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太陽を抱いた月 ハマり度☆やっぱりかな!
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もっと知りたい韓国TVドラマVol.53
●2012年 韓国MBC  全20話
●演出:キム・ドフン   
●脚本:チン・スワン  
●原作:チョン・ウングォル上巻 下巻
●出演:キム・スヒョン(イ・フォン) 
ハン・ガイン(ホ・ヨヌ)  
チョン・イル(ヤンミョン君)
●視聴:2012.4.21-5.11   PC

●Story
架空の朝鮮王朝成祖の時代。
謀反の芽を封じるため大妃は甥のユン・デヒョンを使い成祖の異母弟ウィソン君を暗殺させた。
この事件を察知し現場を目撃した巫女のアリは追われる最中、
身重のホ・ヨンジェの妻シン氏に助けられ、
そのお腹の子は太陽(王、または世子)を守る運命にあると察知した。
捕まり、処刑される前にアリは親友の巫女ノギョンに、
「太陽のためにある子供を必ず守り抜いて欲しい」と言い遺した。

13年後、世子フォンは兄の科挙主席合格の式典に宮を訪れていたホ・ヨヌと印象的な出会いをし、
もう一度会いたいと思っていた。
レビュー
1-2話  3-4  5-6  7-8  9-10  11-12
13-14  15-18  19-20完
切ない宮廷ファンタジーラブロマンスにハマったわ~
一途な愛をドラマチックに美しく描いたね
すごく引き込まれるドラマでした!

何だかね~毎話うるうると涙ぐまされたんですよ。
主人公のフォンの愛が痛いほど伝わってくるもんだから。
少年期を演じたヨ・ジング君、そして成人期のキム・スヒョン君それぞれが
人間味溢れていて繊細でなおかつ情熱的で芯の強いフォンを体現していたことが何より見事でした。

呪詛暗殺されて終わるはずだったヨヌの人生を守り抜いたのは
ヨヌ母に助けられた恩を忘れなかったアリという巫女さんの遺志。
深く愛し合うフォンとヨヌの愛がよりドラマチックに描かれるポイントはこの点でした。

舞台が架空の朝鮮王朝時代の宮廷というのも抜群に効いていたし、
呪詛が威力を発するというファンタジー要素も面白かった。
妙に甘い少女漫画風にならずに済んだのは抑えた演出と秀でた演技力の皆さんのおかげですね、
特にフォンの!
ただ成人期のヨヌはちょっと惜しいかな。

さてこのドラマは
子役と呼ぶのがはばかられるほど熟している
ティーンの演技派子役さんたちが演じる少年期が見どころ
です。

政治的な駆け引きや、立場・身分上の軋轢などなど難しい局面も多いとはいえ
本作は純粋にラブロマンスですからそういう心情に重点を置いて描かれていたので
感情移入しやすいんです。
それが可能になったのは少年期の賜物です。

これはオススメのドラマです☆



2012.5.11
20(最終)話までちゃんと完結したわ

ヤンミョン君にアプローチしたデヒョンらは色よい返事が受け取れたことで着々と謀反の準備を進めます。
講武という狩猟の形態で行わせる軍事訓練の儀式でフォンを謀殺することとなったんだけど、
まさに今という時、ヤンミョン君はフォンの側につき、フォンの秘兵たちが現れデヒョンらを倒しました。
ヤンミョン君の懐には謀反に乗った面々のリストが。

これは反対分子をあぶりだすためにヤンミョン君と組んで仕掛けたフォンの作戦。
けれどもフォンの地位を脅かすのは他ならない自分の存在だと分かっていたヤンミョン君は
あえて兵に討たれてしまいました・・・。

父が新たな王を据える準備として養女を迎えてまで次の王妃を用意したことを察知した
王妃ボギョンは自害。
ヨヌの殺人共謀の罪でミナ姫は官婢とされ、
その夫ヨンは姫と離縁とされ生まれた子はヨンが育てる事に。
大妃は謀反事件の前にデヒョンに毒殺されており、
フォンは強い信念と理想を形にするために新たに歩み出した。

ヨヌは晴れて王妃となり、王子も授かった。
失った貴い人々への悲しみも分け合いつつ、愛する人と共に生きることができる幸せをかみ締める二人。

2012.5.10
18話までどういう策を立てたのかな

ヨヌは記憶を取り戻し、フォンもヨヌの死を再調査し真相に近づきました。
ヨヌの死因は呪いによるものだと確信し、当時その道の最高位にいたノギョンにたどり着きました。
星宿庁を守る立場であり尚且つ亡き親友の遺志を守るためには、
「ヨヌを殺して守る」しかなかった事を告白したノギョンは、
陛下に呼び出された折に、暗にヨヌが死んでいない事をにおわせました。

