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ハマり度☆純なラブロマンスね
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サウンドトラック(CD+DVD)
●2008-09年 韓国SBS  全20話
●演出:ブ・ソンチョル   ●脚本:オ・スヨン
●出演:チェ・ジウ(イ・マリ)  
ユ・ジテ(キム・チョルス) 
イ・ギウ(チョン・ウジン)
チャ・イェリョン(チェ・ウニョン) 
チェ・フィリップ(ソ・ウジン)

●視聴:2009.5.5-7.23   WOWOW 
●Story
貧しい大学講師キム・チョルス。
小説家志望の彼は、借金を返す必要に迫られてさえいなければ決して受けなかった
さる有名人の「日本飛鳥地方の紀行文」を代筆するゴーストライターをひき受けた。
しかし、その筆者とされる予定なのはアジア圏で押しも押されぬ大スターイ・マリだった。

奈良で取材を続けていたチョルスのもとに、突然イ・マリがお忍びでたった一人やってきた。
2人が今生きている世界はあまりに違いすぎ、考え方も違い戸惑うばかり。

マリはある日突然姿を消した彼からと思しき手紙のあて先を追って明日香に来たのだった。
スター女優と貧乏教授の純情ラブロマンス
押さえの利いたユ・ジテの演技を評価!
チェ・ジウは純情ラブロマンスが一番しっくりくるんだよね!

脚本は「秋の童話」や「イブのすべて」、「ラブレター」を執筆したオ・ヨンスさん。
でも本国での視聴率は振るわなかったようです。
この純情ラブロマンスジャンルは、
放送本数の多いドラマ大国の韓国では飽きられた素材なのかもしれませんが
日本で韓国ドラマを楽しみにしている私としては、
決してなくなってほしくないジャンルなんですよねー!

今回のドラマは、映画畑で培った安定した演技力と、
かもし出す雰囲気が絶妙なユ・ジテが初ドラマ出演ということで
だらっとしがちな今回のストーリーをある程度説得力のあるものにしてくれていたと思います。

ユ・ジテって決して二枚目じゃないんだよねー(汗)
だけど、立ってる姿が二枚目なんだよねー!

直情型の女優と理性的な大学教授の恋って、ちゃんと成立するのかな??
ってはじめは疑ってました。
でも、唯一冷静になれないのは運命の相手との愛だからだと結論付ける流れは自然で、
違いすぎるからこそ互いを補え合える相手であるという相性を垣間見せたのも
説得力ある演技の賜物でしょう。

直情型といっても、うるさくわめき散らす韓ドラの定番キャラじゃなく、
どこか淋しげなのはチェ・ジウだから。
これがよかった。ほっとした。

全体的に地味ではあるけど、切ないメロなんだからまあこれでいいじゃないかと思えちゃう(笑)
ハッピーエンドも静かな休日を親子で過ごす姿が穏やかで、
この2人はこうでなくちゃ幸せじゃないよねとも思わせる。
ハマるというタイプのドラマじゃなかったんだけど、
なんだか三十路(?)の2人の幸せに安心したなって印象。

ただ、チェ・ジウがラブロマンスの独身のヒロインを演じられるのは
もしかしてこれが最後だったりして・・・という思いも。
いつまでも、どんな役でも応援してますからね!




2009.7.23
20(最終)話まで純情メロドラマはこうでないとね

立場も価値観も違う2人は到底理解しあえないと、自分に言い聞かせるような1年間。
スキャンダルそのものは収束したけれど、
マリに出演依頼がきた映画の原作はなんとチョルスの作品だった。

結局は導かれるようにバッティングする二人。
そこへ、アメリカに飛ばされていたソ社長が帰国、マリを縛りつけようと執拗にかまってくる。
とうとう運転中にしていたソ社長との電話の内容にショックを受けたマリが運転をあやまり事故。
駆けつけるチョルス。

集まる記者達の前でチョルスを愛していると告白したマリに世間は好意的。
簡単には受け入れられないチョルスだが、マリに対してだけはどうしても冷静になれない、
それは愛だからだと結論をだし
紆余曲折の末、マリの幼い日に過ごした施設に届いていたマリ母の手紙を読んで、
マリとの関係は運命だと確信する。
結婚を決めた二人。

数年後、一女をもうけ幸せな二人。
マリの本名はイ・ヨンヒ。 チョルスとヨンヒという名は、
韓国では切っても切れない男女の名前のようですね。

2009.7.11
18話までこの2話は必要か?

