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ハマり度☆③ファンタジーや | Blu-ray SET 1 Blu-ray SET 2 |
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●2016年 韓国MBC 全16話 ●演出:テョン・デユン ●脚本:ソン・ジェジョン ●出演:イ・ジョンソク(カン・チョル) ハン・ヒョジュ(オ・ヨンジュ) チョン・ユジン(ユン・ソヒ) オ・ソンム(キム・ウィソン) イ・テファン(ソン・ドユン) ●視聴:2017.1.7-1.20 衛劇 |
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●Intoroduction: レジデント1年のオ・ヨンジュの父は人気ウェブ漫画「W」の作家。 ある日父が書斎から突然消え、父を探していたヨンジュは「W」の世界へと引っ張り込まれた。 目の前に多数の刺し傷を受けて横たわる主人公カン・チョルを助けたヨンジュは、 それが漫画のストーリーとして進んでいると知り愕然とするのだった。 |
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レビュー 1-4話 5-7 8-10 11-16完 |
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漫画の主人公と恋に落ちるヒロイン 異次元をまたぐサスペンスとロマンス |
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11話くらいまではどっぷりハマリ倒していたんですが、 徐々に設定がごちゃついてきたというか、 後半無理矢理に感じる展開が続き集中力が低下してしまいました。 それでも、イ・ジョンソクは素敵だし、ハン・ヒョジュは愛らしいし、 最後まで彼らの演じたキャラクターたちの人生を見ていたいと感じました。 なかなかイレギュラーな設定を形にしてあるので、 ファンタジックな部分がもとで起こるエピソードの一つ一つが面白い反面、 複雑に展開させてしまえば収拾が難しくなる、という一面も。 漫画の世界で起こることを操作できるという設定がある分だけ、 どういった方向へも展開させられるという強みと弊害が存在します。 実際、より劇的なクライマックスへと運ぶためだったのか、 激しく攻防を繰り返す中で、漫画の世界と現実の世界を行き来する、あるいはさせることの 一定のルールが複雑化してしまっていました。 ラストは二人のハッピーエンドへと持って行ってあったのですが、 なんだかちょっと腑に落ちない部分が残ってしまって、 純粋に”あ~良かった~”と素直に思えてないのがもったいないです。 とはいえ、見始めてから11話くらいまではすごい勢いで見ました、面白くて。 それでも、後半はあれはどうなってるの?とかどうなってそうなったんや? なんて深く追求せずに見れば とても素敵なファンタジーサスペンスロマンスだったと思います。 |
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2017.1.20 16(最終)話まで③無理矢理感はあるけど、まぁ 真犯人を自分として描いたお父さんソンムさんは、 実態を得た真犯人に存在自体も乗っ取られ、漫画の中でもそして外でも影響をうけます。 ヨンジュが図らずもカン・チョルの世界に持ち込んでしまった、 カン・チョルの夢として処理した二人の出会いのシーンと そのいきさつを描いた漫画を読んだカン・チョルは、漫画の世界と現実の世界の存在を知りました。 物語の外に出たり、また戻ったり、はたまたほかのキャラクターを呼んだりすることができる、 一定のルールに気づき最大限利用することによって二つの世界を行き来し始めたカン・チョル。 真犯人を捕まえることに成功するも、失敗したり、 また悪役キャラの議員が動いて、予期せぬ展開を招いてピンチに陥ったりと 簡単にはいかないまま、カン・チョルは筋書き通りに事を運べず、 殺人の逃亡犯となってしまいます。 再び愛をはぐくんだヨンジュが銃弾に倒れ、漫画の世界で生き返らせるなど、 漫画独自の世界感を利用し愛する人を守ろうとします。 けれど、カン・チョルは命をかけてヨンジュ、そして親友を守った末命尽きラストを迎えました。 ヨンジュを一度は失ったソンムさんは、自らが真犯人として消えてなくなることを選択し、 物語がラストを迎えたその後の設定を準備していました。 カン・チョルは物語の中で2年を過ごし、 現実世界ではまだカン・チョルを失った悲しみから癒える術もないヨンジュの元へ。 漫画の世界に戻ることのないカン・チョルと今後普通の人生を歩む希望を抱く二人です。 |
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2017.1.11 10話まで④なるほどな~ チョルが、自分の生きる世界が虚構だと気づいたとき、 ソンムさんが存在だけをにおわせた”真犯人”もまたそれに気づきました。 カン・チョルの人生は真犯人を捕まえることがゴール。 真犯人もその目的のためにカン・チョルと相まみえることを待ち続けていました。 現実世界にまで足を踏み入れた真犯人は設定どおりチョルの家族ヨンジュを狙い、 その目的に気づいたチョルはヨンジュを守るために ヨンジュと出会ってからのすべては”夢だった”という設定にしてほしいと願いました。 同じころ、ソンム先生もまた、真犯人から襲われます。 ヨンジュが危険であること、真犯人をチョルに捕まえさせて 物語を本当の意味で終結させる必要があると気づき、物語を再スタート。 けれど、ソンム先生が整合性をとって真犯人の顔として描いたのは自分の顔。 