当時のホ家の関係者の証言から、墓が掘り返された形跡があること、
心臓は止まっているのに温かかったヨヌの体のこと
などなど、「死んでいない」と考えられる証拠が揃い、ついにウォルがヨヌだと分かりました。
切なさと嬉しさでいっぱいのフォン。 
ヨヌを自分の部屋の隠し部屋に置いて、正式に妻とできるよう真犯人を突き止めるため
調査を進めていくと・・・・

そう、前陛下が真相を伏せることに決めた理由がまさに、
王室の血縁である大妃とミナ姫が中心となっていたからでした・・・。
陛下の追求の手を止めるためにも何も知らないミナ姫を利用した大妃。
ミナを責めたものの、夫ヨンとお腹にできた子を守ろうとするミナに言葉をなくすフォン。

自分が求める本当の政治を初心に帰って考えたフォンは、
まずは独自のルールで人々を動かそうとする大妃を宮から実質追放する事にしました。
フォンの動きを警戒したデヒョンは、王の首を挿げ替えようとヤンミョン君にアプローチしてます。
ヨヌを巡ってフォンと確執が生まれているから動かしやすいと思ったみたいですが・・・?

2012.5.9
14話までいよいよ次の局面へ

合房の儀式が執り行われようとしていたそのとき、フォンは胸の苦しさを覚え失神し合房は中止に。
星宿庁のノギョンを支援してくれていた男性が術を使って合房を妨害したのだが、
この人はヨヌの存在を知っているわけで、ヨヌが返り咲く為に行った様子。
だけど、疑われたのはウォル。

これはデヒョンたちの計略で、フォンがウォルを助けようとむきになってもフォンの首を絞めることができ、
おまけに娘である王妃を差し置いてフォンが執心するウォルを処刑する口実にもなるから・・・。

ただ、合房の時間共に逃げようとウォルを説き伏せに来ていたヤンミョン君がアリバイを申し出てしまい
ウォルは王族を誘惑した罪となり、またヤンミョン君が自宅軟禁となりました。
追放された筈のウォルが密かにつれてこられたのは、夜な夜な泣き声が聞こえるという雲隠庵。
翌日に皆既日食を控え、ウォルに堂の霊を憑依させ解決しようという狙いでした。

だけど、これでウォルは記憶の断片がつながり、自分こそがホ・ヨヌであることを悟りました。
いよいよヨヌが名実共に生き返るという展開になるのかな?どう??

2012.5.9
12話まで相変わらず切ないんよ~

ウォルがヨヌだと思えて苦しくて、ヨヌのようなウォルにそばにいて欲しいフォン。
でもそうなると、ウォルがヨヌでなくてもそばにいて欲しいという思いに変わってくるわけで・・・。

でもこの思いが元で、8年前元気だったヨヌが突然の病に倒れた事が疑わしくなり
フォンは調査を始めました。
何かが隠されていて真相に近づけない事に焦る中、
秘密を知る可能性のある前陛下の尚膳だった方が自殺。
何かとても大きな力が真相を隠しているという確信ばかりが募る。

大妃の願いや王妃の努力が実り合房の儀式の日が決定しました。
妃を抱く事など絶対に避けたかったフォン。
でもフォンの体調が思わしくない事を言い訳にすれば、
ウォルの力が及ばなかったと言われ彼女の身が危うい。
避け切れない合房に向かうフォンと、それを知りなぜか悲しいウォル。
そしてそんなウォルを絶対に守り抜くと心に誓うヤンミョン君。事態はカオスを招くのかな・・・?

