ドラマほびっと☆
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黄金の虹 ハマり度☆終盤がちょっと・・・
コンプリートスリムBOX
●2013-14年 韓国MBC  全41話
●演出:カン・デソン/イ・ジェジン   
●脚本:ソン・ヨンモク/チャ・イヨン
●出演:ユイ(キム・ベグォン 子役キム・ユジョン)
チョン・イル(ソ・ドヨン 子役:オ・ジェム))
イ・ジェユン(キム・マノン 子役ソ・ヨンジュ)
チャ・イェリョン(キム・チョノン/ユン・ハビン)
キム・サンジュン(キム・ハンジュ)
 
・ジウォン(ユン・ヨンヘ)
●視聴:2014.10.3-12.1 WOWOW
●Story
黄金水産の御曹司に嫁いだ孤児院出身のヨンヘさんは突然に夫を亡くし、
赤子である娘ハビンを取られて屋敷を追い出された。
絶望したヨンヘさんを親身になって助けたのは孤児院で兄と慕ったハンジュだったが、
ハビンを連れてくることに失敗し服役すること数年・・・。
ハビンは営利誘拐されるも、何とか監禁場所から逃げたが怪我をし、
気を失っているところを病気の祖母と暮らすマノンに助けられた。
記憶を失くしたハビンはマノンを頼り、兄妹として暮らすことになった。
レビュー
1話  2-4  5-8  9-11  12-16  17-21  22-25
26-29  30-33  34-37  38-41完
温かい父のもと兄弟となった7人の孤児たちと出生の秘密
そして父世代の抱えた因縁、終盤がちょっと・・・
う~~ん・・・終盤ほとんど乗れず・・・最初良かっただけにww

義侠心溢れ、大事な人々のためには罪をかぶることもやぶさかでないという
ハンジュお父さんがいる間は面白かったんです。
情にあふれているのがこのドラマの面白いところだったと思うんですが、
後半、主人公が死んだとされていた大企業の一人娘だと分かってからは
諸悪の根源を倒し、会社を取り戻すための展開になるしかなく、
そこの描き方が丁々発止の攻防のように見えて意外と雑だったんです。

ホームドラマに企業の経営権がどうのと頭脳戦やパワーゲームが入り込むと、
よほど練られていない限りその道の素人である主人公が霞みだすんですよね。
意志と心が引き裂かれるような地獄の道を歩む主人公を演じたチョン・イルや
主演として良い存在感を発揮していたユイたちの情溢れる熱演が良かっただけに・・・。

それにラストのドヨンやヨンウォンの身の上についてもご都合主義全開で、
はい、めでたしめでたしと思えなくって素直に喜べない・・・。
そんな自分が冷たく思え罪悪感すら感じるんだから勘弁してほしいです。

この辺はおそらく私の”あかんツボ”なのかもしれません。

そういうことが気にならない方には楽しめる作品なんじゃないでしょうか。
中盤くらいまでは楽しんだんだけどなぁww



2014.12.1
41(最終)話まで無理やりやな~

ジンギの周囲の人間は彼の逃げ道を一つ一つ塞いでゆく。
時には愛してほしいドヨンに利用されていると知って報復しようとする
チョノンの協力があったりもするが結局は金でも脅迫でも通じないドヨンが一番の敵となる。

チョ・ガンドゥ殺害の証拠の品と、ハビンの実父ドクスさん殺害の証言は
ジンギの長年の友人オ社長から得られた。
ハンジュさん殺害はなんとしても自白を取ればいい。
ジョンシムさんが亡くなり、ベグォンが受け取ったらしい1兆Wを横取りしたジンギ。
でもそこには1兆Wなどなかった。
既に干潟を購入するために借りた金は返せず、逃走資金や再起資金もなく株もない。
自首するとドヨンに約束したジンギだったが、
ベグォンを人質にとってドヨンに逃走資金を用意しろと迫る。
そこにはオ社長の死体が・・・。

父を止めるには命を懸けるしかないと決意したドヨン。
自分の頭に銃を突きつけロシアンルーレットで父を脅し、全ての殺人の証言を取り付けた。
ベグォンと結ばれるにはもう重ねられた父の罪は重すぎる・・・、
引き金を引き頭部に銃弾を放つ…。

