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ハマり度☆④いい作品だった! | DVD-BOX1 DVD-BOX2 |
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●2016年 韓国SBS 全20話+番外編1話 ●演出:ユ・インシク ●脚本:カン・ウンギョン ●出演:ハン・ソッキュ(キム・サブ) ユ・ヨンソク(カン・ドンジュ) ソ・ヒョンジン(ユン・ソジョン) ●視聴:2017.6.9-6.21 ●イントロダクション: 少年時代、危険な状態で救急搬送された父を VIP患者のせいで後回しにされ助けてくれなかった コサン大学病院を恨み暴れたドンジュ。 彼らを見返すような人間になれと助言を受け医者を目指し 優秀な成績でたどり着いたが、やはりコネのないドンジュは 捨て駒にされ片田舎の病院へと左遷されてしまった。 |
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レビュー 1-4話 5-8 9-12 13-16 17-20 + 番外編 完 |
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真の医師キム・サブ 彼を慕う若き医師たちの成長とロマンス |
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物語のテーマやキャラクターたちの芯がしっかり通ったいい作品でした。 彼らが直面する権力による専横や理不尽な決定事項。 命を扱う現場で、決してないがしろにしてはいけないことがあり、 そこを守り抜くと決めたキム・サブと出会った若き医師たちが、 1つずつ学び、過去の因縁を清算し、心の傷をいやし成長していく姿がとても良かったです。 「恋愛してはダメなんですか?先輩が好きです」 と言い切る生意気な後輩カン・ドンジュと婚約者を失うユン・ソジョン。 医師たちにもプライベートがあり、時に這い上がることすら難しい人生の苦難にもであいます。 医療人として優先するべきことを迷いなく決定し実行するキム・サブという医師の元で 病院スタッフや医師たちが純粋に医療を行えると信じられる そんな喜びも伝わってくるような物語でした。 とはいえ、真摯に治療にあたっても、患者や遺族から誤解を受けることがあることも描きます。 番外編で見たように、キム・サブの物語はこれからも続くことが可能で、 いろんな記事にも続編が切望されるというのも分かります。 私も、続編あればぜひ見たいです。 今回ユ・ヨンソクやソ・ヒョンジン、いいね~と思いました。 完璧に看護師を演じたキム・ミンジェ君や婦長役のチン・ギョンさん、 兄さんのような親戚のおじさんのような温かさを感じた麻酔科医役のピョン・ウミンさん。 すでに師任堂などで活躍の場を広げているヤン・セジョンなど、 キャスティングも良かったです。 |
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2017.6.21 20(最終)話まで④ プラス、番外編 会長の手術は完璧に進み、ト院長が文句をつけるところもありませんでした。 術後、意識が戻る最初のキリとなる12時間で会長が目覚めなかったことで、 娘である理事と大ごとにしようと必死の院長。 記者を使ってキム・サブのオフィスを探らせ、 そこで見つかった「トルダム病院外傷センター設立計画書」を実現するために、 私利私欲で無理な手術をしたのだろうと大騒ぎ。 会長を本院へと移送すると息巻く院長を後目に、無事会長は目覚めました。 せっかくの一大偉業の成功を、本院コサン大学病院の手柄のようにマスコミ発表した院長。 執刀医としてドンジュやソジョンを主役にして記者会見を開き本院へと引っ張るよう画策。 けれど、その会見に現れたのはドンジュ達を引き連れたキム・サブ。 サブは記者から14年前病院を追われた一件の真相をもう一度追及され、 逃げずにト院長の悪事を止めるべきだった、今こそすべきだと心に決めていました。 病院の知名度を上げようと、当時副院長だったト院長がサブを天才外科医として宣伝、 実際に腕が良かったこともありこの戦略は成功しました。 しかし、大統領候補の手術を順番待ちの患者を差し置いては絶対にしないというサブを罰しようと よりによって、サブを師匠と呼ぶ医大生の手術を別の医師に代理手術させ、 患者を死なせた悪徳医師としてのレッテルを貼ったのでした。 サブは悪くないと言い出せず口を噤んだスタッフたち。 サブも、本当のことを言えば巻き込まれたすべてのスタッフたちが責任を負うと聞き、 自分だけが罪をかぶると決めて去ったというのが真相でした。 この事実を取材を通して突き止めた記者。 すでに時効が成立し、ト院長を法的に裁くことはできなくとも、医師としての倫理を問うことはできた。 