韓国ドラマ

韓国ドラマ「グッドワイフ~彼女の決断~」視聴感想

韓国版グッドワイフ

2016年tvNで放送された韓国ドラマ「グッドワイフ~彼女の決断~」。

主演はあのチョン・ドヨンとユ・ジテ、そしてユン・ゲサン。

このキャスティングで、リアルな大人のドラマとして大ヒットしたアメリカンドラマ「The Good Wilfe」をどんな風に韓国ドラマテイストでリメイクされたのか楽しみに見ました。

2017年3月に見た時の感想を交えながら本作について語っていきたいと思います。

作品情報

放送・演出・脚本・キャスト

放送:2016.7.8-8.27 全16話

韓国tvN「グッドワイフ」公式サイト

演出:イ・ジョンヒョ

ファッション70’s(2005)w/イ・ジェギュ
ロマンスが必要2(2012)w/チャン・ヨンウ
魔女の恋愛(2014)w/ユン・ジフン

脚本:ハン・サンウン

キャスト:

チョン・ドヨン(キム・ヘギョン)
ユ・ジテ(イ・テジュン)
ユン・ゲサン(ソ・ジュンウォン)
キム・ソヒョン(ソ・ミョンヒMJ代表理事)
ナナ(キム・ダン)

オリジナルに忠実な部分と韓国的な部分のバランス

オリジナルのアメリカンドラマを見ているので、設定やストーリー冒頭の映像の感じなどかなり忠実に作られているなとわかりました。

しかし司法上の職業設定などは韓国風にリメイクしてあり、3話あたりからは韓国ドラマらしい雰囲気が出始めました。

主人公の人間関係のストーリーとしてはオリジナル版のおよそ第3シーズンあたりまでを16話で描いてありました

司法エピソードはいくつかに絞られていて展開が早く、テンポの良さと複雑な心理に揺れる人間模様を面白く見られるようになっていました。

主演陣の見事な表現力

敏腕すぎるスター検事の夫がセックススキャンダルと収賄疑惑で足をすくわれて人生が一変してしまったヒロインを世界のチョン・ドヨンが演じました。

カリスマあふれ優秀だが身勝手な検事の夫をユ・ジテが演じていて、二人のシーンは複雑な心理表現などが交錯する緊迫感が迫ってきて素晴らしかったです。

冒頭あらすじ

敏腕検事イ・テジュンの妻ヘギョンは専業主婦として夫を支え二人の子供を育ててきた。
しかし、夫のスキャンダルですべては一変した。

セックススキャンダルと収賄疑惑で勾留された夫の代わりに、ヘギョンは弁護士の資格を15年ぶりに生かして働くことを決意。

司法修習生時代の同期ジュンウォンの事務所大手MJでのインターンの機会を得た。

予告編

ここで、DVD日本版公式サイトの予告編をご紹介します。

かなり詳しく本作を紹介していますね。

主人公ヘギョンが人生の岐路に立ち、様々な思いと葛藤を抱きながら一歩一歩歩んでいくことが良くわかる予告編となっています。

登場人物のカッコよさと人間味

主要登場人物のほとんどが頭脳明晰で優秀、しかもスマートでカッコいい

けれど、答えの出せない悩みやジレンマ、嫉妬や不安などを抱える悩める普通の人間たちである部分を丁寧に描いてありました

特に、主人公のヘギョンは司法試験を優秀な成績で突破し、大手法律事務所MJの代表を務めるジュンウォンに、ヘギョンは天才と言わしめるほど。

そんな彼女は敏腕検事イ・テジュンと結婚し、この15年間専業主婦として子育てをし、夫を支え続けてきた良妻。

彼女の誠実で着実な人柄がこの未曽有のスキャンダルの海を渡る姿をカッコよく見せてくれました。

韓国版「グッドワイフ」とは

夫のスキャンダルを機に自分の人生を歩みだしたヒロイン
大人がじっくり見られるストーリー

ハマり度は

 3 なかなか良い~

全体的に大人が見て満足度が高い作品だと思います。

主演陣だけじゃなく、サブキャラクターとして存在感を示したナナとキム・ソヒョンもかなり良かったです。

ただオリジナルを見ている私は、ひょうひょうとした作りなのにスリリングで毎話お仕事エピソードも絡んでくるオリジナルにどうしても軍配を上げてしまうという結果になりました。(全7シーズン良かったですよ)