数年後、
ジンギは精神を病み、ハンジュへの罪悪感と、ドヨンの拳銃自殺の記憶に苛まれる日々。
黄金水産の経営はチョノンに任せたおかげで売り上げが3倍に伸びる業績に。
種貝の養殖に成功したベグォンは財団の設立目的に沿って、
地元の漁民の皆さんに無償で提供し
地域との共生発展に寄与している。
兄マノンは一途に愛してくれる女性と結婚し子どもも授かった様子。
そしてチョノンもバカだけど一途に愛してくれているテヨンのプロポーズを受けることに。
そしてベグォンは、奇跡的に脳に損傷が無かったドヨンのリハビリを手伝いながら
共に笑える幸せを満喫している。

2014.11.25
37話まで会社を巡る攻防はあんまり・・・

黄金水産そのものの実はすべて黄金流通という関連企業に移したジンギ。
ジョンシムさんが作り上げた黄金水産が無に帰されるところを
会社を買いとる方法で乗り切るしかなくなった。
財団にとっても、これまでそこを頼りにしてきた漁民たちにとっても必要な干潟があるのは黄金水産。
ジンギに巨大施設にされてしまっては元も子もない。

裏ではチョノンと組んでテヨンを操りながら、ひそかにジンギを妨害しつつ
ベグォンを援護するという難しい立ち回りを続けるドヨン。
でも表面ではベグォンを泣かせるような手を繰り出すジンギの駒として動くことも多く
手を汚すたびに自分を失うようで怖いドヨン。

売りに出された黄金水産は様々な人の思惑を飛び越え、
何十年ぶりかに再会できた末っ子ヨンウォンの巨大な助け舟で手に入った。
ヨンウォンの養父はM&Aなどを手広く手掛ける有名なフィヨルド・ファンドの経営者で、
今回の巨額の金はお父さんからの借金と、何やら自分の持つ特許料で賄うとか。
結構天才的なものを持っているようで、立派に成長してました。

黄金水産がどうあれ干潟が欲しいジンギ。
ジンギの欲しいものを先に取ることを相談するチョノンとドヨン。
でもジンギは先にオクチョ伯父さんをつかってベグォンの家のPCから
干潟で続けてきた研究結果を盗ませた。
大事な研究技術を奪われては意味がない・・・。

またまた窮地に落ちいったベグォンは干潟を売りに出すと宣言。
その推定価格は2000億wともいわれ、その資金をどうするかにかかっている。
チョノンたちは株を元手にした資金などを調達できるが
ジンギは筆頭株主として君臨するためには絶対に株は手放せない。
目を付けたのは、認知症の症状が出ているときにハビンに譲ると
ジョンシムさんが漏らした1兆Wという金。

ドヨンの調べでは、長年に渡り、ある程度の額がスイスの秘密口座に移されているらしい。
口座番号を聞き出そうとジョンシムさんに会いに行くジンギ。

でもこれってどうなんだろ?ジョンシムさんとベグォンの策略に
ドヨンが信憑性を高めるためにジンギさんにそう報告したのでは?

それにしても、株を何パーセント取った取られたと言っているんだけど、
途中からその辺の資金がらみのところがあやふやになっていたり、
ベグォンがそういう経営戦略上の攻防に耐えうる知識もスキルも何もないのに、
周りに振り回されるように責任者だからと駆けずり回るのがどうもいただけない。
ジンギももとから干潟ごと売らない方法も編み出す方法もあっただろうしね。

ホームドラマで企業がらみの攻防が始まると途端にアラが出る・・・。
演者の熱演が続けば続くほど、その辺でハマれなくなっちゃって残念な感じになってきたなぁ・・・・。

2014.11.20
33話まで真実は明るみに

ジョンシムさんが管理していた株の分配に絡んでジンギはチョノンと神経戦。
チョノンはあらかじめジンギに奪われないように手を打ったりなどしていて
思惑通りに運べないジンギさんは不満がつのる。

そんな時、ベグォンの任された財団の養殖場で魚が大量凍死する事故が発生し
ベグォンが財団管理には不適格との烙印を押し追放しようとする陰謀が。
あれが凍死ではないと魚の状態から判断したベグォンの調査で何者かによる毒殺と分かりました。

この事件で卑怯な手を使った犯人とされたのはチョノン。
彼女を窮地に陥れて助けてやる条件で彼女の株をせしめようとするジンギの狙いで、
しかもチョノンが偽のハビンであると公表するという大きな爆弾も投下して
彼女を再起不能にさせました。

