韓国ドラマ

「憑依~殺人鬼を追え~POSSESED」Netflix韓国ドラマ 視聴感想

憑依

2019年春韓国ケーブル局OCNで放送されたオカルトクライムスリラー「憑依」が終了後すぐにNetflixで配信スタートしていたのでさっそく見ました。

主演はソン・セビョクとコ・ジュニ。

2018年にtvNで放送された「マイ・ディア・ミスター」で助演として出演していたソン・セビョクを見て名脇役枠の人じゃないか!と衝撃を受けたばかり。

早くも主演をされるということでぜひ見ようと思っていました。

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前半では本作の見どころなどをネタバレなしで、後半ではネタバレあらすじや感想など本音で語っていきたいと思います。

「憑依~殺人鬼を追え~」作品情報

放送

2019年 韓国OCN 2019.3.6.~4.25 全16話

配信:Netflix

演出・脚本・キャスト

演出

チェ・ドフン
パク・ジヒョン

脚本

パク・ヒカン

キャスト

ソン・セビョク(カン・ピルソン)
コ・ジュニ(ホン・ソジョン)
ヨン・ジョンフン(オ・スヒョク)
チョ・ハンソン(ソン・ヤンウ)
パク・サンミン(チャン・ジュンソプ)他

重要キャラは元主演級俳優さんたち

重要なキャラを演じることとなるキャストの顔ぶれを見てみると、もちろん今でも活躍はされていますが先輩クラスの主演・準主演級俳優さんたちでした。

本作では殺人鬼が生きている人間に憑依して悪の限りを尽くすのですが、その憑依先となるキャラクターは印象に残るベテラン俳優さんたちが演じられていたといえます。

冒頭あらすじ

刑事カン・ピルソンは犯人逮捕に協力してくれた女性ホン・ソジョンと出会った。

彼女は正真正銘の霊能力を持つ女性だったが、彼女と接しているうちに自分にも幽霊が見える程度の霊力があると気づいてしまった。

続発している殺人事件を調査していたピルソンは、20年前死刑執行された連続殺人犯ファン・デドゥの模倣犯ではないかとの確信を強めた。

実際に犯行を行っていたのはファン・デドゥを崇める男。

男は国内で最も霊力が強いと言われる霊媒師を探し出し、ファン・デドゥの魂を自らの体に呼び寄せることに成功、ファン・デドゥはこの世に舞い戻ったのだった。

予告編

本作の日本語字幕つき予告編はNetflixの下記ページにあります。

→Netflix憑依ページ

ここでは本国OCNの2分間予告をご紹介します。

ピルソンとソジョンの出会い、猟奇犯とファン・デドゥの関連に気づいていく様子が分かる予告編となっています。

孤独だった二人が幽霊が見えるという共通点で親しくなり信頼し合う関係になっていく様子が感じられて良い感じです。

一方で凄惨な殺人鬼が暗い影を落としている様子も良くわかる予告編となっています。

「憑依~殺人鬼を追え~」の見どころ

ソン・セビョクの秀逸な人間臭さ

ソン・セビョクの演技からは少し不器用で自信なさげな人物のリアルが伝わってくる味があります。

本作のカン・ピルソンはまさにそういう部分を持ち合わせていて、そこに純粋さや優しさ、一途さという要素が加わった魅力ある人物でした

ヒーローではないカン・ピルソンというキャラクターを演じるには確かにはまり役だったと感じました。

分かり合えるふたりの愛

まれな能力で共感しあえる二人は徐々に関係を縮めていきます。

二人が恋人未満の関係を維持しつつも愛し合っている様子が垣間見えるシーンでは、あいまいな関係が実は切実な思いの裏返しであると分かります。

明らかに美女であるはずのコ・ジュニですが、二人の関係からは人間の内面に愛が育つ様子を見せてもらえます。

世界を救う戦いへと発展

人間に憑依して悪の限りを尽くす殺人鬼の魂は、殺した相手の魂も飲み込んで強大になっていきます。

強大になればなるほど地獄の門が開きこの世界は地獄と化す。

二人はこれを食い止めるために奔走することになります。

無事世界を救えるのか、二人は幸せになれるのかがメインのストーリーラインとなっています。

憑依~殺人鬼を追え~とは

殺人鬼の魂との壮絶な戦いを描く
オカルトクライムスリラー

ハマり度

 1.5

主演の二人の演技も関係性も好きで、途中まではいい感触で見ていました。

詳細はネタバレで語りたいと思いますが、私は次第にハマれなくなってしまってこの結果です…。

私がハマれるポイントは1番にストーリーの面白さ、2番目に演技の良さ(以下割愛)だと感じています。

ドラマや映画は好みの部分などでハマリ度は変わってくると思うので、本作が面白くない!という話ではないことをご了承くださいね。

ここから後半はネタバレがあります。ご注意ください。

 

ネタバレあらすじ

8話あたりまでは展開次第でハマり度4くらいまで上がるか!と期待していました。

私が感じたマイナスポイントを語る前に、まずはストーリーがざっくりとわかるネタバレあらすじを少し語っていきますね。

殺人鬼ファン・デドゥを呼び出した男

20年前、やっとの思いでキム・ナクチョン刑事が逮捕し死刑執行となったファン・デドゥの魂を呼び出し、自分の体を差し出した男がいました。

自身も連続猟奇殺人犯の医者ソン・ヤンウ。

チョ・ハンソンが演じていたソン・ヤンウがこの物語の元凶となるのですが、デドゥにとってヤンウが用済みとなれば死んでもらいさえすればいい、ただの入れ物でしかありませんでした。

