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EXTANT

Note
放送:アメリカNBC
シーズン1 2014年 全13話 / シーズン2ファイナル 2015年 全13話
シリーズ終了
レビュー
シーズン1  シーズン2


HOME海外ドラマのあしあとエクスタント>シーズン2
EXTANT
シーズン2ファイナル
ハマり度☆良かったわ
シーズン2DVD-BOX
●2015年 アメリカNBC  全13話
●製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ
●クリエイター:ゲイブ・サックス ジェフ・ジュダ
●出演:
ハリー・ベリー(モリー・ウッズ)
ピアース・ガニォン(イーサン・ウッズ)
ジェフリー・ディーン・モーガン(JD・リクター)
●視聴:2016.5.21-6.1  WOWOW 
●イントロダクション:
モリーは直前の6か月間に起こった様々な出来事から
精神を癒す必要があるという診断を受け、施設で療養中。
しかし、療養とは名ばかりの強制収容所から、
一向に出ることがかなわない現状に、
モリーは陰謀説を抱かざるを得ず、脱出を図る。
世間ではあの胞子によるものではないかと思われる
ある”事件”が続発していた。
S2ファイナルレビュー
1話  2-3  4-5  6-9  10-13  完
地球外生物やAIとの共存は可能か
親子愛を軸に描かれた、秀逸なSF
終わっちゃったかぁ~。
きちんと完結はしていた、まじめでエンタメ性も保持していたドラマでした。
ただ、物語はまだまだ続くよ、という余韻は残してあり、
見てみたい気もします。

さて、本作はストーリーやキャストだけでなく、
美術や映像などなど、シーズン合わせて26話分も映画を見ているんじゃないか
というほど見事な作り込みと仕上がり。
総製作費はいったいいかほど?と聞きたくなるほど。

物語のテーマは、スティーブン・スピルバーグ監督らしく
近未来の予想図がリアルに描かれたSF。
だけど、主人公モリーが母として強い女性として描かれいて、
種を超えた母性を、ヒューマノイドのイーサンや、
地球外生物とのハイブリッドとして生まれたアハドゥとその子孫らに注ぐんです。

こんな未来あるかもしれないな、
宇宙人がただただ理解不能な侵略者ではない可能性もあるな、
などなど、異質なものを警戒しがちな人間の偏見癖を
見直しておく必要があるな、なんて考えたり。

モリー役のハリー・ベリーが一番見事で、
DJ役のジェフリー・ディーン・モーガン、相変わらず渋くてカッコいいです。
そして何より、イーサン。いとおしい子です。


2016.6.1
S2 13(最終)話互いの意思疎通こそが平和

モリーはハイブリッドの体を得て、99%の生物が絶滅した地球上で
生き残れる特性を得ていました。
目覚めてみれば、人類の安全を守る組織はヒューマニクスに乗っ取られ
絶滅を防ぐのは不可能だと判断した中枢のコアプログラム”テイラー”によって
次の人類誕生のストーリーをすら待つという選択肢へとシフトしてしまっていました。

この”テイラー”、今は亡きジョンと相棒だったカルデロンによって
優れた危機管理システムとして政府に採用されていたんですが、
地球外生物の登場や、人類が特殊な進化を遂げること、
そしてそれらが共存する世界などに対する幅のある想定は入っておらず、
地球外生物の殲滅を選択すると同時に、
極端な選択を阻止しようとする人類とも対立してしまう形になりました。

テイラーは任務遂行のためにヒューマノイドを操り、
絶対的である自分の任務を妨げる人類もろとも絶滅させようとしてきました。

それを止められるのは、テイラーを含むヒューマノイドたちの電源を落とすプログラム。
カルデロンからそれを受け取ったモリーたちは
妨害を受け、命を懸けてそれを成し遂げました。

ハイブリッドたちは、ただ地球で生きる道を求めている人類と同じ存在である
と公式に記者会見し全世界へとその現実を伝えたモリー。

自分たちとは異質の存在を恐れることは避けられなかったかもしれないけれど
分かり合えることはできるという。
それは”個性”とも置き換えられる。

ただ、電源が落ちがあと、万一のためにと開発者であるジョンが
ファイアーウォールを入れておいたイーサンはリカバリできました。
それと緊急リカバリしたヒューマノイドがもう一体。
ラスト、コーヒーショップで買い物をした男性の名は”テイラー”。
自らも生き延びる方法を準備していたのかもしれないですね。