ベグォンが本物のハビンであると二人の人が別ルートで知りました。
ひとりはヨンヘさん。ハンジュさんの遺品から遺伝子調査の資料が見つかり調べたことから判明。l
そしてもう一人は、ハンジュさんが亡くなった日にかけていた電話先が
遺伝子調査の研究所だったという経緯で知ったドヨン。

このことで人生の大転換を強いられたのはドヨン。
ハンジュさん、チョ・ガンドゥ、そしてハビンの父ドクスさんの死が
父ジンギの手によるものであると限りなくクロの心証をぬぐえないのに、
証拠が得られないドヨンにとってその事件を追うよりも、父によって奪われゆく黄金水産を
本来の跡継ぎであるベグォンのために取り戻すことを第一目標に掲げました。

検事も辞め、父の右腕として黄金水産に入り父に疑われぬよう巧妙に立ち回るために
ベグォンとも冷たく別れました。手を汚しながら父に関する情報を着々と集めているところ。

チョノンがジョンシムさんに釈放を助けられ、今はベグォンの協力者。
肝の強さを生かしてジンギにすり寄って協力するふりをしながらスパイし
ジンギの出方を見極めているところ。

ただ訳も分からぬままドヨンに別れを告げられたベグォンには辛い展開。
認知症で介護施設に入れられたジョンシムさんの後釜として会長になったのはジンギ。
財団も解体させられ会社に吸収されると同時にジョンシムさんから託された15%の株も取られた形に。

カンの良いチョノンから、ハビンがベグォンであることをドヨンが知っているに違いないときかされ
ドヨンが一旦封印した殺害事件のボイスメモを聞いてしまいました。
愛し合う二人を引き裂くのはやっぱりジンギさんですな~

2014.11.13
29話までお父さん・・・

ハンジュ父さんが、チョノンが偽のハビンであることを知りました。
以前マノンからベグォンとは実の兄妹ではないこと、そして出会った時の話を聞いてから
ベグォンがハビンかもしれないという推測を抱いていました。
それはDNA鑑定を行ったことで真実に。

ただそれをヨンヘさんに伝えようとしたハンジュさんからのメールを見たのはジンギ。
ヨンヘさんとの幸せな結婚生活を始めようとした矢先のこと、
哀しいかなお父さんはジンギに撲殺されてしまいました・・・。

ベグォンたちの身に降りかかるいろんなことが、チョ・ガンドゥにつながっていて、
それは父ジンギが黒幕であると指し示している。
ドヨンもチョノンが偽ハビンであると知り、そしてハンジュさんも知っていたことを掴みました。
ジンギとハビンが組んで会長の株を狙っているという裏も知ったドヨンは
愛するベグォンの父が父ジンギから命を狙われる動機を見つけた瞬間でした。

黄金水産では、ジンギが妻ミリムの浮気をでっちあげる芝居を探偵にうたせて
ミリムの持つ会社の株を手に入れることに成功し、
チョノンは会長から株式の25%を相続することに成功しました。
ただ、他に流れていた株を手に入れる算段はジンギとチョノンとの間で
先取り合戦となり今はハビンの勝ち。

会長は水産業に置ける社会的奉仕の観点かアプローチできる事業を考えていて
それを実行できると見込んだのは魚に詳しいベグォンでした。
財団創立・経営のために自分の持つ会社の株15%をベグォンに預けると発表、
ベグォンは知識を生かし夢を実現させる足がかりを得ました。

ただ、面白くないのはチョノン。
自分が偽ハビンであるとヨンヘさんから聞き知っているだけでもベグォンは危険なのに
本物のハビンがいつまでも会社に存在するなんて捨て置けないという思いも渦巻く。

全てを知っているチョ・ガンドゥはジンギさんに毒殺されてしまいました。
大罪を重ねるジンギと重要な証人が消されたショックで身動き取れなくなりそうなドヨンです・・・。

2014.11.6
25話までなかなか面白い!

