リチャード・マッデン「ボディーガード-守るべきもの」視聴感想

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ボディー・ガード

こんにちは、hobbitです

イギリスBBCで2018年9月に好評の中放送が終了したばかりの本作が早くもNetflixに来たので見ました。

何より、主演がリチャード・マッデン!

ゲーム・オブ・スローンズのロブ兄さんなので、それだけで見たい!ってなりました(^^♪

公式サイト: Netflix

目次

ボディーガード~守るべきもの 作品情報

放送:

イギリスBBC (2018.8~9)全6話

制作・脚本・キャスト

製作・脚本:ジェド・マーキュリオ

キャスト

リチャード・マッデン(デヴィッド・バッド)
キーリー・ホーズ(ジュリア・モンタギュー)他

ジャンルはポリティカル・スリラー

主人公デヴィッドは要人警護担当官として内務省大臣ジュリア・モンタギューを護衛することになります。

ジュリアを守らねばならない理由には政治的な部分も大いに含んでいました。

本作は2008年以来のBBCで最高視聴率をたたき出したという評判のドラマ。

アクションシーンが多くはなかったにも関わらず、リチャード・マッデンの演技と映像のケミストリーでとてもスリリングなドラマになっていました。

受賞歴

2019.1.7追記

ゴールデングローブ賞 TVシリーズドラマ部門主演男優賞にリチャード・マッデンが選ばれました!

おぉ~~!

あらすじ

デヴィッドはロンドン市警に勤務する警護部門の警官。

愛する妻と可愛い子ども2人がいるが、現在は別居中。

アフガニスタン帰還兵でPTSDを抱えていること、そのPTSDに向き合えていないことが夫婦関係に影を落としていた。

子どもたちと3人で過ごし妻のもとに送り届ける途中、列車内でテロリストと遭遇したデヴィッド。

的確な判断力と交渉術で難を回避し、自爆しようとしていた犯人を逮捕。

その功績を認められて内務省大臣ジュリア・モンタギュー担当の要人警護官となった。

ジュリアはテロ法案の強硬推進派で敵も多く、命を狙われる危険が極めて高かった。

デヴィッドは実力をいかんなく発揮するが、一方で彼自身を狙う何者かの存在も見え隠れするようになってくるのだった。

予告編

ここで、Netflixの予告編をご紹介します。

スリリングでアクションもあり。

リチャード・マッデンの魅力が見えてますね~!

緊迫の冒頭から一気に引き込まれる

列車内で遭遇した自爆テロ犯との交渉は息をのむ緊迫感にあふれ、第一話冒頭からつかみは完全にOK。

仕事中の完璧さと、プライベートで問題を抱えるデヴィッドの両面を描き込みながら、この凄腕のデヴィッドがいったいどういう方向へ物語を進めてくれるのかとワクワクさせてくれました。

ボディーガード とは

任務での完璧さとプライベートでの苦悩
デヴィッドをリアルに形作って見せた
リチャード・マッデンのポリティカルスリラー

ハマり度は

3

主人公の魅力で魅せるタイプのドラマでもあったように感じます。

本国での大ヒットを考えたら続編ありそうな感じもするんですが、リチャード・マッデン次第???

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~以下ネタバレを含みます~

ネタバレ感想

デヴィッドは仕事のできる男だが、プライベートでは問題を抱える男。

完璧なようでいて完璧じゃない人間味が印象的なヒーロー。

デヴィッドの辛く孤独な時間をひととき救った大臣ジュリアとの情事や、黒幕に陥れられて死を覚悟しつつも目的を忘れずに立ち上がった姿などなど揺れ動く心情表現をリチャード・マッデンが誠実にそして巧みに演じています

この作品の評価はイコールリチャード・マッデンということでいいんじゃないのと思っています。

実のところ、イギリスのサスペンスは雰囲気が独特で好きで、ラストのストーリー回収がうまくいった時の気持ちよさみたいなものは捨てがたいんですよね。

ただ、作品によってはストーリー構成やちょっとした演出が得意じゃない時があって、正直私は今回ちょっとすっきりとはいきませんでした。

主人公に大大大ピンチが訪れるスリリングなシーンとなった経緯があまりに直情的で強引な感じがしてしてしまったこと。

そして、もう一点は真犯人の言動やつじつまの合わせ方が少し都合よすぎたことなどでした。

とはいえ、全体的にリチャード・マッデンがけん引したドラマの世界観はどこか不安定さを醸し出していてとてもスリリングでした。

見るものを惹きつける魅力あるデヴィッドのキャラクター力。

そしてリチャード・マッデンこれからも楽しみにしてます。

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