2016年の韓国ドラマ「野獣の美女コンシム」、Netflixでの配信が始まったことから、視聴した当時の印象や感想などを、簡単にこちらに移しておこうと思います。
当初は見る予定じゃなかったものの、1話を見てみるとGirl’s Dayのミナのキャラが振り切れている上にナムグン・ミンのユルキモキャラぶりが妙にツボに入りだしたという経緯がwww。
主演街道を走り始めていたナムグン・ミンの演技には、ユルさとシビアさの振れの中にある人間臭さがとても良いんですよね。
「野獣の美女コンシム」はどんなドラマだったのか、見て私の印象はどうだったのか気になる方はちょっとお付き合いください。
作品情報
2016年 韓国SBS 全20話
演出・脚本・キャスト
演出:ペク・スチャン
- 匂いを見る少女(2015)
- 野獣の美女コン・シム(2016)
- ひと夏の奇跡~Waiting for you~
- アリス 他
脚本:イ・ヒミョン
- 明朗少女成功記(2002)
- 屋根部屋の皇太子(2012)
- 野王(2013)
- 匂いを見る少女(2015)
- 野獣の美女コンシム(2016) 他
ベテラン作家のイ・ヒミョンさんは、ここ最近作品を書かれていないのでしょうか、本作を最後に、私は情報を見つけることがで来ませんでした。
さかのぼれば、1998年の「ミスターQ」など、20年以上も活躍されていたベテラン作家さん。
ロマコメのヒット作も多いですね。
冒頭あらすじ
美人で高学歴の姉コン・ミと比べられ続けてきたコン・シム。
就職も決まらないコン・シムは屋上部屋を貸し、わずかながらでも収入を得ようと決めた。
入居してきたのはちょっと変人と思しきアン・ダンテ。
貧乏でバイトをしているが、実は心優しき弁護士だった。
wwwww(笑)
野獣の美女コンシムの魅力と個性
強烈な個性派キャラ ナムグン・ミンxミナがお見事
ナムグン・ミンはキャラ設定の範囲内で最大限にダンテの人物像をデフォルメして見せてくれました。
初めて出会ったコンシムにしてみれば衝撃的ともいえるクセの強いダンテ。
でも、穏やかで甘い男性なんですよね。その絶妙なふり幅が魅力でした。
一方で、天涯孤独だと思ってたダンテにはまさかの出生の秘密があります。
そのもととなった事件には毅然とした態度で対応し、クールで頭脳的な戦略を駆使して解決へと導きます。
それにしてもヒロイン、コン・シムのビジュアルは最初に見たときは衝撃的でした。
そう意図され計算されたうえでのカツラバランスとメイクでしたが(笑)
けど20話見てくるともう慣れちゃって可愛いんですよ。
あのミナのハスキーな困り声は可愛かったわ~体当たり演技でした。
後味の良さが魅力
人は劣等感も嫉妬心も抱くし、誤った判断をして誰かを傷つけることがある。
でも、それを反省し償う心があるという事実を描いていたところがとても良かったですね。
主人公は罪悪感に苦しむ人をうまく導いていくような言動をとってもいたし、築き上げたこれまでの人間関係も守りぬきました。
主人公の年齢が30代半ばで、もう十分に大人であるというところも効いていたし、ヒロインのコン・シムの成功物語であるというところもステキでした。
OST
ミナ「My First Kiss」
Girls DayのボーカルだったミナによるOST。
劇中のシーンが見られるMVとなっていますよね。
明るくて、ドタバタな恋模様の予感しかしない「野獣の美女コンシム」。
まさに、こんな感じでした(笑)
野獣の美女コンシムとは
ロマンスは愉快に、事件には毅然と
視聴後感明るいロマンティックコメディ
ハマリ度は
3
全体的に明るいトーンが貫かれていて、飽きない物語でした。