いつもながら韓ドラのホームドラマ系は
入り組んだ相関図がもたらす複雑な人間ドラマが楽しみの一つなんだけど、
このドラマも良いですね~~^^
ヨンヘさんの捜し求める実の娘が実は目の前にいて、しかもその子の親になろうとしてますよ~

ドヨンとベグォン、互いの思いが通じて恋人関係に発展。
でもドヨンの父ジンギさんとベグォンの父ハンジュさんは過去の犯罪に絡んで
許しあえない確執があるがために、二人が結婚にたどり着くのは至難の業となりそう。

チョノンがハビンとして黄金水産に迎え入れられ、
偽物だとバレるリスクが高まるのはベグォンの存在。
ベグォンが海岸で足をけがして意識を失っているところをマノンが助けた迷子だったことを
チョノンは知っているためで、本物のハビンがベグォンだろうという確信があるため。

チョノンの父カン・ドンパルさんが余命僅かで出所してきたことで、
ハビンの誘拐犯が判明し、命令したのがチョ・ガンドゥだったという重大情報が明らかに。
チョ・ガンドゥの後ろにはいつもジンギがいる・・・。
ハンジュ父さんはチョノンが偽物だと知った瞬間、
この情報がもたらす恐ろしい推測に震えました。

ハンジュ父さんとヨンヘさんは40年来の思いを結婚という形で完結させようと決めました。
これでまさかのベグォンの母に。まさかの真相を知っているのはチョノンだけ。
大反対してます。
そして恐ろしいのは、ヨンヘさんを思い続けていたのはジンギさんも同じだったこと!
ヨンヘさんを手にするためにしてきたことがすべて裏目に出た挙句、
ここでハンジュに取られるとなれば何をしてくるか・・・。
そんなジンギを利用しようとしているチョノンです。

そのジンギさん、邪魔な上に会長直属の養殖場で働き始めたベグォンを消すために
国外逃亡していたガンドゥを呼び戻して殺人依頼。
ドヨンが体を張って助けたけど、ジンギさんは息子という強敵をめちゃめちゃ怒らせましたよ~。

実の父が死んでも弔わず、復讐を辞めるという願いを聞き入れなかったチョノンと
ヨンヘさんは完全に絶縁となりそうです・・・。

2014.11.2
21話まで次の段階へと突入した

ハンジュさんが出所するとき、
服役中偶然にも同じ房で寝食を共にしたチョノンの実父カン・ドンパルから
一度でいいから会いに来て欲しいという願いを娘に伝えてくれと頼まれて
ヨンヘさんの住所を頼りにチョノンに会いに行ったハンジュさん。
14年ぶりにヨンヘさんにも再会しました。

ヨンヘさんから長年抱き続けた愛の告白をされ、
ハンジュさんも余生をヨンヘさんと共に歩みたいと切に願うように。
ハンジュさんと共に生きていくと決めた今、黄金水産への復讐を捨てると決めたヨンヘさん。

でも後には退けないのはチョノン・・・。
もうテヨンの株も手に入り、ジンギがかねてから用意していた「ハビンが生きていた作戦」で
会社乗っ取りへの一発大躍進への駒を進めました。
偽のDNA鑑定結果まで準備済みのジンギのゴリ押しも効き
会長であるジョンシムさんをだますことに成功しました。

しかもテヨンはガンドゥ経由で違法密輸に手を染めるよう仕向けられ、逮捕。
会社に甚大な被害をもたらしたせいで経営からは当然外されており、
チョノンはかなり有利な立場に。
ただチョノンがあまりにうまくハビンとして立ち回るために、
このままいけば全てを相続し経営権も財産も手に入れ、自分も食われる可能性も出てきたジンギ。
これからはチョノンとの神経戦も勃発。
チョノンの正体を知っているドヨンもどう出るべきかまだ考え中です。

ただ、チョノンの実父は本物のハビンをガンドゥから依頼されて誘拐したまさに当事者、
誘拐犯。
その娘がハビンに成り済ますなんて、どツボへの道まっしぐら・・・。
復讐など一切やめてという育ての母ヨンヘさんと決別してまで黄金水産に入り込んだ今、
バレたときに彼女がどうなるかと思うと、もう今から可哀相になってきた・・・。

マノンが漁師ではなく、暴力団のボスをしていると知ったお父さん。
ただ、ヨンウォンの居場所を教えるというガンドゥとの約束のために密輸に加担し
自首するとマノンから聞いて引き受けることに理解を示しました。
密輸品を検察に引き渡すという方法で、違法商品を流通させることをせき止めた二人。
ただガンドゥから得た住所にはヨンウォンはすでにおらず、
預けられた数日後に姉を探すと言って自ら出て行って行方不明になったという・・・。

