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トキメキ☆ 成均館スキャンダル ハマリ度☆物語しっかりしてた
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OST

公式ガイドブック
●2010年 韓国KBS  全20話
●演出:キム・ウォンソク   
●脚本:キム・テヒ  
●原作:チョン・ウングォル  
●出演:
ユチョン(イ・ソンジュン) 
パク・ミニョン(キム・ユニ) 
ユ・アイン(ムン・ジェシン)
ソン・ジュンギ(ク・ヨンハ) 
チョン・テス(ハ・インス)他
●視聴:2011.5.29-6.5  DVD
●Story
病気の弟を抱え女手ひとつで育ててくれている母を助けるために、
学才を活かそうと男装しながら写本や注釈本の依頼を受けるアルバイトをしているユニ。
だが、高利の借金の返済がままならず自分が兵曹判書様に売られる危機に直面し、
とうとう高額報酬の替え玉入試を引き受けてしまった。
依頼主と間違い出会った悪縁のイ・ソンジュンに学才を惜しまれ、
自分も科挙を受ける展開になってしまったうえに王命で最高学府・成均館に入学することに。
だが女であることがばれないように寄宿生活を送らねばならず、
また超高官の息子でありながら正論を譲らないソンジュンと共に
先輩たちから目を付けられてしまい前途多難な学生生活がスタートした。
レビュー
1-4話  5-8  9-12  13-16  17-20完
正祖時代の政治背景のなかで
爽やかな恋模様まで楽しめる手堅いストーリーに満足
邦題についた「トキメキ」と前評判からラブコメの印象が強くて、
似た設定の「コピプリ」や「美男ですね」の時代劇バージョンが
一体どこまで新鮮に見られるか不安でもあったんですよ。

だけど見終わって納得。
確かに2人の恋は幾多の拘束がある時代背景の中で
なりのドキドキを含んでいて楽しかったんだけどそれだけじゃなく、
キャラクターたちの家庭環境や父親たちの地位を含めたバックグラウンドを盛り込んで
物語が練られてます。
学生たちのシーンは軽いのに軽薄じゃなく、
むしろ重い物を背負っているというところが評価の核心ですよ。
原作の持つ魅力なんでしょうね~。

まぁハマっているとはいってもまぁ④くらいかな~って思っていたら、
最後はとても綺麗にまとめてきて、
おまけにその後の4人の姿まで描かれていて微笑ましいったらない!
出来栄えと楽しさでハマリ度になりました。保存版です。

東方神起として音楽界では上り詰めたユチョンの再スタートともいえるドラマ初主演は
演じやすく好感度高い役。
それを自分のものにしていたし、
役から手堅く脱皮しているユ・アインの素敵なナイトも良かった。
軽薄そうで友情に厚いヨリムを魅力的に演じて今は人気急上昇のソン・ジュンギ、
そして男子のフリをするユニに用意されていた運命ともいえる過去の出来事を
いつも爽やかな笑顔で演じたパク・ミニョンちゃん。
「思いっきりハイキック」のときと雰囲気が全く違っていて本当に新鮮でした。

彼らにもれなく付いてきた、実家のお父さん(高官)や成均館の博士たちがまた大御所さんばかり!
大河ドラマが作れるよという豪華な顔ぶれで、
そのあたりもストーリーに厚みが出たポイントかもね~。

にしても最終話は可愛かったな~
家事分担の共働き夫婦ですか!?
それに勉強ばっかりして本の虫だったんだね~ソンジュンは!
ユニ相手に夜のマニュアル攻めはいただけないんじゃないか(爆)



2011.6.5
20(最終)話でラストは良かったわ~!