デドゥは自由に体を奪える力を持つ

自分の魂を呼び出した力のある霊媒師をも飲み込んだデドゥは、入れ物を死なせれば自由に次の体を乗っ取ればいい最強の状態でした。

ヤンウの次に憑依したのはドラッグ漬けの財閥御曹司オ・スヒョク。

自由・地位・財力・ルックスを持つスヒョクは絶好の憑依先

殺人犯たちの魂を呼び出しチンピラに憑依させ部下として使いながら自分を追ってくるピルソンやソジョンを振り回しました。

ファン・デドゥの憑依キャラを演じた方々

左からチョ・ハンソン、ヨン・ジョンフン、パク・サンミンでした。

ファン・デドゥを誰よりも知る刑事を招魂

デドゥの殺人ゲームを食い止めるために、ピルソンは苦肉の策としてデドゥを逮捕したキム・ナクチョン刑事の魂を呼び出し自分の体を使ってもらうという荒業に出ました。

この時にはソジョンは愛するピルソンとの将来を捨てて、神だけに仕える霊媒師としての道を選択していました。

デドゥの後手後手に回る辛い二人

デドゥはすでに手ごわい相手となり、ナクチョン刑事ですら手に負えない存在となっていました。

なんとか倒せそうだったものの、デドゥはオ・スヒョクの体を捨てて別の体へと移ってしまいました。

なすすべない二人

ナクチョン刑事があえなく敗北し、打てる手を失った二人。

スヒョクの下で働いていたジュンソプに憑依しどんどん悪鬼と化すデドゥを止める方法は見つからない。

自分を止めたいならピルソンの手でソジョンを殺せというデドゥの条件はいくらなんでも呑めない。

努力もむなしく、二人の関係者がデドゥに狙われなすすべなく命が奪われていきました

ついにソジョンは自ら命を差し出すことを懇願しピルソンに手を下してもらいました

結末は

ソジョンの命をピルソンが奪えばだれも殺さないと約束していたデドゥ。

しかしそんな約束極悪人が守るはずもなく…。

デドゥに飲み込まれたソジョンがデドゥの動きを何とかひと時封じ、塩分の多い海の真ん中ならデドゥを倒せるかもしれないと言っていたソジョンの言葉を信じてピルソンは海に出ました。

ジュンソプを殺害し、飛び出したデドゥはピルソンに憑依。

ピルソンは海中に身を投げ、憑依する体もなく海中で消滅していったデドゥ。

犠牲を積み重ねようやく殺人鬼の魂を倒すことに成功したラストでした。

感想 (辛口)

ここからは、私がハマり度をあげられなかったマイナスポイントを大まかに3点挙げて語りたいと思います。

少し厳しい表現もありますので、不愉快に思われる方はここまででお願いします。

1.ピルソンに憑依したナクチョン刑事の没魅力

8話でピルソンはやむなくデドゥに精通したナクチョン刑事の魂を自身の体に呼び込みます。

実は、8話くらいまでは良い感じだ!と思って見ていました。

でもピルソンが存在を消しナクチョン刑事になって、ピルソンのキャラクターの魅力が消えました。

ナクチョン刑事のキャラクター自体がそもそも魅力薄だったのかソン・セビョクが実は「器用なカリスマ系のキャラクターが苦手だった」のか…。

もしかして、ソジョンとのロマンスの展開が立ち消えたからかも??

2.シンクロ率ゼロのパク・サンミンのデドゥ

ゼロはちょっと言い過ぎました、ごめんなさい。

でも、パク・サンミン‥‥、なんでやねん!と突っ込みたくなる演技…。

ファン・デドゥが憑依していながらデドゥの存在まるで感じられず!?

デドゥの俳優さんの演技事前に見た?無視?

勝手に一人で大ボス気取りにしか見えない演技に、なぜ演出はダメ出ししなかったんだ!!!とお茶の間でほざいてます。

そもそも、なんでジュンソプの体を選ぶ設定になった?費用の問題?

3.勝てる見込みのないしんどさ

ファン・デドゥの存在を知っているのはピルソンとソジョン二人。(厳密にいえばもう一人いるんですけども)

この二人が頑張らないとデドゥは止められないのですが、大切な人を無残に殺されてゆき、無力感と絶望感に苛まれ、もうかなわないと悟ってしまうんです。

最終的に、ラストでピルソンが命と引き換えにデドゥを倒した地点で関連人物たちは一人を残してすべて死亡という壮絶な状況でした

何とか善が勝利をおさめたとはいえ、守りたかった人たちすべてを失ったあとゆえに達成感は薄かったといえます。

しかし、普通の男がやるしかない戦いに挑んだ壮絶さという部分に注目すればよく頑張った!と言えるリアルさがありました。

OSTを一曲

OST曲、良かったです。印象に残っているのはこの曲

ソジョン(LADIS’CODE)「Serching Me」

独特のハスキーボイスを持つボーカルで絞るように歌う高音部分がとても印象的でカッコいいです!

さいごに

ファン・デドゥとの戦いは厳しいものでした。

敵が強すぎた、という言い方はしたくないのですが、主人公二人は霊能力はあっても基本普通のひとたちでした。

ついにデドゥを倒したけれど大事な人たちを守れなかったために達成感は薄く、世界を救ったけれど人知れず消えて行った悲しさも…

リアルと言えばリアルでしたが。

いろいろ言ってきましたが、ソン・セビョクの演じる不器用で朴訥なキャラクターピルソンは味があり、ソジョンを通して愛おしくすら感じました。

ソン・セビョクはこれからも注目したい俳優さんであることには間違いありません。

今回は少し長い記事となりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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