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~夢のその先に~ |
ハマリ度☆③未来は明るい | DVD |
●2010年 韓国MBC 全4話 ●演出:イ・ドンユン ●脚本:チェ・ユンジョン ●出演:ペク・ソンヒョン(ク・デグ) パク・ミニョン(ムン・ヘンジュ) ユ・ヨンソク(ホ・ジマン) ●視聴:2012.8.1-8.14 BS11 |
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●Story テグとジマンとヘンジュは仲の良い幼馴染。 テグとジマンには長距離の才能があり町の子どもマラソン大会に出場するが、 付き添いの必要な兄のためにデグは思うように走れず、ジマンに引き離される。 勝ちたいデグは兄を置きざりにし優勝したが、兄が事故にあい亡くなってしまう。 数年後ジマンは有望なマラソンランナーとして町の有名人に。 デグは走り続けてはいたが、大会と名のつくところからは遠ざかっていた。 しかし父が町の人を怪我させてしまい示談金が必要になり、走れば金をくれるという人にであうが。 |
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レビュー 1-2話 3-4完 |
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苦しみを越えて人生の目標を見つけた 爽やかな若者の物語 |
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背負った悲しみや罪悪感から抜け出せなくて、 自分の人生を生きることを諦めていた若者デグがそれを乗り越える姿が良かったこのドラマ。 4話と短い話数の中で彼の気持ちの変化に焦点を絞ってありました。 デグを演じたペク・ソンヒョン君が地に足着いた演技で好演していて私はそれだけで楽しんだわ^^ ソンヒョン君はもう子役じゃありません、立派に主役を張っています! ソンヒョン君が子役ではない役を演じた最初の映画「マラソン」は チョ・スンウ主演の感動作でしたが、 あの時ソンヒョン君が演じたのは自閉症だが走る事をただ愛し続けている兄を持つ弟役でした。 今回も付き添いの必要な、走る事が好きな兄をもった弟役。 でもここではその兄の亡き後もその存在感に苦しみ、 自身のもつ走りの才能を生かすことなく暮らしているデグ役でした。 幼馴染のヘンジュも夢が叶ったと2年間嘘をついて挫折を隠していたけれど、 デグと再会することで乗り越えます。 唯一成功しているように見えるジマンも、 才能を期待されるプレッシャーのなかであがいている最中。 未来を諦めそうになる気持ちを味わった事のない人はいないと思うけれど、 同時に諦めそうになりながらも踏ん張れる夢や大事な人たちの存在を実感もするんだよね。 このドラマはそんな若者のが苦しい山を越えた爽やかさがクライマックス。 その後はきっと輝かしい未来が待っていると思える、そんなエンディングでしたよ。 |
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2012.8.14 4(最終)話まで③自分の人生を歩むんだ ハーフマラソン大会で、予定通りある選手の走りを妨害していたデグ。 地元出身のマラソンランナーとして華を添えるために出ていたジマンを見て ついつい勝ちたくて独走状態に。 なんと1位でゴールしたものの、マパラッチというアマチュアマラソン大会で荒稼ぎする 利害集団の一員だった事がばれて一位は返上となりました。 示談金が稼げなかったデグは、この走りを評価したジマンの監督から ペースメーカーとして走らないかと声をかけられました。 引き受けるしかなかったデグは30km地点まで走れれば良いということで、 実力をめきめき伸ばします。 でもペースメーカーの仕事は「勝ちたい気持ちを捨てる」こと。 そうだよね、勝たせるために走るんだから。 ただテグは勝つことをあきらめきれず、 無理なハイペースでゴールを目指し途中で倒れ気を失ってしまいます。 それをみて、お父さんは長男の死を受け入れつつ一歩前に進んでくれたのか デグの気持ちを受け入れ、「走るなら、自分のために走れ」と言ってくれました。 市庁が発足させたマラソンチームから声がかかり、本格的に走りの道に進もうと決めたデグ。 再びソウルで楽団の入団試験を受けたヘンジュ。 ジマンは国家代表選手となったものの、記録が伸びないスランプを抜け出すために デグから刺激を受けようと地元に会いに帰ってきました。 ただ様々な思いを振り切って、心を軽くして走るのが大事なことだとコーチから教わったデグ。 兄への罪悪感や勝利へのこだわり、自信のない自分に対する劣等感、 そんなものを忘れて楽しく走ったデグは ジマンとほぼ互角。 きっと国家代表も夢じゃない。 そしてヘンジュへの思いにも素直に向き合えるようになりそう。 |
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2012.8.1 2話まで③ソンヒョン君いいね デグは大会で走らざるを得なくなりました。 お父さんが町の人と口論になった挙句、突き飛ばした拍子にその人を骨折させてしまい、 示談金1000万Wを払わなければ起訴されてしまいます。 このタイミングでデグが朝晩走っている事を聞きつけて、 デグを雇いたいという人が現れました。 さる選手を優勝させないために走りを妨害する仕事のようです。 ただいくら妨害するとはいっても触れてはいけないわけで、 その選手がペースを立て直せないところまでは確実に併走できる力量がないといけないらしい。 実はデグは伝説のハーフ(マラソンの半分の距離)記録保持者みたいです。 高校一年の時に記録を出したっきりで突然消えたという名の残っていない幻の選手。 幼馴染のジマンは選手として有望視されるが故に さらに上を目指さざるを得ない厳しさを受け入れるしかなく、 2人のマドンナであるヘンジュは、 楽団に入団できなかったことをデグにだけ打ち明けており、嫉妬するジマン。 3人の関係も気になるし、今後デグが兄の死を乗り越えられるのか、楽しみです。 |