ヨンウォンを見つけられないまま、約束通り暴力団として犯してきた罪を償うため自首しました。
この事実にショックなベグォン。
でも、マノンのために、検事でありながら擁護するような前代未聞の弁論を
裁判で繰り広げたドヨンの愛にも気付いていて、自分も実は彼を愛していたんだと気づきました。

2014.10.27
16話までなんとなく乗ってきた

ソウル近郊の仁川へと逃げ延びてから14年。
兄妹4人の暮らしは落ち着き、マノンが漁に出て仕入れてきた活魚を出す食堂を経営しています。
ベグォンは警察官になり、父が服役したあの事件の真相も追いつつ、
生き別れたヨンウォンの情報も警察なら手に入るかもしれないという願いもかけています。

お父さんが模範囚として早期に出所してきてまた家族は暖かな笑顔に。

でも、ベグォンがやっと逮捕できたキム・ジェスという男を
検事に釈放されちゃったりしてうまく行かない。
キム・ジェスとは14年前ヨンヘさんに借金の返済を迫っていた男で事件の糸口となるはずなのに・・・。

釈放した検事とはジンギの息子ソ・ドヨン。
キム・ジェスを釈放した件で怒鳴り込んできた女性警察官が
恋しかったあのベグォンだと知って一転協力してくれるようになりました。
ただ、キム・ジェスはお父さんであるジンギさんに深く直結していて、幾度となく父から圧力。
ヨンヘさんも今ではシロクマ傘下であるローン会社の副会長となっています。

ヨンヘさんは今でも黄金水産の乗っ取りを狙っているからシロクマ傘下にいるんだけど、
ベグォンからしたら、お父さんに罪を被せ出世の踏み台にしたようにしか見えない・・・。
そしてヨンヘの娘となったチョノン=ユン・ハビンは頭脳を生かし国際弁護士資格も持つ弁護士に。

誰よりもドライな彼女は、唯一の愛する母のため、
経営失敗の損害を取り返そうと先物取引やら賭博やらで更に莫大な損害をだした
黄金水産の社長テヨンに接近し、穴埋め資金を彼の株を担保に貸出すことに成功しました。
ただ、その金はシロクマに無断で貸したもの。横取りした金でテヨンの株をせしめるという荒業・・・。

シロクマの一人娘ファランが黙っていないでしょうし、
しかも、穴埋め資金ねん出のためにテヨンが手放す株を狙っていたジンギにしてみれば、
ヨンヘさんに先手を取られ裏切られたようなもの。
ジンギは信用できないというチョノンの意見には賛成だけど、
ヨンヘとジンギとの関係がこじれてしまうわ。

ベグォンに逮捕されたせいでボスのシロクマに見切りをつけられたキム・ジェスが
暴力団を使ってベグォンに報復の襲撃をしてきました。
実はマノンは表向き漁に出ていることになっているけれど、
仁川に来てから、生きていくために腕っ節の強さを資本にキム・ジェスの下で働いてきました。
妹のこともあり、そして父の願いもあり、やくざ稼業から足を洗おうとしていますが・・・。

2014.10.26
11話まで素晴らしい演技ね

11話で子供時代が終わるようです。
日本のドラマならほぼ1作品分の話数を子役たちが引っ張り、ドラマの序章をけん引しきるとは
いつ見ても韓国ドラマの演技者たちの質の高さには驚きなんです。
あの末っ子の幼いヨンウォン君までも、「グッドドクター」での演技も記憶に新しくお見事です・・・。

さて、マノンが逮捕され、このままではまずいと考えたハンジュは
密輸品保管倉庫に火を放ち証拠を隠滅しようとしました。
しかしそこにはイロンが忍び込んでいて、助けに入ったものの手術も間に合わず助かりませんでした。

イロンの手術のために逃走しジンギと話を付けたハンジュ。
ヨンヘも助け、子供たちのことも託すしかなくなったハンジュはすべての罪を一人で被ることに。
密輸した金塊はきちんとヨンヘの借金の返済に充てたと聞かされたハンジュ。
実は金塊はジンギの手元にあり、シロクマには海の底だと嘘の報告。

