韓国ドラマ

Netflix韓国ドラマ「初恋は初めてなので」視聴感想

初恋は初めてなので

2019年4月配信スタートしたNetflixオリジナル韓国ドラマ「初恋は初めてなので」を見ました。

韓国で放送された作品がNetflixで独占配信されるNetflixオリジナル作品とは違い、本作はNetflixのみで公開配信されたまさに完全オリジナル作品

主演はジス、チェヨン(DIA)、(元B1A4)ジニョン。

全8話と短めで、結構すいすいと見進め見終わった本作の魅力を今回も語っていきたいと思います。

初恋は初めてなので 作品情報

配信:2019.4.18~ Netflix  全8話

演出・脚本・キャスト

演出:オ・ジンソク

結婚の女神(2013)
モダン・ファーマー(2014)
ヨンパリ(2015)
猟奇的な彼女(2017)

クリエイター:チョン・ヒョンジョン

ロマンスが必要シリーズ(2011~2014)
恋愛の発見(2014)
ロマンスは別冊付録(2019)他

脚本:キム・ラン

キャスト:

ジス(テオ)
チェヨンDIA(ソンイ)
ジニョン 元B1A4(ドヒョン)
カン・テオ(フン)
チェ・リ(ガリン)

クリエイターはリアルなロマンスを描くチョン・ヒョンジョン作家

本作の魅力は等身大の大学生たちのラブストーリー。

ドラスティックなエピソードはなく、一つ一つの言動の積み重ねが展開を作っていく地に足ついた作風でした。

リアルな恋愛模様を描くことで定評のあるチョン・ヒョンジョン作家の監修があって本作の良さが高められたのかなと感じました。

チョン・ヒョンジョン作家の作品ではイ・ジョンソク主演のロマコメ「ロマンスは別冊付録」を最近見たのですが、恋模様だけでなく社会問題や出版業界の描写にもこだわった作品でした。

ロマンスは別冊付録
韓国ドラマ「ロマンスは別冊付録」視聴感想2019年tvNで放送され、NetflixオリジナルとしてNetflixで配信が始まった「ロマンスは別冊付録」を視聴しました。イ・ジョンソクとイ・ナヨン主演で出版会社のリアルを描きながら主人公のロマンスも描く作品でした。作品情報やキャスト・スタッフ、見どころなどを前半はネタバレなしでお読みいただけます。...