密名を受けた4人は「金縢之詞」のありかを示した暗号とも思える
亡きキム・スンホンが書き残した陛下への手紙を熟読。
なかなかうまくいかず、10年前のキム博士が殺害されたあの日を追うことに。
あの日キム博士を殺めた男が兵曹判書の命令によるものだったと白状し、
殺害は老論派の意思ともとれ辛いソンジュン。

紅壁書捕獲に躍起になる兵曹判書と息子インスはコロが犯人だと確信しているものの
兵が入れない成均館に入れてまで逮捕したのは、自首したソンジュン。
本物の紅壁書が出て、おまけにソンジュンの無実を上奏する儒生たちに対して
兵を入れた責任を取らされるインス。

そんな中、陛下から贈られた父の遺品から「金縢之詞」のありかを解明したユニだったが、
ユニが女だったことが明るみになったことで、
成均館の厳しい掟や国法に背いて就学させたことが問題となり
老論派への勝利の切り札となるはずだった「金縢之詞」を出せなくなった陛下。

陛下は「金縢之詞」はなかったと宣言。
たとえこれがなかったとしても、陛下の作ろうとする新しい朝鮮への思いを
新たにさせたのはソンジュンでした。
”「金縢之詞」は捜したがすでになかった、10年前に奪われ運んでいた儒学者が殺害された。”
コロの父司憲部は、その主犯は兵曹判書だったと明言され
命で逮捕することができ長年の無念が晴れた。

ユニはソンジュンの父左議政から結婚の申し出も受けた。

その後、コロは町の平和を守る仕事の途中、
青壁書を簡単に追い詰めるも咎めるのは文章の誤字脱字!
ヨリムは独特のファッションセンスが常に磨かれ続け、ファッションリーダーの才能が。
ユニとソンジュンは夫婦博士として成均館で生徒を指導中。
ユニを追う学生に涼しい顔で嫉妬まがいの注意を施すソンジュンは、ユニぞっこん。
力関係はあきらか(笑)

2011.6.2
16話までキタキターー^^

ソンジュン、ユンシクへの思いが募り苦しい上に、
コロと夜密かに会っている様子が逢瀬に見えて嫉妬。
ユニは追われて大怪我を負ったコロを助けて人目に付かない霊廟へと運び
介抱しようとしていた所だったんだけどね。

これが妙な噂に繋がって「ユンシクとコロの男色スキャンダル」に発展。
これを断罪する場を開き、否定しなければ男色を認め将来を潰し、
否定したらあの晩成均館に逃げ込んだ手負いの「紅壁書」かどうか
胸を見せないといけない展開へと導こうとするインス。
この事態から守ってくれたのは成均館を辞める決意をしていたソンジュンでした。

自分の思いが止められなくなる前にユンシクから離れ、望まないインスの妹との結婚を急いだ。
だけど、やっぱりダメだったね。
辞めて引っ込んだ草庵で魂が抜けちゃうソンジュンを生き返らせたのはやっぱりユンシクでした。

ただ、川に落ちて介抱しようとユンシクの上着をめくったら胸の谷間が・・・。
好きな女を男だらけの寄宿学校に送るなんてできないソンジュンは成均館に復帰しました^^
ソンジュンとユンシク、というかユニはドキドキの恋の始まりを味わってますね、バレないでよ~

さて、危険を顧みず紅壁書をやり続けるコロは、
老論派から特に兵曹判書とその息子インスから狙われてますが
ソンジュン、ユンシク、コロ、ヨリムに「金縢之詞」を捜す密命を陛下が下し、
コロはもう紅壁書として活動しなくて良くなったかも。

2011.6.1
12話までハマってないとはいえないね(笑)・・・

ハマっているという実感がないのに何だか次が気になり、今日も4話も見てしまったわ。
今ソンジュンは「コピプリ」のハンギョル状態!
ユンシクを思うと胸がときめき、近づけばその唇に目が釘付けになり吸い込まれそうになる・・・
でも男だよ、という悩み^^
ピンチのソンジュンを助けようとあんな可愛い芸妓に変装したら反則だよねユニ(爆)
スイッチ入れちゃったよソンジュンの恋心のさ。

一方ユンシクが女だと知っているコロ先輩も針のむしろ・・・。
守ってやりたくて目が離せないしね~
でもユンシクことユニはソンジュンへの思いを封印しようと必死。
まさか想われてるとは知らないし。