記者会見の場で、ト院長がさせていた代理手術のリストを突き付けたサブ。 順調に回復を見せた会長に許してくれと詫びを入れたト院長は、 何も知らなかった会長に自ら罪を告白したも同然でした。 インボムは、本院に戻れという父に初めて自分で決定した意思を伝えました。 ト院長の息子という肩書がないトルダム病院で、 一人の人間・医師として生きることの責任と自由をかみしめ大きくなりそうです。 **************************** さて、本作には番外編が1篇ありました。 20話のラスト、サブに会いに現れた大物女優キム・ヘス演じるイ・ヨンジョさんが登場。 彼女は国境なき医師団から戻り、どの病院も手術を受け入れなかった HIV患者の手術を最後の頼みとしてサブのもとにやってきた女医さんでした。 サブのただ一人の元恋人で、医師として更なる向上を目指した二人は当時離ればなれとなり、 別れるしかなかったという過去がありました。 医療機関すらHIVに対する偏見で凝り固まっているという状況のなか 知識と備えがあれば対応できるとする真の医療集団としてのトルダム病院を描きます。 今でも互いを想っているサブとヨンジョ。 キム・サブとインボムによるHIV患者の手術のさ中、 狩猟中に散弾銃を被弾してしまった患者の手術をするドンジュの アシスタントとして入ったヨンジョさんは、サブが優秀な医者を育てていることに微笑みます。 紛争地帯での医療中仲間を失い、一人生き残ったことで道を見失いかけていたヨンジョさんは トルダム病院で医師としての道を再確認し去りました。 ドンジュがアメリカの病院からの手紙を受け取っていたことで、 ドンジュが去っていくと思い込んだソジョン。 愛し合う二人は、長くない数十年の人生を離れ離れに過ごすなんて考えていません。 |
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2017.6.20 16話まで③サブはぶれない MARS疑いの家族が診療に来て緊迫するトルダム病院。 患者や仲間を思いつつも、正しい優先順位を遵守するスタッフたちの 献身と犠牲の精神も見えました。 MARSならばドンジュとの別れが待っている可能性が高まったソジョン。 ドンジュを愛していると言わずとも行動が示していて 結果MARSは陰性、二人は互いの心を確認することとなりました。 さて、会長の手術は人工心臓のバッテリー交換という当初の予定でしたが、 機械的な欠陥が判明していて、別の人工心臓への交換という 前例のない特殊な手術へと舵が切られています。 サブが期待するベストなスタッフ陣をそろえ、綿密な準備が進むうち、 術前の検査で、なんと会長は末期の肺がんであることが判明しました。 手術は中止、これが通常の判断となります。 しかし、会長は余命がたとえ3カ月ほどだとしても、 心臓に苦しみを抱えたまま生きたくないと手術を希望しました。 70代半ばで肺がん末期、手術に耐えられるかも問題となるため、 サブは思い悩んだ結果、手術時間を最大限短くして会長への負荷を下げる 努力をすることで手術は可能であると決行を決めました。 黙っていないのはト院長。 どうせ失敗すると踏んでいる院長は、サブに手術の生中継をさせ、 失敗の責任を取らせて完全にサブを追放するつもりです。 会長の娘さんである理事はト院長と共に当時サブを実質的に医学界から追いやった人。 ただ手術は失敗し会長が死ぬと決めてかかり、 それを利用して病院の権力をほしいままにしようと提案してくるト院長に 不信感を抱いているようです。 いくらなんでもお父さんですから、助けようと必死のサブに対して 死んでくれたらうまくいく手があると囁くト院長に不快感を抱くのは当然ですよね~。 それからト・インボム君。 サブからお前には医師として光る素質があると思って側においたが 自分の考えを捨て父親の言いなりに生きることを選ぶなら トルダム病院を去れと言われてしまいました。 悔しくて涙が浮かんでいたインボム君。 会長の手術で時間短縮のために手を貸してほしいとドンジュから声をかけられ うれしさを押し隠しています。 一人の医師として認められることを、父から認められることと同じだと 思っていたふしがあるインボム君の親離れの日が近づいたようです。 |
