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ザ・テラー シーズン1 視聴感想 Amazonプライム

ザ・テラーS1

残暑ますます厳しい時期がきましたね。

ちょうど、Amazonで「ザ・テラー シーズン2」が配信スタートしているのを見て、2018年4月に見た「ザ・テラー シーズン1」の感想を語ろうと思いました。

ザ・テラーシリーズとはいえアンソロジータイプなので、S1とS2は独立したストーリーとなっています。

題名からすでに怖ろしげですよね。

私は基本ホラーは苦手なのですが、最近のホラー系ドラマはダークミステリーやダークファンタジーの要素を盛り込みつつ人間ドラマを描くものが多く意外と私にも見られるものが増えてきました。

今回も私の感じたところを主観的に語っていきたいと思います。

前半はネタバレなしです。

ネタバレあらすじや感想は後半以降となっています。

作品情報

放送:アメリカAMC

配信:Amazonプライム

シリーズ

ホラードラマアンソロジーTVシリーズ「ザ・テラー」

シーズン12018年 全10話 ←今回ココ
シーズン2:不名誉2019年 全10話予定

*シーズン2はAmazonプライム会員見放題で配信が始まっていましたよ。本国放送に合わせて随時配信されていますがまだ全話は揃っていないようです(2019.9.11現在)→Amazonプライム「ザ・テラー2:不名誉」

原作:ダン・シモンズ「The Terror」

デベロッパー

David kajganich

キャスト

ジャレッド・ハリス(フランシス・クロージャー)
トビアス・メンデス(ジェームズ・フィッツジェームス)
キアラン・ハインズ(ジョン・フランクリン)
ポール・レディ(グッドサー医師)
アダム・ナゲイティス(コーネリアス・ヒッキー)他

本作のThe Terrorの意味は

当初タイトルが「THE TERROR」なので、ガチガチのホラー作品だったらどうしようと思ってたのですが、始まってみると本作の舞台となる艦の名前がテラー号でした。

でもホラー作品には違いありませんでしたが。

冒頭あらすじ

1845年イギリス。

北西航路を開拓するため、英国海軍エレバス号とテラー号の二隻が北極方面に向かい栄誉の出航を果たした。

冬が訪れ、氷に閉ざされる季節がやってくることを見込んでいた2隻だったが、見込み違いや判断ミスが重なり身動きが取れなくなっていくのだった…。

予告編

ここで、予告編をご紹介したいと思いますが、日本語字幕がついているものがなく本作の雰囲気をちらりとだけでも見ていただけたらと思います。

本作の時代と場所に合わせた光と影、小さな自然の音などにもこだわりながら臨場感を大切にしていることが分かりますね。

ザ・テラーS1の個性と魅力

原作はホラー作家ダン・シモンズの小説

本作は、1845年イギリス海軍が華々しく送り出したエレバス号とテラー号が北極海付近での目撃情報を最後に消息を絶ったという事実をもとに書かれたホラー作家ダン・シモンズの原作をもとにドラマ化されています。

フランクリン隊の捜索がその後行われ、いくつか分かった事実を元に脚色されたファンタジックホラー作品でした。

映像や音響・衣装・美術が演出するディーテイル

先ほど予告編のところで触れましたが、私がホラーにもかかわらず見進めることができたのは映像と迫力の音響に惹かれたのも大きなポイントでした。

氷に閉ざされた世界、1845年当時の船上。

周囲にはほぼ何もない中、遠くから聞こえる小さな氷の軋みのようなものや風の音など、自然の音が掻き立てる不穏な世界観に引き込まれました

極限状態を描く

極限状態を描くという意味でリアルを追及すると際限なくグロくなってしまうことは避けられないのですが、それも込みで見せるという作品でした。

ザ・テラーS1 とは

1845年に出発しカナダ北極付近で消息を絶った2隻の英国海軍軍艦の事実をもとにした小説のドラマ化

ハマリ度

 3

この時代には通信方法は皆無に等しく、安全の保障は全くない=命綱がないという不安定さにも恐怖を掻き立てられてしまう現代の私。

かなり残酷でグロいシーンもありますが、受け入れるという方には一見の価値ありです。

Amazonプライム会員見放題で見られますよ。

 

ここから後半はネタバレがあります

ご注意ください

 

ネタバレあらすじ・感想

栄誉の新航路開拓で旅立った軍艦二隻。

消息不明となったこの2隻の乗組員たちはどうなったのかという空白部分を埋める物語として、全滅までの道のりをクリエイティブに描いた作品とも言えました。

全滅の原因となったのは

主に4つほどありました。

  1. 氷に閉ざされてしまう前に取れる方法があったが取らなかった(館長判断)
  2. 次に彼らにとって未知の存在だった大型生物による襲撃。
  3. そして食料として持ってきた缶詰の缶の不良によって引き起った鉛中毒。
  4. 最後に恐怖と不安から発生した内部反乱 でした。

謎のクリーチャーの存在

氷に閉ざされてしまってから謎のクリーチャーに襲撃されるのですが、ホッキョクグマを巨大化させちょっと人面熊の姿をしたイヌイットの精霊という設定でした。

地元ではそれを制御する役目を持った人もいたけれど、よそ者はそのルールも分からず恐怖におびえ共存の道を探すすべもなかったことで悲劇を招くことになりました。

静かに心を蝕ばむ恐怖

病の恐怖も半端ない。

静かに体の中を蝕まれていく不安と恐怖。

そして、現状を打開したくて、リーダーに対する不信感も募り心も平常心を失う隊員たち。

そんな時に登場する詐欺師まがいのエセリーダーに惑わされて反乱がおこってしまう

極限状態に追い込まれ、これらの恐怖に支配されてしまった彼らはほぼ全滅の道をたどりました。

生き残った人はいたのか:結末

本作では、唯一イヌイットの言葉を話せ、信頼を得ることができたフランシスだけがイヌイットのグループに受け入れてもらい生き残ります。

ただ、彼はもうイギリスには戻らないし戻れない。

二隻に何が起こったか語る人もないという結末でした。

さいごに

リアルな世界観と展開の中に突如クリーチャーが登場して、これはあくまでフィクションですよと念を押された感じを受けた「ザ・テラー」シーズン1。

人が食いちぎられたり皮がべろんとなったり脳が見えてたり、燃えたり切り刻まれたり食べたり食べられたりと、苦手なひとは見るに堪えないであろうシーンも結構ありました。

これも、ディーテイルを追及する中でこの描写を避けては通れなかったと思えました。

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