でももう離れていることはできない二人。
ドヒはジュンスを自分の隣に立てるほど立派なデザイナーとして才能を引き出す心づもりだし
ジュンスはそんなドヒの期待に応えながらできるすべてに取り組む覚悟。
天才デザイナーキム女史の弟子として学び始めたジュンスはどうやら才能があるようです。

ドヒを狙うイ弁護士はドヒを窮地に陥れ、その手で財力や人脈などを使って救って見せた。
筋書のやらせだったとヒョンソクから聞かされたドヒはさらにイ弁護士を嫌いますね~。
なんでそこまでドヒをわが物にしたいのか?まだ良くは描かれてません。

ジンジュの方は、チョルスのお母さんが投資詐欺にかかって一大ピンチの中
頼み込んで結婚を許可してもらえました。
初夜に妊娠を伝えられたチョルス、嬉しそう~。

それにしてもヒョンソクに猛アタックしているジュヨンはかなり迷惑な子だね~
感情をセーブできなくてここまでしているのに、1か月だけ恋人でいたいと持ちかけてきたよ。
はっきりと断り続けるしかない相手なのに、折れちゃったよ~、いいのか悪いのか・・(汗)

いよいよジュンスはドヒに本当のことを語るときが来ました。
ヒョンソクと兄弟だとジンジュの結婚式で知ったドヒに詰め寄られたジュンスは
殺人罪で10年間服役した前科があるため
いくら愛していてもドヒと結ばれることはないと詫びました。

真実を知っても信じられないドヒ。
それを受け入れたとしても、愛している気持ちは変わらない・・・。
ドヒへの償いは「ドヒの言うとおり才能を伸ばし発揮し、成功してみせること」。愛を感じるわ・・・。
でもジュンスの過去を知っているドヒの継母ジョンヨンさんと再会する日も近そうです。

2013.11.3
40話までジュンスの決断がやっぱり泣かせる

有名グループの会長の孫娘である事をジュンスに隠している事が罪悪感になってきたドヒ。
「もし私が隠していたことが判明しても、
隠した理由があったのだと思って受け入れてほしい」とジュンスに語る。
一方、殺人の前科があるジュンスは
「もし僕が隠していることが判明して嫌気が差したら、迷いなく捨ててほしい」と語る。
お互い何を隠しているか知らなくても各自結論は出ているけど、
常に去ることを前提にしているジュンスの心の傷がいつも気がかりなドヒ。

ヒョンソクに惚れたジュヨンは、ナリと共謀して携帯の位置認識ソフトを起動。
偶然を装って出会うことを狙って犯人検挙の現場に現れて修羅場に。
ヒョンソクを庇って入院する怪我を負いました。
それほど好きだけど、ヒョンソクの気持ちは引けない。

そして一番激動だったのはジンジュ。
実はジュンスが出所したあと、ジンジュはジュンスを恨んでひどい拒絶をした事がありました。
それをひどく後悔し思いつめたジンジュは自らに罰を与えるために
結ばれない人に処女を捧げるという行動に出ました。

ただ相手はチョルス。
ジンジュの決意とは反対に一生ジンジュを愛し続ける決意を固めたチョルスは
司法試験にまい進し見事合格。
そんなタイミングでジンジュは自分が妊娠している事を知りました。
自分に苛立ち悲しみまた思いつめたジンジュは中絶を決意するも保護者の承認がいる。

頼ったのはジュンス。
いろいろと迷い怖く思うことが多くともジンジュが本当は産みたいのではないかと察知したジュンスは
ジンジュがその子を産んだなら人生をかけて伯父として面倒を見ると固く約束しました。
チョルスを本当は愛しているジンジュ。
愛する人の子を産みたいジンジュはチョルスの母の反対が激しいこともわかっているから
万一の場合もシングルマザーとして頑張る決意はできて晴れ晴れ。

ジンジュの生まれてくる子のためにお金が必要になるため、ジュンスはドヒと別れて
実入りのいい外航船の乗組員として働こうと考えています。

2013.10.19
30話まで善良さが周りを癒すジュンス

ヒョンソクにとって、初めて自分の心を曝け出したいと思えた相手であるドヒは、
初めて異性としての好意を抱けた相手でもある。
ドヒに心の友という男性の親友がいることが分っても、関係を進めるきっかけを探しています。
一方でヒョンソク狙いのドヒの従妹ジュヨンは本気でヒョンソクのことが好きになったようです。

とはいえドヒはもうジュンスを愛しはじめていると気づいてもいるし、
ジュンスもドヒにだけ心が反応する「特別な思い」に気づいています。
でもジュンスには大事な人を幸せには出来ない「過去」があるから
ドヒと距離を置こうとするんだけど
ドヒは彼が自分への思いにブレーキをかけるわけが知りたい。

ジュンスの語られない過去が気になってマンドルおじさんに詰問し、
困ったおじさんが適当に作り話しちゃったもんで誤解が・・・。
服役の話は切り出すなんてそうそうできないよね、誰でも・・・。。

ナリやジンジュ、ヒョンソクはジュンスのことを兄として受け入れるようになってきました。
語らずとも自分を理解してくれた兄を10年間失っていたヒョンソクの心も今やっと軽くなった事、
ジンジュが一人で大黒柱であろうと肩肘張っていた思いも軽くなり、
そして、なぜかジュンスの思い出が記憶にないというナリ。