ユンシクを追放しようとインスの腰ぎんちゃくさんが仕組んできたのは
ユンシクが泥棒をしたというでっち上げ。
無実を晴らそうと動いたユニたちは真犯人を見つけるものの、
悪法による圧政に苦しむ民の姿に行き着きます。
と同時に、その悪法を利用して商人から多額の資金が政治家、
特に老論派へと流れている証拠も掴んでしました。

父を追い詰める可能性を含みつつ自分の正義を貫こうとしたソンジュンに更なる信頼を置くユニ。
でも、ソンジュンと兵曹判書の娘との婚儀の話が進んでいて心中穏やかじゃないけどね。

ユニは、お父さんが成均館の博士だった事、陛下の親友だった事、
そして義を貫いて死んだことを始めて知りました。
コロのお兄さんはユニのお父さんを師事し「金縢之詞(クンドゥンジサ)」を捜している
途中に死んでおり、尚更ユニに肩入れしそうです。今は見守るしかなくてつらいね。

2011.5.31
8話まであれ?もう8話まで見たわ

なんか新鮮な主役陣で見てる私もなんだか新鮮な気分。
なのにその主役たちのお父さん方が豪華な布陣で、
政治権力の押し引きや親の顔も見せてくれたりするから
ついつい引き込まれているのかも。
悪役の掌議ハ・インスを演じるハ・ジウォンの実弟チョン・テス君が
「秘密」のハ・ジウォンを思わせる鬼気迫るヒール役を
見事に演じているから余計にハラハラの学園ものに厚みを感じるのかしら?
理由はおいおい分かるとして・・・。

さて王様が「大射礼」という弓の大会を成均館で開く事になり、
学生たちは各部屋対抗で優勝をかけて猛特訓。
女の子のユニは当然弓も持ったことがなく・・・、
でもチョン博士に優勝したら成均館にいさせて欲しいと懇願し
自分の今後を賭けた大会となったため、
信念をかけているソンジュンの協力を受けてめきめき力をあげました。

一方で不思議な魅力のユンシクが気になるコロ先輩は、
ヨリム先輩に騙されて密かに入浴中のユニを見てしまい
女性アレルギーなのかしゃっくりが(笑)あのぶっきらぼうな
コワモテコロの姿がほほえましい!
ただユニはソンジュンに言い寄る掌議の妹との2ショットをみると苛ついてしまうんです、
嫉妬なんだけどね~

ユニが女だと知ったら、原則主義のソンジュンは果たしてユンシクに対して抱く友情を守るだろうか?
悩ましいところさ^^

2011.5.30
4話まで入学して散々・・・

高潔なイ・ソンジュンに無理やり引っ張られるように弟の名前で入学した成均館。
でも不正や党派の垣根は取り払うべきだと澄ました顔で先輩陣に言ってのけるから
目の仇にされちゃったソンジュンと同部屋になった挙句、
時にはかばいかばわれてほのかな親友の情らしきものができてきた。

成均館の掌議(生徒会長)ハ・インスさんは高官兵曹判書の子息。
朝廷を牛耳る老論派のなかで一等高位の左議政の子息ソンジュンを
完全にねじ伏せようとかなり怖いオーラを放ってます。
でもクールに構えているようで、結構躍起ですが。

ユンシクを名乗るユニが女だろうと踏んでいる遊び人風のヨンハ(あだ名ヨリム)
現政府に一石を投じようと「紅壁書」という告発文(?)をばら撒く司憲部長の息子
でありながらアウトローのコロ(あだ名)など
これからどうユニ(=ユンシク)と関わっていくのか気になるところ。

すでに師匠となる博士チョン・ヤギョン(!)さんはユンシクが女だとしりました。
ただ、正祖の命で正祖の政治を妨げる老論派に対する何らかの
決定的な前王の遺言が書かれたという
「金縢之詞(クンドゥンジサ)」を探している途中に無念の死を遂げた博士が
キム・スンホンという人なんだけど、
この人がユニのお父さんらしいんですよ。

政治がらみのストーリーがどれだけラブラインに絡むのかもこれからですね。