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青い海の伝説 ハマり度☆良かった
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●2016-17年 韓国  全20話
●演出:チン・ヒョク
●脚本:パク・ジウン
●出演:イ・ミンホ(ホ・ジュンジェ)
チョン・ジヒョン(人魚 セファ/シムチョン)
イ・ヒジュン  シン・ウォンホ
●視聴:207.11.6- 12.15

●Story
朝鮮時代、幼い友情から恋へと変わった人魚セファと
両班の息子タムリョン。しかしタムリョンは婚姻が待っていた。
現代、腕のいい詐欺団で荒稼ぎするものの悪い相手に追われてスペインまで逃げてきたジュンジェ。
そこで宝物級の腕輪を持つ女性と出会い腕輪を狙うのだが、それは人魚。
人魚はジュンジェに恋をし、ソウルまでやってくるのだった。
レビュー
1-8話  9-14  ~20話完
人魚とイケメンのファンタジーロマンス
前世の因縁とリンクさせて描く永遠の愛
大型ヒットとなった「鬼~トッケビ」と放送時期が重なり、
定番ファンタジーロマンスの本作は新鮮味がないと視聴率が伸びなかったようです。
でも本作は本作でとても素敵なラブロマンスでした。

人魚伝説をアレンジしてあるのも可愛くて、
人魚の可愛さのベクトルを絶妙なあたりに設定してきたチョン・ジヒョンがまずお見事でした。

嫌みのないイケメンジュンジェをイ・ミンホが。
大人の魅力が出はじめたイ・ミンホがチョン・ジヒョンと共演することで
次のステージに進んだ印象。

前世の因縁とリンクするという設定がわりと好きなのでそこも楽しく見ました。

人の記憶を消したり戻したりできる人魚の能力や
心の声が聞こえる人には駄々洩れサトラレ状態など、
ロマンスを複雑にしたりストーリーの方向性を決めるキーの役割を果たしたりと
フィクションならではの味付けでした。

永遠の愛を語る甘いラブロマンスが見たい時にはおススメの作品です。
  

~ネタバレあらすじ~



2017.12.17
20(最終)話までステキやん

シムチョンのおかげで母と巡り合えたジュンジェ。
マ・デヨンを調べていて常にデヨンとかかわりを持ち続けていた謎の女が浮上し、
それが自分と母を追い出した継母ジヒョだと判明したことで、
お父さんの命が危ないことが分かりました。

ジュンジェが母と再会し、会長の実子として姿を現したことで危機感を覚えたジヒョは
最後の手を下し、ジュンジェが駆け付けた時にはお父さんは世を去った後でした。

ジヒョが扱っていたのがトリカブトの毒だと掴んでいたジュンジェ達
シムチョンの記憶とアクセスできる能力を使ってその毒が地下の隠し部屋にあると突き止め
ジヒョとチヒョンは逮捕。
二日の拘留期限を凌がれた後、ジュンジェを消したいジヒョとチヒョンをうまく欺いて
決定的な証拠をつかみました。
追い詰められたチヒョンはジュンジェに銃を向け、かばったシムチョンが倒れました。
逮捕されるも隠し持っていた毒であの母のもとに生まれたことを恨みながら自死。
すべての野望が潰えたジヒョ。
デヨンもまた逮捕。直近の記憶とジヒョと出会った幼少期の記憶しか持たないデヨンは
犯してきた幾多の殺人の動機も分からぬまま生きることに。

撃たれたシムチョンは驚異的な回復を見せるものの陸上での回復には限界があり、
戻ってこれるかわからない状態で海へと戻ることに。
シムチョンは親しかったすべての人の記憶を消して去り、
3年後、無事回復しジュンジェの元へと戻ってきました。

自分を覚えていない愛する人々の元に戻っても、築いた関係は見えない。
ただただ意味不明な感情だけを抱く面々。
けれど、ジュンジェは覚えていました。
ジュンジェを想うシムチョンはいつか自分の記憶も消すのではないかと不安だったジュンジェは
事細かにシムチョンとの出来事をつづり続けており、それを読み返し記憶に焼き付けながら
恋しい思いの理由を抱えて待ち続けていました。

シムチョンの願いである公務員として生きることに決めたジュンジェは検事を目指し、
静かにシムチョンと暮らせるように条件に合う海辺の家を用意していました。

前世の悪縁を断ち切ることに成功した二人は末永く幸せにくらしましたとさ、
ハッピーエンド。

2017.11.23
14話まで前世とのかかわりを知る

相変わらず、定番のファンタジーロマンスを楽しんでいます。
チョン・ジヒョンは愛らしいし、イ・ミンホも嫌みのないイケメンで
前世で起こったこと、また未練が残ったことなど、
今世でなすべきことを知る展開となっています。

