2015年からアメリカFOXチャンネルで放送され、2019年3月現在シーズン5まで製作されている人気音楽系ドラマ「エンパイア~成功の代償」があります。
ちょうどhobbitは今S4を見ていて、見終われば感想を書こうと思っているのですが、ここで「エンパイア~成功の代償」を見ておられない方に、本作はどんなドラマなのかちょっと知っていただければいいなと思い3分ほどで読める紹介記事を書いてみました。
ネタバレなどはないので安心してお読みください。
エンパイア~成功の代償について
放送・スタッフ・キャストなど
本作はミュージカル・ドラマというジャンルになるそうで、確かに劇中アーティストたちがステージで歌ったりセッションしたりするシーンが多くあります。
そのクオリティーがまたすごいんです!
クリエイター
リー・ダニエルズ / ダニー・ストロング
ショーランナー
Ilene Chaiken
Brett Mahoney(シーズン5より)
放送
シーズン1 | 2015年 全12話 |
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シーズン2 | 2015-16年 全18話 |
シーズン3 | 2016-17年 全18話 |
シーズン4 | 2017-18年 全18話 |
シーズン5 | 2018~放送中 |
主要キャスト
テレンス・ハワード(ルシウス・ライオン)
タラジ・P・ヘンソン(クッキー・ライオン)
ジャシー・スモレット(ジャマル・ライオン次男)
ブリシェア・グレイ(ハキーム・ライオン三男)
トレイ・バイヤーズ(アンドレ・ライオン長男)
グレイス・バイヤーズ(アニカ)他
物語の主人公は“ライオン家”
中心となるのはヒップホップをメインストリームに押し上げた架空の巨大レコード会社エンパイア・エンタープライズの創始者でありカリスマラッパー、ルシウス・ライオン。
貧しい暮らしの中、才能あるルシウスとプロデュース力ある妻クッキーは3人の子供を育てながらドラッグ売買で稼いだ資金で会社を創業しました。
しかしドラッグ売買の疑いがかかったことから、エンパイアとルシウスを成功させるために、クッキーがその罪を一身に背負い17年間服役。
そのクッキーが出所して始まる物語でした。
個性的なライオン家の面々
- 大胆な発想と自己愛が強い独裁カリスマ・ルシウス
- 強気な母ライオン、クッキー
- ポップスの才能あふれる次男ジャマル
- ラップの猛者三男末っ子ハキーム
- そして経営手腕を磨いた長男アンドレ
どの人物もキャラがたっていて、彼らの織り成す感情の交錯から目が離せません。
いまやセレブとなったライオン家だけれど、それぞれがつらい過去や悩みを背負いながら生きています。
まさかの大事件やピンチに次々と見舞われ、時に自ら呼び寄せてしまいつつ、結局は強い家族愛で乗り越えていく姿に妙に惹きつけらるんです。
エンパイア~成功の代償 の魅力
本物のスターたちが出演
作中の音楽のクオリティーが高いのは有名なのですが、実際のスターが登場していたりして劇中登場人物と見事なセッションを見せてくれたりします。
見ごたえがある一方で、現場で曲が作られていくワクワク感を共に味わっているかのような演出もとても魅力的です。
ここで私の印象に残っているスターが登場したシーンの一つをご紹介します。
シーズン2でジャシー・スモレット(ジャマル)とアリシア・キース(スカイ・サマーズ)がセッションをしたシーンのフルパフォーマンスMV「Powerful」
素晴らしいし、ドラマチックです!
他、マライア・キャリーやジェニファー・ハドソン他素晴らしい歌手がその歌声を披露されています。
中には、私が知らないだけで実はすごいスターが登場していたかもしれません。
裏社会ともわたりあうダークな一面も
もともとドラッグ売買で資金を稼ぎ、生き残ることにすべてをかけて成功をつかんだライオン家。
恨みも買っていれば、成功したルシウスから金をとろうとするものたち、はたまた成功の裏に犯罪があるとにらむFBIなど様々なところが絡んできます。
きれいごとでは解決できない問題に取り組むしかないライオン家が常に置かれるピンチにハラハラさせられどおし。
まるで”マフィア・ライオン一家”的なニュアンスすら漂う時も。
まさか、そんな!?
というような豪快でハチャメチャな展開に驚かされるのも本作の楽しいところと言えます。
hobbitのハマり度は
1~3シーズン通して、☆3から☆4。
結構楽しんでいることがお分かりいただけると思います。
現在視聴しているシーズン4も、「エンパイアやな~」という味わいは安定しています。
過去シーズンの感想は旧ドラマほびっとにありますので気になる方は下記からお寄りいただけます
シーズン4の感想はこちら!