「冬」が到来した「ゲームオブスローンズ」の時代から遡ること3-4代、200年前の七王国。
200年後には没落状態となる王家ターガリエン家の継承問題を描く「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン1。
全10話のシーズン1のラストは、続編なしでは許さないぞ!!😭と叫んでしまうエンディングにhabbit泣きました。
相変わらず壮大で、とんでもない人間模様についつい惹かれる世界観。
今回も簡単な作品情報の後、楽しくみた本作の視聴感想をさらりと語っておきたいと思います。
作品情報
予告編
予告編では、主人公となるレイニラの娘時代と、子を持った大人時代が入り混じってクリップになっています。
王子ができなかった王様ヴィセーリスは、最愛の一人娘王女レイニラを後継者に指名し、物語は動き始めます。
忠誠・愛憎・使命・義務、それらがないまぜになった複雑な状況下におかれた彼らの物語。
House Of The Dragonシーズン1の魅力と個性
王家ではあるが、家族の物語
ターガリエン家は、ドラゴンで七王国を統一し王家となった一族。
大地を灰にできるほどの強力な火炎を吹くドラゴンを制御し扱うことができた唯一の一族。
義務と責務を背負い、今世の王ヴィセーリスは人徳をもとに統治していた心優しき王でした。
王子を持てなかった王は、代々の慣習を踏襲せず、娘レイニラを後継者に指名。その意思は強く固かった。
ヴィセーリスの瞳には、娘、そしてやがて結婚して生まれた孫たちを愛おしげに見つめる愛がありました。
彼には、王家の責務を果たしつつも家族が幸せであって欲しいという願いがあったから。
優しさは弱さだと嘯く王弟デイモンですら、どこかで彼の優しさに救われ続けていました。
映像クオリティは言わずもがな
GOTのシーズン1は、かれこれ10年ほど前に。もう!?
あの頃ですら、映像クオリティが高すぎて泡吹いたわけです。
それが、もうどこがVFXなのか、ドラゴンが出てこないとそれが映像技術の賜物であるとは分かりません。
権謀策術よりは情の物語
宮廷ものにつきものの権力闘争、そして戦はもちろんあるのですが、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」からは、常に家族や親しい人・関係のあった者たちへの情が滲み出るような物語になっています。
利害で対立することもあれば、感情がすれ違うこともある。
その時、彼や彼女はどういう気持ちになり、どんな行動を取るのか。
理屈や合理性だけでは割り切れない感情をつぶさに描きこみながら展開した本作は、GOTとは違う楽しさがありました。
ハウス・オブ・ザ・ドラゴン シーズン1は
王女を初めて後継者とした王家
GOTの200年前を描くターガリエン家の継承事情
ハマり度は
4
面白さは間違いない。
久しぶりにこの世界に戻ってきた楽しさで、もう手放しに物語にゆらゆらと乗せられました。
薄い感想で申し訳ないとは思いつつ、「わぁ〜面白かったわ〜」くらい語彙力消えました。
視聴方法(2023.10.2現在)
会員見放題で視聴できるのは
そのほか、下記のサービスなどではレンタルなど有料配信されています。
このほかのサービスについては、公式サイトにてチェックしてみてください。▶︎日本公式サイト
*この情報は2023.10.2現在のものとなります。最新情報は各サービスサイトでご確認ください。