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2017.6.17 12話まで③因縁の相手とどう戦うか ト・ユンワン院長と対決する時がやってきています。 院長は息子に会長の手術をキム・サブにさせないよう阻止しろと言い、 それが不可能となれば、手術の助手として入り逐一報告しろと命令します。 一方でカン・ドンジュに本院への復帰や研究費など破格の条件を提示し 自分の側に付けと懐柔していました。 コネのない自分が思うように医者としての本分を果たすには何がなんでも出世だ と思いつけていたドンジュ。 でもこのトルダム病院に飛ばされるきっかけとなった議員の手術のために 取りやめた患者さんがその後たらいまわしにされて亡くなっていたことを知り、 その娘さんに怒りとくやしさをぶつけられて、 自分が医師を目指した原点に立ち返ることになりました。 良い医者になりたい、その目標を達するには一度でも道を外れてはならないと キム・サブのもとで医者をやり続けることを決めました。 キム・サブは何か大きな計画を持っているようです。 そのために、同志となるスタッフや医者を見定めている感じ。 すでにソジョンも、今はドンジュも加わっているはず。 実のところ、ト・インボムの内視鏡手術をみて何か期待感を抱いたようにも見えます。 会長の手術日が決定し、努力を続けていた胸部外科ソジョンを 第一助手に指名しています。 上手くと行くといいのだけれど、ト院長が干渉してきそうです。 |
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2017.6.11 8話まで③本院の人がウザいのよ 4つの科をまたぐ技術を身に着けていた神の手と言われる名医だったプ・ヨンジュ先生。 先生の独特の理念と腕の良さに妬みもあったでしょう、 当時副院長だったト・ユンワンに巧妙に罠にはめられ、 韓国医学界から事実上追放の目に遭ったようです。 まさかの系列のトルダム病院のヨ院長のもとで名を隠して勤務していたと知り ト院長は動揺甚だしいところ。 キム・サブが自分の求めいていた本物の医者だと見込んだ カジノ経営者シン会長に心臓の手術を頼まれたのですが、 実はこのシン会長はコサン病院の理事長。 キム・サブが自分が追放したプ・ヨンジュだったと知って 次期院長戦で再選をねらうト院長としては何としても彼の評価を上げるような 会長の手術をさせたくありません。 今度は簡単にやられるつもりのないキム・サブ、 ト院長は腹心の外科長と息子ト・インボムを含むチームを トルダム病院に送り込み妨害作戦を指示しています。 トルダム病院をコサン病院系列の療養所としてリニューアルする計画もあるユンワン。 病院とキム・サブの両方を撃墜する狙いです。 ”本院に戻りたいなら味方に付け、キム・サブはサイコパスだ” と外科長からささやかれ続けたドンジュ。 でも自分の目でみて、キム・サブを信じることにしたようです。 |
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2017.6.10 4話まで④引き込まれる 評判のいい本作、第一話で引き込まれました^^ このユ・ヨンソクいいね! そしてハン・ソッキュ、存在感良し安定感良し、声も良いね~。 さて、VIPを優遇した病院のせいで父が助からなかったことを恨んでいた少年カン・ドンジュ。 暴れたドンジュを止め、諭してくれたプ・ヨンジュ先生の言葉を胸に 自らが格差を越えて患者を助ける医者になろうと努力を重ね、 ドンジュは優秀な成績をおさめて医者になりました。 インターンとして配属されたのは因縁のコサン病院。 同期は院長の息子ト・インボムで、たとえドンジュのほうが優秀でも扱いは雲泥の差でした。 ただ、ドンジュのはっきりした性格と優秀さを認めてくれたのは 同じくコネなどないたたき上げで周囲の医者から一目置かれていた 女医のユン・ソジョン。 ソジョンの心意気と優秀さにほれ込んだドンジュはまっすぐに告白。 戸惑いつつ少しときめいたソジョンだったけど 付き合っている先輩医師からのプロポーズを受けるつもりでした。 けれど車中でプロポーズされた直後事故に。 ソジョンの救命措置に奔走していたものの、先輩医師は頭を強く打っており、 突然倒れて亡くなってしまいました。 自分を責めるあまり正常心を失い山で倒れていたソジョンを助けたのは 片田舎の詫びれたトルダム病院の外科医キム・サブでした。 それから5年後。 専門医としてのキャリアをスタートさせていたドンジュは 難しい手術を控えたVIPの執刀医を打診され、実力を見せつけると同時に 手術に成功して出世することに闘志を燃やしたのですが 成功率わずか数%だったことを開腹して知り、術中死となり 責任を取らされて院長の友人の病院だとうトルダム病院へと左遷されました。 本院に戻れる道がほぼないと分かるまでジタバタしたドンジュ。 そこで右手のリハビリをしつつ、安定剤を飲まなければ生きられなくなっていた ソジョンと再会し、そこで最高の腕と理念を持つ外科医キム・サブと出会いました。 ドンジュのもつ医者としての経験や大学病院で身に着けてきた常識を ことごとく覆すキム・サブに反抗し、自分の意見をぶつけ粉砕を繰り返す。 しかしこのキム・サブこそが、ドンジュを医者の道へと導くこととなった プ・ヨンジュ先生だったと分かり、ドンジュはここで生きることになりそうです。 |