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ジュリア・ロバーツ主演「ホームカミング」シーズン1 視聴感想

ホームカミングS1

2018年秋にAmazonプライム会員向けのオリジナルドラマとしてアメリカで配信が始まっていた「ホームカミング」シーズン1が日本で2/22から配信スタートしたので見てみました。

ジュリア・ロバーツがTV初主演、しかもゴールデン・グローブ賞にノミネートされたということでぜひ見たいと思っていました。

本作のエッセンスをちゃんとキャッチできているかは自信がありませんが、私の感じたところを今回も語っていきたいと思います。

ネタバレあらすじ・感想は後半にありますので、前半はネタバレなしでお読みいただけます。

ホームカミング について

作品情報・スタッフ・キャスト

Amazon プライム アメリカ:2018.11.2~

日本配信開始:2019.2.22~ 全10話

ジャンル:サイコスリラー

シーズン12018年 全10話 ←今回ココ
シーズン2製作予定あり、但しジュリア・ロバーツは出演なしの情報あり

原作・クリエイター

Eli Horowitz

Micah Bloomberg

監督:サム・エスメイル

MR.ROBOT/ミスター・ロボット(2015・2016)

キャスト

ジュリア・ロバーツ(ハイディ・バーグマン)
ボビー・カナヴェイル(コリン・ベルファスト)
ステファン・ジェームズ(ウォルター・クルス)
シェー・ウィガム(トーマス・カラスコ)

ジャンルはサイコスリラー

監督演出をしたのは「ミスター・ロボット」のクリエイター、サム・エスメイル

今見ているものがどこまで主人公にとって現実なのかふと分からなくなるようなそんな雰囲気が本作にも漂っていました。

主人公ハイディは真面目で誠実そうな人物。

だからこそ、不安げな彼女を見ても楽しそうに会話を楽しむ姿を見ても、どこか不穏さが漂いました。

ストーリー・見どころ

冒頭あらすじ

ハイディは帰還兵のPTSDを治療するガイスト社の施設「ホームカミング」で働くカウンセラー。

帰国後の社会生活にスムーズに戻れるよう、カウンセリングやケーススタディをするというのが施設の目的だった。

ハイディはその中でも、ウォルター・クルス帰還兵との会話が最も楽しかった。

しかし、この施設に疑問を抱く入所者が現れたことでハイディはかすかな迷いを感じるようになってしまうのだった。

予告編

ここで予告編映像をご紹介します。

Amazonのオフィシャルトレーラーには日本語字幕はついていないのですが、本作の断片的な雰囲気が少し伝わる感じになっています。

現在と過去が入り混じる不穏さ漂うストーリー

どこか不穏なイメージが感じられるのは、現在のハイディがホームカミングでの記憶を失っているからでもありました。

画面の上下が少しぼやけさせてあったり、画面横幅を狭くしてあったりと、映像上の演出も不穏さを掻き立てました。

“ホームカミング“の目的も怪しい

帰還して空港から直接ここに連れてこられた兵士たち。

ホームカミングの施設はフロリダの沼地にあり外出はできない。

果たしてここは本当にフロリダなのか?別の目的があって軟禁されているのではと勘繰る入所者も現れてますます不穏さが増していきました。

ドラマ「ホームカミング」 とは

怪しいホームカミングの存在とそこで出会った心の友。
ジュリア・ロバーツTV初主演のミステリアススリラー

ハマり度は

 2.5

ミステリアス系は何がどうなっているのかが知りたくないとお話にならないですよね。

めちゃくちゃ先が知りたい!とはならなかったのですが、気弱そうだけど誠実なジュリア・ロバーツのハイディが最後まで引っ張ってくれました

ここから後半はネタバレがあります。ご注意ください

 

ネタバレあらすじ・感想

まず、現在のハイディがなぜ“ホームカミング”での記憶を失っているのか?という大きな疑問が常にありました。

一体何が起こったのか、それを知りたいと考えたハイディと共に、私も物語の流れにのっていけました。

ハイディが失った記憶があると気づいたきっかけ

ハイディは現在実家の町でウェイトレスをして過ごしています。

彼女に会いに来たのは国防総省の苦情調査担当官トーマス・カラスコさん。

彼に質問され、自分が何か大事なことを忘れていて、忘れたままではいけないような気持になる何かがあると気づきました。

ホームカミングの目的は何だったのか

ホームカミングはPTSDを抱えている可能性の高い帰還兵を迎え入れていました。

ハイディはカウンセリングでその帰還兵が心に負った傷の一番の原因となる出来事を突き止め、その記憶が消えるかを確認する役割でした。

つまり、この施設は彼らの食事に新薬を混入させ、記憶が消える=PTSDが治癒したかどうかを確認する臨床施設でした。

ハイディがホームカミングをやめた理由

ハイディを信頼し、最も積極的に施設で社会生活復帰を目指して頑張っていたウォルター。

そのウォルターの辛い記憶だけでなく、大切な記憶までごっそり消えてしまっていると気づいたハイディ。

ホームカミングを運営しているガイスト社は、現場経験のある帰還兵から戦地でのつらい記憶を消し恐怖を取り除いたのち、また戦地へと送り出せるよう国防総省と組んで新薬を開発・売り込もうとしていたのでした。

施設を怪しんだウォルターのお母さんの言葉が一押しとなって、これではいけない!とハイディは気づいたのでした。

ハイディが記憶を失った理由

薬による副作用が出たら退所し家に帰すという規約を逆手にとり、ハイディはウォルターに摂取量以上の投薬をしました。

同時に、自分も6週目に達していたウォルターと同じ量の薬が入った食事をとり、その夜すっぽりと記憶を失ったのでした。

画面サイズの演出

先ほど、画面サイズ幅を小さくする演出がされていると言いました。

当初は現在のハイディのシーンが横幅を狭くした画面で描かれているのかと思っていたのですが、正しくは、ハイディがホームカミングの記憶を失っている間、画面サイズが小さく演出されていたと言えます。

ハイディが忘れたくなかったこと

ハイディが記憶を失っていた間にホームカミングは臨床結果を示すことができず、さらにはウォルターのお母さんによる国防総省への苦情が入って事業がストップしていました。

調査にきたカラスコさんから得た情報でホームカミングのあった施設に行き記憶を取り戻したハイディは、ただただ好意を寄せ合っていたウォルターや彼と話した楽しい会話を忘れたくなかったのだと分かりました。

ラスト、ハイディはカウンセリング中ウォルターと旅に出たり、こんなところで過ごせたらいいね?なんて会話した内容を思い出し、すぐさま出発しています。

ついには彼を見つけるのですが、ウォルターはハイディを覚えていないようでもあり、でも、もしかしたら覚えているのかもしれないという余韻がふわりとのこりました。

さいごに

何か大きな陰謀がらみの展開が待っているのか?はたまたハイディは罠に落とされ、とんでもないことになっていくのだろうか?と不安な気持ちで身構えながら見ていました。

実際、施設の裏には国防総省も絡んでいたわけです。

けれど、見終わってみると、ハイディが忘れていた大事な人のこと・出来事・会話をハイディが取り戻す物語だったなと思いました。

再会できたウォルターと世間話をしただけで、名乗ることもしなかったハイディ。

ホームカミングのことを今更思い出させる必要はないと判断したのかもしれません。

もしかしたらウォルターも?

さて、シーズン2が製作予定ということなのですが、ジュリア・ロバーツは出演せず、アンソロジー形式のシリーズとしてまた別の物語が描かれるのではという噂です。

ホームカミング、後味の悪くない作品でした。

興味ある方は見てみてくださいね。

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