2016.5.26
S2 9話まで大転換を始めた物語

静かに隠れていたハイブリッドたちのコミュニティに
モリーとJDはたどり着きました。

もはや彼らは種を増やすときに母体を死なせるようなことはなく
地球で適応した生命体へと進化しており、
切に共存を願っていました。

モリーはそれをGSCに伝えたのだけれど、届かず、
ルーシーのデータをまんま移植されたヒューマニクス兵士を量産。
コミュニティを襲撃し、出来上がっていたウィルスが撒かれ
多くのハイブリッドたちが命を落としました。

ウィルスにやられたのは、ハイブリッドへと近づいていたモリーも同じ。
息子アハドゥは死の間際、ハイブリッドにも
暴力的で悪意のある者もいるから気を付けろと言い遺しました。

そんな悪意のあるハイブリッドの一人が生き残り、
ウィルスにやられたふりをしてGSCに移送されたのち、
生き残った仲間を連れてGSCを内部から襲撃し返してきました。

リミッターの効いていないルーシー型ヒューマノイドが暴走の兆しを見せ、
手遅れになる前に手を打つつもりだったジュリーとチャーリー。
でもハイブリッドの襲撃に対応するのが先となりました。

親子の記憶を取り戻した矢先にモリーの危篤を知らされたイーサン。
息子の叫びはモリーをこの世に連れ戻せるでしょうか?

2016.5.25
S2 5話までルーシーも動き出す

GSCは人と地球外生物のハイブリッド達を排除するため、
ハイブリッドだけに効果がでるウィルスの開発と、
幻覚作用などの攻撃を受けないヒューマノイドの投入の準備を進めています。

ウィルスの開発はどうやら専門であるモリーの分野らしく、
GSC司令官のトビーはモリーが必要との判断をしています。

ヒューマノイドのルーシーは、町中に紛れていたハイブリッドを
温度センサーで感知し、一撃で倒し、実戦は成功しています。

さて、記憶を修正されたものの、
イーサンは蓄積してきた母親モリーのイメージを消すことはできず、
とうとうモリーにたどり着きました。
当然親権を取り戻そうとしたモリー。うまくいきました。

でもモリーは時々記憶を失い、
目覚めたら情事があったらしい様子ということが多々あり不安が募ります。
実際、ハイブリッドの彼らのように、
人に幻覚を見せられるようになってしまっています。
モリー自身がハイブリッド化してるみたいです。

モリーを心配してくれるJDは
夫ジョンの死因となった車の誤作動について調べてくれています。
ジュリーと政府関係者との間での陰謀を疑っています。

2016.5.22
S2 3話まで着々と進んでた

モリーはJDと共に捜査を始め、
亡くなった女性たちがお腹の子の父となる男性と出会ったという
バーを突き止めました。
声をかけてきたのは30歳ほどのアハドゥと名乗る男性。

実のところこの男性は、モリーが死んだと聞かされていた”息子”。
死んだと思われたあの子はその後脱皮を繰り返し、
5か月足らずで30歳ほどに育ち、人間との混血を生み出し続けていました。

やはり女性たちのおなかを破っていたのは、その胎児たち。
彼らは、この方法でハイブリッド種として地球上で暮らすため
数を増やしながら計画を着々と進めていました。

事件とは別に、アハドゥを追っていたGSCは
このバーにいる彼を無人爆撃で仕留める作戦を決行するも失敗。
息子に会っていた訳を知りたいGSCにつかまったモリーは
逆に息子を抹殺する依頼を受けてしまいました。

でもやっぱり撃てなかったし、アハドゥに撃たせてもらえなかった。

一方、イーサンはお父さんを亡くし、お母さんとももう会えないと知り、
孤独に打ちひしがれて自殺を試みるほど。
イーサンを愛しているジュリーは、彼の心を軽くするために、
モリーの記憶を消し、ママははジュリーだ、とする記憶へと改ざんしました。

