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映画「BIRD BOX/バード・ボックス」視聴感想

BIRD BOX

おはようございます。

好天に恵まれた今日、長男が成人式を迎えました、hobbitです。

ゆうべ、かねてから気になっていたサンドラ・ブロック主演のNetflixオリジナル映画「BIRD BOX/バード・ボックス」を見ました。

スリリングな設定の物語であることは分かっていたのですが一体どんな風に描かれているのか、「幸せの隠れ場所」のサンドラ・ブロック好きなので母を演じる姿が楽しみでワクワクして見てみました。

まずは公式の予告編を一つ選んでみたのでちょっとご覧ください。

サンドラ・ブロック!いいですよね。

極限の中を生き抜く女性像がぴったりです

今回も作品情報他私の感じたところをちょっと語っていきたいと思います。

作品情報・スタッフ・キャスト

製作・配信:Netflix 2018

原作:「BIRD BOX」Josh Malerman

監督:スサンネ・ビア(デンマーク出身)

映画「未来を生きる君たちへ」(2010)アカデミー賞外国語映画賞受賞
ドラマ「ナイト・マネージャー」(2016)プライムタイム・エミー賞監督賞・作曲賞受賞 他

脚本:エリック・ハイセラー

映画「メッセージ」(2016)アカデミー賞脚色賞ノミネート

キャスト:

サンドラ・ブロック(マロリー)
トレバンテ・ロデス(トム)
ジョン・マルコビッチ(ダグラス)
トム・ホランダー(ゲイリー)他

エリック・ハイセラー脚本家さんについて

脚本を担当されたエリック・ハイセラーさんは「エルム街の悪夢」や「遊星からの物体Xファーストコンタクト」「メッセージ」などSFやホラー・スリラー作品の脚本を得意とされているということです。

本作の“未知の恐怖”というものがエリックさんによって最大限に表現されていたと言えます。

因みに、エリック・ハイセラーさんは日本の大ヒットアニメ映画「君の名は。」の実写化でプロデューサーのJ.J.エイブラムスさんのもと脚本を担当されるとのことです。

あらすじ

臨月を迎えていたマロリー。

検診先の病院で、東欧からアラスカ経由で広がってきた自殺を引き起こす謎の現象の感染者が現れる。

次々に自殺行為に走る人々は“何かを見た”ということが分かる。

マロリーは混乱する道路上に放り出され、近くの民家に避難することになったのだが・・・。

何かを見たことによって自殺者が続出するのですが、見たらさいごゆえに一体何を見て即自殺行為へと駆り立てられるのかわからないまま進みます

中には見ても自殺しない人もいるのですが、そういう人は殺人へと走っているようでした。

BIRD BOX/バード・ボックス とは

見たら自殺行為へと走らされる謎の現象
視覚を封印し極限の中子どもを守りぬくサンドラ・ブロックが良い!

ハマり度

 2.5 サンドラ・ブロック良いわ

 

~以下ネタバレを含みます~

感想

視覚を封印する恐怖

視覚を封印すると言うだけで、視覚を使って生きているものとしては不安が増します。

確認できないからこそ死が確実という謎の現象に対する恐怖が膨れ上がっていきます。

見ても死なない人たちもいるけれど彼らは殺人鬼と呼んでもいい凶暴な者たち。

結局視覚を封印するしかない者たちは何としても生き延び、生き延びたものだけが身を寄せ合って生きる場所を見つけるしかありませんでした。

ラスト、マロリーと子ども二人は無事生き延びた者たちが集まる楽園とも呼べる場所にたどり着きます。

そこは元盲学校だったところでした。

何を見たらだめなのか

サンドラ・ブロックの力強く細やかな母像という好演があって際立ったサバイバルドラマとなっていました。

けれど、本作は常にSF的なものを常に感じつつ見る作品でした。

最後まで、見たら死ぬしかなくなるものが何なのかはっきりとは描かれません。

劇中、そういうことなのかな??というセリフを言う人物がいました。

彼曰く「心の奥底の恐怖が形となって見えるんだ」と。

各人の心の中にある “死ぬしかなくなる”衝動に駆られるほどの何かであるのは確か。

では何が見せて死なせようとしているのか

マロリーが謎のものから語りかけられているように感じるその言葉は、今はいない愛する人の声でした。

子どもたちに語りかけてくる言葉は信頼しているママ・マロリーの声だったり優しく育ててくれたトムの声だったりしました。

愛する人の優しい言葉で目隠しを外させて見させようとする邪悪な誘惑。

まるで、ギリシア神話に出てくるオルフェウスの振り返ってはいけないタブーにも似た状況にも感じました。

でも、ここはSF的なものというのが答えなのかも。

SFの正しい見かた(?)が分かっていないので答えを求めがちで申し訳ないです。

さいごに

子どもを連れて命がけの旅の末たどり着いた元盲学校の建物の内部が大きな鳥かごのような形をしていました。

たとえ限られた空間であってもそこは安全でまるで楽園のよう。

BIRD BOX/バード・ボックスとはマロリーたちの楽園を表しているタイトルと言えるんじゃないでしょうか。

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