このあと2話で事態が結末を迎えるのが正直楽しみでもあるんだけど
どう考えても、ウジンと婚約する方法だけが本当にチョルスのためだったかは不明・・・

結果的には婚約会見のあと1年の間にマリとチョルスの件は単なるゴシップとして片付けられ、
無事小説家としての道が開けたから 結果的にはOKというとだけど、
ちゃんと後でも先でも、1年も放置せず早い時期に話し合えていれば
傷も深まらず複雑にはならかったはずだよ。

すでに思いを寄せているウジンには、
婚約者としての振る舞いでさらに期待は募っちゃったはずだしね。
どうせ愛してるのに、何が分からないんですかーマリさん!
もう、ソ社長が帰ってきたからってなんなのさ!寝たわ!

愛し合えているなら、離れちゃダメだよ。
気持ちや状況を常に理解し合う努力がないと結ばれてたって、また危機は生まれちゃうよ~(汗)

2009.7.1
16話まで社長を追い詰められそう!

ウジンが重い病気を抱えていることを知ったマリは、彼の望むとおり部屋を貸してあげた。
彼との失われた時間、ソ社長がウジンに対して取った全ての残酷な仕打ちに
詫びる気持ちもあった様子。
マリにはこの事意外の他意は全くなかったけど、
再会したウジンに戸惑う姿は初恋にゆれているように見えただろうし、
怒っているだろうチョルスに気が引けてウジンの病気のことも言えずにいた。

当然、マリの部屋に彼が泊まっているなんて聞いて、
いくら信じてても受け入れられる話ではないよね。
その本心を何度もチョルスが確認しようとしていたのに、
ウジンにどういう負い目を感じているのかをちゃんと言葉にして理解してもらおうと
しなかったマリが悪いと思うな。

結局、妹ユリの手術費用をマリがあの母親に渡した事もわかり、なおさら憤慨するチョルス。
金を借りるという事にことさら憤慨するチョルスだからさー、
もっと話し合って許可もらってからにしたら良かったじゃんー。
出会わなければ良かった、後悔してる、別れよう。って!あんたらねーー!
そういう誤解をなくそうと、小旅行で確認しあったんじゃなかったのぉ?

さて、ソ社長のあくどいやり方を証明する診断書をもっていたウジンは、
マリを守りたいといったチョン・ウジンに託しました。
一方、最初の代筆暴露記事をだした新聞社を追っていたビョンジュンは、
ソ社長が契約更新の直前に限って
自分の事務所のタレントや俳優のスキャンダルを記事にして
動き取れなくしていたことを突き止めたよ!

さてさて、せっかく事態が収拾し始めてて
チョルスの小説も出せそうなときにぶり返した代筆の問題。
それを打開する方法としてチョンウジンがマリに提案したのは、
オレと婚約会見を開いてくれというもの! はぁ?なんでー??

2009.6.21
14話まで未清算の過去がもどってきた!

どんなに純粋にお互いを思っていても、興味本位の記事が出回り二人を追い詰める。
そんなときに、悪質な憶測記事でチョルスがひどい悪者だとされてしまい辛い2人。
互いを気遣いながら、寄り添ってはその辛さを受け入れようとし、
耐えられないのなら別れてあげようかとも迷う。

お前だけ海外へ行けとソ社長から言われたりするチョルスを見て
女優を辞めようと決意しかけたマリだが、
マリに向けられてきたファンの愛は本物だったんだろう、
逃げないでいようというチョルスの言葉に従おうとするマリ。

そこへ、昔マリから引き離した恋人写真家ソ・ウジンをつれてくることで初恋がよみがえり
チョルスと別れさせようという最期のカードをソ社長が切ってきた。
そうとは知らずに写真集の出版を引き受けるマリ。
チョルスも昔消えた初恋の人と仕事をすることをウニョンから聞いて・・・。

って、もう新しい愛をこんな試練の中はぐくみ続けているマリに
いまさら初恋の人に再会させたってなーー??

韓国的にはこれってすごいカードなわけ??ウジンも何で引き受けた?
人の気持ちを踏みにじるみたいなこのやり方じゃ
成功の可能性低いって思うんだけども・・・(汗)

ま、理由もわからず恋人に去られ、
恋焦がれたウジンとの宙ぶらりんな気持ちに決着をつけるのにはいい機会だね。
そばにはチョルスもちゃんといるんだからさ!