さてネタバレあらすじ

夢で見るタムリョンという武将が自分であることを確認することとなったジュンジェ。
そして、逃亡中の殺人犯マ・デヨンが自分そしてシムチョンを
狙っていることが分かってきました。

デヨンは夢でみた人魚そっくりのシムチョンが本当に人魚ではないかと思い
確認するために拉致し、またジュンジェはデヨンが前世でも
人魚を狙って邪魔なタムリョンを陥れ引き離そうとしたと知りました。

しかも、前世のデヨンが放った銛から人魚をかばったタムリョンは息絶え、
また人魚はタムリョンに刺さった銛を自分に貫き死んだことも。

一方でマ・デヨンが殺人を繰り返す凶暴性を持ち、
今ジュンジェの命を狙うのかという理由については、
ジュンジェの父会長が遺産をジュンジェに遺せないようにするため
後妻のジヒョ(前の名前)に命令されているからでした。
おそらく、ジヒョの息子チヒョンはデヨンの子の可能性が高いです。

同時にジヒョは過去二人の夫を保険金狙いで殺害した薬を使って
じわじわと会長の体調を悪化させています。
チヒョンはそれに気づき何とかしようとしたものの、母を守ることを選びました。
その地点でジュンジェは敵に。
欲しいものはジュンジェのもの、そう感じるチヒョンは感情を歪めはじめました。

互いが愛し合う仲だと確認したシムチョンとジュンジェ。
ジュンジェは、シムチョンが自分の愛を失えば心臓が止まることを知りました。
シムチョンより先に死ぬことはできないジュンジェ。
刑事さんとともにデヨンを追いつつ、
父に迫る死の危険にも気づくことになりそうです。

2017.11.12
8話まで楽しんでみてます

放送当時は”星から来たあなた”級のヒットじゃなかったことで残念なイメージだった本作。
しかも大ヒットファンタジードラマ”鬼トッケビ”が同時期放送されていたため
何かと比べられて、既視感あるドラマ、ちょっと古いとまで言われてました。

その余韻も冷め、のんびり見始めたのですが、なかなか良いです(^^♪
チョン・ジヒョンもイミンホもいいし、
今はお約束感のあるファンタジーロマンスが恋しかったのでドンピシャです。

さて、ネタバレあらすじ

裏金をため込む金持ちから荒稼ぎする詐欺団の一員ホ・ジュンジェが
執念深い被害者に追われてスペインへ逃亡、
そこで国宝級の腕輪を持つ女性と出会い、腕輪狙いで行動を共にします。
持ち主は実は人魚。ジュンジェに恋をし後にジュンジェを追ってソウルに来ます。

海で溺れかけたジュンジェを助けるために人魚の姿となった彼女は
ジュンジェの記憶を消しました。
腕輪をもらった経緯やスペインで出会った女性の記憶がないため、
ジュンジェは謎の女性が気になります。

ジュンジェに会うため陸に上がった人魚はジュンジェにシムチョンと名付けられ
同居生活をしながら彼から愛されることを願います。
一方ジュンジェもどうやらスペインで出会ったと思しき不可解なシムチョンに
やがて惹かれていきます。

陸に上がった人魚は愛する人から愛されないと2カ月ほどで心臓が止まるらしく、
シムチョンはすでに陸に上がり、愛する人に去られた人魚の男性が
愛する人を待ち、その愛を抱いたまま世を去るという出来事に出会いました。

男性の人魚の元を去ったという女性の話から
種が違うことで例え愛し合うことになってもジュンジェが苦しむ可能性がある
と気づいたシムチョン。愛するがゆえに去ろうと考えています。

一方、ジュンジェは時折朝鮮時代にいる自分を夢に見ます。
その朝鮮時代の人物タムリョンもまた、未来で生きる自分を夢に見ています。

タムリョンは幼いころ出会い恋に変わった人魚セファと大人になって再会し、
セファが陸に上がったことでその愛を成就しようとしました。
しかし、人魚の涙が高品質の真珠になることからセファは商人に追われ
親友も命を落としかけ、タムリョンはどうするか思案中です。

現代のジュンジェの周りには、朝鮮時代深い関係のあった面々が
形を変えつつも似たような関係性でリンクしていてなかなか興味深い。

ジュンジェの父は一代で大企業に育てた実業家だけれど、
幼いころ母と離婚し、子連れのあくどい後妻と再婚した父を見限り家を出ています。
お父さんは実の息子に後を継がせたいと思っているため、
後妻さんはジュンジェの命を連続殺人鬼に狙わせています。

母捜しと再会後の家を得るために始めた義賊詐欺。
お母さんとの接点がすぐそこまでやって来てます。お母さんが先に気づいたわ。
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