ナリは時々悪夢にうなされていたのだけれど、
それはジュンスが殺人犯になると決めた瞬間の記憶・・・。
ナリは見ていたんだね、良くは分らなくても
それがすごく「怖くて、悲しい事」である事は分っていたんだ。
真相が明らかにならない事がジュンスの願いだけど、
もしナリの記憶が戻ったら
その真相を隠し通すことはナリのためにも出来ないだろうというのが悲しい。

ジュンスとの関わりで心の中のしこりを小さくし始めたドヒの言動は
家族に対する態度の軟化につながり、
ドヒを思い続けてきた継母のジョンヨンさんにはうれしいばかり。
ただドヒの思い人としてジュンスと再会したとしたら、ジュンスの過去を知るが故に強硬に反対しそう。
それにしてもドヒ狙いのBYグループ法務部のイ弁護士がうっとうしい。

2013.10.8
20話までドヒの家と深くつながる模様

東大門のドヒのお店に雇ってもらえたジュンス。
ジュンスは人当たりも良く気が利いて、おまけに刑務所で身に着けた縫製の技術もある。
心根が優しく純粋で、まるで別世界から来たかのようなジュンスが気になり好意を持ち始めたドヒ。
車やバスに乗れず、女性に触れられたりすると気分が悪くなる問題を抱えているジュンスのために。
何とかそれらを克服させてあげようと手を尽くしています。

そんなドヒは、会社や家ではクールで優秀な仕事の鬼。
会社の法務部に所属する弁護士のイ・ハンソがドヒに興味津々なんだけど
ドヒの心を溶かすのはジュンスだけ。

ただ、ジュンスの弟ヒョンソクはニセブランド品の捜査で東大門に来ていたときに
ドヒと痴漢騒ぎのトラブルになった経緯でドヒに好意を持った様子なんです。
というのもドヒは新聞で新人検事ヒョンソクの仕事ぶりを知って自分の誤解だったようだと
潔く被害届けを取り下げてくれたことで、ドヒの中に好ましいものを見たようです。

ドヒが亡き母に似ている、と感じたジュンス。ヒョンソクもそうだったのかな?
ドヒのハラボジがヒョンソクのことを気に入っているから、ドヒとの縁談も持ち上がるかも??
そんなことになったら、ドヒがいくらジュンスを思っていても間違いなく身を引くね。

ジュンスたちの末妹ナリは根性でアパレル会社のモデルをもぎ取りました。
この会社はドヒの会社です。

ジンジュのことを思っている司法受験生のチョルス君のお母さんはドヒの叔母さんの友達。
ジュンスの兄弟たちはこれで全てドヒの家族とつながってきましたよ~。

2013.9.21
10話まで涙腺刺激するわ~

前科ありの父が再婚し新しく出来たお母さんは、ジュンスにとって天使の如く最高の女性。
彼女の連れ子ジンジュとヒョンソクは、
医者だった亡き父と比べて見劣りするジュンス父子を毛嫌いするんだけど
ジュンスの妹と弟への献身は紛れもなく手厚く本物。

ただ、赤ちゃんを身ごもったお母さんが体調を崩し、ジュンス父は家族を養うほど稼げなくて
やっぱり詐欺仲間から声をかけられた”簡単にもうかる”仕事にとびついちゃった・・・。
「お金に対する学習」が足りないお父さんはきっとこれまでも詐欺仲間に
詐欺の片棒を担がされて結局自分も都合よく嵌められて5回も服役していたんじゃないかな。
今回も印鑑の持つ威力を知らないお父さんが、
再婚相手である奥さんの財産をカモられてしまったんです。

逃走中にお父さんは事故で亡くなり、
お母さんも産後の肥立ちも悪く過労が祟って亡くなってからは
ジュンスは露天商など、いくつも仕事を掛け持ちして
兄弟たちを6年間ハンパない生活力で養ってきました。
贅沢はさせてやれないけどちゃんと食べさせる、というジュンスの地に足着いた生き様が素晴らしい。

だけど、そんな小さな幸せの積み重ねも「過失による殺人」によってがらりと変化。
全国1位という学力をもつヒョンソクを妬んだ地元議員の息子とのケンカが最悪の結果に。
でもヒョンソクはその子が怪我したことも死んだ事も知らなくて、
駆けつけたジュンスは弟の将来を考えて迷うことなく殺人の罪を被りました。

そして10年。
ジンジュはバレリーナの夢を諦めて美容師として働きながら弟たちを養い、
ヒョンソクは飛び級で進学し司法試験にもストレートで合格、今は若き新鋭の検事になり
末の妹は女優を目指すも空回り中の女子高生になっています。
出所したジュンスは兄弟たちの無事と生活が安定した事を確認して安堵。
兄の帰還を諸手を挙げて喜べない妹弟たちの複雑な気持ちを受け入れるジュンス。

ジュンスは東大門で、経歴を問わない荷運びの仕事を始めました。
そこで出会ったやり手の社長ドヒ。彼女は大手アパレル会社の会長を祖父にもつエリート。
市場で市井の動向を見つつ初心を忘れないという祖父の教えを守る仕事熱心な女性。
ドヒの継母は、ジュンスが服役するまで結婚の約束をしていた女性だから出会ったら複雑だね~

その会社は今訴訟を抱えています。
ブランドのPV撮影に出演したいという追っかけの女性が死亡した件で、
会社は安全用具の使用義務を果たしたかどうかが争点となっており、
その担当検事はヒョンソクです。

長いドラマなので10話ごとにレビューしようと思うんだけど、さすがに冒頭は情報量多いわ^^;