HOME海外ドラマのあしあと>ツインピークス TWIN PEAKS
TWIN PEAKS

Note
クリエイター:デビッド・リンチ マーク・フロスト
放送:アメリカABCネットワーク
シーズン1 1990年 8話 / シーズン2 1990-91年 22話
シリーズ終了

*映画「TWIN PEAKS:Fire Walk with Me」で完結
*2017年には、限定的な続編となるTWIN PEAKSがShowTimeにて放送予定
レビュー
シーズン1  シーズン2中断


HOME海外ドラマのあしあとツインピークス TWIN PEAKS>シーズン2ファイナル
TWIN PEAKS
シーズン2
S2 15話(通算23話目)
でリタイヤ

ツインピークス
完全なる謎Blu-rayBOX
TVシリーズ(全30話)+劇場版
リンチ監修オリジナルTシャツ付
●1990-91年 アメリカ  全22話 
●出演:
カイル・マクラクラン(クーパー捜査官)
マイケル・オントキアン(ハリー・S・トルーマン)
ダナ・アシュブルック(ボブ・ブリッジ)
ラナ・フリン・ボイル(ダナ・ヘイワード)
シェリリン・フェン(オードリー・ホーン)
●視聴:2016.5.17-    WOWOW

●Story
ローラ殺害容疑者の一人ルノーを逮捕したその夜、
クーパー捜査官はホテルの部屋で何者かに撃たれた。
身動きできない中、クーパー捜査官は現れた巨人から
3つの言葉を受け取った。
捜査の進展の中、折々で言葉の意味が判明。
その時は捜査の方向性が間違っていないと教えてくれているようだ。
S2レビュー
1-8話  9-13

ローラの事件にいったん決着が着き、
クーパー捜査官の因縁の相棒ウィンダムとの対決へと物語は展開中。

程よい遊び心も満載ではあるけど、その辺はあんまり楽しめない私。
ウィンダムの件もその他皆さんのエピソードも
どうなるのか気にならないという状況になりました。

視聴が一向に進まないのでこの辺で。
続編が面白そうならもう一度通算24話目から再チャレンジでもしますね。

2016.5.20
S2 13話(通算21話目)まで新たな展開へ

前回のレビューの次の回で、なんとローラ殺害事件が一段落しました(爆)
やはり、ボブは悪霊のような肉体を持たない邪悪な存在でした。

ボブはローラを狙って早い時期からリーランドに取り憑いていたようで、
ローラは父の所業の中にボブの存在があることも理解しており、
傷つき続けてきた彼女は非日常である世界へ助けを求めながらも
ボブでないときの父を理解し受け入れてきたことが分かりました。

ただ、この辛さから自分や父が脱却するには
麻薬やほかの男に抱かれたり、自らを傷つけることでは叶わず、
悲しいかなボブが執着している自分が死ぬしかないと思っていたようです。

非科学的な事象をも受け入れてゆくクーパー捜査官だからこそ
真相にたどり着けたそんな事件でした。

リーランドから抜け出したボブ。
残されたリーランドはボブとしてしてきたすべての記憶を知ることとなり
あまりの絶望に耐え切れず、ショックからの自傷行為が高じてこの世を去ってしまいました。


さて、、一つの事件が幕を閉じたものの、クーパー捜査官は
カナダ側に立地する「片目のジャック」捜索が引き起こした
麻薬取締チーム(DEA)の捜査妨害で一時的にバッヂを取り上げられてしまいました。

DEAが追っていたのはルノー兄弟の長兄ジャン。
クーパー捜査官は自分に届く捜査情報をもとにDEAと協力して解決できました。

そのほか、ボスから逃げてきたジェシーを召使としてこき使うキャサリンだけど、
突然死んだはずのキャサリンの兄、つまり、ジェシーの夫が登場しています。
あれは霊とかキャサリンの幻視でなければ、ジェシーのボスに復讐するために
妹と大掛かりな作戦を遂行中っていうことです。なんでもあり感・・・。

で、キャサリンに製材所の土地も、開発予定だったゴーストウッドも
取られちゃったベンは引きこもり中。

自殺未遂からよみがえったエドの妻ネイディーンはなぜか
過剰アドレナリン状態が続いており怪力キャラに・・・。
記憶が18歳のところから消えていることもあり、今は高校に通っています。