冒頭あらすじ

テオとソンイは幼馴染。

裕福なテオは20才を機におじいさんの遺した家をもらい一人暮らしを満喫していた。

一方ソンイはお父さんが亡くなってから家計はひっ迫しお母さんは失踪、家は競売にかけられ明け渡しとなってしまった。

新しい持ち主から家を追い出されたソンイは、運送業者のおじさんの手伝いで来ていたドヒョンと出会った。

テオの友人たちフン、ガリンそしてソンイの3人がテオの家に居候することになった。

予告編

ここでNetflixの予告編をご紹介します。

爽やかで初々しさが伝わってくる予告編になっています。

「初恋は初めてなので」の魅力

高画質

Netflix完全オリジナル作品はここのところ超高画質で製作配信されることが多いのですが、本作も画質が最高でした。

正直なところ、第1話を見始めて洗練されていない映像やカメラワークに対して画質の良さが際立ってしまい、少しちぐはぐに感じたほどでした。

とはいえ、次第にちぐはぐな感覚は消え、大学の構内の木々の緑やテオの家をはじめ高精細な画質の美しさがストーリーのリアリティと相まって来ます。

まるでそこに入り込んだかのような感覚を味わえるという大きな役割を果たしたと思います。

等身大の主人公たち

ソンイは住むところがない、ドヒョンは親の借金があるという厳しい状況ではあるのですが、足元を見ながら一歩一歩進んでいて応援したくなる二人でした。

他の3人は裕福な家庭の子女ではあるのですが、それぞれ家を出ざるを得なかった事情がありました。

特にフンとガリンは自立の道を求めて親もとを飛び出していて、生きざまとしては応援しがいがあります。

そんな彼らを助け支える形になったテオの明るさや情も欠かせませんでしたが。

恋のトキメキ

本作のリアリティはまさに恋のトキメキにこそ宿っていたと言えます

幼なじみのテオとソンイはそれぞれときめく人に出会い初めての恋をします。

韓国ドラマでは先に出会っていた人と結局結ばれるという展開が実に多いのですが、本作はどういった方向へ進むのかが気になってとてもおもしろかったです。

韓国ではナムサチン(男友達)とソムナム(ちょっと気になる男性)という呼び方があるそうです。

“ソム“のもとはsomethingから来ているようなのですがソムの関係=恋人になる可能性のある関係」という意味。

韓国には曖昧な関係を表す便利な言葉があるんですね。

このいつ告白するかというソムの状態が一番ドキドキしますよね。

初恋は初めてなので とは

初めての恋に戸惑う等身大の大学生たちを
リアルに描くラブストーリー

ハマり度は

 3 なかなか良かったです

見始めてすぐは映像の雰囲気とキャラクターの演出の濃さに少し戸惑ったのですが、3話あたりではもう世界に入り込めていました。

最終第8話のラストはここで終わるのもリアルだなという感じでしたが、続きがあってもおかしくない感じです。

ちなみに、2019.4.28現在、シーズン2の情報はありません。

フンとガリンのその後も気になるので、続編があればみたいですね〜。

ここから後半はネタバレがあります。ご注意ください。

 

ネタバレあらすじ・感想

本作を貫く個性は、彼らの人生観から一つ一つ醸し出される言動でした。

筋書きの面白さよりも、彼らが考えどう結論を出していくのかという過程をじっくり見せてくれるドラマだったのでネタバレという要素は比較的少なめとなっています。

地に足ついたドラマと感じた理由

韓国ドラマの魅力の一つは運命の恋をドラマチックに描いて見せてもらえる部分でもありますよね。

特に幼なじみや誰よりも先に出会っていた二人だったりすると、その居心地のいい関係がそもそも運命の二人だったという結論に結びつきがち。

でも本作は少し違っていました。

主人公、ソンイが惹かれたのはドヒョンでした。

ドヒョンとソンイは互いに家庭環境において理解しあえる部分がありました。

それぞれが背負っているものを理解しつつ惹かれていき、ソンイとテオの長年の歳月が決して恋愛に結び付くものでもないという現実を見せてくれました。

ドラマとしてのスパイス

地に足ついたドラマだとしつこく語っていますが、同居することになったガリンは実は超巨大財閥の唯一の相続人である深窓のお嬢様だというフィクションの塊のようなキャラクターです。

窮屈な生活を抜け出し、塾で一緒だったテオを頼りに家出してきたガリン。

ミュージカル俳優という夢を追い努力するフンをメンターに、初めてのことだらけの社会生活を楽しく生き生きと頑張っていて可愛いんです。

素直で純粋なガリンにフンもまた自信をもらい励まされている図がほっこりと暖かかったです。

ここでOSTを一曲

落ち着きがあるんだけど、心の声が歌になったようなサビのメロディーが印象的だった曲をご紹介したいと思います。

チェ・サンヨプ「初恋」

柔らかくてなめらかな歌声が素敵ですね。

さいごに

少し粗削りな感じがするドラマではあったのですが、脚本の方向性がはっきりしていてどんどん引き込まれました。

異性の幼なじみという存在のプラス・マイナスや、そんな家族のような幼なじみが恋をする姿に複雑な思いを感じる様子など一つ一つを大事に描いてあってなかなか良いドラマでした。

主演を演じた3人のうち、二人は現役の演技ドル(俳優もするアイドル)さんでした。

もしかすると、B1A4を終え事務所を変わったジニョンは作曲もし俳優もするマルチタレントさんなので、もうアイドルというくくりでは呼べないかもしれませんが。

ソンイ役のチェヨンもドヒョン役のジニョンもとても良かったですよ~!

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