2012.5.9
10話までハマってるな~私^^

完全にハマっとるな(爆)
だってすごく切ないんやもん~~。
ここ!ってとこで見事な回想シーンが入り、あの子役たちの名演技が甦るんだから。

ウォルが除霊(魔よけ)をしていることを知ったフォンは、
デヒョン側のスパイか刺客かと疑って逮捕させて大変なことに。
でもウンは彼女がただフォンを守ろうとしていると分かってくれていたし、
ウォルが述べた弁明にフォン自身が納得できるところがあって、危ないところで助かりました・・・(ホッ)

問題は、いくら魔よけとはいえウォルがフォンに触れたこと。
だけど、ウォルにどうしてもヨヌの気配を感じてしまうフォンの心はかき乱されています。
当然ながらウォルも、脳裏をかすめるビジョンの中の女の子が自分かも知れないと思えたり
またなぜ自分じゃないのか、フォンへの特別な思いも沸き立ちつつあり・・。

そんなタイミングで兄のヨンが、ヨヌの最後に書き残したフォンへの手紙を見つけ届けました。
その文字が、ウォルの筆跡と似ていると感じてフォンは戦慄しています。

一方、ウォルを見てすぐさまヨヌが生きていたのではないか!と直感したヤンミョン君も
巫女のチャンシルを通じてウォルに会おうとしているところです。
二人ともまだヨヌの面影を追っているんですね。

本当にウォルはヨヌ。それが分かるといいのか、分からないほうが幸せなのか、
読めないから先が気になるよ・・・。

2012.5.8
8話までキム・スヒョン万歳よ

噂に違わず若き王を演じるキム・スヒョンの演技はなかなかのもの。
王らしさと、愛する人を忘れられない一人の男の胸の苦しさも表現。
人間らしさも、尚膳のヒョンソンさんとの会話で垣間見えるしね。ほんと評価できるわ~

さて、地方への行幸に赴いたフォンはお忍びで護衛のウンと共に市井へ出て
民の現状をその目で確認。
デヒョンの付けたスパイを巻いているうちに霧に巻かれ、
現れたヨヌの幻を追って本物のヨヌに出会いました。
行幸のフォンを見ていたヨヌは一瞬にして脳裏をよぎった断片的な記憶と激しい感情に戸惑い、
誰かの記憶をキャッチしたと思っています。やっと巫女の力が覚醒したと。

会話にヨヌを思わせる彼女に、もしかしてヨヌが生きていて目の前にいるのではと期待してしまうフォン。
名前がないただの巫女であると言う彼女に「ウォル(月)」と名づけたフォン。
ウォルもまた彼が高貴な陛下であることを認識しています。

でも二人はまた出会えました。
フォンと王妃の合房の日を一ヶ月後に控え、
フォンの体調を劇的に回復させるようノギョンを呼び戻す事にした大妃様。
でも断るノギョンの代わりに除霊師(?)だと思われたウォルが連れてゆかれました。
一晩フォンの額に手を置き、断片的なビジョンを思い出して心で語りかけるウォル。
良く眠れ、楽しかった思い出を夢で見たのか、翌日フォンは健やかに一日を過ごせました。
1ヶ月間だけ陛下を助けてあげたいとノギョンに告げるウォル。
ノギョンもまた運命の強い力を感じています。

2012.5.8
6話までこの少年期が活きる!

夫婦となれることを喜び沸き立つ気持ちが抑えられないほどの幸せをかみ締めるフォンとヨヌ。
けれど、その影で権力を握ろうとするデヒョンと大妃が画策したのはヨヌを呪い殺そうとするものでした。

ノギョンはヨヌとホ家を守ることがひいてはフォンを守ることになるという亡きアリの言葉を果たすため
彼女を原因不明の病にすることにしました。
当然、妃となるには不適格とされ宮を追われるヨヌ。
ヨヌを守りきれずに嘆くフォンの思いが良く伝わってきて悲しいです。

けれどヨヌが死んだことにしないことには物事はおさまらず、
ノギョンはヨヌを仮死状態にすることにしました。
家族の誰にも知られずに葬儀のあと密かに墓からヨヌを掘り起こすノギョン。
けれど、目覚めたヨヌは記憶をなくしてしまっていました・・・。
ノギョンさんは「神から巫女の力を授かったため記憶を失くし、
家族と離れ離れになったのだ」とヨヌに教えます。

6話で成人期が来ました。
演技に磨きがかかったティーンの子役たちの熱演は本当に見事で、
8年後それぞれの置かれた境遇のなかで抱えるそれぞれの思いがとても身に沁みて伝わります。
少年期の皆さん、本当にGood Job!でした!


