これまでも韓国ドラマが日本ドラマにリメイクされたことは何度もありましたが、この2019年7月スタートドラマにはなんと一気に3本が放送!
今回は、そのオリジナルドラマの紹介と日本ドラマの放送やキャストについて少し語っていきたいと思います。
まだオリジナル韓国ドラマを見ていないという方にも参考にしていただければと思います。
サイン
サイン~法医学者 柚木貴志の事件~
2019年7月11日スタート テレビ朝日系列にて 木曜21時~
キャスト:大森南朋・松雪泰子・中村トオル他
韓国ドラマ「サイン」について
2011年SBSで全20話で放送されたサインはアメリカンドラマの捜査ものを思わせる斬新な部分を持つミステリー仕立てのクライムサスペンスでした。
演じたのは演技力と演技に見せる熱量が突出しているパク・シニャン。
「サイン」で取り扱った事件の多くがシリアルキラーと呼ばれる連続殺人犯によるもの。
そして物語全編を貫いていたのが、権力に真っ向から対立しながらいかなる圧力や私欲からも影響されない独立した科捜研の地位を築くという信念を捨てなかった男の物語でもありました。
切り口と演出力が秀でた製作陣
演出は映画監督もされていて、本作では脚本も共同執筆されたチャン・ハンジュン監督。
脚本は日本でもリメイクされた「シグナル」や、遡れば「冬のソナタ」、最近ではNetflixで配信され大反響を受けた時代劇ホラーサスペンス「キングダム」などを書かれた大ベテランキム・ウニ作家でした。
韓国ドラマ「サイン」とは
法医官としての生き様を真摯に貫いた男の信念と勇気に感動
脚本が見事な捜査ものミステリー
はびっとのハマり度は:⭐️3
視聴当時、体調の都合で一気に見る勢いが出ずにハマり度は上がらなかったのですが、毎話毎話描かれる事件の情報量は多く見ごたえ十分な作品でした。
TWO WEEKS
日本ドラマ TWO WEEKS
2019年7月16日スタート フジテレビ系列にて 火21時
キャスト:三浦春馬・高島政伸・黒木瞳他
番組公式サイト:TWO WEEKS
韓国ドラマ「TWO WEEKS」について
2013年韓国MBCで16話にて放送された「TWO WEEKS」。
イ・ジュンギが初めて父親役を演じたということで話題となったドラマでした。
2週間とは
これまで存在も知らなかった娘がいたと知った天涯孤独の男が、娘の骨髄移植を果たすために生き抜く期限を表しています。
大事な時に濡れ衣を着せられ口封じに命を狙われた男が、絶対に死ねない!絶対に捕まれない極限の中を生き抜くスリリングなストーリーを激しいアクションを交えながら見せ切る見事な逃亡劇でした。
脚本はソ・ヒョンギョン作家
生死を含めた複雑な事情の中で人情を描き切ることにおいて、私が最も好きで評価している作家さんです。
韓国ドラマ「TWO WEEKS」とは
8年ぶりに知った病気の娘の存在
骨髄移植を果たすため冤罪を晴らし生き抜く2週間
はびっとのハマり度は:⭐️4
これまでも愛と勇気、生死の境で裏切りと孤独に耐え抜く主人公を演じてきたイ・ジュンギが、今作では父性愛も体現しています。
日本ドラマでも、極限の中で娘のために純粋に耐え抜く主人公の姿を三浦春馬君は演じてくれそうですね。
ボイス
ボイス~110緊急指令室~
2019年7月13日スタート テレビ朝日系列 木曜21時~
キャスト:唐沢寿明・真木よう子他
番組公式サイト:「ボイス~110緊急指令室~」
韓国ドラマ「ボイス~112の奇跡~」について
2017年に韓国ケーブル局OCNで全16話にて放送された「ボイス」は人気シリーズ化され、現在シーズン3まで放送されています。
今回日本でリメイクされたのはまずはシーズン1のストーリーとなるように見受けられます。
個性的な主人公のコンセプト
聴力が発達した主人公と、犯人逮捕には”しがらみ”一切無関係に猛進する刑事が共通の犯人逮捕を目指し力を合わせる物語。
このコンセプトは刑事ものやサスペンスが好まれる日本ドラマ界にはぴったりではないかなと感じます。
攻めた映像演出だったオリジナル版
エピソードとして扱われた事件は極悪犯罪者によるものか猟奇殺人犯のものなど。
それゆえに、放送上の制約が比較的厳しくないケーブル局だったこともあり、韓国ドラマ版は映画クラスのグロシーン満載でした。
日本版は地上波なので、きっとマイルドな表現になりそうですよね。
残酷な描写がすごく苦手という方は日本版を楽しまれるのも選択の一つかなとも思います。
はびっとのハマり度は:⭐️4
まとめ
2019年7月からスタートする日本ドラマには、クライムサスペンスや逃亡劇のような事件ものを描いたオリジナル韓国ドラマが元となっていました。
どの作品も本国で評価され、日本で見た方の評判もおおむね良かったドラマたちだったので、気になる方はこの機会に一度見てみられるのもいいかもしれませんね。
日本版ではどんなふうにリメイクされているのか楽しみですね~