2018年の韓国映画「僕の中のあいつ」を見ました。
元B1A4のジニョンとパク・ソンウン主演の、私の好きな魂入れ替わりもののコメディ。
本国公開時評判上々だったという本作、確かに面白かったです!
今回も私が見て感じたところを主観的に語っていきたいと思いますが、詳細なあらすじは割愛します。
作品情報
公開:韓国2018年
監督・キャスト
監督:カン・ヒョジン
ミス・ワイフ(2015)
キャスト
ジニョン(キム・ドンヒョン)
パク・ソンウン(チャン・パンス)
イ・ジュニョク(パン・マンチョル)
ラ・ミラン(ミソン)
イ・スミン(ヒョンジョン) 他
ジニョンの映画初主演作
歌もダンスもでき、作曲までできる元アイドルグループB1A4のジニョンは、あの「雲が描いた月明り」や最近ではNetflixオリジナルドラマ「初恋は初めてなので」で堅実な演技力を認められた多彩な才能の持ち主。
本作「僕の中のあいつ」がジニョンの映画初主演作となりました!
パク・ソンウンとの縁
そして、私が初めて演技者ジニョンを見たのが2013年のtvNドラマ「優雅な女」でした。
主人公となるニュースキャスター&女優夫婦の息子役でした。
ジニョンの優等生的なイメージとは違うやんちゃというかちょっと問題児的な役でした。
この時父親役だったのがパク・ソンウンさん。
あれから5年で主演として二役を演じるまでに成長したジニョンとパク・ソンウンさんの再会となりました。
冒頭あらすじ
ドンヒョンは不良グループの標的にされ、呼び出されたビルの屋上から転落。
その真下にいたこわもて会社経営社長チャン・パンスが巻き添えになった。
目覚めたパンスは自分がドンヒョンの体の持ち主となっていることに気づいた。
高校に通うしかなくなり、パンスは不良グループを黙らせそしてさらには、知るべきだった大切な事実に出会うのだった。
予告編
ここで本作のおもしろさをまとめた配給元の予告編をご紹介します。
この予告編いいですよね~!
勢いと面白さが伝わってきます(笑)
「僕の中のあいつ」の魅力
主人公は強くて優しいパンス
腕っぷしも度胸もあるパンスはコワい筋でのし上がり、経営者として実力を振るう度量の大きい男。
そんなパンスが、優しくおとなしいぽっちゃりの、しかも不良グループに標的にされているドンヒョンの体に!
展開が期待できすぎてたまらない部分でもあり、そこの描き方もフィクションならではのコミカルさが冴えていました。
この奇跡に隠されていた真実
魂が入れ替わってしまうという奇跡、しかもドンヒョンとパンスが入れ替わった“ある理由”があったことが分かってきます。
ドンヒョンになったからこそ知ることができた真実でした。
ジニョンの実力を実感
ジニョンとパク・ソンウンがダブル主演となっているのですが、全体的にジニョンの比重がとっても高くなっていました。
ドンヒョンとパンスの二役を演じ分けながら、(中身が)中年男性の恋と愛情を演じ、さらにアクションまでこなしています!
バイプレーヤーさんの力量
イキイキとした世界観を築いてくれたのは、コミカル演技と間が絶妙のバイプレーヤーさんたち!
ドンヒョンのお父さん役、ヒョンジョンのお母さん、パンスの右腕マンチョル。
ぜひこの方々の最高の演技をご覧になってもらいたいです!
僕の中のあいつ とは
魂入れ替わりストーリーの傑作がまた一つ
老若男女楽しめるファンタジックコメディ
ハマリ度
4
魂入れ替わりストーリーが描き出す、別人になってこそ初めて気付けることやできること。
本作でも、人生を変える・修正するきっかけになる出来事を経験した主人公たちの思いや行動を程よいテンポでコミカルに描いてありました。
楽しみました!おススメです!