2009.6.15
12話まで通らねばならない苦境中

2人、苦境に立たされながらもひと時の幸せな一夜を過ごしました。おそらく結ばれた様子・・
それにしても、最近ジュンギ関連で見かけた記事に、
「韓国芸能人と事務所の奴隷契約」という表現を見かけましたけど
マリに対するソ社長の態度や、その契約内容がちょっと不公平感あり。
どうやら人権意識が薄いようです・・・

特別な思いがあるとはっきり言った上で、
助けようとしてくれるチョン・ウジンもマリに執着し始めている。
一方のウニョンも、代筆疑惑よりも、マリとチョルス、
ウニョンの三角関係スキャンダルに注目されてしまい
パパラッチに追われるわ、捨てられた女・失敗した女というレッテルが貼られて
精神的にきつい毎日。

それでも愛だけを頼りに乗り切ろうとしているけど、
何の手立ても計画もない二人・・・社会の荒波に呑まれるだけ・・・
お約束の辛い時期は見てても辛いわぁ~、
でもイメージを激しく壊すことで得られる大きな意味がきっとあると信じて!

2009.6.8
10話まで覚悟を決めた二人

ラブコメじゃないラブロマンスの試練はここからが長いってのが定石なんだけどどうかな~(笑)

ウニョンという恋人がいるチョルスに対して、
「私の片思いなんです」とチョルス同居のおばさんたちに話すマリ。
でもチョルスはすでにウニョンに別れを告げてました。

代筆疑惑を一掃するためにソ社長が取った手は、
偽者の代筆者にマリを裏切ったように会見させ、
その人物が偽者だと判明させることでマリに同情を集めて、
疑惑をお開きにするという作戦。

でもチョルスが「マリの思うようにすればいい、
君が幸せだと思える方法をとれ」というようなことを言ってくれた事を信じ
マリは「アスカの恋人は私が書いたものではない、全ては私の責任だ」といいました。
駆けつけるチョルス。
分かりやすいまでのメロドラマ展開です!
全20話、ちょうど半分まで来て二人の気持ちはひとつになりました。
結ばれるまで試練が2人を襲うんでしょうね~~

数年のブランクの後やっと戻ってきたチョルスを諦められないだろうウニョンや、
チョルス妹の病気、自分達を捨てて舞い戻ってきたあの母にはひどい借金があるようだし
当然ながら、あの御曹司チョン・ウジンもソ社長も黙っちゃいないだろうしねーー(汗)

2009.5.25
8話まで2人の思いはすでに・・・

2人が額を寄せて眠っている写真は
ビョンジュンとマリの事務所ソ社長によって記事になることは免れたけど
どこからともなく、「アスカの恋人」を代筆した男のイニシャル暴露記事が
ネットに流れ大騒ぎに。

代筆という嘘が真実と思われるくらいまで努力しよう
と力をあわせることにしたマリとチョルスだけど、
マリがチョルスに本気で思いを寄せ始めていることに社長は気づいた。
マリのためとは言ってもほとんど嫉妬じゃないかなぁー、
誰にも渡したくないっていう歪んだ思いっていうの?

そんなときに近づいてきたのは、施設にいた頃出会い、
今でもマリを思い続けていたというチョン・ウジン。
金も時間も地位もある彼はマリが事務所と距離を置くための避難場所となってくれるのか!?
でもあの代筆暴露記事を流したの、この人だよねーー!
「もっと追い詰めたら俺のところに来る」なんて呟いてたでー。
(←ごめん!違ったわ~ソ社長だったよ!)

持病が小康状態を保っていたチョルスの妹が再び倒れ、
行方をくらませていた母と再会していたことも判明。
知られたくない事情を徐々にマリに知られて怒るチョルスだけど、
マリにだけは何故だか気持ちをぶつけることができるんだよねー
恋人のウニョンとよりを戻したばかりだけど、これはおそらくマリと・・・
ラストのキスシーンはある意味迫力ありましたー。
さっぱりしたドラマ女王のチェ・ジウに対してユ・ジテ、大物俳優なんだねー。

2009.5.18
6話まで微妙になり始めた2人

舞台は韓国へと戻ってきました。ロケもぐぐっと減り、
マリの行動が大胆になってリアリティが少し薄れたのだけど、
チョルスへの思いが高まってきたマリを見てたらなんだか次が楽しみになってきた。