しかし、すでに意思を持ち始めている真犯人は 顔を得たことで暴走をはじめ、ソンム先生を操り、物語すら自在に進め始めました。 なぜかまた「W」の世界に引き込まれたヨンジュ。 愛するチョルを前にしても彼は気づいてくれない。 そんなときに真犯人による銃撃で十数名が亡くなる惨劇が発生。 脈絡のない動きをソンム先生に描かせる真犯人は神出鬼没で、 誰にもその行方はつかめない。 10年ぶりにチョルに現れたぞと語った犯人の言葉から、 10年前犯人としてチョルを逮捕した当時検事だった議員の立場が悪くなりました。 そんな議員に手を貸したのは真犯人。 真犯人はチョルを破滅させるために、チョルが慕うヒョンソク先生を脈絡なく銃殺。 チョルの手に突然銃が現れ、犯人にされるという展開に。 説明不可能な事態に、とりあえず逃げることを選んだチョル。 逃走中に撃たれけがを負ったチョルを助けるのはヨンジュでした。 お父さんが狙っていたハッピーエンドの物語は失敗に終わったと気づいたヨンジュ。 チョルを助けた謎の女医キャラとなったヨンジュは、 またチョルに突然のキスで”つづく”を得て現実世界で事態を確認するつもりです。 なるほど、こうしてヨンジュは新たな登場人物として認識されました。 危険であることには変わりはないけれど、ヨンジュはチョルを守ることを厭わない。 と同時に、真犯人に乗っ取られたお父さんを救う道も模索することになりそうです。 |
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2017.1.8 7話まで④ハマってます いいな~やっぱりロマンスが来ると俄然本領発揮するイ・ジョンソク。 とはいえ、6話までは辛い展開でした。 自分が漫画の主人公で、自分がいかに辛酸をなめてきたか、 なのに殺そうとした原作者オ・ソンムさんへの許せない思いを 直接会って吐き出したカン・チョル。 けれど、オ・ソンムさんにしてみればすべて自分が定めたキャラクター設定で生きる カン・チョルを、一人の人間ではなく、ただの創造物だとあしらいます。 そもそも実体を持った姿で現実社会に現れるなんて予想外。 チョルがこの物語を終わらせるには、家族を殺した真犯人を見つけ出し 捕まえることが絶対の条件。 けれど、ソンムさんはその事件はヒーロー誕生のきっかけとして描いただけで、 犯人の設定はなく、その伏線すらもちろん準備せずに物語を書いてきたといいました。 口論の末、チョルのまぎれもない苦しみも絵空事と否定したソンムさんは 漫画の世界から持ち出された銃でチョルに撃たれました。 わずかに心臓を逸らしてあったため、命は取り留めたけれど、 人を撃ったチョルはヒーロー失格との烙印を自ら押して漢江に身を投げ 物語は終わりを迎えました。 世間は大騒ぎ。けれど、本当のことを語れないヨンジュたちは ソンム先生が心労を重ねて自殺未遂したということにして発表しました。 ただ、漢江に沈んだままのチョルを思うと苦しいヨンジュ。 チョルを愛してしまったヨンジュはチョルを助けられるという感触を得て お父さんが海外旅行に行ってしまったこともあり、 助手だったスボムさんと物語の続きを描くことに成功。 漫画の中ではもう登場人物の一人であり、ヒロインとなったヨンジュは 都度物語に引き込まれ、そこで愛するチョルといられることに幸せを感じています。 カン・チョル襲撃の最有力容疑者として服役しているヨンジュを、 アメリカで極秘結婚していた妻であるとの身元を準備し釈放。 すでに相思相愛となっている二人のロマンスが展開しています。 しかし、ここに、作者であるソンムさんもヨンジュも知らない 謎の存在がチョルに絡んできました。 チョルに姿を見せない男の声は、家族を殺したのが自分であること、 新たにできた家族=妻ヨンジュをまた狙うという脅迫をしてきました。 この謎の男の真の目的は何なのか、そもそも物語のどこかに描かれていたのか? 「W」の世界と現実世界の境目があいまいになっていきそうです。 |
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2017.1.8 4話まで③結構面白い 漫画「W」の主人公カン・チョルが生きていると気づいた作家がそれに怖れをなして 主人公を殺して終わろうとすることから始まった不思議な物語。 作家の娘ヨンジュが実際に漫画の世界へと引き込まれ 3Dの生きているカン・チョルと接触し彼の恩人となって関係が深まりました。 そもそも、”キャラクターが生きていて、 「W」の世界と現実の世界を特定の人間だけが行き来できる といのが本作の一大ポイントです。 カン・チョルは脈絡なく何度も突然命を狙われ、 犯人の手がかりが一切つかめないことをここ最近ずっと不思議に思っていました。 それはもちろん、ヨンジュのお父さんが一刻も早くカン・チョルを死なせて 物語を終えたいと必死になっていたからです。 だけど、医者のヨンジュは傷つき倒れている人がいたら助けたいし、 命を狙われていたのならなおさら助けたい。 相手が実在しないと分かっていても、目の前にいるのは自分と同じ人間カン・チョル。 カン・チョルはヨンジュが自分の存在の意味を知る鍵であると気づいています。 カン・チョルの世界に存在しないヨンジュは身元を明かすこともできず、 有名人カン・チョルの近くにいることで怪しまれ、ついには逮捕・服役へと一直線。 物語からでない限り一生監獄暮らしということで、 カン・チョルからの強い要望で、彼が漫画の世界に生きる主人公だと明かしてしました。 元に戻れたヨンジュだけど、「W」の世界では、 カン・チョルがこれが虚構だと実感してしまったために世界は停止してしまいました。 すぐ近くに異次元への窓が開き、カン・チョルはヨンジュの住む 現実のソウルへとやって来ました。 カン・チョルは創造物だとして生死を操ってきた作家のオ・ソンム作家は カン・チョルから狙われることでしょう。 果たしてこの物語の落としどころはどういったところになるんでしょうね? |