2019年の韓国興行記録を塗り替えたという大ヒット映画「エクストリーム・ジョブ」。
日本でも見た方の評判は高かったですよね~。
私もようやく見たのですが、これは、わかりやすいほどのエンターテイメント映画でした!
手放しで、ほほぉーーー!とか言いながら楽しく見ました。
簡単な感想だけですが、さらっと書き残しておこうと思います。
作品情報
公開:2019年 韓国
▶︎公式サイト
監督・キャスト
監督:イ・ビョンホン
二十歳(2015)
エクストリーム・ジョブ(2019)
ドリーム(2021?) 他
キャスト
リュ・スンリョン(コ班長)
イ・ハニ(チャン刑事)
チン・ソンギュ(マ刑事)
イ・ドンフィ(ヨンホ)
コンミョン(ジェフン)
シン・ハギュン(イ・ムベ)
オ・ジョンセ(テッド・チャン)他
あらすじ
コ班長率いる麻薬捜査チームは実績を積むどころか損害を積み上げ解散間際。
大物麻薬ディーラーのムベを捕まえ一発逆転を図ろうと、ムベの子分の事務所前のチキン店で張り込むも店が廃業するという。
24時間、疑われず、時に配達で中の様子をうかがうことも可能なこの店を営業しながら張り込めるというメリットを見出したチームは店を買い取り偽装営業を開始。
だが、店が大繁盛してしまうのだった…。
予告編
もうあらすじだけでも面白そうなんですが、映画はさらにテンポも勢いもありアクションもふんだんにあって見るしかなくなりますね(笑)
エクストリーム・ジョブに感じた魅力
外れなしの実力派キャスト揃い
「7番房の奇跡」や、Netflix民は「キングダム」なんかでもおなじみの大ベテラン、リュ・スンリョン。彼の出演作はほぼほぼ外れなし。
カリスマと3枚目さのバランスが絶妙で、本作でもそのバランス感覚がチームの濃度やコミカルとシリアスの押し引きを調節していたと言えるほど。
映画「犯罪都市」で実力が大評価され、助演としてメキメキ売れてきたのがチン・ソンギュ。
そして、機動部隊のヨンホ役イ・ドンフィは、引く手あまたの大人気助演男優さんなんですよね!
遅咲きの俳優さんなんですが、ドラマよりも映画出演作の方が多く、ここ7年ほどの有名な作品には実はイ・ドンフィがどこかに出ていると言ってもいいほどなんです。
紅一点のイ・ハニさんはミスコリア出身でソウル大卒という才色兼備の女優さん。
チャン刑事のおばさん感が良いという感想を見かけたことがあったのですが、ご自身の飾らないキャラクター性と見事にマッチしていて私はさらに楽しく見ました。
チームは息もピッタリ。
その、ベテランの先輩勢の中で、天然な末っ子役が似合っていたコンミョン君もこの映画のヒットで“かわいい花イケメン”のイメージにイイ感じの泥臭さをプラスできたんじゃないかな(笑)
窓際麻薬捜査班の真価が発揮される爽快感
すべてにおいて、うまく仕事を回しながらそこそこの結果を出すということが苦手なコ班長のチーム。
でも、ツボに入るとめちゃくちゃ実力を発揮する“実はできる人たち”なのが最高なんですよね。
「エクストリーム・ジョブ」では、崖っぷちで偽装チキン店をやり、大成功してしまい本業が・・・、となったかと思えば、風が吹いて桶屋がもうかったように捜査対象にぐいぐいと迫っていく展開になります。
終盤で明かされた、コ班長のチームメンバーの能力値の高さが大いに生かされる瞬間がクライマックスにやってきます。
苦手なこともあるけれど、彼らの得意とする部分が必要な時と場合で最大限発揮できるのは視聴者を楽しませるヒーローの一大資質ですよね!
愛すべきヒーローたちの奮闘劇でした!
エクストリーム・ジョブとは
見て間違いなしのアクションエンタメ
崖っぷちの捜査チームの底力にわく
ハマリ度
4
頭を空っぽにして物語を全力で楽しむことができる、最高のアクションエンタメでした。
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