他、ローラに続いてマデリーンまで死んだことで気持ちを整理するため町を出た
ジェームズは、車が故障した美しい人妻の家に滞在中。
純粋なジェームズ、何か妙なトラブルに巻き込まれています。

2016.5.18
S2 8話(通算16話目)まで面白く見てます

事情があって一気に8話まで。なるほどいろいろと見えてきました。
その前に、撃たれたクーパー捜査官、防弾チョッキのおかげで
致命傷は免れたものの、骨にひびが入っていてかなりつらそう。
それでも捜査は続きます。

撃たれ身動きできない中、クーパー捜査官は
現れた巨人から3つの言葉を受け取りました。
捜査の進展の中、折々で言葉の意味が判明。
その時は捜査の方向性が間違っていないと教えてくれているようです。

勝手に「片目のジャック」に潜入したオードリーはベンを恨む支配人と
クーパー捜査官を恨むルノーの兄に利用され人質にされました。
無事クーパー捜査官に助けられたものの、
このことでベンがローラと寝ていたと判明しベンが犯人として急浮上しました。

一方で片腕の男の証言で、謎の男ボブが犯人との可能性は限りなく高まり
男の行方を追うことに。
独自で動いていたドナが、ローラの本心を記した日記を持つ人と知り合い
最終的にクーパー捜査官の手元に来ました。
そこには、ボブ、ベンについての情報の裏付けとなる記述があり
まずはベンが逮捕となりました。

存在は確実にしているはずのボブが見つからない・・・。

そんな中、ローラに瓜二つのマデリーンが地元に帰ることになり、
その夜ローラの父リーランドに異変が。
マデリーンを手荒に引き止めたかと思うと激しい暴力を浴びせる姿は
ボブとシンクロしていて・・・。
ボブは悪霊。リーランドに憑依しているようです。

唯一疑われないリーランドの体のまま動き回るボブは、
車のトランクにマデリーンの遺体を積んでいます。

さて放火で工場が燃え、キャサリンも見つからず死亡とされ
開発に乗り出そうとするベンに、土地の売却代金を迫ったジェシー。
上海から、組織の迎えと思しき男が来ており、
ジェシーはベンから500万ドルの小切手を受け取り去りました。

ただこの小切手、生きていて変装して戻ってきたキャサリンからのもの。
無価値なんじゃないの???
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HOME海外ドラマのあしあとツインピークス TWIN PEAKS>シーズン1
TWIN PEAKS
シーズン1
ハマり度☆次が気になる
ツインピークス
完全なる謎Blu-rayBOX
TVシリーズ(全30話)+劇場版
リンチ監修オリジナルTシャツ付


*注:シーズン2のレビューで紹介
しているBOXと同じものです
●1990年 アメリカ  全8話 
●出演:
カイル・マクラクラン(クーパー捜査官)
マイケル・オントキアン(ハリー・S・トルーマン)
ダナ・アシュブルック(ボブ・ブリッジ)
ラナ・フリン・ボイル(ダナ・ヘイワード)
シェリリン・フェン(オードリー・ホーン)
●視聴:2016.5.11-5.17  WOWOW

●Story
世間から隔絶された地理的条件のツインピークスで
残忍な殺人事件が発生。
FBI捜査官デイル・クーパーが派遣され、捜査に当たる。
細かな物的証拠はあるが、犯人につながる決定的なものはなく、
人間関係が複雑に入り組む地元の人々を観察しつつ、
事件の真相を探っていくのだった。
S1レビュー
1-4話  5-8
事件と関係あるのかないのか
そんなカットやシーンを盛り込みつつ物語に厚みが増す
一気に見てしまえばいいのでしょうが、
本国での放送当時は、この8話でシーズンを一度終えたということで、
その気分を味わいながら見てみました。

まだ何も解決していないし、これからという布石も満載なところで終わっているので
これは先が気になって、4か月後スタートとなったS2への話題性は大きくなっていたでしょうね。

