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ハマリ度☆ラストは目をつぶるわ


パリの恋人 DVD-BOX  1
パリの恋人 DVD-BOX 2

●2004年 韓国SBS  全20話
●演出:シン・ウチョル   
●脚本:キム・ウンスク
●出演:パク・シニャン(ギジュ) 
キム・ジョンウン(テヨン) 
イ・ドンゴン(スヒョク)
●視聴:2005年 韓国版DVD

●Story
パリで言葉の壁にぶち当たりながら極貧生活を送るテヨンはかろうじて韓国人VIPの
ハウスキーパーの仕事をGETする。

ある日口論から始まったギジュとの出会いだったが、彼がテヨンが働いている豪邸の主で、
大手自動車会社の社長であり財閥の御曹司だった。
彼の仕事の手助けのため、ギジュの恋人として契約相手のディナーに同伴したテヨンだが、
嘘がばれて契約に失敗してしまう。

喧嘩別れをしたままソウルに戻った二人だったが、なぜか惹かれあうように。
冷徹に仕事一筋できたギジュには初めての愛だった。

素敵なパリ・スペインでのロケ
上質な俳優陣と胸キュン&出生の秘密◎

出だしから、「映画でもないのに海外ロケの費用結構出るんだな~韓国のドラマって!」
って感心した記憶が(笑)
最近では結構海外でスタートするドラマも見慣れてきたからさほどでもないけど、
2005年当時は日本のドラマでも海外でのシーンは一瞬だけ、
みたいなのがほとんどだったから強烈な印象でした。

やり手かもしれないけど仏頂面のギジュと、
テンション高めの庶民テヨンはどうみてもつながんないんだけど、
そのギジュがどんどんテヨンなしでは生きていけなくなっていく様が本当に素敵!
バス停で衆目の中3択方式のプロポーズをするシーン一番可愛かったなぁ~
どの選択しても「イエス」になるような設問なんだよ!
それをあのパク・シニャンの顔でいうんだよ!

かっこよく見えなかったギジュがいつの間にか素敵に見えてね。 
御曹司物はいくつかあるけど、こんなシンデレラストーリーでありながら
リアルさが感じられるのはパク・シニャンとキム・ジョンウンの演技の賜物だよ! 
絶賛!

観る人観る人からこれほど高評価を得られるんだから レベルの高いラブストーリだよね。

もう一人頑張っていたのがイ・ドンゴン。
もともと雰囲気のある素敵な俳優さんなんだけど、
片思いが高じて悪人になっていくのは気の毒だった・・・
ただそのあたりのほうが ヘアスタイルなんかもよくって男前だったよ・・・
だってそれまでひげ面のぼさぼさ風の髪型なんだよ~ 
イ・ドンゴンにはアウトロー風は向いてないって事さ。

いろいろ物議をかもした「ラスト」ですが・・・
私は韓国版を観たんですが、最後の最後にテヨンが豪華なホテルの一室で小説を書いてるんだよ。
その小説の冒頭が舞台を韓国においたまるでこのドラマの冒頭とそっくり。

え??このストーリー自体テヨンの想像の世界だったの!? 
それとも自分の成就した恋物語を綴ったの???
どういうことなの????ってかんじでぜんぜんストンと落ちない終わり!
この「?」の部分をばっさり切ったバージョンも日本版の中にはあるらしいですね。
オリジナル礼賛するか、分かりやすいほうがいいのか、むずかしいですね~~

それでも途中、星⑤個以上つけたい勢いだったので終わった地点でも⑤、ということで!!!