やっと見ましたシーズン7!
やっぱり面白い~
次シーズンがファイナルということで、このシーズン7はクライマックスに向けた序章的な展開がぎっしり。
深い絆で結ばれたものたちの再会や出会いにワクワクしました。
そしてずっと気になっていたあの方の出生の秘密も明らかとなったし。
ネタバレ感想は作品紹介のあとに書いています。
ゲーム・オブ・スローンズ S7 作品情報
放送
アメリカHBO製作の大人気ファンタジードラマ
原作:ジョージ R・R・マーティン著「氷と炎の歌」
出演:キット・ハリントン(ジョン・スノウ)
エミリア・クラーク(デナリス・ターガリエン)
ピーター・ディンクレイジ(ティリオン・ラニスター)
ニコライ・コスター・ワルドー(ジェイミ・ラニスター)
ソフィー・ターナー(サンサ・スターク)
ジョン・ブラッドリー(サムウェル・ターリー)
メイシー・ウィリアムス(アリア・スターク)他
[box02 title=”シーズン&エピソード”]シーズン1 2011年(全10話)
シーズン2 2012年(全10話)
シーズン3 2013年(全10話)
シーズン4 2014年(全10話)
シーズン5 2015年(全10話)
シーズン6 2016年(全10話)
シーズン7 2017年(7話)今回見たのはココ
シーズン8 2019年 全6話でシリーズ終了 [/box02]
原作では未完成の章を原作者ジョージさんが加わり脚本化。
クライマックスとなるシリーズファイナルへの布石ともいえるストーリーでした。
シーズン1から6までの感想は旧ドラマほびっとにあります
→旧ドラマほびっと「ゲーム・オブ・スローンズ」ページ
ゲーム・オブ・スローンズ S7とは
離れ離れだった兄弟姉妹縁者大邂逅
人類の生き残りをかけた戦いの序章的S7
ハマり度
4.5
S8最終章楽しみでしょーがないです!
ここから後半はネタバレがあります。ご注意ください
ネタバレあらすじ・感想
デナーリスと”女王の手”ティリオン
グレイジョイやあのハイガーデンのタイレル家、そしてドーンのマーテル家と手を組み、デナーリスがウェスタロスへと遂に出発。
圧倒的に優位と見えたんだけど鉄諸島を抑えたシオンの叔父さんの艦隊に奇襲を受けてなんと大打撃をうけ、おまけにウェスタロスに到着してから仕掛けた戦はジェイミーの手中で大敗。
味方となってくれるはずだった名家を失い、ターガリエン家の古来からの城ドラゴンストーン城で態勢立て直しを余儀なくされました。
GOTの面白いところはちょっとしたことで形勢が逆転し、致命的となれば一家消滅、そうでなければ生き残れる。生き残れればもうそこは一旦勝ちってところ。
その観点から見ればGOTの人気者ティリオンは特に生き残ることがうまい。
ラニスター家に居場所がなくなったという決定的事項があったとはいえ、デナーリスを自分の王として忠誠を誓っているティリオン。
彼は状況を読み言葉を選ぶのがうまい上に決して二枚舌じゃないんですよね。
相手を侮らず自分を無敵だと思っていないからこそ人を得るのがうまい。
デナーリスがティリオンのことを”英雄じゃないから良い”なんて言っています。
彼を信頼しているからこそ王の手を任せているんですよね。
かなり不遇なティリオンだけど、私もティリオン大好き視聴者。
ウィンターフェル城の兄弟姉妹
S7で最もワクワクしたのは何と言ってもスターク家で生き残っていた兄弟姉妹たちが再会を果たしたこと!
