2017年MBCで放送されたハ・ジウォン主演の韓国ドラマ「病院船~ずっと君のそばに~」。
わけあって2018年から1年半ほど日本での放送は見かけなかったのですがそろそろ放送され始めました。
主演はハ・ジウォン、CNBLUEのカン・ミンヒョク、イ・ソウォン。
ロマンス部分も素敵だったメディカルヒューマンドラマの魅力など、2018年2月に見た時の感想を交えて語っていきたいと思います。
「病院船」の作品情報
放送
2017.8.30~11.2 韓国MBC 全40話(実質20話)
演出・脚本・キャスト
演出:パク・ジェボム
会いたい(2012)
弁護士の資格改過遷善~(2014)
病院船(2017)
脚本:ユン・ソンジュ
不滅の李舜臣(2004-05)
ファン・ジニ(2006)
大王世宗(2008)
約束の恋人(2012)
秘密の扉(2014)
病院船(2017)
キャスト
ハ・ジウォン(ソン・ウンジェ)
カン・ミンヒョク(クァク・ヒョン)
イ・ソウォン(キム・ジェゴル)他
大好きなユン・ソンジュ脚本家
この方が脚本を書かれたら見たい!と思う私のお気に入り脚本家さんの一人ユン・ソンジュ作家。
逆境に立ち向かう人間味あふれるキャラクター設定やグッとくるセリフが多く物語に厚みが感じられてとても好きなんです。
孤高でありながらヒューマンな主人公を描かれるのですが、本作の主人公を演じたハ・ジウォンはユン・ソンジュ作家の「ファン・ジニ」で主演を演じていてまさにはまり役と言えました。
冒頭あらすじ
ソン・ウンジェは若くして優秀な心臓外科医。
冷静沈着で腕も良く、出世は誰よりも早いだろうと目されていた。
しかし、上司が医療事故をもみ消そうとしたことに反対して病院を追われてしまった。
ウンジェが勤務することになったのは予算も設備も不足している、離島を回る病院船だった。
予告編
ここで日本版DVD発売元コンテンツセブンの予告編をご紹介します。
物語は主演級登場人物3人を中心に描かれたのですが、ハ・ジウォンとカン・ミンヒョクの二人のロマンスにフォーカスした予告となっています。
先ほどわけあって放送がしばらく見送られたと言いましたが、3人目の主演だったイ・ソウォンは不祥事で芸能界を引退されているので仕方ないのでしょうね。
ドラマ内では漢方医ジェゴルを演じるイ・ソウォンの演技が見られるはずです。
「病院船」の魅力
舞台はこれまでになかった病院船
20を超える島々を航行しながら無料診療を行う「病院船」。
先端医療とは程遠い環境に、凄腕の心臓外科医ウンジェ、天才人道外科医クァク医師の息子で内科医のヒョン。
そして地元寄港地の大病院の院長の一人息子漢方医のジェゴルらが病院船で同僚となり、彼らを中心に物語は描かれてゆきました。
ヒューマンな面とロマンスの面をバランスよく
彼らの家庭事情や人間関係における苦悩を描く群像劇的な部分や、島民の方々とのふれあい、また病院船での事件なども描かれます。
それぞれの抱えるものに苦悩しながらも支え合う彼らのロマンスもありました。
丁寧に描かれるヒューマンドラマの中で展開するロマンス要素、このバランスが良く引き込まれてしまいます。
ハ・ジウォンのはまり役ウンジェ
ストイックに努力を重ね天賦の才を磨き続ける専門家。
医師の使命、時には大切な人を守るために一人で重荷を背負う強さと勇気を持ったウンジェ役をハ・ジウォン以上に誰が演じられただろうかと考えずにはいられないはまり役でした。
しかも人に甘えたりできない不器用で愛らしい純粋な女性でもありました。
ウンジェはハ・ジウォンが演じた「ファン・ジニ」をほうふつとさせます。
今回もそんな名演技でした。
カン・ミンヒョクの魅力にやられる
ウンジェを輝かせたのがクァク・ヒョン役のカン・ミンヒョク!
内科医としての優秀さと人間的な温かさをもち、さらにウンジェの強さ弱さ愛らしさ尊敬できる部分すべてを理解し行動できるパーフェクトフンナム役でした!
惚れるしかないwww
カン・ミンヒョクに注目したのは今回が初でした。
バンドCNBlueで活動されている姿や人気ドラマ「相続者たち」や「棚ぼたのあなた」などに出演もされていたはずなんですがちょっと記憶になくて(。-人-。) ゴメンネ
今後ドラム叩いている姿をみただけでクァク先生♥てなりそうな魅力でした!
病院船~ずっと君のそばに~ とは
数十もの離島を回る病院船を舞台に描かれた
メディカルヒューマンドラマ
ハマり度は
4
涙腺が緩む緩む・・・(´;ω;`)ウゥゥ
作りがとてもヒューマンで、1話に一回はどこかで涙ぐみ鼻かんでました。
ハ・ジウォン演じるウンジェの強さは、さみしさや辛さを押し殺そうとする忍耐の裏返し。
彼女のカッコよさも素直じゃないところも弱さも理解してくれるクァク先生との出会いは素敵でした。
ラブラインはもちろん丁寧に描かれいてかなり満足でしたよ。
「病院船」は30代の大人な主人公たちによる地に足ついたヒューマンドラマ。
とても良かったです。
ちみに、出演時カン・ミンヒョク26歳 イ・ソウォンは21歳!
30代の医師役を見事にこなしておられました。
素晴らしいルックスと表現力をお持ちです。
さいごに印象に残ったOST曲を
まずはテーマ曲ともいえる明るく爽やかな曲。海や空が果てしなく広がるのを満喫できるようなイメージの曲です。
RAINZ「Let it go, Let it be」
RAINZは2017年に終了した人気アイドルサバイバル番組「プロデュース101シーズン2」で途中脱落したメンバーのなかからファンの後押しで結成された期間有限グループの一つでした。
ボーカル力に秀でたメンバーが多かったこともあってこのOST曲は素敵な仕上がりとなっています。
もう一曲もボーカル力に惹かれた曲
ヤン・ダイル「Touch of Love」
じっくりと見せてもらえる「病院船~ずっと君のそばに~」、チャンスがあれば一度見てみて欲しいドラマです。