当時、1つのジャンル名ではくくれないり独特な本作への評価は高く、
かなりのヒットだったことは有名。

高校生で殺害被害者となった清純なローラが、
実は麻薬や売春、アブノーマルなセックス等に関わっていた気配が伺え、
これを発端として、外部からやってきたクーパー捜査官の目に、
ツインピークスの住人たちの裏の顔が浮き上がってくるのでしょう。

それでは続きを見ていきます。


2016.5.17
S1 8話まで様子見のシーズン1だった?

ローラの死を捜査しているクーパー捜査官は着実に犯人に向かっている様子。

犯人3人の男のうちの2人はおそらく、
この街にカナダ国境を越えてやってくる麻薬売買を仕切るレオと
「片目のジャック」という男性向けナイトクラブのカジノでディーラーをしているルノー。

クーパー捜査官以外にも、ローラと秘密の恋人だったジェームズと
親友だったドナは、ローラそっくりの従妹マデリーンに協力してもらい、
精神科医ジャコビー先生の所持する彼女の本心を語ってた録音テープを入手しました。

表面的なローラ恋人だった不良のボビー。
彼は、レオンのもとで高校生に麻薬を売る売人で、ローラは麻薬をボビーから入手していたようです。
綺麗でまじめで清純だと思われているローラの影の部分を知る人物です。
このボビーはレオの妻、シェリーと不倫関係。レオは怒り狂ってシェリーを殺害未遂しています。

地元資産家のベンを父に持つ物おじしない美人のオードリー。
彼女はクーパー捜査官への恋心から独自の捜査を進めていて、
なんと、核心につながる鍵と思しき、「片目のジャック」への潜入に成功しています。
カジノだけではなく売春もしているこの店のボスが、
お父さんであると気づきました。

このベン、曲者過ぎるんですよね~。
地元産業である製材工場を夫から相続した寡婦ジョシーを目の敵にする
義理の妹キャサリンと肉体関係を持ちながら、工場を奪う算段をしていました。
だけど、それに気づいたジョシーは彼女に多額の保険金をかけていて・・・。
そう、ジョシーは不倫現場を写真に抑えて脅し、ベンを味方に引き入れていました。

そのジョシー、殺人罪で服役し仮出所してきたノーマの夫ハンクともつながりあり。
製材所は放火とわかる形で燃やされ、保険金を得るつもりのようですが・・・。

クーパー捜査官がホテルの部屋に押し入ってきた何者かに撃たれました。
大丈夫なのか?
様々なエピソードも、最後はローラパーマー殺害事件の解決へとつながるのでしょうか。

2016.5.13
S1 4話までカルト的な人気の意味が解った

伝説のカルトドラマと呼ばれる本作。
2017年には続編が放送されるということで、一度おおもとを見てみることに。

登場人物が多いものの、かなりのキャラ立ち具合で
4話までで顔と名前も一致し相関図が理解できるほど。

閉鎖的な町の弁護士の娘ローラ・パーマーが殺害され、
経験豊富なFBI捜査官クーパーが捜査に派遣されてきます。
クーパー捜査官は、犯人はこの町の人間だと断言していて、
では一体誰が犯人なのかを追っていく展開です。

この事件は連続殺人の可能性が高く、
犯人は名に”J"のつく者。
候補は何人かいて、細かな物的証拠はあるものの決定打がないんです。

さて、本作がカルトドラマと呼ばれ、
コアなファンを獲得した斬新な作品と呼ばれた所以は、個性的な登場人物たち以外に
あちこちにちりばめられたストーリーとは直接関係あったりなかったりの
小遊びシーンでしょう。

主人公であるクーパー捜査官自身、行動学を身に着け、観察力にも優れている一方、
彼のこだわりが前面に出ちゃう言動をします。
科学的なのかそうじゃないのか?というようなシーンもあったり。
それと同じように、ほかのキャラクターも、
なかなかにあり得ない行動をとっています。
それすら、何かの布石かもしれないと思って見ちゃうんですよね(爆)

日本ドラマで言うと”クドカン的”、韓国ドラマでいうと”イム・ソンハン的”というか。

閉鎖的な町であるがゆえの、どこか謎めいた秘密が眠っていそうな雰囲気もあり、
サスペンスに程よいユーモアが混じっています。
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