お父さんが処刑されて以来離れ離れになっていた間に想像を絶する体験をしてきた彼らが一堂に会したことで、何か”なすべきことが待ち受けている”という予感がビシビシ伝わってきます。
ジョンの決断力と行動力
ウォールの向こうから押し寄せてくるホワイトウォーカー率いる死者(ワイト)たちに立ち向かうため、ジョンは北の王として未知の女王デナーリスの力を借りるため出発。
サンサはジョンの留守のあいだ、ウィンターフェル城の城代を任されていて、二人が信頼しあっていることがよくわかります。
アリアとブラン
アリアは母や兄ロブたちスターク軍を婚儀の席で罠にはめ全滅させたフレイ家を同じような状況下で一網打尽にし復讐を終えて戻ってきました。
ブランもまた、ウォールの向こうで千里眼を持った過ぎし日をみることのできる”三つ目の鴉”として帰ってきました。
知略家たちの勝敗
若い兄弟たちを見守る、いや観察し監視しているのは、生き馬の目を抜く王宮で生き残りアリン城を手中にまで収めたたたき上げのベイリシュ。
けれどベイリッシュは二枚舌どころか何枚も舌を持っていて目的のために姉妹すら反目させようと裏で手を回すんですよ。
サンサたちの母キャトリンやサンサを愛していると言っていたのは百歩譲って真実だとしてもスターク家には通用しない。
今は過去をみることができるブラン君がいて、お父さんが処刑されることとなった決定的な経緯にベイリッシュが絡んでいたこともお見通し。
スターク家への裏切り行為の咎で処刑と相成りました。
ベイリッシュとはここでお別れ。
一方で王宮で生き抜いてきた二大知略家の一人ヴァリスはティリオンと共に王都を追われデナーリスについていて結果今のところ勝ち組です。
女王デナーリスと北の王ジョン・スノウ
民が生き延び安心して暮らせる世を目指して奔走する二人がいよいよ出会いました。
ジョンは間もなく押し寄せるホワイトウォーカーを撃退するために絶対必要となる武器”ドラゴンストーン”が城の下に存在するということで採掘させてもらえるようデナーリスに頼みにやって来ました。
ティリオンと同じく、ジョンは二枚舌は絶対に使わない上に、あのドラゴンが顔を撫でさせたんです。
デナーリスは好感を抱いた(はず)!
ホワイトウォーカーを相手にするうえで後ろに敵は置けないという点で、デナーリスだけでなく王都のサーセイとの同盟関係も必要になる。
百聞は一見に如かずで実際に死者ワイトを見せることで協力を得る作戦となりました。
ワイトとの戦いを目の当たりにしたデナーリス
ワイトを捕まえに行ったジョンたちはホワイトウォーカーたちに囲まれて絶体絶命の危機となりました。
彼らを助けてくれたのはドラゴンたちと来てくれたデナーリス。
けれど、ホワイトウォーカーのキングの放った槍の一撃でドラゴンが一体やられてしまって・・・。
子を一人失ったも同然のデナーリス、協力するつもりではいたようでしたが、これで復讐への意欲も高まりました。
ああでも・・・、そのドラゴン、ホワイトウォーカーの仲間にされちゃいました(涙)
この出来事でデナーリスを王として推戴することを決めたジョン。
男女の仲にもなっちゃったよ。
そしてジョンの出生の秘密が明らかに!
ブラン君が見てきたんですよ、ジョンが生まれた日のことを。
ジョンはお父さんが外でつくった落とし子ではなく、妹リアナさんとレイガー・ターガリエンさんとの間に生まれた子どもでした。
レイガー・ターガリエンさんはジェイミーに殺害された狂王エイリスの長男、つまりデナーリスの一番上のお兄さん。(デナーリスが生まれる前にお亡くなりに)
ロバートが反乱を起こしたころ、王妃は逃亡先でデナーリスを出産。
デナーリスとあのドロゴに殺されてしまったお兄ちゃんヴィセーリスが生き延びたと。
レイガーとリアナさんが愛し合ったころ、レイガーは当然結婚していたのでブラン君はジョン・スノウではなくジョン・サンドだと言っています。
落とし子の苗字は地域なのか治めている家門によってかで決まるみたいですね。
でも、レイガーの婚姻が無効になった事実があったことをシタデルから戻ったサムが語ります。
いや~つまり、ジョンはジョン・ターガリエン。
ターガリエン家の男子はすでに全員亡くなっているので家門継承権第一位!
デナーリスは叔母さん!
まこれは置いといて、ジョンは野人を束ね、北の民から王と認められた男。
これで一度は滅亡したとはいえ王家の末裔となればすごい。
実際のところロバートが反乱を起こしたきっかけが婚約者リアナさんをレイガーに誘拐されたことを発端に始まっていたとしてこれが事実歪曲だったとなればもうバラシオン王朝の正当性が失われてしまう、となればジョンは・・・とかってなる!
しかもジョンとデナーリスが愛し合っていて・・・お!
高ぶるわ~気持ちが~。
シーズン7を見た皆さん、こんな気分だったんですね!
ホワイトウォーカーとの戦いが終わるまでは征服戦争を預けて同盟関係となる約束をサーセイに取り付けたティリオンたち。
S8ではホワイトウォーカー相手に壮絶な戦いが待ち受けているのは必定。
早く見たいです。
最後に幸せそうなレイガーとリアナさんの結婚シーンを貼っておきます。