ノギョンとヨヌは、側女のソル、そして霊能力を持つチャンシルと共に都を離れ、8年が経ちました。
フォンはすでに王位に就き、デヒョンは娘のボギョンを妃につけ重職に就き権力を思うがままに振るう。
けれどボギョンに跡継ぎを懐妊する兆しはない・・・。
そう、フォンは病気になったヨヌを見捨てさせる事で政敵だったホ家を排除したデヒョンの政略を
あの時すでに理解していたんですね。
今もヨヌだけを愛し続けているフォンです・・・。

2012.4.29
4話までひきつけるものがあるわ

ノギョンさんはヨヌに妃のオーラがあることを察知しました。
でも、太陽である世子を守るにはヨヌが必要だが、
近づけると良くないことが起こるというアリの予言から、
ヨヌを守るために、妃になるのはボギョンだと言ってしまいます。

自分の一門から次期妃が出ることを喜び内定させた大妃様らとは反対に、
当の世子フォンがヨヌを妻にしたくて粘り、政治に物申せる成均館の儒生たちを動かしました。
その動きを捉えた陛下は、世子妃選びに自ら関わって公正に決めると発表し大妃様をけん制しました。

お怒りの大妃様に、陛下は13年前のウィソン君暗殺の黒幕が大妃だと知っていたと責めます。
一旦引き下がったものの大妃様は、呪いでヨヌを殺せとノギョンに命令。
「国の神事を司る星辰庁を保護しているのは私、
ヨヌを殺すか星辰庁を潰すかどうする!」と脅されてしまいました。

神殿で悩むノギョンにアリからのメッセージらしきものが。
「二人工」の文字に続き「巫」と浮かび上がり驚くノギョンです。
→第6話で意味が出てきました。「二人作れ」と「巫女」という意味みたいですが、
「二人目の人格を作れ」?「巫女にしろ」かな?難しい

人生で他に何も望まないただひとり愛する妻を持ちたいと、
ヤンミョン君は陛下にホ・ヨヌとの結婚を願い出ました。
でも世子妃候補にヨヌが入り、本人がフォンの元に行く決意があることを知り
泣く泣く諦め旅にでました・・・。

そして、数々の選考基準を通過し世子妃として選ばれたのはヨヌ。
満面の笑顔のフォンと、うれしそうなヨヌ。
けれど、もうこの地点で政治の荒波は2人を飲み込んでいたんですね・・・。

2012.4.28
2話まで噂どおり、子役さん上手い!

気になるドラマを日本語字幕なしで見てみたら、それでも面白くて、一念発起して視聴開始。
なんと言っても噂どおり、フォン役のヨ・ジング君もヨヌ役のキム・ユジョンちゃんもお見事!
賢く清楚な両班のお嬢様役とくればイルジメを思い出したし~、
しかもフォンの異母兄ヤンミョン君役のイ・ミンホ君との2ショットは「九尾狐伝」だしね~^^

と勝手に喜んでいるのもつかの間、ストーリーはだんだんシリアスなムードになってきています。
陛下はヤンミョン君をまだ結婚もしていないのに宮の外に住まわせています。
文武両道で心から慕っていた異母兄と離れて寂しいフォンですが、
陛下には今後の権力闘争の芽を摘む狙いがあるのかも知れません。

科挙文科主席合格を果たしたヨヌの兄ヨンは、武科の主席合格者ウンとヤンミョン君と親友同士。
フォンは科挙主席祝賀式典の日に出会ったヨヌを忘れられませんが、
ヤンミョン君も親友ヨンの妹であるヨヌのことが好きみたい。
世子フォンの学業の師匠として選ばれたのは何と17歳にして文科主席合格したヨン。
フォンはヨンがヨヌの兄だと知って俄然やる気出ています^^

吏判大監として権力の中枢で足固めを進めたいユン・デヒョンにとって
陛下が重用する弘文館大提学のホ・ヨンジェは目の上のたんこぶ。
ヨンジェはヨンとヨヌ兄妹のお父さんです。

ヨンのイケメンさに目がくらみ自分も勉強したいと言い出したフォンの妹ミナ姫の言葉を期に
ミナ姫の学友が呼ばれることになり、
デヒョンの娘ホギョンとヨンジェの娘ヨヌが宮に上がる事になりました。
ただ・・・ホギョンとは使用人ソルの一件でヨヌとちょっとした軋轢が残っているんですどうなるやら・・・。

あ、大妃様に妃候補となる可能性の子女が宮に入るので観相を頼むと言われた
ノギョンさんが宮に来ました。

上の●Storyのとおり、ノギョンさんは亡き親友アリさんから頼まれた
「太陽を守る「月」となる子」の存在を察知しました。
ボギョンとヨヌ、どちらにも「月」が見え驚くノギョン。
月って妃の象徴なんだよね?ただヨヌのほうが少し明るい色でしたよね?