でも、イーサンはすでに複雑に進化しており、
時折モリーという女性の記憶がよみがえったときには
フリーズを起こして倒れるようになってしまいました。

ジュリーはイーサンの研究をつづけるために、
政府主導のヒューマノイド兵士の開発を行っていて、
新たに生まれた少女型のルーシーはかなりのレベルに仕上がっています。

ただ、ルーシーも性能が高いゆえに若い女子的な言動まで見せ、
ジュリーは時々手を焼いている感じです。

2016.5.22
S2 1話まで前シーズンの記憶を辿りながら

それにしても展開が早いんです。
まぁ本作は今シーズン13話で完結させるということで
情報量がどうしても多くなるのでしょうね。
ついていかなきゃ(爆)

さて、モリーは精神不安定ということで収容所の中。
この直前6か月、モリーには辛い出来事が一気に押し寄せていました。

まずは地球外生物との”息子”。
彼はある民家で命を落としたと聞かされ、
地球には地球外生物は来てすらいないと公に偽証したこと。

ただ、それを先導していたGSC(世界安全保障委員会)が、
先のクライシスから救ってくれたヒューマノイドのイーサンを
ようやく再生できたタイミングでジョンとモリーから奪っていったこと。

そして、夫の裏切り。
今はもう清算したというものの、宇宙への13か月に及ぶ単独任務中に
夫が助手のジュリーと不倫関係にあったと知ってショックを受けたモリー。
そんな夫が、イーサンを取り戻そうと奔走中に
事故に見せかけた暗殺ともいえる状況で亡くなっています。

実際、怒りと動揺もあったものの半年静かに療養していたモリー。
にもかかわらず、あれこれと理由をつけて出してもらえないことから
国家における重大な秘密を多く抱えているからこその
裏のある強制収容だろうと判断し、脱出を試みています。

ちょうど巷では、モリーがアルーナ号の乗組員が遭ったのと同じ
独特の妊娠状態だった女性がお腹を破られ死亡している事件が頻発しており、
政府よりも実情を知っている自分が動くと決めました。

事件現場の一つで、歩合制で働く特別捜査官JDと出会い、
事件真相に迫ろうと動くことになりました。

それにしても、その女性たちから”胞子”の子が生まれ落ちているのかしら?
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EXTANT
シーズン1
ハマり度☆SFエンタメだが
DVD-BOX
●2014年 アメリカNBC  全13話
●製作総指揮:スティーブン・スプルバーグ
●クリエイター:ゲイブ・サックス ジェフ・ジュダ
●出演:
ハリー・ベリー(モリー・ウッズ)
ゴラン・ヴィシュニック(Dr.ジョン・ウッズ)
真田宏之(ヒデキ・ヤスモト)他
●視聴:2015.8.1-8.7  WOWOW
●イントロダクション:
モリーは研究のために単独で13か月を宇宙で過ごした。
帰還後モリーはありえない”妊娠”を告げられた。
原因は不明ながら、
太陽フレアの影響で電子機器に異常が生じた時、
モリーは幻覚とは思えない事故で亡くなった元彼を見ていた。
それは何か関係があるのかどうか・・・・。
S1レビュー
1-3話  4-6  7-10  11-13
近未来、地球外物質(生物)の脅威に立ち向かうSF物語
家族愛と親子愛を濃く絡めてあり高品質
SFゆえの”あれはどうなった?”的な部分は必ずどこかにできてくる。
けれど、本作は親子愛の要素がとても濃くて
描きたいのはそこだ、と分かるため、エンタメSFとして堪能できました。
ラストは子どもの姿をしたアンドロイドがその身を犠牲にして
自分の判断で愛する人を守る姿にうるうる・・・・。

でもね、知っている人は知っていると思うけど、関西ローカルで放送している
「やりすぎ都市伝説」の関くんの新世界の話を思い出しちゃうんですよね。
私にはSFの引き出しが少ないのよ(爆)

それでもアンドロイドや地球外生物と人間のハーフなど
あり得るようで、あったら怖いようで、あったとしたら人間は絶滅の危機に瀕するような内容を
リアルなフィクションとして見せてしまう画力というか表現力があって
すごいドラマでした。
さすがにスピルバーグ監督。