それでもチョン・ドヨンをはじめ人物像をデフォルメしない演技派たちのリアルな演技が最後まで私を引き付けてくれました。

韓国ドラマ版の良さを引き立てた主演陣の演技とストーリーをぜひ堪能してもらいたいなと思います

ここから後半はネタバレがあります。ご注意ください

 

ネタバレあらすじ・感想

スキャンダルのしこり

夫が収賄疑惑での無罪を勝ち取るための裁判で協力をせざるを得ないヘギョン。

けれど、夫が他の女性を抱いていたというしこりを抱えていることに変わりはない

感情的になればなるほど許せないものの、テジュンは何か危険なものたちに罠に嵌められた可能性が否めない部分もあり、協力するしかありませんでした

身勝手な夫との決別

「家族を大事にしている、悪かった」と謝ってくるテジュン。

でも、ヘギョンの思いを汲もうとはせず、自分を支え続けてくれと懇願するだけ。

とうとう、昔部下だったダンとも肉体関係を持ったことがあったと分かってからはテジュンのどんな言葉ももう信じられない状態に。

熱く思いを伝えるジュンウォンとの時間に、本来の自分が目を覚ますヘギョンはテジュンとの離婚を決意し、ジュンウォンとの関係を築き始めることにしました。

ジュンウォンと事務所を守るヘギョン

テジュンの裁判は無罪を勝ち取り、検事に戻ったテジュンは不正の濡れ衣を払った正義のスター検事として国政への進出が期待されることに。

ただ、セックススキャンダルの汚名をカバーするためには妻ヘギョンは必須でした

ヘギョンをジュンウォンに渡せないテジュンは、ジュンウォンが趣味の野球を通じて判事に便宜を図り賄賂を贈っていた容疑を投げて捜査を始めました。

防戦に回る事務所MJと共に、夫のやり口に見事対抗して見せたヘギョンは、ジュンウォンと事務所を守り抜きました

ただ、テジュンはこの陰で、真の贈賄判事をあぶりだし、ついでに宿敵だった次長チェ検事を再起不能にするという当初の目的は達成していて政治家としてクリーンで敏腕のイメージをゲットしました。

やり手すぎるテジュン。ただ夫婦としては復縁の見込みがもう決定的になくなったエピソードでした。

ヘギョンの決断

3か月後、ヘギョンは政治家として記者会見するテジュンのそばで妻として微笑みます

ヘギョンも法曹界に復帰してわずかのうちにMJの主要をなす敏腕弁護士となり、使える人脈はすべて利用し尽くすことを身に着けていました。

妻の顔を貸してやる代わりに、ヘギョンは大物テジュンを利用する

現実的でたくましい選択をするヘギョンでした。

素敵なOST

落ち着いた大人のドラマである本作のイメージを引き立ててくれたのが感性ボーカルが心に響くこの曲でした NELLの「Breath」

さいごに

日本でもリメイクされましたね~。

「グッドワイフ」は、自立できる女性が自分の道を歩み始める力強さを見守る楽しさとがあると同時に、一筋縄ではいかない難しい選択を常に突き付けられる彼女の姿を応援したくなる物語で、リメイクされるのもわかる秀作です。

韓国版はチョン・ドヨンとユ・ジテというキャスティングがそもそも成功でした。

若干地味めではあるのですが、映画並みのリアルな緊迫感は圧巻でした。

続編が作られるならまた見たいかな(笑)

DVD日本版

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