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リメンバー
~記憶の彼方へ~
☆視聴中断☆
DVD-SET1

DVD-SET2
●2015-16年 韓国SBS  全20話
●演出:イ・チャンミン
●脚本:ユン・ヒョンホ
●出演:ユ・スンホ(ソ・ジヌ) 
パク・ミニョン(イ・イナ)
ナムグン・ミン(ナム・ギュマン)
パク・ソンウン(パク・トンホ)
●視聴:2016.6.29-2017.1.10   衛星劇場

●Story
純朴で温かい父と二人暮らしの高校生ソ・ジヌ。
しかし、父は近所の女子大生殺害事件の第一発見者となり、犯人として逮捕されてしまった。
真犯人はほかにいるが、アルツハイマーを発症し始めていた父は
確たる記憶を辿ることができず有罪判決を受けてしまう。
フォトグラフィクメモリーという才能を持つジヌは父を救うために戦うことを決意するのだった。
レビュー
1-2話  3-4  5-7  8-13
まさかリタイヤするとは・・・
でもちょっとしんどかった、今の私には重かったというか・・・
ユ・スンホくんも相変わらずいい演技を見せてくれ、
話題の悪役ナムグン・ミンもスゴかった。
それにパク・ソンウンも良かったんだよね~

でも敵は韓国ドラマによく出てくる金にものを言わせながら利益供与の鎖で守りを堅めに堅めて
権力を持たない人たちを踏みにじっていく。
主人公はいろんなものを背負いながら不屈の闘志と知略をもって戦っています。

悪が倒されたらスカッとするんだろうな、と思うのは思うのですが、
最近私はどうもこういう権力悪の限りを尽くす人たちがわんさか出てくる作品は
どうもしんどいんです。

それでも15話まで見たのですが、倍速でみるか気付けばうとうとしてる始末で・・・。

これは見終わってもハマり度が低かったと述べることになりそうなので
ここまでにします。

好きなキャスト陣も出ている上に、見た方の評価はおしなべて良い本作
私はリタイヤしてしまいましたが、おススメしないということではありません。
2017.1.6
13話まで息子の戦いやね

ここにきて、原題についていたサブタイトル「息子の戦争」の意味が見えてきました。
わざわざ甘く切ない雰囲気を加味した「記憶の彼方へ」という
曖昧なな副題に変えられた賛否は今は置いておいて、
あのイログループに父の死をめぐって禍根があるのは
なんとドンホも同じでした。

ドンホとジヌが家族を失った交通事故、
あの時ドンホの父はイログループに絡む陰謀から逃げていたようです。
つまりジヌの敵は、濡れ衣を晴らす前に亡くなってしまった父の仇ギュマン、
ドンホの敵は、お父さんを追い詰めたギュマンの父イロ。

逃亡犯にされたりしつつもなんとか盛り返し、
新たな証言を得て再審請求にこぎつけたジヌ。
でもイログループの息のかかった検事や警察に奪われ握りつぶされ、
その他脅迫などで更なる偽証を上塗りされるなど、
とうとう無実は晴れないままにお父さんは病が悪化し亡くなってしまいました。

父の死を境にジヌはギュマンが使ってきた取り巻きの手下を順に排除。
彼らはそれなりに手を汚してきているわけで、
その辺の証拠を集め法に則って失脚させてきました。

望む正義を追及できない検事をやめたイナがジヌの弁護士事務に来てくれ、
またイナは信頼のおける先輩検事と組んで
イログループの手先として20年間問題をもみ消し続けてきたホンを追い詰めました。

西村女子大生殺害事件の真犯人が別にいる、それがギュマンであると聞いた
人権派の若き判事カン・ソッキュは改めて事件を見つめ直しています。
ギュマンとも、その随伴秘書として働くスボムとも高校時代の同窓生の縁で、
スボムが重大な真相の証言者となる事に気付いています。

同時に、ドンホの動きを警戒し始めたギュマン。
ドンホはあの交通事故でジヌが母と兄を亡くしたことを知ってから、静かに
イログループを倒す準備を進めてきましたが、ちょっとバレてきた様子。
それでも、ドンホはお父さんがイロから殺人に絡む何かを強いられていたこと、
それが○○(忘れた!)グループのガス爆発事件に関することと突き止めました。

ただ心配なのは、ジヌ自身が記憶障害を発症し始めていること。
すでに進行は加速度的に進み、脳へのダメージが進むと死に至る。
余命は長くとも1年という。
ギュマンへの追及の手を一層強めそうです。

2016.12.23
7話までまだまだ苦難は続く・・・

あれから4年。
ジヌはフォトグラフィックメモリーの能力を生かし、最年少で弁護士となり
すでに弁護士事務所を開設、負けなしの記録を持っていました。
経験上、依頼人のために負けないということの重要さと、
負ける弁護士に対する力不足への評価は手厳しく、
一件冷徹な弁護士にも見えるジヌ。