確かに、新環境に根付こうとする種が、
適応を済ませたその地に生きる生命体のアドバンテージをゲットしようとするなんて
スマート過ぎて怖いですよね。

真田広之さん演じる140歳のヤスモトも、未知の物質の存在を追っている富豪役で
綺麗な日本語と和テイストの美術がしっくりくる調度を備えた自宅セットなど
安心して日本をアメドラに垣間見られました。

”子孫”は地球上に存在した状態です。
物語はS2に続くようなので経過を楽しみすることにします。


2015.8.7
S1 13話で物語としてはいい話

オーディンは大人を信用してはいけないとイーサンに不信感を植え付け、
ラボにいる時にシャットダウンされそうになったらこれでSOSの連絡を入れろ
とイーサンに連絡装置を手渡しました。
でもこれは起爆装置。
イーサンに爆発物を仕掛けていました。
もしこれが実行されれば、「アンドロイドが人間に逆らい攻撃を仕掛けた」
というような虚偽のストーリーを世間にばらまき、アンドロイド産業を潰すのが狙いでした。

それに気づいたジュリー。
でもそれを取り出す方法は今のところ見つからず万事休す状態。

そんな時、フランスの基地局が宇宙空間を漂っていたアルーナ号の脱出船を回収し、
セラフィム基地へと送り届けたという連絡を受けました。
アルーナ号にはケイティがいるという話で、
モリーは、ケイティと現在セラフィムで単独任務を遂行中のショーンを
助けに行きました。

セラフィムには”胞子”と呼ばれるようになったなぞの物質が満載状態で、
セラフィムが大気圏に突入し燃え尽きればそれは地球上に降り注ぐことに。

すでに”子孫”は驚異的な成長を続け独り歩きを始めており、
アランのもとを去りモリーに会いに来た折には、
宇宙から自分たちの仲間たちが大挙して押し寄せると告げていて、
モリーはそれがあのセラフィムに満載されている胞子たちだと分かっています。
阻止するしかありませんでした。

セラフィムではケイティの姿をした”胞子”の幻覚がモリーを待ち構えていたんだけど
なんとかそれをかわしてショーンと共に避難機に乗り込みました。
”胞子”に感染したショーンとモリーを地球には戻せないと帰還の命令を無視した機体。
それを動かしたのは”胞子”の感染を受けないイーサンでした。

ISEAの指令基地は”子孫”が入り込んでいて人的機能は全滅。
けれど、イーサンは”子孫”の有機物による感染攻撃は受けず、
メインコンピューターと繋がり、モリーを手動操作で地球に戻す操作を進めました。

オーダーを下すため、イーサンは体内の爆弾の爆発を誘発することも辞さず
生体認識を行うために体温を37度へとあげてモリーを救いました。

イーサンは爆発と共に消え、爆発直前に目前に来ていた”子孫”に逃げろと伝えていました。
”子孫”は”胞子”と人間のハーフとして地球上に存在し、
”胞子”のように人に幻覚を見せ、
時には人の精神を破壊するような器官か何かを喰らって成長していくようです。

モリーは無事帰還ができ、ある日通信機器からイーサンの呼びかけが。
物語はまだまだ続くようです。

2015.8.6
S1 10話まで解き放たれたのか

ケイティのメッセージを見たモリーは、
胎児を奪ったのがアランとクレイプールという鉱石を扱う企業だったのではと判断し
自ら答えを求めて動き始めました。
アランがあの胎児を隔離し、人工保育器のようなもので管理していたのは
クレイプールという会社所有のビルの地下。

そこでは成長を始めた胎児通称”子孫”が研究者たちを幻覚で排除し
アランを使って巧妙に外へと脱出していました。
この”子孫”は母であるモリーを助けようとするなど、
まるで親子の情があるかのようなメッセージや現象を引き起こしています。

”子孫”は人の望む幻覚を見せながら人の何かを喰らって力をつけるらしく、
喰らわれた人は理性も個性も失い”子孫”に操られ、まるでゾンビに。

アランは”子孫”が亡くなった人の魂のようなものをこの世に連れ戻し
再現させてくれているのだと信じています。
触れることができている(と思っている)娘ケイティを
ただの幻覚だとは信じられないし信じたくないんでしょうね。

”子孫”連れて行かれ、アランに裏切られた形になったヤスモトは
ジョンから助けを求められたことを利用してモリーを動かします。
ヤスモトは、未知の生命体の持つ何かが
ヒトの命を伸ばす可能性を探ろうとしていました。