金が戻らないシロクマはジンギと黄金水産を手にした時の分け前を提示し
ピラニア並みの闇金王は絶対に損するはずのない契約を済ませました。

父はヨンヘのために罪を被ったのだと知ったベグォンは、
法廷で父が誰かにやらされたのだと証言。
一緒にその事実を聞いた一番最後に養子にしたチョノンが証言を補強するはずが、
犯罪者となった父よりもヨンヘさんに乗り換えようと知恵を巡らせて
ベグォンの証言を否定しました。
この子ズルいとは思うけど、犯罪者を親に持つ厳しさを体験しているだけに
血のつながらない幼い兄弟たちを抱えてはどん底に落ちるだけだと見限ったのも責められず・・・。

命を張ってヨンヘさんの養女となることに成功したものの、新たにつけられられた名前はハビン。
本物のハビンがベグォンだと分かった時がまた辛いんじゃないかな~。
韓ドラ的な立場横取りネタです。

一連の流れにおかしな点があると気づいたドヨンは独自調査を進め、
ジンギが使っているチンピラのチョ・ガンドゥにまでたどり着きました。
目的のためなら引かない息子の性格を知っているジンギは
ドヨンが守りたいベグォンさえ消えれば息子を諦めさせられると考え
子供たちをまとめて施設送りにしろとオクチョ伯父さんに命令しました。
それを聞いて逃げることにした兄弟たち。逃げる途中でヨンウォン君とはぐれてしましました(涙)

2014.10.14
8話までなんてこと~

試練が山積みなのは見ると決めた以上覚悟だったけど、やっぱり辛いわ~

ヨンヘさんのジョンシム会長への復讐心は理解できないでもないけど
黄金水産で立身しようとしているジンギに手を借りるってどうよ・・・、
結局はヨンヘさんにとって一番迷惑をかけたくないハンジュさんにトラブルが降りかかり
同時に7人の子供たちまでが巻き込まれています。

しかもヨンヘさんが復讐資金として持ってきたあの300万ドルって
業界では知らぬ者のないヤバい闇金業者通称シロクマから踏み倒してきた金でした。
7年以上一体何してたの~??ホントに(怒)

ジンギとヨンヘさんは黄金水産の流通部門の株を集め手に入れる事にしたけれど、
まずは経営失敗で出たジンギの赤字を埋めるためにヨンヘの300万ドルから半分を使いました。
でもシロクマに見つかったため、
返済のためジンギは日本からの金塊を密輸するしかなくなりました。

その運び屋をさせられたのはハンジュ。
ヨンヘのためもあるけれど、地元の漁場で違法漁を行っていた黄金水産の舟を
告発しようとしたことで逆に拘留されてしまった父を助けようと、
ジンギの部下に言われるまま暴力行為をしたマノンの隠し撮り映像を取り返すためでした。

ベグォンは違法漁の一件でジンギの息子ドヨンと親しくなり、ドヨンから告白されています。
黄金水産の孫と親しいベグォンに嫉妬する姉のチョノンは小さく妨害してますが
ドヨンの義理の兄から好かれてます。でも器の小さいアホな暴力男には興味のないチョノンです。

金塊の密輸で一旦は捕まったハンジュ。
金塊そのものをベグォンだけが知る場所に沈めてきたため証拠不十分で釈放されたものの、
何も知らずに荷物を陸揚げさせられたマノンが警察に逮捕されちゃいました・・・・。

2014.10.10
4話まで展開が速い~

視聴者だけが、ハビンが誰なのかを知っているんですよ~
いやぁ~「笑ってトンヘ」の時のように、そこそこ!そこにハビンがいるよ!
なんてドリフ状態になってます^^

ハビンはベグォンと名付けられ、ハビンがマノンの実妹ではないのを知っているのはマノンだけ。
それから7年が過ぎ、ハンジュは孤児を合計6人養子にしており、
ベグォンは兄弟たちの世話と家事育児を担当しながら中学に通う心優しい子に育っています。

そこへ、強盗殺人を犯して逃亡生活を送っていた男が逮捕され、
その娘チョノンも養子となりました。
実はこの男は7年前のハビンの誘拐犯。
食い詰めて、その時のことでジンギを脅迫し金をゆすり取ろうと
この地に舞い戻っていたようだけど暴力を振るわれ続けた娘によって密告され逮捕。
この状況はもう絶望的。罪を償うべき時が来ていたし、
あの子もこの父から逃れなければ人生どん詰まりでした。
ただこのチョノンはどん底を見てきただけあってしたたかに生きようと決意しています。

