韓国Jtbc10周年特別企画ドラマ「シーシュポス」。
主演はNetflixで配信されている「秘密の森」のチョ・スンウと、映画「コール」「#生きている」やドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」のパク・シネ。
実力ある二人を主演に据えた「シーシュポス」は、近未来との往来を描くSFサスペンス。
アクションもあり、緊迫感あふれる冒頭話に今後の展開が期待できるドラマです。
2話まで見た感想を絡めつつ、ドラマ・キャスト情報など、ネタバレなしでチェックしていきます。
作品情報
2021年韓国Jtbc10周年記念特別企画 全16話予定
演出・脚本・キャスト
演出:チン・ヒョク
- 華麗なる遺産(2009)
- シティーハンターin Seoul(2011)
- 主君の太陽(2013)
- ドクター異邦人(2014)
- 青い海の伝説(2016)
- シーシュポス:The Myth(2021)
共同演出:キム・スンホ
脚本:イ・ジェイン/チョン・チャンホ夫妻
シーシュポス:The Myth(2021)
キャスト
- チョ・スンウ(ハン・テスル Q&T会長・科学者)
- パク・シネ(カン・ソヘ)
- ホ・ジュンソク(ハン・テソン テスル兄)
- テ・インホ(エディ・キム Q&T共同代表理事)
- テ・ウォンソク(ヨ・ボンソン テスルのボディーガード)
- ソン・ドンイル(アジアマート社長)
- キム・ジョンテ(カン・ドンギ ソヘ父)
- チェ・ジョンヒョプ(ソン)
- チェ・ジョンウ(ファン・ヒョンスン 出入国第7管区取締官)他
冒頭あらすじ
フォーブスの表紙になるほど有名な科学者であり、Q&T社の会長であるハン・テスル。
テスルは、海外から空の便で韓国への帰途、航空機事故で墜落の危機に陥った機体を急きょ操縦可能な状態に修理し乗客の命を救った英雄として讃えられていた。
しかし、あの航空機事故に、亡くなったはずの兄が関係している可能性が出てきたことで調査を進めていた。
その頃、カン・ソへは、ある目的があって未来からやってきた。そのために逃走したため、出入国管理取締り局に追われていた。
予告編
3話以降のシーンも少し入っている予告編ですね。
なるほど、ソヘがこちらの世界へやってこれたのは、テスルがタイムマシンと呼べるものを将来的に発明していたからのようです。
だけれど、そのせいで命を狙われることになり、彼を守るために未来からソヘがやってきた…。
懐かしの大ヒット映画「ターミネーター」をほうふつとさせるような要素が感じられるプロットでワクワクしますね!
シーシュポスから感じた魅力
スピーディーな1話で完璧に伝わるテスルの人物像
第一話にして、主人公テスルが
- どれほど優秀な科学者であるか
- 誰を信用し
- どんなトラウマを抱え
- どういった原動力で行動力を発揮するのか
というところをストーリーの始まりとなる状況説明の中で的確に描き出されています。
恐ろしい航空機事故への対処、そして実はその事故にはある大きな原因があるのですが、すべてを網羅した見事な冒頭話となっています。
壮大なスケールを感じさせるSFサスペンス
ソヘががテスルを守るためにやってきたのは間違いなさそうですが、なぜテスルが命を狙われるのかはこれから。
陰謀・逃亡劇・頭脳戦・アクション・仲間との連携や反撃となる戦いなど、壮大なスケールの中で展開するSFサスペンスを予感させます。
今後の展開が楽しみになる「キャラクターティーザー」をここで。
もう一つ、未来にいたソヘの姿を収めたティーザー
1分以下の短いティーザーではあるのですが、未来の世界がどんな風になっているのかをソヘの姿と共にちらりと見ることができるのがこれ。
ソヘのいる未来では、バンタンのポンナルが懐メロ的な雰囲気になっていますね。
OSTを一つ
公式MVが出れば差し替えたいと思いますが、まずは一曲だけここでご紹介します。
GSoul「Stay(tempus)」
カッコイイですよね~!
電子音のアレンジが80年代のヒットサウンドを感じさせるまるで洋楽のような曲です。
ボーカルもかなり良いですね!
まとめ
皆さんも「シーシュポス」楽しんでください!
主演陣のその他の出演作
チョ・スンウの演技が冴えわたる。孤高の検事を演じた「秘密の森2」
パク・シネ初ホラー映画となった「ザ・コール」