放送当時ユ・スンホ君除隊直後の復帰作として注目されていた「想像ネコ~僕とポッキルと彼女の話~」を見てみました。
私も猫執事なので、ポッキル役の俳優ネコちゃんの堂々たる姿には才能を感じずにはいられませんでした♡
今回もネタバレ感想では本音を語っていきたいと思います。
作品情報
放送
2015-2016年 韓国MBC every1 全8話
演出・脚本・キャスト
演出:イ・ヒョンジュ
脚本:ソ・ユニ キム・ソニョン
キャスト:
ユ・スンホ(ヒョン・ジョンヒョン)
ハン・イェリ(ポッキル声)
チョ・ヘジョン(オ・ナウ)
キム・ミンソク(ユク・ヘゴン)
1話40分弱の全8話。軽めのストーリーをすいすいと見進めました。
BS11での放送では全10話構成となっていました。本作はどこで区切っても問題ない感じの作りでしたよ。
製作発表時のフォトは↓
左から二番目の実力派ボーカルグループMAMAMOOのソラも本作で演技デビューでした。
右端のハン・イェリさんはポッキルの声を優しく演じておられました。
そう、ポッキルは女の子でしたよ。
あらすじ
ジョンヒョンは才能はあるが作品に対するこだわりが強くまだデビューをつかめないでいるウェブ漫画家の卵。
彼の唯一の癒しは7年前に出会った猫ポッキル。
当時好きだった女友達が自殺したことで辛い思いを抱えていたジョンヒョンの心に寄り添ってくれたかけがえのない家族。
ある日、野良猫に餌をやっていて近くの住人に怒鳴られている女の子ナウと出会う。
彼女は昔飼っていた猫を今でもさがしているという。
本作は人気ウェブ漫画を原作として作成された、韓国で初めての猫ドラマだったそうです
30秒ティーザー
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ポッキル役の猫ちゃんの俳優ネコぶりがわかりますね~
求めるものは一番大切にしていることの中にある、そんなテーマ。
主演俳優さんたちのこと
主演の力量 ユ・スンホ君
彼の演技クオリティーは本当に安定しています。
ユ・スンホ君がキャスティングできたことでこの企画が実現したという監督さんのお話があったのですがそれほどまでにユ・スンホ君の演技力とネームバリューは確かなものなんですね。
実際、ユ・スンホ君なしでは厳しい作品になったかもしれません・・・。
初主演だったチョ・ヘジョン
彼女のお父さんは演技派俳優チョ・ジェヒョン。
チョ・ヘジョンは当時まだ俳優としての認知度が高くなく、ヒロインにキャスティングされたことでいろいろな騒音が立って大変だったようです。
実際ドラマを見た感じでは主演が持っていないといけない条件が確かに足りなかったなという印象を受けました。
ただ、本作のあと、「恋のゴールドメダル」や「シンデレラと4人の騎士」でヒロインの親友役にキャスティングされています。
ほわっとしたしゃべり方のゆるキャラ風のキャラクターを愛らしく演じていてとても良かったです。
想像ネコ~僕とポッキルと彼女の物語とは
かけがえのない家族 主人公とネコのポッキル
そしてポッキルがつないだ新しい縁を素朴に描いた物語
ハマり度は
2.5
全体的にみてドラマにハマれたかどうかといえば中くらい、★2.5くらい。
でも、ネコ大好きな私は心を揺り動かされたのは確か!やっぱりうるうる。
私もストーリーのみに集中できていたらもっとハマれたかもしれません。
とても良いお話でしたよ!
ここからはネタバレがあります
ご注意ください
ネタバレ感想
正直最終話は泣きに泣きました。
子どもと動物ものには通常以上に弱いうえに、ユ・スンホ君が泣かせる(涙)
「自分よりも寿命が短い生きものを愛する」ことのさみしさといとおしさみたいなものは十分に伝わってきて、愛猫を抱きしめるしかなくなるという・・・。
7年間閉ざしていた心をヒロインとの出会いで開き、前に進めるきっかけを得るという明るいストーリー。
胸が躍るロマンスの香りを味わわせてはもらえなかったですが、二人の出会いは実はポッキルがつないでいたという運命の糸の要素も。
本作は脚本が少し弱いと感じられたのですが、ユ・スンホ君と親友役のキム・ミンソク君、書店主任役のパク・チョルミンさん、出版社の担当者役イ・エルさんがドラマを形にしていてさすがでした。
特にキム・ミンソク君は「太陽の末裔」で認知される直前。
ヘゴンがジョンヒョンの助けになったり人柄を裏付けてくれたりする役割を、彼独自の消化力で演じていてユ・スンホ君とのバランスもとれていました。
動物をメインに据えてのドラマ製作はいろんな制約があって大変だっただろうと思うのですが、本作はそれを成し遂げていました。
ポッキルは代役なしで出演しきっていたと思います。ポッキル…♡