お腹にいた子に会いたいモリーと、永遠の命を望むヤスモトの利害は一致。
しかしモリーもジョンも違和感を察知し
ヤスモトも信用してはならないと判断しました。

さて、イーサンのもう一人の産みの親ともいえるジョンの部下ジュリー、
その恋人オーディンはちょい悪な魅力のある男。
成長時期的に思春期に差し掛かっているイーサンはオーディンに感化されそう。
でも実は彼アンドロイド反対派のコアなメンバーで
意図してジュリーに近づいたようです。
イーサンが危険。

2015.8.3
S1 6話まで謎が一つ見てきた

これがドラマとはね~豪華やね~

職場のIAEA局長のアランから、あの不可解な妊娠の真相が、
”宇宙空間での妊娠を実験するためにISEAの医療班がモリーに無断で
不妊治療用に用意していた夫との検体を利用した”ためだった
と謝罪され一度はその話を信じます。

でも友人の婦人科サムからそんな検体の依頼も実験もなかったことを聞き、
何らかの危険を察知したモリーは夫とイーサンと共に実家に避難しました。

けれどイーサンが失踪してしまい、捜索中に何者かに拉致されたモリー。
見つかった時にはお腹の子はいなくなっていました。

アランがその胎児を厳重なラボで育成中です。

モリーは微生物の研究で利用されるフィルター機能を使い
あの時宇宙で自分が遭遇した”マーカス”がなんだったのかを調べると、
何か微粒子のような物質がモリーに迫る様子が・・・。

モリーより先に単独任務に向かい、戻ってから幻覚を見たと語り失踪していた
クライガーという元同僚が、
当時何らかのSOSが発せられていた可能性のある通信を、
ISEAに侵入して入手しました。

その通信映像にはアランの娘ケイテイによるメッセージがありました。、
何らかの物質に侵されたメンバーたちが幻覚を見、
共に殺し合いをしているというアルーナ号の惨状が語られ、
彼女のお腹にはモリーのように胎児がいた証である
謎の文様が浮かび上がっていました。

公には彼女の乗っていたシップは火災で焼失したとされていたけれど
どうやら回収不能だったようで、
”この汚染物質を地球には持ち帰れないから宇宙の果てへとその身を投じる”
というケイティからの別れのメッセージで締めくくられていました。

アランは娘が侵された謎の物質を
モリーに地球へと持ち帰らせるためにあの単独任務に就かせたのでした。
その目論見は成功し、モリーのおなかにいた胎児はアランの手の中に・・・。

一方、拉致されるときにシャットダウンされたイーサンが、
再起動を完了して以来進化を見せていることが分かりました。
イーサンが謎の生物に対する救世主となるのか、期待しちゃいますね。

2015.8.1
S1 3話までクオリティがすごい

設定に則した映像美術、技術、そしてハリー・ベリーの演技!
ほぼ映画だね、もう・・・。すごいです。

宇宙ステーションで13か月の単独任務を終えたモリーが
帰還後妊娠していることが分かり、
あり得るはずのないことが起こった謎が物語をけん引しそうです。

モリーは帰還も近い頃、太陽フレアの影響とやらで
電子機器の異常が発生した折に、亡くなった元彼マーカスを見ました。
受け答えは怪しいものの実体をもち触れることすらできた彼。
気を失い、目覚めた後に録画映像を確認したら彼の姿は映っていない・・・。
妊娠がこのときの事と影響があるのか不安なモリー。

モリーには夫ジョンと養子イーサンがいて、
ジョンは人工知能をもったアンドロイドの研究の第一人者で、
イーサンがまさにその第一号試作品アンドロイド。
大企業”ヤスモト社”の経営者ヤスモト氏からの個人融資を受けることに。

イーサンは人間の子供のように経験を通じて学習を経ることで
人工知能の成長を達成させており、
すくすくと愛情を受けて”情”や”倫理”、”道徳観”までをも学習し育っています。

けれど今ヤスモトが興味を持っているのはどうやらモリーの方。
モリーの妊娠、幻覚、それらは何か別の人々の研究対象なのかも・・・。
もう夫以外は誰も信じられない状況になってきました。
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