「アスカの恋人」のヒットで話題が高まり、トーク番組への出演依頼が殺到したものの
はぐらかすように直接の答えを避けたコメントをするマリに代筆疑惑がちらほら聞こえ始めた。
社長はそれを避けるスケジュールを組もうとしてマリと衝突。
意地になったマリは、チョルスに家庭教師を頼み部屋に転がり込んだんだけど、
本当はチョルスのそばに居たかったみたい。
ただそれをチョルスの友達ビョンジュンが写真に撮っちゃったよ~ 

これでひと波乱ありだね、スキャンダルだよぉ~

マリの元彼ハヨンの従弟であるチェ・ウジンがマリのことを見つめてますねー
彼はマリが孤児院にいたときクリスマス行事などで
寄付やプレゼントをしてくれていたお金持ちの息子さん。
子供時代に会ったマリを今も心に留めていて近づこうとしています。
上品な彼はイ・ギウ君が演じてます。

2009.5.11
4話まで↑堅実な演技と風景が好きだわー

このドラマ視聴率は振るわなかったようだねー?
でも4話までのところ、私は結構好きです!
身近な奈良がこんな風に雰囲気ある感じで舞台となっているのが興味深々でもあります。
時々海の見える高台のシーンもあってね、
それは神戸だろうよ!とかって突っ込ませてもらいつつ
~奈良には海ないんで!

さて、チョルスはマリから昔愛する男性に突然去られた悲しみを告白されました。
彼の名はソ・ウジン。「冬ソナ」カップルの再来か!
と一瞬騒がれたのはヨン様に似て非なるチェ・フィリップssi!

チョルスもウニョンに突然別れを切り出した過去を振り返り、
どんなに彼女を悲しませたかに気づきます。
正直に「気づかせてくれてありがとう」とマリに言うチョルス。

マリはチョルスを信頼に足る人物で、
気の置けない友人といるかのような安らぎを感じてます。
チョルスもマリと付き合っている時間の中で彼女が苦しみも辛い過去も
抱えている一人の人間だと好意を抱いています

「スターというのは良いね、好きでいてもいいんだって思えます」
というチョルスに何か言いたげなマリ。

いよいよ出版されたイ・マリ著「アスカの恋人」。
チョルスの書いたこの紀行本は大ヒット。
情緒あふれる繊細な文体と文学からの引用の博識さが話題となり
マリは一躍知的なイメージの女優へ!
でも「高校をやっとの思いで出て、本なんて読む時間がなかった」
というマリの言葉を思い出しながら、
テレビのインタビューに苦戦し上手くかわそうとするマリを気にかけるチョルスです・・・。

2009.5.6
2話まで映画のようだよ~

とってもスローなドラマなんだよねー!(笑)
物語の流れもそんなにすばやくないんだけど、
余韻みたいなものがいつも響いているようなそんな雰囲気で決していやじゃない。
きっと、ユ・ジテなんだと思う、この雰囲気を出しているの!
そこに、とても綺麗な風景を吟味して撮った映像がとてもいいんだよね~


すでにユ・ジテの上手さは十分に醸されていて、
マリの行動パターンに戸惑っている表情や
彼女の考え方に異論があるときはちゃんと反論する生真面目さも絶妙なんだよねー。
ドラマのラブコメなんかに出てくるありえないぶっ飛びキャラなんかとは
全く次元が違う有様でございます、ハイ。
チェ・ジウは恋も多く、勝気でお茶目なところのある女優を頑張って演じてる。

愛情いっぱいだった両親を突然の事故で亡くしたマリ、
恋人がアイスを買いに行ったまま戻らなかった喪失感。
そんなものを、自分のそばにずっといてくれると確信できる人を
追い求める強迫観念になっているかも。

チョルスは両親が不仲で父親に去られ、母も新しい男と結婚するために
幼い自分と生まれて間もない妹を捨てて行きました。
愛した恋人ウニョンが、有名なピアニストと小説家の娘だと知り、
こんな自分とはつりあわないと別れた経緯もあります。

でも最初にチョルスとマリの生い立ちと、運命の糸は
最初からこの2人につながっていると説明がありました。
二人の共通点である両親のない喪失感がキーワードとなって互いを愛するようになるのかな?
どんな風に恋に発展するのか、ちょっと期待感もあります!