すごいドラマに出会ってしまいました!
幾多の素晴らしいドラマに出会ってきましたが、
これほどまでに構成が巧みで温かくて涙腺にくる作品は初めて!
エミー賞など幾多の賞候補に上がり、シーズン1の段階で2・3シーズンへの更新が発表されるほど愛されるドラマの素晴らしさ、見てわかりました。
THIS IS US シーズン1の作品情報
キャスト・スタッフ
クリエイター・製作総指揮:ダン・フォーゲルマン
ディズニーアニメ「カーズ」1&2のストーリーを書かれるなど、ファンタジックコメディを多く手掛けてこられたダン・フォーゲルマンさん。
監督としても、実話を描いた「ダニー・コリンズ」などヒューマンドラマも手掛けられています。
2021年公開予定の「インディー・ジョーンズ5」の脚本も手掛けられています。
キャスト
マイロ・ベンティミリア(ジャック・ピアソン)
マンディ・ムーア(レベッカ)
スターリング・K・ブラウン(ランダル)
クリッシー・メッツ(ケイト)
ジャスティン・ハートレイ(ケヴィン)他
ここに挙げきれないほど沢山の登場人物がいて、彼らのエピソードも丁寧につづられています。
どの演者さんも素晴らしかったです。
最小限あらすじ
36歳の誕生日を迎えた4人。
間もなく三つ子の父となろうとしているジャック。
臨月のレベッカはジャックの36歳の誕生日に産気づき出産、けれど一人は死産だった。
シットコム俳優として人気者のケヴィン、自分の求める仕事=役を求めて契約途中に降板。
しかし演技者として価値がないと言われ今後を憂いていた。
ケヴィンの双子の妹ケイトは肥満であることが人生の問題の一つ。
痩せることを目標とするがうまくいかない。
完璧な家族と仕事を持ち、順風満帆なランダル。
実の父をようやく見つけ出したが、彼は余命いくばくもない病気だった。
予告編
ここで日本語版DVD発売元FOXの予告編を共有させていただきます。
また、泣きそう・・・。
とりあえず見て欲しい
どんなネタバレもこれ以上ふまずにぜひストーリー第一話を見てみてもらえれば、本作の持つ味わいや感動がどんなものが伝わるはずです。
私は本作をみるまでどこでもネタバレを踏むことなく来ていたので、第一話だけでその巧みな構成にはっとさせられ、完全にドラマの世界に引き込まれてしまいました。
まずはとりあえず視聴スタートしてみていただくことをお勧めします!
後半のネタバレ感想は、視聴後また見に寄っていただければ幸いです(#^^#)
思い出の持つ力
第一話から構成が秀逸でした。
物語の核となる家族の今を描きながら、彼らが人生に悩み立ち止まるときに力となってくれる思い出の力がどれほど大きいかを感じさせます。
思い出の中に詰まっている家族の愛。
思いを込めて愛されてきたこと、愛してきたことが、いかに彼らの人生に温かさと強さをくれるのか、その力が感じられました。
THIS IS US シーズン1とは
強く愛する思い、思い出の持つ力
人間味あふれる夫婦愛と家族愛に涙する
ハマリ度は
5
とりあえずはまず1話をぜひ!
Amazonプライムで会員見放題です(2023.3.8現在)
ここからはネタバレがあります
ご注意ください
ネタバレ感想
毎話毎話泣いて泣いて。
てっきり36歳を迎えた4人の群像劇的な物語なんだろうなと思って見始めていた私の予想は見事に裏切られました。
ジャックは3人の父親で、そして消防署に捨てられていたあの黒人の赤ちゃんがランダルだったと分かった瞬間の温かい衝撃は忘れられません。
物語はケヴィン達3人を描きつつ、彼らの幼少期や少年期を含むジャックとレベッカの物語が描かれていきます。
回想という形ではあるんだけど、しっかりとしたエピソードとして紡がれていく。
美しくも人間味のある夫婦の姿
私が最高夫の称号を贈った「ミディアム」のジョーに肩を並べるほどの素晴らしい夫ジャックと、情深く一生懸命な美しいレベッカの夫婦の姿。
じんわり温かくさせてもらうと同時に、完璧ではない二人の意見の相違や危機もリアルに描きます。
現在問題を抱えている3人の子どもたちもまた、今を生きるために今は亡きお父さんジャックの言葉やしてくれたことの数々を心の支えにしていたりするんです。
そう、ジャックは子どもたちが36歳の地点ではもうこの世を去っているんです(涙)
でもその経緯はまだどこでも語られません。
最終話で描かれるのかと身構えていたんですがS2以降へお預けです。
愛の思い出のパワー
誰もが育ててもらった親や身近にかかわった人たちとの思い出や経験の数々で出来上がっていて、中でも家族はその思い出を共有しているがゆえに固い絆で結ばれている。
実の父を見つけ、そのお父さんとの時間を過ごすことができたランダルもまた、ルーツとなるお父さんの言葉、行動、そしてお父さんの故郷の親類縁者や生きてきた人生のあしあとを知って強く生きる糧をもらいました。
素晴らしいドラマに出会えてよかったです。