努力して検事になっていたイナと法廷で再会。
そしてドンホはイログループの法務部で法律を武器に存在を示していました。
ただし、心の中では、ナム・ギュマンのそばでジヌを守ってやりたいという思いがあります。

そんなジヌは、イログループ会長が息子のために有能な副社長に不名誉な罪を着せ
失脚させようとした事件を担当し、勝訴して見せ、
ギュマンに宣戦布告してしまいました。

お父さんの事件に新たな証人が出たことで再審請求したジヌ。
だけど、ジヌはイロ会長の怖さを甘く見ていました。

凶器発見の証人となったおばさんが殺害されその犯人とされてしまいました。
とりあえず逃亡犯となったジヌ。苦難は続きます。

2016.12.20
4話まで悪人のやり口

ジヌの熱意のなかに、たった一人の肉親である父を失い絶望した
若かりし頃の自分が重なったドンホ。

ジヌのお父さんが罪を問われている殺人が、
父亡きあと、自分を見守り続けてくれた組のボス、チュイルを困らせた
イロ生命の御曹司ナム・ギュマンだと分かり、
本格的にギュマンをぶち込んでやろうと決め、ドンホはジヌの依頼を受たのでした。

お父さんの記憶があやふやなのはアルツハイマー病であるとの検査結果が出、
医者が証言してくれることになり、
また、ドンホはギュマンが殺害当日に別荘に来ていた友人に
殺人の告白となる会話をしているところを証拠映像として手に入れました。

これで勝てると安心したのもつかの間、
ギュマンの父ナム・イロ会長が即座に手を回していました。

医者はアルツハイマー病だと偽証してくれとジヌから頼まれたと証言し、
イロと組んでいる検事は偽の凶器を仕込んでおき、
発見者となった掃除婦さんに口裏を合わせて偽証させました。

その時にはもう、ドンホも身動きが取れなくなっていました。
父のようなチュイルがイロからの脅しを受け取っていると気づいたから。

ジヌのお父さんは死刑判決が出てしまいました。
悔しさと怒りの中、自分が弁護士になるしかないと決意したジヌ。

折れるしかなかった苦々しい思いを味わい拳を握りしめながら、
ジヌとの契約はずっと有効であり、いつか必ずジヌ父の無罪を勝ち取って見せると
ドンホは亡きお父さんに誓っていました。

ジヌとドンホが最初に出会ったのは霊園。
命日が同じだったためでしたが、それもそのはず、
ジヌの母と兄が亡くなった事故を引き起こした逃走中のトラックの運転手は
ドンホの父。
いつかそれも分かるときがくるんでしょうね。
ドンホはジヌを助ける宿命が待っていそうです。

2016.6.30
2話までスンホ君にホレボレ

とても順調に、そして年齢相応に美しく成長していますユ・スンホ君。
そして何より演技力にホレボレ。
父親役のチョン・グァンリョルさんとの感情のやり取りには唸らされます。

さて、小学生のころ事故で母と兄を亡くし、
貧しくとも温かい家庭を純朴な父と守ってきた高校生ソ・ジヌ。
けれど、お父さんが西村女子大生殺害事件の犯人とされ、
無実を証明し勝ち取る実力のない国選弁護人がついたことで状況は絶望的になりました。

そもそも、お父さんはアルツハイマー病の初期段階とみられ、
運悪く記憶を留めておけない状況で帰路をさまよった後に
女子大生の遺体を発見したことが不利に。
そのうえ、苦学生の強姦殺人とあって世論が騒ぐ中、検察は犯人を挙げるという成果を急ぎ
捜査段階で現場の警察が除外したお父さんを強要の末自白を取り
犯人として起訴したという最悪の展開でした。

何としてもお父さんを守りたいジヌは
フォトグラフィックメモリーの能力を悪用して賭博で金をかき集め
100%勝訴を勝ち取ることで有名な、やくざ弁護士とも揶揄されるパク・トンホに依頼しました。

パク・トンホは裏社会の実情に精通しており、
今回の事件が財閥の御曹司ナム・ギュマンとつながっていると気づきました。
頑なに断っていた依頼をどういうわけか受けてくれたトンホ。
お父さんの無実が明かされる希望でほっとするジヌ。

ナム・ギュマンは暴力的な男で、欲望や怒りをコントロールする術を知らない異常者。
金と親の権力で周囲を支配してきた彼は
一筋縄ではいかないパク・トンホという弁護士を記憶に刻みました。

決して正義のために弁護士をしているわけではないトンホ。
ジヌとお父さんにとってマイナスではないと祈りたい。