そして縁があるとしか思えないハビン家族と黄金水産。
ジンギには亡くした元妻との間にできた息子ドヨンがいて、
カン・ジョンシム会長の家では会長の娘の方の連れ子であるテヨンから
邪険にされ蔑まれてドヨンはいつも肩身の狭い思いをしながら耐えてます。

ドヨンは頭脳明晰で明るい少年だけど、父の立場を考えてそれを隠してもいます。
そんな辛い思いをしているドヨンに光をくれたのは、同級生の苦労人ベグォン。
彼女への思いは募り続けるでしょうね~。

さて、ヨンヘさんが何をどうしてきたのか300万ドルという金を用意し、
黄金水産のジョンシム会長への復讐のためにジンギと手を組もうと
この港町へ戻ってきました。
ジンギは経営が行き詰って資金繰りが絶望的だったうえに、
そろそろ会長の下で息をひそめて生きるのを卒業したい気持ちもあって
ヨンヘの提案を受けました。

ただジンギは地元の暴力団を手下に使う違法なビジネスを進めていて
ハンジュの理解が得られなくてトラブルになるなど、頭脳明晰なのか疑いたくなるほどグダグダ・・・。
ジョンシム会長を倒すにはジンギが一番利用価値はあるけどどうだろう不安がのこるわww

この地にやってきたヨンヘさんを助けたことから顔見知りになったベグォン。
初めて会った瞬間からベグォンがハビンに重なり、不思議に気になるヨンヘさんです。

2014.10.3
1話まで好きな感じやわ~~

私の好物の匂いがする!
献身的で善良なるハンジュと哀しい身の上を抱える純粋でけな気な子供たちの物語に
出生の秘密と事件が隠れているんです。

黄金水産を女手でしかも一代で築き上げたというカン・ジョンシム会長は
後継者である息子が孤児ヨンヘと結婚したことを認めていなかった上に愛息子が早世してしまい、
生まれたばかりの孫娘ハビンを奪い嫁のヨンヘを追い出してしまいました。

唯一頼れる兄と慕う漁師のハンジュの元を訪れたヨンヘさんは絶望しており自殺を図りました。
これじゃ大事なヨンヘのためにならないと、
ハンジュはハビンを連れてくる作戦を決行したものの失敗。
誘拐犯として逮捕され服役となりました・・・。

ハンジュの孤児院時代懇意にしていた兄弟分たちは4人で、
一番年上が長いものには巻かれろ的な節操のないところのあるオクチョ、
二番目が義理人情に篤く正義のためには犠牲も厭わないがために苦労も多いキム・ハンジュ、
三番目が頭脳を頼りに黄金水産の一人娘の再婚相手として婿に入った野心家ソ・ジンギで、
一番下がハンジュの初恋の人でもあるヨンヘさんでした。

ジンギは会長の一人娘とお互いに連れ子を連れての結婚をしています。
肩身の狭い婿の立場に甘んじながら、権力を持つ”上の者”になるためには手も汚す野心家で
今回、会社の金の不審な移動を会長に指摘され、窮地を打開するための作戦として
裏の仕事をする奴らにハビンを誘拐させました。成功率低そうな作戦だったな~

ところがハビンは自力で監禁場所から逃げ怪我を負い海へ・・・。
ハビンの持ち物と血痕が見つかり、そして海から靴までもが出てハビンの生存は絶望視されました。

けれどハビンは海辺に倒れているところを少年マノンに助けられていました。
マノンは病気の祖母との二人暮らし。
学校に行くこともできず、貧しい暮らしの中で孤独を感じていたマノンは、
記憶を失い帰るうちが分からないハビンと兄妹として暮らすことにしました。

食糧調達のために、仕掛け網から魚などを盗んでいたマノンを捕まえたオクチョは
出所したばかりのハンジュとともにマノンの家に魚代を請求に向かったが
マノンの祖母は息を引き取っていました。

施設に入るしかない子供たち二人。
孤児院出身であるハンジュは兄弟分たちが親がいないという理由で苦労してきたことを振り返り、
二人の父となることを決意し引き取りました。
まさかマノンの妹がヨンヘの子ハビンだとは知る由もなく。